僕はキメラ

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あらがう

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濁った目をした大柄なαが隼人の項を舐め噛みついた!!

頸から血を流す隼人、、、、

俺の目の前で !


間に合わなかった!手が届かない!!

なぜいつも守れない!



抱きしめた隼人の体の中から強烈なフェロモンが漏れてきた 
あの甘い時折匂うあの香りと違う、

隼人のαとしての荒々しいフェロモン

なんて強いαなんだ 体が硬直する でも 手を離さずに抱きしめると

「俺はあんな奴のつがいにはならない!、、、」
隼人は俺を見つめ そして意識を失った



病院の暗い廊下で扉を見続けている 

隼人の家族もすぐ横にいる 
皆何も話さない あんなににぎやかで明るい家族だったのに僕のせいで、、、

誰も助けることができなかった 僕を責めない



扉が開いた!顔色の悪くした看護婦が出て行く

扉から香りがした!隼人のフェロモンだ!何かと戦っている 
強いの怒りと拒絶の激しいフェロモン

扉が閉まると匂いが消えて中の様子がわからなくなる



やっと医者が出てきた 「先生!、、、隼人は?!」

「今 彼は今まで抑えてたαの能力を全て放出してます おそらく噛まれた事の拒否反応だと思われます 身体のあちこちに負荷が出ている状態です」

「それで回復はするのですか?」

「わかりません、、αの力が強すぎて体が持つかどうか」

騒いだり彼に触らないことを条件に病室に通された

沢山の器具を付けられたその小さな体は凄まじい量のαの力で溢れていた

先ほどまでの叩きつけるような力と違って今は身体の隅々まで力を巡らせている



隼人の体の殆んどがαだと知っていたが、ここまで凄い力をもっていたことに衝撃を受けた、



おじいさんが驚いたように「、、、、希少種」呟いた

αの中でもさらに力が強い上位のαの事だ隼人の今の力はそれくらい強い



項のガーゼに血が滲んでいる「血が何故か止まらず定期的にガーゼの交換が必要です 」

「出血量は多くないのですし 彼は特殊な血液のため輸血は何を招くかわかりません しばらくは生理食塩水で脱水状態を防ぎます」



隼人、、戻って来て



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