27 / 28
第2章 ヨルムンガルドダンジョン攻略編
第27話:VSアビスタイタン その4
しおりを挟む
「え? 隙を作るって、どういう……」
「ぐううもおああああああ!!!!!」
私が声を出した瞬間、アビスタイタンの咆哮が轟いた。アビスタイタンの顔の周りに立ち込めていた白い煙の量は、先程よりも明らかに減少している。
「時間があれへん。催涙玉の効果が完全に切れる前に突っ込む必要があんねん。今からウチが突っ込む。アラーテはウチを援護したってな」
「でも……」
「ウチを信じてや」
コヤはいつになく真剣な表情を浮かべて言った。私とコヤの視線が交錯する。
恐らく私たちの中で、最もMSOのプレイ経験が浅いであろうコヤの発言。許容しないのが普通だと思う。そんなことは分かってる。
でも……コヤは、私の常識に囚われない発想を持ち合わせ、それを行動に移す能力を持ってる。以前レベル上げのためにメタスラを狩った時に、それを学んだ。
信じよう。コヤを、私の大切なパーティーメンバーのことを。
「分かった! そこまで言うからには何とかしてもらうからね! ほら、行くよ!」
私は言い、猛然とアビスタイタンめがけて走り出した。
「そう言うてくれると信じとったで! アラーテはひたすらキラースライムを攻撃してや! ウチがアビスタイタンに接近出来るようにしてほしいねんで!」
「おっけー! せりゃああああっ!!!」
コヤの指示に従い、私は目の前のキラースライムを次々と蹴散らした。コヤの進路が開けさえすれば、キラースライムを倒し切らなくても構わない。そう思うと少しだけ気が楽になる。
正拳突き、中段蹴り。タックルを受け止めてからの回し蹴り。勢い任せに、私はコヤと一緒に突き進んだ。
本当は、コヤとしっかり話し合った上で、作戦を他の皆と共有したかった。しかしモタモタしている内に催涙玉の効果が切れたら隙が潰れてしまう。今ここで突っ込む選択が正しいと信じたかった。
「ぐもああ……ぐあああ……」
なんとかキラースライムの包囲網を突破し、私とコヤはアビスタイタンの目の前に辿り着いた。催涙玉の効果が僅かに残っているのか、アビスタイタンは足を止め、顔の周りを煩わしそうに手で払っていた。
この間にも、キュードとジージの魔法攻撃が断続的にヒットしているにも関わらず、アビスタイタンが意に介しているようには見えない。Sランクモンスターの底力ということだろうか。
「よっしゃ、間に合った……これで作戦が実行出来るわ……!」
コヤは自身ありげに言い、素早くウィンドウを操作して自身の盾をアイテムボックスに収納させた。最初はウィンドウの操作も覚束なかったのに、今やすっかり慣れてるなぁ……って、ちょっと!?
「コヤ!? 何で盾をしまってるの!?」
「何でって、邪魔やからに決まっとるがな」
コヤは事もなげに言い、さらに剣を鞘に収納した。戦いにおいて必須ともいえる剣と盾を収納する意味が分からず、混乱する私にコヤは「ウチが作る隙を無駄にせんといてな!」と明るく叫んだ。
そして、コヤは全速力でアビスタイタンに駆け寄り、勢いよくアビスタイタンの体によじ登った。
「え!?」
「このどアホ! たいがいにしてや! ウチがお仕置きしたんで!」
「ぐもおおああああああああ!?!?」
プレイヤーが自分の体によじ登るという、前代未聞の行動にさしものアビスタイタンも驚いたのか、混乱の色を含んだ叫び声をあげている。
コヤは小型のナイフを出現させ、アビスタイタンの体に突き刺した。アビスタイタンが咆哮をあげ、コヤを振り落とそうと体を激しく揺れ動かすも、コヤは必死にしがみついて決して振り落とされない。
「その程度じゃウチは振り落とされへんねん!」
コヤは叫び、上手く体勢を変えながら何度もナイフでアビスタイタンの体を傷つける。あの状況でしがみ続けられるのは普通じゃない。コヤの天性の身体能力の高さ故だろうか。
「ぐうもおおおおおおおおおお!!!!!」
振り落とされないコヤにしびれを切らしたのか、アビスタイタンは斧を振り上げ、コヤめがけて振り下ろす。コヤは寸前で斧を回避した。コヤに命中しなかった斧は、代わりにアビスタイタンに命中し、深く体を抉った。
「ぐううぎゅあああああああああああ!!!!!」
「はっ、どれだけ図体がでかくても、頭が馬鹿じゃ意味ないってことやな!」
アビスタイタンの苦痛に満ちた叫びにコヤは言葉を被せ、さらに攻撃を加える。
私はアビスタイタンにスキル攻撃を加えながら、コヤの作戦が見事的中したことに気付き、興奮やら何やらによる体温の上昇を感じていた。コヤの頑張りを無駄にしないよう、全力でスキル攻撃をぶち込む。
アビスタイタンにしがみつき、零距離から攻撃を加えるというコヤの奇想天外な作戦のおかげで、アビスタイタンはコヤの対応に追われた。故に厄介な斧の攻撃も、新たなキラースライムの召喚も止まり、隙が生まれたのだ。
『ファイアフィスト!!!!!』
もう何度目か分からないスキル攻撃をぶち込む。紅蓮の炎を纏った拳が命中した刹那、ぼっ、という音ともに、アビスタイタンの巨躯に纏わりつくように炎のオブジェクトが出現した。
やった、やけど状態だ。遂にアビスタイタンをやけど状態にすることが出来たんだ。
「コヤさんが作ってくれた貴重なチャンスです!! ここで一気に仕留めましょう!!」
キュードの叫びが遠くから聞こえる。それに対し、おうっ、と呼応するような複数の声が重なった。
申し訳ないけど私は攻撃に集中している故に、声を返す余裕はない。
「はっ!! せりゃっ!! せりゃあああああっ!!」
自分を鼓舞するように叫びながら、私はひたすら連撃を叩き込む。
正直体力は限界に近い。MSOの戦いにおいて、体の芯のスタミナの消耗はポーションを飲んでも完全には回復出来ない。
しんどい。めちゃくちゃしんどい。拳が痛い。肺が痛い。全身が痛い。今すぐ寝っ転がって休みたい。眠りたい。
限界に近い私を突き動かしているのは、絶対に勝つという強い意志、そして体を張って隙を作ってくれているコヤに対して報いるという強い思いだ。
『アイアンフィスト!!!!!』
絶叫し、私は鋼鉄の拳を叩き込む。クリーンヒットするも、まだアビスタイタンは倒れない。
「ぐ……ぐもおおお……!!」
アビスタイタンの発する声が弱々しくなっている。きっと弱っているチャンスだ。あと一押し、頑張れ私、頑張れ!
『ファイアフィスト!!!!!』
炎を纏った拳を叩き込む。私たちの攻撃に伴う、ものすごい量のヒット音が私の鼓膜を揺さぶる。まるで嵐のようだ。
コヤが必死にアビスタイタンを引きつけているおかげで、新たにキラースライムが召喚されなくなったため、既存のキラースライムは全て倒し尽くされ、全員がアビスタイタンに攻撃出来るようになっているのだろう。
「とっととくたばれおらああああああああっ!!!!!」
気合い、怒り、その他諸々あらゆる感情を込めて、私は渾身の正拳突きを放った。どん、という鈍い音が響いたその時、ずっと揺らがなかったアビスタイタンの体が揺らいだ。次いでアビスタイタンが片膝をつく。
「ぐ……ぐもお……」
アビスタイタンの口から苦しげな声が漏れ出る。膝をついた巨体が、斧が、少しずつ消滅していくのを見て、私は渾身のガッツポーズをした。
やった!! とうとうアビスタイタンを倒したんだ!!
「うおおお、遂にやったやん! いやあ、ウチが……」
「ぐうもおおおおああああああああああああ!!!!!」
勝利を確信したコヤが声を上げた刹那、アビスタイタンは鼓膜が破れるほどの咆哮を轟かせ、同時に、まだ消滅せずに残っている拳でコヤめがけて全力のパンチを放った。
ものすごい勢いのパンチだった。コヤに避けられ、自傷することを一切恐れていない攻撃。まさに、最後のあがき。ずっと纏わりついていたコヤへの恨みが爆発したのだろうか。
それでも、万全の状態のコヤなら避けられただろう。しかし、たった1人でアビスタイタンの体に張り付き、しがみつき、体力の限界を迎えていたであろうコヤが攻撃を回避することは出来なかった。
どん、という重い音が戦場に響く。
コヤの小さな体が、アビスタイタンに殴られた衝撃によって思い切り地面に叩きつけられた。
「コヤっっっっ!!!!!!!!!!!」
私は絶叫し、コヤの元へ全力で駆け寄った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お気に入りの追加やいいね、感想の投稿で応援していただけると泣いて喜びます!
執筆のモチベーションに繋がりますので、どうかよろしくお願いします!
「ぐううもおああああああ!!!!!」
私が声を出した瞬間、アビスタイタンの咆哮が轟いた。アビスタイタンの顔の周りに立ち込めていた白い煙の量は、先程よりも明らかに減少している。
「時間があれへん。催涙玉の効果が完全に切れる前に突っ込む必要があんねん。今からウチが突っ込む。アラーテはウチを援護したってな」
「でも……」
「ウチを信じてや」
コヤはいつになく真剣な表情を浮かべて言った。私とコヤの視線が交錯する。
恐らく私たちの中で、最もMSOのプレイ経験が浅いであろうコヤの発言。許容しないのが普通だと思う。そんなことは分かってる。
でも……コヤは、私の常識に囚われない発想を持ち合わせ、それを行動に移す能力を持ってる。以前レベル上げのためにメタスラを狩った時に、それを学んだ。
信じよう。コヤを、私の大切なパーティーメンバーのことを。
「分かった! そこまで言うからには何とかしてもらうからね! ほら、行くよ!」
私は言い、猛然とアビスタイタンめがけて走り出した。
「そう言うてくれると信じとったで! アラーテはひたすらキラースライムを攻撃してや! ウチがアビスタイタンに接近出来るようにしてほしいねんで!」
「おっけー! せりゃああああっ!!!」
コヤの指示に従い、私は目の前のキラースライムを次々と蹴散らした。コヤの進路が開けさえすれば、キラースライムを倒し切らなくても構わない。そう思うと少しだけ気が楽になる。
正拳突き、中段蹴り。タックルを受け止めてからの回し蹴り。勢い任せに、私はコヤと一緒に突き進んだ。
本当は、コヤとしっかり話し合った上で、作戦を他の皆と共有したかった。しかしモタモタしている内に催涙玉の効果が切れたら隙が潰れてしまう。今ここで突っ込む選択が正しいと信じたかった。
「ぐもああ……ぐあああ……」
なんとかキラースライムの包囲網を突破し、私とコヤはアビスタイタンの目の前に辿り着いた。催涙玉の効果が僅かに残っているのか、アビスタイタンは足を止め、顔の周りを煩わしそうに手で払っていた。
この間にも、キュードとジージの魔法攻撃が断続的にヒットしているにも関わらず、アビスタイタンが意に介しているようには見えない。Sランクモンスターの底力ということだろうか。
「よっしゃ、間に合った……これで作戦が実行出来るわ……!」
コヤは自身ありげに言い、素早くウィンドウを操作して自身の盾をアイテムボックスに収納させた。最初はウィンドウの操作も覚束なかったのに、今やすっかり慣れてるなぁ……って、ちょっと!?
「コヤ!? 何で盾をしまってるの!?」
「何でって、邪魔やからに決まっとるがな」
コヤは事もなげに言い、さらに剣を鞘に収納した。戦いにおいて必須ともいえる剣と盾を収納する意味が分からず、混乱する私にコヤは「ウチが作る隙を無駄にせんといてな!」と明るく叫んだ。
そして、コヤは全速力でアビスタイタンに駆け寄り、勢いよくアビスタイタンの体によじ登った。
「え!?」
「このどアホ! たいがいにしてや! ウチがお仕置きしたんで!」
「ぐもおおああああああああ!?!?」
プレイヤーが自分の体によじ登るという、前代未聞の行動にさしものアビスタイタンも驚いたのか、混乱の色を含んだ叫び声をあげている。
コヤは小型のナイフを出現させ、アビスタイタンの体に突き刺した。アビスタイタンが咆哮をあげ、コヤを振り落とそうと体を激しく揺れ動かすも、コヤは必死にしがみついて決して振り落とされない。
「その程度じゃウチは振り落とされへんねん!」
コヤは叫び、上手く体勢を変えながら何度もナイフでアビスタイタンの体を傷つける。あの状況でしがみ続けられるのは普通じゃない。コヤの天性の身体能力の高さ故だろうか。
「ぐうもおおおおおおおおおお!!!!!」
振り落とされないコヤにしびれを切らしたのか、アビスタイタンは斧を振り上げ、コヤめがけて振り下ろす。コヤは寸前で斧を回避した。コヤに命中しなかった斧は、代わりにアビスタイタンに命中し、深く体を抉った。
「ぐううぎゅあああああああああああ!!!!!」
「はっ、どれだけ図体がでかくても、頭が馬鹿じゃ意味ないってことやな!」
アビスタイタンの苦痛に満ちた叫びにコヤは言葉を被せ、さらに攻撃を加える。
私はアビスタイタンにスキル攻撃を加えながら、コヤの作戦が見事的中したことに気付き、興奮やら何やらによる体温の上昇を感じていた。コヤの頑張りを無駄にしないよう、全力でスキル攻撃をぶち込む。
アビスタイタンにしがみつき、零距離から攻撃を加えるというコヤの奇想天外な作戦のおかげで、アビスタイタンはコヤの対応に追われた。故に厄介な斧の攻撃も、新たなキラースライムの召喚も止まり、隙が生まれたのだ。
『ファイアフィスト!!!!!』
もう何度目か分からないスキル攻撃をぶち込む。紅蓮の炎を纏った拳が命中した刹那、ぼっ、という音ともに、アビスタイタンの巨躯に纏わりつくように炎のオブジェクトが出現した。
やった、やけど状態だ。遂にアビスタイタンをやけど状態にすることが出来たんだ。
「コヤさんが作ってくれた貴重なチャンスです!! ここで一気に仕留めましょう!!」
キュードの叫びが遠くから聞こえる。それに対し、おうっ、と呼応するような複数の声が重なった。
申し訳ないけど私は攻撃に集中している故に、声を返す余裕はない。
「はっ!! せりゃっ!! せりゃあああああっ!!」
自分を鼓舞するように叫びながら、私はひたすら連撃を叩き込む。
正直体力は限界に近い。MSOの戦いにおいて、体の芯のスタミナの消耗はポーションを飲んでも完全には回復出来ない。
しんどい。めちゃくちゃしんどい。拳が痛い。肺が痛い。全身が痛い。今すぐ寝っ転がって休みたい。眠りたい。
限界に近い私を突き動かしているのは、絶対に勝つという強い意志、そして体を張って隙を作ってくれているコヤに対して報いるという強い思いだ。
『アイアンフィスト!!!!!』
絶叫し、私は鋼鉄の拳を叩き込む。クリーンヒットするも、まだアビスタイタンは倒れない。
「ぐ……ぐもおおお……!!」
アビスタイタンの発する声が弱々しくなっている。きっと弱っているチャンスだ。あと一押し、頑張れ私、頑張れ!
『ファイアフィスト!!!!!』
炎を纏った拳を叩き込む。私たちの攻撃に伴う、ものすごい量のヒット音が私の鼓膜を揺さぶる。まるで嵐のようだ。
コヤが必死にアビスタイタンを引きつけているおかげで、新たにキラースライムが召喚されなくなったため、既存のキラースライムは全て倒し尽くされ、全員がアビスタイタンに攻撃出来るようになっているのだろう。
「とっととくたばれおらああああああああっ!!!!!」
気合い、怒り、その他諸々あらゆる感情を込めて、私は渾身の正拳突きを放った。どん、という鈍い音が響いたその時、ずっと揺らがなかったアビスタイタンの体が揺らいだ。次いでアビスタイタンが片膝をつく。
「ぐ……ぐもお……」
アビスタイタンの口から苦しげな声が漏れ出る。膝をついた巨体が、斧が、少しずつ消滅していくのを見て、私は渾身のガッツポーズをした。
やった!! とうとうアビスタイタンを倒したんだ!!
「うおおお、遂にやったやん! いやあ、ウチが……」
「ぐうもおおおおああああああああああああ!!!!!」
勝利を確信したコヤが声を上げた刹那、アビスタイタンは鼓膜が破れるほどの咆哮を轟かせ、同時に、まだ消滅せずに残っている拳でコヤめがけて全力のパンチを放った。
ものすごい勢いのパンチだった。コヤに避けられ、自傷することを一切恐れていない攻撃。まさに、最後のあがき。ずっと纏わりついていたコヤへの恨みが爆発したのだろうか。
それでも、万全の状態のコヤなら避けられただろう。しかし、たった1人でアビスタイタンの体に張り付き、しがみつき、体力の限界を迎えていたであろうコヤが攻撃を回避することは出来なかった。
どん、という重い音が戦場に響く。
コヤの小さな体が、アビスタイタンに殴られた衝撃によって思い切り地面に叩きつけられた。
「コヤっっっっ!!!!!!!!!!!」
私は絶叫し、コヤの元へ全力で駆け寄った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お気に入りの追加やいいね、感想の投稿で応援していただけると泣いて喜びます!
執筆のモチベーションに繋がりますので、どうかよろしくお願いします!
0
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる