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第十一章 露顕と三日夜の餅
12.西の対屋の改装
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それから義光が淡香花を連れてきたと言って部屋に来て居座り、左衛門督様と参議様が「月子姫のお屋敷に良いものがあるって主上からお聞きして、どのようなものか観に来ました」とか言って加わった。
せっかく元信様が早く帰ってきてくれたのに、二人きりになりたい!!
というあたしのやきもきする気持ちにもお構いなしに、皆ちゃっかり夕食まで一緒に食べて、やっと帰っていったのは夜も更けてからだった。
「初日から、忙しいですね、香織」
やっと二人になって、元信様はあたしの髪を優しく撫でて労ってくれる。
「皆様が、香織のことをまったく諦めて居られないのは、嫌というほどよく判りました。
虎視眈々という感じですね」
二人で顔を見合わせ、ははは、と乾いた笑いを漏らす。
「でも、以前のような焦りとか不安がなくなりました。
貴女の夫はこの私だと、自信がついたのだと思います」
あたしを抱きしめ、唇にキスした。
「今日、西の対屋で東宮様方と何をしておいででしたの?」
「ああ…あれはですね」
元信様の話を聞いてあまりに驚いて、しばらく口が利けなかった。
元信様は何と、西の対屋をまるごとゲストハウスにしようと考えているらしい。
工事の人が大量に入っているのは、個室っぽいベッドルームを作っているんだって。
「泊まれるようにしちゃったら…皆様、本当に帰らなくなりますわよ」
あたしが開いた口がふさがらなくなっちゃっているのを見て、元信様は笑いだす。
「そうですね…でも、私と香織はここで寝むのですしね。
香織は、北の方ですが北の対屋には部屋は持たず、ずっと母屋で私と一緒に暮らしてほしいと思っています」
「まあ、要するに、私は西の対屋に皆様が泊まれるようにして、夫である自分は妻の貴女とふたり母屋で寝むという特権を見せびらかしたいと考えているわけです、よ」
と言ってあたしを抱きしめる。
うわ、結構、性格悪いなあ…
あたしは内心苦笑する。
全然負けてないねぇ他の公達に。
「香織…一日、我慢しているのがつらかった…」
頬にキスし、耳、首筋と舌を這わせる。
「香織…俺だけの…香織」
性急に腰の紐を解いて、袿や裳をはだけ、乳房に口づける。
あたしの息が上がって声が漏れるのを、愛しそうに眺め「香織、好きだよ…」と耳元で囁いた。
そうして、無事に二日目も過ぎた。
せっかく元信様が早く帰ってきてくれたのに、二人きりになりたい!!
というあたしのやきもきする気持ちにもお構いなしに、皆ちゃっかり夕食まで一緒に食べて、やっと帰っていったのは夜も更けてからだった。
「初日から、忙しいですね、香織」
やっと二人になって、元信様はあたしの髪を優しく撫でて労ってくれる。
「皆様が、香織のことをまったく諦めて居られないのは、嫌というほどよく判りました。
虎視眈々という感じですね」
二人で顔を見合わせ、ははは、と乾いた笑いを漏らす。
「でも、以前のような焦りとか不安がなくなりました。
貴女の夫はこの私だと、自信がついたのだと思います」
あたしを抱きしめ、唇にキスした。
「今日、西の対屋で東宮様方と何をしておいででしたの?」
「ああ…あれはですね」
元信様の話を聞いてあまりに驚いて、しばらく口が利けなかった。
元信様は何と、西の対屋をまるごとゲストハウスにしようと考えているらしい。
工事の人が大量に入っているのは、個室っぽいベッドルームを作っているんだって。
「泊まれるようにしちゃったら…皆様、本当に帰らなくなりますわよ」
あたしが開いた口がふさがらなくなっちゃっているのを見て、元信様は笑いだす。
「そうですね…でも、私と香織はここで寝むのですしね。
香織は、北の方ですが北の対屋には部屋は持たず、ずっと母屋で私と一緒に暮らしてほしいと思っています」
「まあ、要するに、私は西の対屋に皆様が泊まれるようにして、夫である自分は妻の貴女とふたり母屋で寝むという特権を見せびらかしたいと考えているわけです、よ」
と言ってあたしを抱きしめる。
うわ、結構、性格悪いなあ…
あたしは内心苦笑する。
全然負けてないねぇ他の公達に。
「香織…一日、我慢しているのがつらかった…」
頬にキスし、耳、首筋と舌を這わせる。
「香織…俺だけの…香織」
性急に腰の紐を解いて、袿や裳をはだけ、乳房に口づける。
あたしの息が上がって声が漏れるのを、愛しそうに眺め「香織、好きだよ…」と耳元で囁いた。
そうして、無事に二日目も過ぎた。
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