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第十一章 露顕と三日夜の餅
13.楽しい計画
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次の日の朝は、あたしも頑張って元信様と一緒に起きようとしたのだけど、元信様に押しとどめられてまた寝かされてしまった。
「まだ寝ていてください、疲れたでしょう。
夢中になってしまって、香織の疲労も考えずに離さなかったから…」
あたしは赤くなって手で顔を覆った。
昨夜は一昨日のような痛みがなかったから、ずっと元信様の求めに応じていて、最後気を失うみたいに寝ちゃったんだ…
「素敵でしたよ。
後ほどまた、文を送ります」
と囁いて、顔を隠しているあたしの手を優しく外し、唇にキスした。
「今日も早く戻ります。
今夜は少し忙しくなるかもしれませんから、ゆっくり休んでおいてください」
そう言って御帳台を出て行った。
あたしは申し訳ないと思いながらも、暁闇に鳴く鳥の声を聴きながらまた眠ってしまった。
何だか外がバタバタする音で目を覚ます。
起き上がると、すぐに命婦さんが入ってきた。
「姫様、おはようございます。
起こしてしまって申し訳ありません。
太政大臣家からのお使いが参りまして…」
「何かあったの?」
あたしは命婦さんに着替えさせてもらいながら訊く。
「いえいえ、姫様に直接は関係ありませんわ。
今夜の準備でございます」
今夜の、準備…?
何だろう、今日なにかあったっけ?
「お殿様と…他の方々、主上からもお文が届いております。
内侍から話は聞いて居りましたが…毎日毎日、本当に凄いんですのね。
物語の世界が本当にここにあるのだと、夢のようでございます」
頬を赤らめてうつむく。
なんか可愛いな。
縫姫と言い、宮中の女御様更衣様たちと言い、女性はいつの時代も恋物語が好きだね…
あたしも平成日本で女子高校生だった頃は、ベッタベタのラブストーリー大好きだったよ。
ラノベとか漫画とか、よく買って読んでた。
あたしにはその感想を話したり、映画を一緒に観たりする友達がいなかったから、いつもひとり妄想するだけだった。
自分が可哀相になるくらい、寂しい青春だった。
そうだな、西の対屋の改装が終わったら、女子会やろう。
二の姫や縫姫。
主上に許可貰って、女御様や更衣様も招こう。
女房さん達も一緒に、おしゃべりできると良いな。
たくさん甘いお菓子を作って、アフタヌーンティーと洒落こもう。
ふふ、楽しみ。
家の中のドタバタはなかなか治まらない。
あたしは落ち着かない気持ちで朝ごはんを食べ、部屋の外に出てみた。
「まだ寝ていてください、疲れたでしょう。
夢中になってしまって、香織の疲労も考えずに離さなかったから…」
あたしは赤くなって手で顔を覆った。
昨夜は一昨日のような痛みがなかったから、ずっと元信様の求めに応じていて、最後気を失うみたいに寝ちゃったんだ…
「素敵でしたよ。
後ほどまた、文を送ります」
と囁いて、顔を隠しているあたしの手を優しく外し、唇にキスした。
「今日も早く戻ります。
今夜は少し忙しくなるかもしれませんから、ゆっくり休んでおいてください」
そう言って御帳台を出て行った。
あたしは申し訳ないと思いながらも、暁闇に鳴く鳥の声を聴きながらまた眠ってしまった。
何だか外がバタバタする音で目を覚ます。
起き上がると、すぐに命婦さんが入ってきた。
「姫様、おはようございます。
起こしてしまって申し訳ありません。
太政大臣家からのお使いが参りまして…」
「何かあったの?」
あたしは命婦さんに着替えさせてもらいながら訊く。
「いえいえ、姫様に直接は関係ありませんわ。
今夜の準備でございます」
今夜の、準備…?
何だろう、今日なにかあったっけ?
「お殿様と…他の方々、主上からもお文が届いております。
内侍から話は聞いて居りましたが…毎日毎日、本当に凄いんですのね。
物語の世界が本当にここにあるのだと、夢のようでございます」
頬を赤らめてうつむく。
なんか可愛いな。
縫姫と言い、宮中の女御様更衣様たちと言い、女性はいつの時代も恋物語が好きだね…
あたしも平成日本で女子高校生だった頃は、ベッタベタのラブストーリー大好きだったよ。
ラノベとか漫画とか、よく買って読んでた。
あたしにはその感想を話したり、映画を一緒に観たりする友達がいなかったから、いつもひとり妄想するだけだった。
自分が可哀相になるくらい、寂しい青春だった。
そうだな、西の対屋の改装が終わったら、女子会やろう。
二の姫や縫姫。
主上に許可貰って、女御様や更衣様も招こう。
女房さん達も一緒に、おしゃべりできると良いな。
たくさん甘いお菓子を作って、アフタヌーンティーと洒落こもう。
ふふ、楽しみ。
家の中のドタバタはなかなか治まらない。
あたしは落ち着かない気持ちで朝ごはんを食べ、部屋の外に出てみた。
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