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神原弓菜と一行 後編
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えっと、次はねぇ~。大塚鼎さんだっけ?まぁ、この人で~す。んじゃまあ殺しますか。この人には、己の妄想で死んでもらうとしますか。その前に、他の人の口を縛っておかないと効果がないから。よいしょっ。
ギュッ
よし、んで次は大塚さんの目を隠す。これで下準備完了っ!では、早速作業に入っちゃおー!
「ねぇ、大塚鼎さん?いま、何も見えないでしょう?このままあなたをナイフで切っていくから。よろしく。」
「いや、いやよ。死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
んー、なんかずっとブツブツ死にたくないって喋っているけど、実際は私が殺すんじゃなくて自分の妄想で死んじゃうのにな。さて、財布の中からカードを取り出して、これを大塚さんの皮膚にスラッシュする。
シュッ
「ほらほら~。あなたの血がドバッと溢れてきてるよ。」
まあ、本当は出てきてないんだけどね。
シュッ
「うわ~。キモいくらいに出てきているわ。」
シュッ
「ヤッベェ。もう死ぬくらい出血してない?」
ドサッ
ありゃ、もう死んじゃった?想像力豊かなんだねぇ。これは意外と楽しかったな~。さて、次次っ!
んー、と。次に選ばれた者は、鳳朧さんにするか。この人は普通に殺そうかな。
「鳳さん。次はあなたの番です。」
ナイフをかまえたら脅えるかな?
「いやだ。あんたに殺されるくらいだったら自害するまでだ。」
ザクッ
鳳さんは私の持っていたナイフを奪いとり、自ら頚動脈を切った。そこまでして私に殺されたくないのか。でも、これもまたあり!フフッ
さてさて、次は遠藤炎伽さんね。この人は、名前に炎ってあるし、火あぶりでいいか。
「遠藤さん。ここに来て下さい。そうそうもうちょっと近くに。そうです、そうです。」
そして、さっき用意したこの灯油をぶっかけて、マッチに火をつける。そんでこれを遠藤さんにかかった灯油に落とすと。
ボッ
「ギャァーーーー」
はい、死んだ~。いい眺め。そして、いま私の手中にはマシュマロがっ!割り箸にさして、焼マシュマロを作っちゃいまーす!
「んー!おいひいっ!」
こりゃ最高のキャンプファイヤーだな。
フゥ。しっかり堪能したところで、次のターゲットに移っちゃいまーす!えっと、じゃあ、一寸八尺直彦さんにするか。どう殺そうかな。そこら辺に都合良く落ちていた鎌で脳天かち割ろうっと!
「一寸八尺さん、あなたをこれで殺してあげます。嬉しいでしょう?」
「や、やめろっ!」
怖がってる~!これ、これから殺されるって分かりやすいものね。
「やめませ~ん。アハッ」
それじゃあいきま~す。
「せ~のっ!ていっ」
ザクッ
固くて割れなかったけど、ダメージはでかいみたい!血がドバドバ出てくる出てくる。もっと切り刻んだら早く死ぬだろうけど、あえて放置してどんどん弱っていく姿を見るのも面白そうだから、放置しちゃえ!
三十分後
ピクッピクッ
「そろそろ死んだかな?」
触ってみるけど反応はない。うーん、一応喉と口を切っとくか。
ザシュッザシュッザシュッ
うん、いい感じ。フフフッ。
さてさて、次はお待ちかねの神原弓菜ね!こいつは鬼ごっこで殺すって決めているの。
「神原さ~ん。次はあなたのばんで~す!」
「そう。で?私をどう殺すつもりなの?」
おっ!普通に殺さないってわかってるね。話が早くて助かるわ。
「それはねぇ、題して命がけの鬼ごっこで~す!」
表情を変えないか。つまんないの。
「ルールは簡単私がハンターであなたがサバイバー。場所はそこにある森の中。私はあんたを殺すために追っかけるから、あなたは逃げ回る。ただし、あなたは腕を縛られた状態でね。安心して、すぐには殺さずにじわじわと攻めていくから。」
「そう簡単にいくかしら?」
おっ?挑発的な態度をとるじゃん。神原家が森の中に仕掛けたトラップのことを信用しているのかな?ホントは昨日の時点で全部のトラップを解除しているんだけどね。いますぐに明かしておいてもいいんだけど、あえて黙っておいてから作動するはずの場所で作動しないときの顔を見たいっ!フフッ
「案外簡単にいくかもしれないよ?ま、とりあえずはじめよっか。よーい、どん!」
はぁ、はぁ、はぁ。
おかしい。なんで私が追い詰められているの?トラップも用意してたはずなのに。なぜ?痛い痛い痛い。どうしてっ!こいつが、鬼が私を襲ってくる。逃げないと。逃げないと殺される。
ザシュッ
「う゛ぁぁ。」
足が、足がぁ。逃げないと。逃げないと。逃げないといけないのに走れないっ!あぁ、死んでしまう。逃げないといけないのに。
フフフッ。いいねいいね。恐怖に満ちたその顔。やっぱり、こいつはこの方法でよかったぁ~。あの自信に満ちた顔がだんだんと醜く壊れていって。ホント最高よ。
ザシュッ
「う゛ぁぁ。」
うん、最高。これは芸術点高いよ。ほんとにいいね、これ。足を切ったから動けなくなってしまったし。さっきまでずっと上半身だったから何とか逃げられてたようだけどね。ん?なんか言ってる?
「私が仕掛けていたトラップ。トラップはどうしたのよ。」
あぁ、なんだそんなことか。ん~。答えてやるかぁ。
「昨日の時点で下見してたから普通に解除しただけだけど?」
「え?だとしてもなんで一つも作動しないのよ!」
んー、単純なんだけどなぁ。
「そこにトラップがありそうかどうかのパターンを考える。ただそれだけ。」
「ただそれだけって、一体いくつのトラップがあると思ってるの?」
そんなこと聞いてなんの意味があるんだ?
「2332個でしょ?」
「正解よ。まさか、それを全部解除したって言うの?」
「そうだけど、何か?」
「信じられない。」
そう言っている割には全然青ざめていない。何かまだあるのか?とりあえずもう片方の足も切るか。
「う゛ぁぁ。」
もう結構飽きてきたし、殺すか。どうせなら最後に情けをかけてやるか。
「…言い残すことは何かある?」
「あなたはとっても苦しい思いをするでしょうね。」
ザシュッ
はぁ?そんなわけ無くない?だって今充実してるし。あぁもう!イライラする。早く次の人を殺しに行こう。
残りのクラスメイト:3人
ギュッ
よし、んで次は大塚さんの目を隠す。これで下準備完了っ!では、早速作業に入っちゃおー!
「ねぇ、大塚鼎さん?いま、何も見えないでしょう?このままあなたをナイフで切っていくから。よろしく。」
「いや、いやよ。死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
んー、なんかずっとブツブツ死にたくないって喋っているけど、実際は私が殺すんじゃなくて自分の妄想で死んじゃうのにな。さて、財布の中からカードを取り出して、これを大塚さんの皮膚にスラッシュする。
シュッ
「ほらほら~。あなたの血がドバッと溢れてきてるよ。」
まあ、本当は出てきてないんだけどね。
シュッ
「うわ~。キモいくらいに出てきているわ。」
シュッ
「ヤッベェ。もう死ぬくらい出血してない?」
ドサッ
ありゃ、もう死んじゃった?想像力豊かなんだねぇ。これは意外と楽しかったな~。さて、次次っ!
んー、と。次に選ばれた者は、鳳朧さんにするか。この人は普通に殺そうかな。
「鳳さん。次はあなたの番です。」
ナイフをかまえたら脅えるかな?
「いやだ。あんたに殺されるくらいだったら自害するまでだ。」
ザクッ
鳳さんは私の持っていたナイフを奪いとり、自ら頚動脈を切った。そこまでして私に殺されたくないのか。でも、これもまたあり!フフッ
さてさて、次は遠藤炎伽さんね。この人は、名前に炎ってあるし、火あぶりでいいか。
「遠藤さん。ここに来て下さい。そうそうもうちょっと近くに。そうです、そうです。」
そして、さっき用意したこの灯油をぶっかけて、マッチに火をつける。そんでこれを遠藤さんにかかった灯油に落とすと。
ボッ
「ギャァーーーー」
はい、死んだ~。いい眺め。そして、いま私の手中にはマシュマロがっ!割り箸にさして、焼マシュマロを作っちゃいまーす!
「んー!おいひいっ!」
こりゃ最高のキャンプファイヤーだな。
フゥ。しっかり堪能したところで、次のターゲットに移っちゃいまーす!えっと、じゃあ、一寸八尺直彦さんにするか。どう殺そうかな。そこら辺に都合良く落ちていた鎌で脳天かち割ろうっと!
「一寸八尺さん、あなたをこれで殺してあげます。嬉しいでしょう?」
「や、やめろっ!」
怖がってる~!これ、これから殺されるって分かりやすいものね。
「やめませ~ん。アハッ」
それじゃあいきま~す。
「せ~のっ!ていっ」
ザクッ
固くて割れなかったけど、ダメージはでかいみたい!血がドバドバ出てくる出てくる。もっと切り刻んだら早く死ぬだろうけど、あえて放置してどんどん弱っていく姿を見るのも面白そうだから、放置しちゃえ!
三十分後
ピクッピクッ
「そろそろ死んだかな?」
触ってみるけど反応はない。うーん、一応喉と口を切っとくか。
ザシュッザシュッザシュッ
うん、いい感じ。フフフッ。
さてさて、次はお待ちかねの神原弓菜ね!こいつは鬼ごっこで殺すって決めているの。
「神原さ~ん。次はあなたのばんで~す!」
「そう。で?私をどう殺すつもりなの?」
おっ!普通に殺さないってわかってるね。話が早くて助かるわ。
「それはねぇ、題して命がけの鬼ごっこで~す!」
表情を変えないか。つまんないの。
「ルールは簡単私がハンターであなたがサバイバー。場所はそこにある森の中。私はあんたを殺すために追っかけるから、あなたは逃げ回る。ただし、あなたは腕を縛られた状態でね。安心して、すぐには殺さずにじわじわと攻めていくから。」
「そう簡単にいくかしら?」
おっ?挑発的な態度をとるじゃん。神原家が森の中に仕掛けたトラップのことを信用しているのかな?ホントは昨日の時点で全部のトラップを解除しているんだけどね。いますぐに明かしておいてもいいんだけど、あえて黙っておいてから作動するはずの場所で作動しないときの顔を見たいっ!フフッ
「案外簡単にいくかもしれないよ?ま、とりあえずはじめよっか。よーい、どん!」
はぁ、はぁ、はぁ。
おかしい。なんで私が追い詰められているの?トラップも用意してたはずなのに。なぜ?痛い痛い痛い。どうしてっ!こいつが、鬼が私を襲ってくる。逃げないと。逃げないと殺される。
ザシュッ
「う゛ぁぁ。」
足が、足がぁ。逃げないと。逃げないと。逃げないといけないのに走れないっ!あぁ、死んでしまう。逃げないといけないのに。
フフフッ。いいねいいね。恐怖に満ちたその顔。やっぱり、こいつはこの方法でよかったぁ~。あの自信に満ちた顔がだんだんと醜く壊れていって。ホント最高よ。
ザシュッ
「う゛ぁぁ。」
うん、最高。これは芸術点高いよ。ほんとにいいね、これ。足を切ったから動けなくなってしまったし。さっきまでずっと上半身だったから何とか逃げられてたようだけどね。ん?なんか言ってる?
「私が仕掛けていたトラップ。トラップはどうしたのよ。」
あぁ、なんだそんなことか。ん~。答えてやるかぁ。
「昨日の時点で下見してたから普通に解除しただけだけど?」
「え?だとしてもなんで一つも作動しないのよ!」
んー、単純なんだけどなぁ。
「そこにトラップがありそうかどうかのパターンを考える。ただそれだけ。」
「ただそれだけって、一体いくつのトラップがあると思ってるの?」
そんなこと聞いてなんの意味があるんだ?
「2332個でしょ?」
「正解よ。まさか、それを全部解除したって言うの?」
「そうだけど、何か?」
「信じられない。」
そう言っている割には全然青ざめていない。何かまだあるのか?とりあえずもう片方の足も切るか。
「う゛ぁぁ。」
もう結構飽きてきたし、殺すか。どうせなら最後に情けをかけてやるか。
「…言い残すことは何かある?」
「あなたはとっても苦しい思いをするでしょうね。」
ザシュッ
はぁ?そんなわけ無くない?だって今充実してるし。あぁもう!イライラする。早く次の人を殺しに行こう。
残りのクラスメイト:3人
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