2 / 6
第2話 二人の時間
しおりを挟む
けたたましく鳴る目覚まし時計。光希は目を覚ますと、枕元にあるそれを止めた。だが、まだ音は鳴り止まない。
光希は朝が弱いのだ。
五つほどの目覚まし時計を部屋のあちこちに置き、毎朝なんとか起きている。ベッドからむくりと体を起こし、全てを止めた。カーテンを開けると同時に、スマホの通知音がピコンッと音をたてる。
『フォトレターからのお知らせ。来月のテーマは……』
一瞥すると、ぞんざいにスマホをベッドに放った。窓から差し込む太陽の光に画面が反射し、目を細める。
身支度と朝食を済ませ、家を出た。門扉の前では、輝がスマホをいじって待っていた。
「おはよう、輝」
「おっす、ミツ。いつもながら眠そうだな」
彼はそう言って、光希の背中を軽く叩く。
二人は高校一年のときに同じクラスになり、好きな映画の話で意気投合した。高二、高三とクラスは離れてしまったが、ずっと仲が良い。
学校までは歩いて十五分ほど。他愛もない話をしているとあっという間だ。正門が見えてくると、輝は身なりを気にし始める。
「引っかからないか?」
「うん。ていうか、最初からちゃんと着て来いよ。毎回毎回、面倒くさいだろ」
「締め付けてるのが嫌なの俺は」
正門には毎日、生徒指導担当の教師が立っている。制服を気崩していないか、自転車に乗りながらイヤフォンをしていないかなど、事細かにチェックするのだ。まるで獲物を狩る獣のように、目を光らせている。
輝はなんとか今日も注意されずに済んだ。教師の視界から外れると、すぐさま元の状態に戻す。
「じゃ、また放課後に~」
「おう」
――放課後部室に行くと、窓際の席に胡桃が座っていた。本を見ながら、なにやらカメラを操作している。
光希は邪魔をしないよう、扉をそっと開け、入ってすぐの椅子に腰かける。
「…………ぴぎゃぁ!」
突然目線を上げた胡桃は、光希の姿に驚き、奇声を上げた。あやうくカメラを落とすところだったが、胸の前でなんとか抱え込む。
「ごめん、驚かすつもりはなかったんだけど……集中してたみたいだし、邪魔しちゃ悪いと思って」
肩を落とす光希に、胡桃は頭を左右に振った。
「い、いえいえいえ、わたしが周りを見ていなかったからです。大声出してすみません」
バッと頭を下げると、ふわふわの髪の毛が揺れる。その様子に、光希は表情を緩めた。
「……写真、見ても良いか?」
カメラを指さし問うと、彼女は小さく頷いた。光希は胡桃のすぐ隣に座り直し、カメラをのぞく。
「お、この前のフォトレターの作品?」
「はい。嬉しいコメントもらえたんです」
胡桃はそう言ってスマホのアプリを開き、光希に画面を見せた。
『フォトレター』とは、匿名で写真の感想を言い合えるサービスである。
月一でテーマが決められ、利用者はそのテーマに沿った写真を会社に郵送する。すると、会社側から別の利用者にランダムに写真が届けられるという仕組みだ。二人とも瀬川の勧めで始めた。
有料コンテンツではあるが、そこは部費で賄われているし、ルールがしっかり決められているため、今までこれといったトラブルはない。
「山岸何突っ立ってんのよ」
二人がスマホを見ていると、ふいに扉の方から声がし、同時に顔を上げた。
輝と夏鈴だ。夏鈴は腕を組み、輝を怪訝そうに見つめている。
「いやー、二人が良い雰囲気だったから入るに入れなくて」
おどけた調子で答える輝。
「ほんとデリカシーない!」
そう言って夏鈴は、輝に軽く蹴りをいれた。
一方、胡桃は見られていたことを自覚し、あっという間に耳まで赤くなった。とっさに手で顔を覆う。そんな様子を輝がにやにやと眺めていたので「あんまり望月をからかうな」と光希は声を発した。親友からの注意を受けた輝は、少ししょんぼりとする。
夏鈴はやっと黙った輝を横目に教室に入ると、手にしていたプリントを光希に渡した。
「さっき部長会議があったんだけど、また今年も学園祭の写真をよろしくって」
受け取った紙にサラッと目を通す。
「りょーかい」
光希は返事をすると、教室の時計を確認し、立ち上がった。
「じゃあ俺はぶらぶらしてくるから」
「はいはい」
夏鈴はひらひらと手を振り、デッサンの準備に取り掛かった。
「いってら~」
いつもの調子に戻った輝もその作業を手伝う。
同学年三人のやり取りに、胡桃はいいなぁと小さく漏らした。
カメラを手に部室を出ていこうとした光希だが、ドアの前で立ち止まると、胡桃を振り返る。
「望月も一緒に行くか?」
「え……? いいんですか?」
「たまには俺も先輩っぽいことしないとな」
口角を少し上げて笑う。
「行きたいです……!」
胡桃はカメラを首にかけ、すばやく立ち上がった。
写真部の活動日は特に決まっていない。各々が好きなときに好きなように撮っていく。休日には瀬川に連れられ、県外に撮りに行ったり、講習を受けに行ったりすることもある。
二人は校内を周りながら色々な写真を撮っていった。
「そういえば今朝、来月のテーマ発表されたな」
「笠原先輩は何撮るか決めましたか?」
小柄な胡桃は見上げながら質問する。
「うーん、どうしようかね」と光希の表情が曇る。
昨日、フォトコンテストの話が出たときもそうだった。胡桃は何か言おうとしたが、後ろからかけられた声に遮られる。
「おーい、やってるかー?」
長身の瀬川はスッと光希の横に並んだ。胡桃はさらに目線を上げる。
「こんにちは、先生」
光希が礼儀正しく挨拶すると、胡桃もそれにならった。
「お疲れ。フォトレターのテーマ見たか?」
「はい、今その話をしていました」と光希。
「そっかそっか。今月のレターはもう届いてるよな? 二人はどうだった?」
「望月は評判、良かったみたいですよ」
胡桃に視線を向け、光希が応える。
「そうなのか、良かったな。で、笠原はどうなんだよ」
肘をつついてきた。光希は少し眉根を寄せる。
瀬川は教師の中でも若く、同級生に近い距離感で接してくる。別にそれが嫌だというわけではないが、絡みにくいなと感じることもあった。
「まあ、いつも通りですよ」と視線を落とす。
瀬川はまだ何か言いたそうな表情をしていたが、他の教師に呼ばれ、その場を足早に去っていった。
心のモヤモヤを出すように、光希はふーっと息を吐く。
胡桃はそんな光希を上目遣いで見つめ、おずおずと口を開いた。
「……あの、何かあったんですか?」
「何かって?」
試すような視線に、胡桃は俯いてしまう。
「い、いえ、辛そうというか……」
上手い表現が見つからずに言葉をつまらせた。
光希は目を見開く。
辛そう、か。どうなんだろう。写真を撮ることは好きなはずなのに、意味を見出そうとしている。
あのメッセージを見てからだ。
光希は自販機の前で止まった。ポケットから財布を出して三秒悩んだあと、ボタンを押す。ガタンッ。紙パックのいちごミルクを取り出し、胡桃に渡すと、独り言のように語り始めた。
――フォトレターで写真の感想が届いた。ユーザー内ではレターと呼ばれている。匿名であるため、その人の性別も年齢も、どこに住んでいるのかも、どのくらいカメラ歴があるのかもわからない。
この前『この写真であなたは何を伝えたいの? 何を伝えたいのかわからない』というレターが届いた。
そのときのテーマは空だった。光希は夕焼けの写真を撮って送った。別に何か伝えたい想いがあって撮ったわけじゃない。ただ綺麗だと思ったから撮ったのだ。
みんなは何かを伝えるために写真を撮っているのだろうか。自分にはよくわからなかった。
光希は朝が弱いのだ。
五つほどの目覚まし時計を部屋のあちこちに置き、毎朝なんとか起きている。ベッドからむくりと体を起こし、全てを止めた。カーテンを開けると同時に、スマホの通知音がピコンッと音をたてる。
『フォトレターからのお知らせ。来月のテーマは……』
一瞥すると、ぞんざいにスマホをベッドに放った。窓から差し込む太陽の光に画面が反射し、目を細める。
身支度と朝食を済ませ、家を出た。門扉の前では、輝がスマホをいじって待っていた。
「おはよう、輝」
「おっす、ミツ。いつもながら眠そうだな」
彼はそう言って、光希の背中を軽く叩く。
二人は高校一年のときに同じクラスになり、好きな映画の話で意気投合した。高二、高三とクラスは離れてしまったが、ずっと仲が良い。
学校までは歩いて十五分ほど。他愛もない話をしているとあっという間だ。正門が見えてくると、輝は身なりを気にし始める。
「引っかからないか?」
「うん。ていうか、最初からちゃんと着て来いよ。毎回毎回、面倒くさいだろ」
「締め付けてるのが嫌なの俺は」
正門には毎日、生徒指導担当の教師が立っている。制服を気崩していないか、自転車に乗りながらイヤフォンをしていないかなど、事細かにチェックするのだ。まるで獲物を狩る獣のように、目を光らせている。
輝はなんとか今日も注意されずに済んだ。教師の視界から外れると、すぐさま元の状態に戻す。
「じゃ、また放課後に~」
「おう」
――放課後部室に行くと、窓際の席に胡桃が座っていた。本を見ながら、なにやらカメラを操作している。
光希は邪魔をしないよう、扉をそっと開け、入ってすぐの椅子に腰かける。
「…………ぴぎゃぁ!」
突然目線を上げた胡桃は、光希の姿に驚き、奇声を上げた。あやうくカメラを落とすところだったが、胸の前でなんとか抱え込む。
「ごめん、驚かすつもりはなかったんだけど……集中してたみたいだし、邪魔しちゃ悪いと思って」
肩を落とす光希に、胡桃は頭を左右に振った。
「い、いえいえいえ、わたしが周りを見ていなかったからです。大声出してすみません」
バッと頭を下げると、ふわふわの髪の毛が揺れる。その様子に、光希は表情を緩めた。
「……写真、見ても良いか?」
カメラを指さし問うと、彼女は小さく頷いた。光希は胡桃のすぐ隣に座り直し、カメラをのぞく。
「お、この前のフォトレターの作品?」
「はい。嬉しいコメントもらえたんです」
胡桃はそう言ってスマホのアプリを開き、光希に画面を見せた。
『フォトレター』とは、匿名で写真の感想を言い合えるサービスである。
月一でテーマが決められ、利用者はそのテーマに沿った写真を会社に郵送する。すると、会社側から別の利用者にランダムに写真が届けられるという仕組みだ。二人とも瀬川の勧めで始めた。
有料コンテンツではあるが、そこは部費で賄われているし、ルールがしっかり決められているため、今までこれといったトラブルはない。
「山岸何突っ立ってんのよ」
二人がスマホを見ていると、ふいに扉の方から声がし、同時に顔を上げた。
輝と夏鈴だ。夏鈴は腕を組み、輝を怪訝そうに見つめている。
「いやー、二人が良い雰囲気だったから入るに入れなくて」
おどけた調子で答える輝。
「ほんとデリカシーない!」
そう言って夏鈴は、輝に軽く蹴りをいれた。
一方、胡桃は見られていたことを自覚し、あっという間に耳まで赤くなった。とっさに手で顔を覆う。そんな様子を輝がにやにやと眺めていたので「あんまり望月をからかうな」と光希は声を発した。親友からの注意を受けた輝は、少ししょんぼりとする。
夏鈴はやっと黙った輝を横目に教室に入ると、手にしていたプリントを光希に渡した。
「さっき部長会議があったんだけど、また今年も学園祭の写真をよろしくって」
受け取った紙にサラッと目を通す。
「りょーかい」
光希は返事をすると、教室の時計を確認し、立ち上がった。
「じゃあ俺はぶらぶらしてくるから」
「はいはい」
夏鈴はひらひらと手を振り、デッサンの準備に取り掛かった。
「いってら~」
いつもの調子に戻った輝もその作業を手伝う。
同学年三人のやり取りに、胡桃はいいなぁと小さく漏らした。
カメラを手に部室を出ていこうとした光希だが、ドアの前で立ち止まると、胡桃を振り返る。
「望月も一緒に行くか?」
「え……? いいんですか?」
「たまには俺も先輩っぽいことしないとな」
口角を少し上げて笑う。
「行きたいです……!」
胡桃はカメラを首にかけ、すばやく立ち上がった。
写真部の活動日は特に決まっていない。各々が好きなときに好きなように撮っていく。休日には瀬川に連れられ、県外に撮りに行ったり、講習を受けに行ったりすることもある。
二人は校内を周りながら色々な写真を撮っていった。
「そういえば今朝、来月のテーマ発表されたな」
「笠原先輩は何撮るか決めましたか?」
小柄な胡桃は見上げながら質問する。
「うーん、どうしようかね」と光希の表情が曇る。
昨日、フォトコンテストの話が出たときもそうだった。胡桃は何か言おうとしたが、後ろからかけられた声に遮られる。
「おーい、やってるかー?」
長身の瀬川はスッと光希の横に並んだ。胡桃はさらに目線を上げる。
「こんにちは、先生」
光希が礼儀正しく挨拶すると、胡桃もそれにならった。
「お疲れ。フォトレターのテーマ見たか?」
「はい、今その話をしていました」と光希。
「そっかそっか。今月のレターはもう届いてるよな? 二人はどうだった?」
「望月は評判、良かったみたいですよ」
胡桃に視線を向け、光希が応える。
「そうなのか、良かったな。で、笠原はどうなんだよ」
肘をつついてきた。光希は少し眉根を寄せる。
瀬川は教師の中でも若く、同級生に近い距離感で接してくる。別にそれが嫌だというわけではないが、絡みにくいなと感じることもあった。
「まあ、いつも通りですよ」と視線を落とす。
瀬川はまだ何か言いたそうな表情をしていたが、他の教師に呼ばれ、その場を足早に去っていった。
心のモヤモヤを出すように、光希はふーっと息を吐く。
胡桃はそんな光希を上目遣いで見つめ、おずおずと口を開いた。
「……あの、何かあったんですか?」
「何かって?」
試すような視線に、胡桃は俯いてしまう。
「い、いえ、辛そうというか……」
上手い表現が見つからずに言葉をつまらせた。
光希は目を見開く。
辛そう、か。どうなんだろう。写真を撮ることは好きなはずなのに、意味を見出そうとしている。
あのメッセージを見てからだ。
光希は自販機の前で止まった。ポケットから財布を出して三秒悩んだあと、ボタンを押す。ガタンッ。紙パックのいちごミルクを取り出し、胡桃に渡すと、独り言のように語り始めた。
――フォトレターで写真の感想が届いた。ユーザー内ではレターと呼ばれている。匿名であるため、その人の性別も年齢も、どこに住んでいるのかも、どのくらいカメラ歴があるのかもわからない。
この前『この写真であなたは何を伝えたいの? 何を伝えたいのかわからない』というレターが届いた。
そのときのテーマは空だった。光希は夕焼けの写真を撮って送った。別に何か伝えたい想いがあって撮ったわけじゃない。ただ綺麗だと思ったから撮ったのだ。
みんなは何かを伝えるために写真を撮っているのだろうか。自分にはよくわからなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる