5 / 11
皇太子は娶りたい5✳
しおりを挟む
突然の婚約者候補の発表に会場がざわつく。
それを聞いて二人で驚きの声を上げるがカルは俺とは明らかに違う驚きぶりをしていた。
「陛下!候補って何ですか⁉候補って!婚約者って話でしたよね⁉」
オイ、そんな話聞いてないぞ。
「あらぁ、フィリエルちゃんのドレスを台無しにしたのは誰ぇ?正座だけで許されたと思ってたの?」
あぁ、皇妃様怒ってらっしゃる。余程楽しみにしてたんだろう、前を見据えてにこやかにカルを責めている。
「唯一と付けてやっただろう。これに懲りて行動を改めろ」
ぐっと悔しそうに唇を噛みしめているが自分がやらかしてしまったのでそれ以上は何も言い返せないでいる。まあ、自業自得だな。
それよりもまた俺に承諾無しで婚約者候補にされたのはいささか納得がいかない。親同士が決めるのは王族や貴族では当たり前なので何とも思わないが俺に隠すのはいただけない。断ると思われてたんだろうけど。
互いに納得できない顔を内面に隠しファーストダンスを踊る為にホールの中心へ足を進める。
音楽が始まり向き合い礼をして踊り始める。小さい頃から一緒にレッスンをしてきていたが公の場で踊るのはこれが初めてだ。
カルは立太子の時にしたデビュタントでワガママを言って踊っていない。今回初めて婚約者候補と踊るという意味を貴族達が「相手のデビュタントまでファーストダンスはとっておいた」と認識するのは確実だ。
まあカルの場合は実際そうなんだが。
互いに慈しむような表情(母親仕込み)でゆったりと踊りながら文句を言う。
「俺また聞いてないけど?」
「・・・だって言ったら断るだろ」
「うん・・・まあ、、、」
「生理きたのだってまだ受け入れてないだろ。ずっと男として育ってきたからその気持ちは分かるけど俺はフィリが男のままでも娶る気だったから」
そんな切なそうな顔するなよ。顔が赤くなるじゃないか。
「駄目、そんな顔しないで!他の令息らに見せたくない」
踊っているにも関わらず隠すように俺の顔を胸に押しあて頭に口づけを落とす。周りから興奮と嫉妬の叫びが聞こえる。
「ちょっ、カルっ恥ずかしい!」
「あー、もっと見せたくない顔になった。どうにかして」
「どうにかできるかっ!お前がそんな事しなきゃよかっただろ!」
音楽が終わってもカルは俺を抱きしめ続けこれはマズいと胸を叩きやっとの思いでその腕から抜け出し周りに礼をして戻る。戻る時まで俺を周りから隠しながら歩くものだから陛下や皇妃様が呆れた顔をしている。それを横目に二人はホールへ降りて行き踊りだす。おしどり夫婦として有名な二人の踊りはとても優雅で見ていてほっこりする。
皇帝夫婦が戻ってくると公爵から挨拶が始まる。俺は皇太子が座る椅子の脇に微笑みをたたえながら立ち話しかけられた時だけ対応する。
今回は皇太子の誕生日パーティーという事で娘を婚約者にと張り切って連れて来ていた貴族が多く先ほど唯一の婚約者候補と紹介されたにも関わらず売り込む者が後をたたなかったがそれが気に食わなかったのかカルの機嫌がみるみる悪くなる。
(ひぃ~これ以上機嫌が悪くなると退出しかねないっ)
「でっ殿下、落ち着いて」
「・・・殿下ぁ?」
いや、公的な場だから!
「・・・・・・カル」
「フィリ・・・」
おいおい、いつも表情筋が死んでる顔して貴族達に接してるのに俺に蕩けた表情見せてるから挨拶に来た貴族がアホ面して唖然としてるぞ!でも機嫌が良くなったみたいだからいいか。
なんとか挨拶が終わりホールでダンスが始まる。俺とカルは俺の両親の元へ行く。もちろんジト目をして。
「フィリエル、淑女なんだからそんな顔をしては駄目じゃない!」
「そんな顔をさせてるのはそっちだけどな」
「こらっ、言葉遣い!」
「・・・・・・」
気まずいのか父がゴホンと咳をし
「まあなんだ、そういう事だ」
母や兄も頷いている。
「何でいつも蚊帳の外なんだ!」
「逃げようとするからだ」
「ぐっ・・・」
バレてる。
「逃げる気だったの?」
そんな目で見るな。覚悟が出来てないだけだから!
「まあまあ、フィリエルもこうなったらどうしようもないんだから文句言うなよ」
「俺に相談もないのが気に食わないだけだ」
プイッと顔を背けると抱き寄せられ頭上で頬をぐりぐりされ後はフィリが決めるだけだからと囁かれる。遠巻きに見ていた令嬢の黄色い声が聞こえる。がっつり見られたみたいだ。
本当か?他にも隠してることあるんじゃないか?まあ俺が決めなきゃいけないのはそうだからなぁ。
「あなた達そろそろ他の人とも話しなさい。側近候補も来てるのよ」
そうだ、今までカルが嫌がって俺しかいなかったけど仕事も多くなるから優秀な人材を見つけないと。
「そうだ、今から探しておかないと」
「フィリがいるじゃん」
「俺婚約者候補だけど?いつまでも仕事の手伝いは出来ないだろ。それとも婚約者やめる?」
「!!それは嫌だ」
「じゃあ行こう。ほら!」
全く乗り気ではないカルを引っ張っていく。途端に令嬢に取り囲まれて誕生日のお祝いとアピールの嵐に巻き込まれる。誰一人婚約の祝いはしていない。
女怖ぇ~。なんか香水が混じって臭いしキツ・・・カルは・・・俺より死にそうな顔してる!!あんな顔してるのに何故みんな気づかない⁉
「殿下、そろそろ・・・」
「殿下ぁ?」
またこのパターンかよ。
「カルご令息達の所へ行かないと」
「そうだな。祝いの言葉ありがとう。では」
優雅に挨拶をし離れるがカルには頬を染め俺には鋭い目を見せている。特に前から婚約者の座を狙っていた公爵・侯爵令嬢が凄かった。
その後令息達が集まっている所に何ヶ所か行くがただただ抱き寄せるのが強くなっていくだけだった。まあその中でも数人目星がついたし良しとするか。
なんとか無事に誕生日パーティーも終わり部屋に戻ってドレスを脱ぐはずでした。
「んぐっ・・・はあ・・・カルっドレスまだ脱いでないっ」
部屋に入るなり激しく口の中を吸われ慌てて止める。口を離したカルの唇にリップの色が付いている。
「令嬢の姿で犯したい」
「駄目だって!また皇妃様に怒られるから!」
「むっ」
さすがにこれ以上怒らせて婚約が無しになるのが嫌だったのか渋々普通に脱がせてくる。コルセットを外した時の開放感はたまらない。
全て脱ぎガウンを着て今度はカルの衣装を脱がせていく。上半身を脱がせ終わりベルトに手をかけようとしたらズボンの膨らみに目がいく。
「カルお前・・・」
もう素知らぬふりして下ろすしかない。口でしてくれるのって顔で見られてもするか!
乱暴に脱がせガウンを投げる。不満そうに羽織り浴室へ行きカルに抱きかかえられるような状態で湯浴みする。
浴槽は二人入っても余裕があるものでこれまたカルのワガママを聞き入れられた代物になっている。互いの髪や体を洗いゆったりと湯船で今日の疲れを落とす・・・おと・・・落とせない!
「こらっ、やめっ・・・んっ」
後ろから伸びた手は俺自身を包み込み揉みしだかれもう片方の手で胸の突起を跳ね上げる。既に熱り立っているカルのそれは俺の腰に付けられわずかに擦っているのが分かる。
二人で入るには余裕がある浴槽とはいえカルに抱えられている為動けず気持ち良さを逃がす為に腰が浮いてしまう。
「やだカルこんなとこでっ」
「フィリこっち向いて」
涙目で振り返るとぐっと喉を鳴らし何かに耐えた後啄むように口づけをしてくる。下半身を弄られているのもあってもどかしくつい自分からカルの唇を貪ってしまう。少し驚いた顔をしたが嬉しそうに音を立てながら同じ熱量で舌を絡ませてくる。その行為がとても気持ち良くて自身の昂ぶりが増していく。
「やあ・・・カルの手気持ち良い・・・んっ・・・イっちゃいそう・・・!」
増々腰を浮かせ耐える俺の腰を持ち上げ立たせ浴槽の縁に手をつかされた状態で後ろから勢いよく擦られ呆気なくイってしまう。
「まだこのままの態勢でいて」
イったばかりの体は耳元で囁かれた声だけでも快感をもたらしてしまう。足に力が入らない。見かねたのか腹に腕を回し抱えた状態で俺の精を受け止めた手を襞に持っていき塗りつける。
「んんっ・・・あっ・・・」
昨夜解され散々受け入れたそこは簡単に指を受け入れあまつさえ嬉しそうにきゅうきゅうと締めつける。
俺の精で滑りがよくなっている指が内壁を擦りその度に腰が跳ね上がってしまう。
「フィリもう入れたい」
余裕がないのか指を抜き残りの精液を怒張に塗り込み襞へとあてがう。ぬちぬちと入口を擦るいやらしい音が浴室に響き羞恥と興奮で襞がヒクヒクしてしまいフィリいやらしいと言われると同時にずぷりと中へ侵入してくる。昨日の快感を覚えているそこは奥へと誘うように蠢いて締めつける。
「・・・ハア・・・フィリの中気持ちイイ・・・」
後ろから抱きしめ体を背中に密着させ発する声は顔を見なくても分かるくらい艶のある響きを出している。その状態で浅く抽送を繰り返していると昨日早々にイってしまった部分にゴリッとあたり腰がビクッとなってしまう。
「そこっ!すぐイっちゃうからぁ・・・!ああんっ!」
数回擦っただけで吐精してしまい肩で息をする。
「ふふっ、こっちでイったのに中もうねっていたの気づいてる?」
「へっ?・・・・・・ああっ!」
言われた事を理解する前に腰を尻に打ちつけられる。座位でやった時のように深く何度も穿かれ奥で喜びを感じて腰が動いてしまう。
「んっ・・・腰動いてるよ。気持ちいいね。じゃあこれはどう?」
「ひあっ!グラインドやめてっ!ナカが掻き回されて・・・んんっ!」
最奥の壁全体を擦られ一瞬で登りつめてしまう。先ほどからの快感に喘ぐ口端からは飲み込めない涎が顎を伝い湯船に落ちる。
カルの動きがヤバい・・・それに突かれる度にカルの大きいのが奥まできて気持ちいい・・・こんなに快感を覚えちゃったら拒めなくなる・・・!
震える体と腰を支えられ限界がきたのか激しい律動を繰り返し詰まる声と同時に奥へ欲情を吐き出す。注がれた温かさに身震いし一気に力が抜けてしまい湯船へと体が落ちてしまう。
「もうだめぇ・・・」
そのまま気を失ってしまい気づくとベッドでカルに抱きしめられながら寝ていた。
カルの寝息を聞きながら二日連続で流された不甲斐なさに落ち込んでしまい次は拒もうと心に決めるも実行できるくらい俺は強くなかった。
それを聞いて二人で驚きの声を上げるがカルは俺とは明らかに違う驚きぶりをしていた。
「陛下!候補って何ですか⁉候補って!婚約者って話でしたよね⁉」
オイ、そんな話聞いてないぞ。
「あらぁ、フィリエルちゃんのドレスを台無しにしたのは誰ぇ?正座だけで許されたと思ってたの?」
あぁ、皇妃様怒ってらっしゃる。余程楽しみにしてたんだろう、前を見据えてにこやかにカルを責めている。
「唯一と付けてやっただろう。これに懲りて行動を改めろ」
ぐっと悔しそうに唇を噛みしめているが自分がやらかしてしまったのでそれ以上は何も言い返せないでいる。まあ、自業自得だな。
それよりもまた俺に承諾無しで婚約者候補にされたのはいささか納得がいかない。親同士が決めるのは王族や貴族では当たり前なので何とも思わないが俺に隠すのはいただけない。断ると思われてたんだろうけど。
互いに納得できない顔を内面に隠しファーストダンスを踊る為にホールの中心へ足を進める。
音楽が始まり向き合い礼をして踊り始める。小さい頃から一緒にレッスンをしてきていたが公の場で踊るのはこれが初めてだ。
カルは立太子の時にしたデビュタントでワガママを言って踊っていない。今回初めて婚約者候補と踊るという意味を貴族達が「相手のデビュタントまでファーストダンスはとっておいた」と認識するのは確実だ。
まあカルの場合は実際そうなんだが。
互いに慈しむような表情(母親仕込み)でゆったりと踊りながら文句を言う。
「俺また聞いてないけど?」
「・・・だって言ったら断るだろ」
「うん・・・まあ、、、」
「生理きたのだってまだ受け入れてないだろ。ずっと男として育ってきたからその気持ちは分かるけど俺はフィリが男のままでも娶る気だったから」
そんな切なそうな顔するなよ。顔が赤くなるじゃないか。
「駄目、そんな顔しないで!他の令息らに見せたくない」
踊っているにも関わらず隠すように俺の顔を胸に押しあて頭に口づけを落とす。周りから興奮と嫉妬の叫びが聞こえる。
「ちょっ、カルっ恥ずかしい!」
「あー、もっと見せたくない顔になった。どうにかして」
「どうにかできるかっ!お前がそんな事しなきゃよかっただろ!」
音楽が終わってもカルは俺を抱きしめ続けこれはマズいと胸を叩きやっとの思いでその腕から抜け出し周りに礼をして戻る。戻る時まで俺を周りから隠しながら歩くものだから陛下や皇妃様が呆れた顔をしている。それを横目に二人はホールへ降りて行き踊りだす。おしどり夫婦として有名な二人の踊りはとても優雅で見ていてほっこりする。
皇帝夫婦が戻ってくると公爵から挨拶が始まる。俺は皇太子が座る椅子の脇に微笑みをたたえながら立ち話しかけられた時だけ対応する。
今回は皇太子の誕生日パーティーという事で娘を婚約者にと張り切って連れて来ていた貴族が多く先ほど唯一の婚約者候補と紹介されたにも関わらず売り込む者が後をたたなかったがそれが気に食わなかったのかカルの機嫌がみるみる悪くなる。
(ひぃ~これ以上機嫌が悪くなると退出しかねないっ)
「でっ殿下、落ち着いて」
「・・・殿下ぁ?」
いや、公的な場だから!
「・・・・・・カル」
「フィリ・・・」
おいおい、いつも表情筋が死んでる顔して貴族達に接してるのに俺に蕩けた表情見せてるから挨拶に来た貴族がアホ面して唖然としてるぞ!でも機嫌が良くなったみたいだからいいか。
なんとか挨拶が終わりホールでダンスが始まる。俺とカルは俺の両親の元へ行く。もちろんジト目をして。
「フィリエル、淑女なんだからそんな顔をしては駄目じゃない!」
「そんな顔をさせてるのはそっちだけどな」
「こらっ、言葉遣い!」
「・・・・・・」
気まずいのか父がゴホンと咳をし
「まあなんだ、そういう事だ」
母や兄も頷いている。
「何でいつも蚊帳の外なんだ!」
「逃げようとするからだ」
「ぐっ・・・」
バレてる。
「逃げる気だったの?」
そんな目で見るな。覚悟が出来てないだけだから!
「まあまあ、フィリエルもこうなったらどうしようもないんだから文句言うなよ」
「俺に相談もないのが気に食わないだけだ」
プイッと顔を背けると抱き寄せられ頭上で頬をぐりぐりされ後はフィリが決めるだけだからと囁かれる。遠巻きに見ていた令嬢の黄色い声が聞こえる。がっつり見られたみたいだ。
本当か?他にも隠してることあるんじゃないか?まあ俺が決めなきゃいけないのはそうだからなぁ。
「あなた達そろそろ他の人とも話しなさい。側近候補も来てるのよ」
そうだ、今までカルが嫌がって俺しかいなかったけど仕事も多くなるから優秀な人材を見つけないと。
「そうだ、今から探しておかないと」
「フィリがいるじゃん」
「俺婚約者候補だけど?いつまでも仕事の手伝いは出来ないだろ。それとも婚約者やめる?」
「!!それは嫌だ」
「じゃあ行こう。ほら!」
全く乗り気ではないカルを引っ張っていく。途端に令嬢に取り囲まれて誕生日のお祝いとアピールの嵐に巻き込まれる。誰一人婚約の祝いはしていない。
女怖ぇ~。なんか香水が混じって臭いしキツ・・・カルは・・・俺より死にそうな顔してる!!あんな顔してるのに何故みんな気づかない⁉
「殿下、そろそろ・・・」
「殿下ぁ?」
またこのパターンかよ。
「カルご令息達の所へ行かないと」
「そうだな。祝いの言葉ありがとう。では」
優雅に挨拶をし離れるがカルには頬を染め俺には鋭い目を見せている。特に前から婚約者の座を狙っていた公爵・侯爵令嬢が凄かった。
その後令息達が集まっている所に何ヶ所か行くがただただ抱き寄せるのが強くなっていくだけだった。まあその中でも数人目星がついたし良しとするか。
なんとか無事に誕生日パーティーも終わり部屋に戻ってドレスを脱ぐはずでした。
「んぐっ・・・はあ・・・カルっドレスまだ脱いでないっ」
部屋に入るなり激しく口の中を吸われ慌てて止める。口を離したカルの唇にリップの色が付いている。
「令嬢の姿で犯したい」
「駄目だって!また皇妃様に怒られるから!」
「むっ」
さすがにこれ以上怒らせて婚約が無しになるのが嫌だったのか渋々普通に脱がせてくる。コルセットを外した時の開放感はたまらない。
全て脱ぎガウンを着て今度はカルの衣装を脱がせていく。上半身を脱がせ終わりベルトに手をかけようとしたらズボンの膨らみに目がいく。
「カルお前・・・」
もう素知らぬふりして下ろすしかない。口でしてくれるのって顔で見られてもするか!
乱暴に脱がせガウンを投げる。不満そうに羽織り浴室へ行きカルに抱きかかえられるような状態で湯浴みする。
浴槽は二人入っても余裕があるものでこれまたカルのワガママを聞き入れられた代物になっている。互いの髪や体を洗いゆったりと湯船で今日の疲れを落とす・・・おと・・・落とせない!
「こらっ、やめっ・・・んっ」
後ろから伸びた手は俺自身を包み込み揉みしだかれもう片方の手で胸の突起を跳ね上げる。既に熱り立っているカルのそれは俺の腰に付けられわずかに擦っているのが分かる。
二人で入るには余裕がある浴槽とはいえカルに抱えられている為動けず気持ち良さを逃がす為に腰が浮いてしまう。
「やだカルこんなとこでっ」
「フィリこっち向いて」
涙目で振り返るとぐっと喉を鳴らし何かに耐えた後啄むように口づけをしてくる。下半身を弄られているのもあってもどかしくつい自分からカルの唇を貪ってしまう。少し驚いた顔をしたが嬉しそうに音を立てながら同じ熱量で舌を絡ませてくる。その行為がとても気持ち良くて自身の昂ぶりが増していく。
「やあ・・・カルの手気持ち良い・・・んっ・・・イっちゃいそう・・・!」
増々腰を浮かせ耐える俺の腰を持ち上げ立たせ浴槽の縁に手をつかされた状態で後ろから勢いよく擦られ呆気なくイってしまう。
「まだこのままの態勢でいて」
イったばかりの体は耳元で囁かれた声だけでも快感をもたらしてしまう。足に力が入らない。見かねたのか腹に腕を回し抱えた状態で俺の精を受け止めた手を襞に持っていき塗りつける。
「んんっ・・・あっ・・・」
昨夜解され散々受け入れたそこは簡単に指を受け入れあまつさえ嬉しそうにきゅうきゅうと締めつける。
俺の精で滑りがよくなっている指が内壁を擦りその度に腰が跳ね上がってしまう。
「フィリもう入れたい」
余裕がないのか指を抜き残りの精液を怒張に塗り込み襞へとあてがう。ぬちぬちと入口を擦るいやらしい音が浴室に響き羞恥と興奮で襞がヒクヒクしてしまいフィリいやらしいと言われると同時にずぷりと中へ侵入してくる。昨日の快感を覚えているそこは奥へと誘うように蠢いて締めつける。
「・・・ハア・・・フィリの中気持ちイイ・・・」
後ろから抱きしめ体を背中に密着させ発する声は顔を見なくても分かるくらい艶のある響きを出している。その状態で浅く抽送を繰り返していると昨日早々にイってしまった部分にゴリッとあたり腰がビクッとなってしまう。
「そこっ!すぐイっちゃうからぁ・・・!ああんっ!」
数回擦っただけで吐精してしまい肩で息をする。
「ふふっ、こっちでイったのに中もうねっていたの気づいてる?」
「へっ?・・・・・・ああっ!」
言われた事を理解する前に腰を尻に打ちつけられる。座位でやった時のように深く何度も穿かれ奥で喜びを感じて腰が動いてしまう。
「んっ・・・腰動いてるよ。気持ちいいね。じゃあこれはどう?」
「ひあっ!グラインドやめてっ!ナカが掻き回されて・・・んんっ!」
最奥の壁全体を擦られ一瞬で登りつめてしまう。先ほどからの快感に喘ぐ口端からは飲み込めない涎が顎を伝い湯船に落ちる。
カルの動きがヤバい・・・それに突かれる度にカルの大きいのが奥まできて気持ちいい・・・こんなに快感を覚えちゃったら拒めなくなる・・・!
震える体と腰を支えられ限界がきたのか激しい律動を繰り返し詰まる声と同時に奥へ欲情を吐き出す。注がれた温かさに身震いし一気に力が抜けてしまい湯船へと体が落ちてしまう。
「もうだめぇ・・・」
そのまま気を失ってしまい気づくとベッドでカルに抱きしめられながら寝ていた。
カルの寝息を聞きながら二日連続で流された不甲斐なさに落ち込んでしまい次は拒もうと心に決めるも実行できるくらい俺は強くなかった。
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる