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202話 歩む
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「帰ってきたのだなクリスティーン」
「申し訳ありません」
玉座に座るジェラールを正面にして、私は頭を下げる。エリザベートは後ろで私を見ている。父の顔をまともに見ることができない。きっとすごく怒っている。しかし、頭を下げて視界にはきれいな床に敷かれた赤い絨毯しかなかったはず。そんな私の視界に、少し汚れた高そうなブーツが映る。
「もういい。よく無事で帰ってきてくれた」
私は父に力強く抱きしめられる。状況が理解できず、それでも頬を伝う生ぬるい液体が顎まで到達して床に敷かれた絨毯に二つのシミを作った。頭の理解は追いつかなくても、心は感じ取っている。父が本当に私を心配していたこと。
それなのに、私は勝手に全部自分で背負い込むから、いつも最前線にいて、危険な戦いに飛び出して本当に親不孝な娘だ。
「お父様、お母様」
抱きしめる父と傍で見守っている母。二人に聞こえるように声を出す。
「あと一度だけの親不孝を許してください」
まだ私が前に出ないわけにはいかない。この戦場には、化け物のように強いアリゼがまだ残っているんだ。戦うんだ。ほかの誰でもない、私達が。
「お前が行くなら俺も行こう」
「私も向かいます」
ジェラールが私にそう言って、傍にいたエリザベートも返事をする。しかし、ジェラールはエリザベートに声をかけた。
「エリザベート、お前は城に残れ。ジルベールを一人にすることはできない。それに……」
父はエリザベートの顔から少し視線を落とす。
「…………そうですが。やはり心配です」
ジェラールがエリザベートの前に立ち、彼女を強く抱きしめた。私はとっさに視線をそらす。しばらくして二人が離れると、玉座の間に現れたのは数人の子供たち。
アレクシス、ミゲル、ビルジニ、リビオ、ジョアサン、カトリーヌ、ジャンヌ、スザンヌ。そして今度こそ完治したオリバー。
アレクシスとオリバーの二人がジェラールとエリザベートの前まで歩いてきます。
「国王陛下、王妃殿下。姫の騎士は我々が務めます」
「俺は帝国の人間ですが、今後とも同盟を続けさせてもらいましょう。こんな争いを容認できない理由がまた一つ増えましたので」
アレクシスとオリバーがそう言うと、ジェラールはしばらく考え込んで言葉を発する。
「うちの娘は、危険な道でも光を求めて進むような愚か者だ。その道を共に歩むというのならば、その先の明るい未来に君たちがいるとは限らない。それでも、娘を導いてくれるのか?」
アレクシスが返事をする。
「覚悟の上です。王国民としても、彼女の従兄としても、初めて会った時から、笑顔が素敵で少し貴族としてずれていながらも、誰かを大事に思って、誰かを守るためなら茨の道を歩める彼女だから、ともに歩む価値があるんです」
ミゲルが続く。
「俺もです。騎士を志すからではなく、騎士になる理由は彼女の愛する国だから護る。その誓いの象徴だからこそ、ここで共に歩まないという選択肢はありません。臆病者だった俺……いいえ、今も臆病者の俺を騎士にした彼女だからこそ、俺は共に歩むんです」
ビルジニもそれに続いた。
「僕は幼いころから淑女の道を踏み外していました。もちろん、求められればそのようにふるまえます。しかし、姫君はそれを求めなかった。ありのままの僕を笑わなかった。僕は姫君に引っ張られるようにここににると友と過ごし、彼らも僕を受け入れてくれた。そんな空間を作れた姫君だからこそ、共に歩みたいと思えたのです」
他のみんなの発言を聞いてリビオが頬を染めながら続いてくれました。
「俺は……その昔から一人ぼっちで魔法を色々使っていて根暗で誰も相手をしてくれなくてそんな中、彼女は俺に光をくれた。誰かと一緒に何かをすることが無意味じゃないと教えてくれた。これから先の未来、教えてもらった分だけ、彼女に返す。そのために共に歩む選択をします」
ジョアサンがその空気にのって続く。
「俺にとってクリスティーン姫は姫らしくない変わった人間でした。平民の生徒にも魔獣にも優しい。はっきり言ってありえないくらいお人好しで、危なっかしい。そんな彼女だからこそ、傷ついて欲しくない。これから先の未来、彼女の優しさに救われる人間のためにも、そんな彼女の歩む道を見てみたい俺のためにも、共に歩みます」
オリバーがやれやれといった顔で発言する。
「先ほども言いましたが、この戦いには許せない理由が一つ増えました。俺はそのためにも一国も早く終わらせたいと思っています。それに、王国の姫との婚約は悪い話ではないと思っていましてね。戦いが終わったらもう一度申し込むためにも、ここで死なせるわけには行かないんですよ」
カトリーヌが私を睨んでから、オリバーに続きます。
「国王陛下、まずはご息女に失礼なことをいう無礼をお許しください。私は正直、最初こそなんだこの姫はとは思っていました。でも、本当は自分が泥を被るのは平気で行動一つ一つに誰かのためを感じさせる私が進めない選択肢を選ばれる姫だと気づき、そんな彼女と友に慣れたことを……その、あのね……嫌じゃないと思いましたわ!! だから、あと数十年は嫌じゃないって思わせないと許さないし、このバカ姫を見殺しにする選択肢を選ぶ私を……私は一生許さないと思います。だから、私は私が許せる私になるために一緒に歩むんです」
ジャンヌがカトリーヌの言葉を聞いて笑ってから続きます。カトリーヌはすかさずジャンヌのほっぺをつねりますが、二人とも、口角が上がっています。
「お初にお目にかかります国王陛下。名前を覚える価値のない一平民です。ですが、魔法学園で姫様と一緒にいることをお許しを得て今もここに立たせていただいております。私は姫様の盾になることも厭わないですが、彼女はそれを許さないでしょう。平民である私にそれすらも許さない彼女だからこそ、私は生きてほしいんです。彼女が生きる道のためにその道を照らす光になる。私はそう誓いました」
そして最後にスザンヌがいつも通りの無表情を……崩した。
「国王陛下。まずはここに立つことをお許しください。私と姉、セシルは姫様をブラン王国に返すために、従者であることを辞めさせていただきました。私たち姉妹にとって、姫様の主張を最優先するために選んだ結果です。だから、今は友として、姫様の……いいえ、クリスティーンの後ろではなく、隣を歩みます」
全員がしゃべり終えるのを待ったジェラールとエリザベートは顔を見合わせる。そして二人して笑った。その暖かな笑顔を見れて、私は帰ってこれたと安心した。
「いいだろう。娘のことは君たちに任せた。いいや、任せたい。この国の未来を賭けた戦いだ。若人がここまで頑張るなら、俺やエリザベートはそれこそ俺たちにしかできないことを優先しよう。国民や騎士団の指揮、その他もろもろのことは俺たちに任せてくれ。お前たちは、お前たちの正しいと思う道を歩め。そして全員生きて帰ってこい」
「はい!」
「申し訳ありません」
玉座に座るジェラールを正面にして、私は頭を下げる。エリザベートは後ろで私を見ている。父の顔をまともに見ることができない。きっとすごく怒っている。しかし、頭を下げて視界にはきれいな床に敷かれた赤い絨毯しかなかったはず。そんな私の視界に、少し汚れた高そうなブーツが映る。
「もういい。よく無事で帰ってきてくれた」
私は父に力強く抱きしめられる。状況が理解できず、それでも頬を伝う生ぬるい液体が顎まで到達して床に敷かれた絨毯に二つのシミを作った。頭の理解は追いつかなくても、心は感じ取っている。父が本当に私を心配していたこと。
それなのに、私は勝手に全部自分で背負い込むから、いつも最前線にいて、危険な戦いに飛び出して本当に親不孝な娘だ。
「お父様、お母様」
抱きしめる父と傍で見守っている母。二人に聞こえるように声を出す。
「あと一度だけの親不孝を許してください」
まだ私が前に出ないわけにはいかない。この戦場には、化け物のように強いアリゼがまだ残っているんだ。戦うんだ。ほかの誰でもない、私達が。
「お前が行くなら俺も行こう」
「私も向かいます」
ジェラールが私にそう言って、傍にいたエリザベートも返事をする。しかし、ジェラールはエリザベートに声をかけた。
「エリザベート、お前は城に残れ。ジルベールを一人にすることはできない。それに……」
父はエリザベートの顔から少し視線を落とす。
「…………そうですが。やはり心配です」
ジェラールがエリザベートの前に立ち、彼女を強く抱きしめた。私はとっさに視線をそらす。しばらくして二人が離れると、玉座の間に現れたのは数人の子供たち。
アレクシス、ミゲル、ビルジニ、リビオ、ジョアサン、カトリーヌ、ジャンヌ、スザンヌ。そして今度こそ完治したオリバー。
アレクシスとオリバーの二人がジェラールとエリザベートの前まで歩いてきます。
「国王陛下、王妃殿下。姫の騎士は我々が務めます」
「俺は帝国の人間ですが、今後とも同盟を続けさせてもらいましょう。こんな争いを容認できない理由がまた一つ増えましたので」
アレクシスとオリバーがそう言うと、ジェラールはしばらく考え込んで言葉を発する。
「うちの娘は、危険な道でも光を求めて進むような愚か者だ。その道を共に歩むというのならば、その先の明るい未来に君たちがいるとは限らない。それでも、娘を導いてくれるのか?」
アレクシスが返事をする。
「覚悟の上です。王国民としても、彼女の従兄としても、初めて会った時から、笑顔が素敵で少し貴族としてずれていながらも、誰かを大事に思って、誰かを守るためなら茨の道を歩める彼女だから、ともに歩む価値があるんです」
ミゲルが続く。
「俺もです。騎士を志すからではなく、騎士になる理由は彼女の愛する国だから護る。その誓いの象徴だからこそ、ここで共に歩まないという選択肢はありません。臆病者だった俺……いいえ、今も臆病者の俺を騎士にした彼女だからこそ、俺は共に歩むんです」
ビルジニもそれに続いた。
「僕は幼いころから淑女の道を踏み外していました。もちろん、求められればそのようにふるまえます。しかし、姫君はそれを求めなかった。ありのままの僕を笑わなかった。僕は姫君に引っ張られるようにここににると友と過ごし、彼らも僕を受け入れてくれた。そんな空間を作れた姫君だからこそ、共に歩みたいと思えたのです」
他のみんなの発言を聞いてリビオが頬を染めながら続いてくれました。
「俺は……その昔から一人ぼっちで魔法を色々使っていて根暗で誰も相手をしてくれなくてそんな中、彼女は俺に光をくれた。誰かと一緒に何かをすることが無意味じゃないと教えてくれた。これから先の未来、教えてもらった分だけ、彼女に返す。そのために共に歩む選択をします」
ジョアサンがその空気にのって続く。
「俺にとってクリスティーン姫は姫らしくない変わった人間でした。平民の生徒にも魔獣にも優しい。はっきり言ってありえないくらいお人好しで、危なっかしい。そんな彼女だからこそ、傷ついて欲しくない。これから先の未来、彼女の優しさに救われる人間のためにも、そんな彼女の歩む道を見てみたい俺のためにも、共に歩みます」
オリバーがやれやれといった顔で発言する。
「先ほども言いましたが、この戦いには許せない理由が一つ増えました。俺はそのためにも一国も早く終わらせたいと思っています。それに、王国の姫との婚約は悪い話ではないと思っていましてね。戦いが終わったらもう一度申し込むためにも、ここで死なせるわけには行かないんですよ」
カトリーヌが私を睨んでから、オリバーに続きます。
「国王陛下、まずはご息女に失礼なことをいう無礼をお許しください。私は正直、最初こそなんだこの姫はとは思っていました。でも、本当は自分が泥を被るのは平気で行動一つ一つに誰かのためを感じさせる私が進めない選択肢を選ばれる姫だと気づき、そんな彼女と友に慣れたことを……その、あのね……嫌じゃないと思いましたわ!! だから、あと数十年は嫌じゃないって思わせないと許さないし、このバカ姫を見殺しにする選択肢を選ぶ私を……私は一生許さないと思います。だから、私は私が許せる私になるために一緒に歩むんです」
ジャンヌがカトリーヌの言葉を聞いて笑ってから続きます。カトリーヌはすかさずジャンヌのほっぺをつねりますが、二人とも、口角が上がっています。
「お初にお目にかかります国王陛下。名前を覚える価値のない一平民です。ですが、魔法学園で姫様と一緒にいることをお許しを得て今もここに立たせていただいております。私は姫様の盾になることも厭わないですが、彼女はそれを許さないでしょう。平民である私にそれすらも許さない彼女だからこそ、私は生きてほしいんです。彼女が生きる道のためにその道を照らす光になる。私はそう誓いました」
そして最後にスザンヌがいつも通りの無表情を……崩した。
「国王陛下。まずはここに立つことをお許しください。私と姉、セシルは姫様をブラン王国に返すために、従者であることを辞めさせていただきました。私たち姉妹にとって、姫様の主張を最優先するために選んだ結果です。だから、今は友として、姫様の……いいえ、クリスティーンの後ろではなく、隣を歩みます」
全員がしゃべり終えるのを待ったジェラールとエリザベートは顔を見合わせる。そして二人して笑った。その暖かな笑顔を見れて、私は帰ってこれたと安心した。
「いいだろう。娘のことは君たちに任せた。いいや、任せたい。この国の未来を賭けた戦いだ。若人がここまで頑張るなら、俺やエリザベートはそれこそ俺たちにしかできないことを優先しよう。国民や騎士団の指揮、その他もろもろのことは俺たちに任せてくれ。お前たちは、お前たちの正しいと思う道を歩め。そして全員生きて帰ってこい」
「はい!」
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