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学園
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しおりを挟む……や…いやいや?だって、これはオレの戦いでね?
「私も魔族について詳しく調べたのですが。どう足掻いても、1対1で勝てる相手ではありません。それはアシュレイ様が弱いのではなく、種として定められたものです。
過去の戦でも人間は戦略、数、技術で渡り合ってきたのでしょう?」
「「「…………」」」
そう…だけど。でもそれは、戦争時の話で。今は…さ?
「武器を持たねば自分、もしくは愛する家族が死ぬかもしれない戦争と違って。
アシュリィ…ただただ好きな人の為に、平和な世に命を懸けてディーデリック様に挑んでくれる友人。それは…紛れもなく、貴方の力です」
…そう、なのかな…?なんか分かんなくなってきた。
じゃあ、昼間のテリッカドクで…ずっと気になってた事を訊ねる。「お前にはまだ必要なものがある」って、何?
「(ひえ…自分から骨を折りにいくって、怖…!)それは…捕まった時点で。仲間を呼ぶべきだった…のでは?
ただ折ればディーデリック様は退場になったでしょうから、最終手段としては正しかったと思いますが」
……………そっか。オレ…子供の頃からなんも成長してなかった。
絶対自分が、やらなきゃって。
「…驚いたね、パメラ嬢。僕らその発想は無かったよー…」
「ええ…。アシュレイ1人で、戦うものだとばかり…」
「いやあ…はは…(RPGじゃ大体…仲間を集めて、装備も何度も入れ替えて。大人数で魔王…ラスボスに挑むものだし。それどころか道中のザコもね。
ディーデリック様はそうね、中ボスかしら?)お力になれたのならよかったです」
「ありがとう…本当に…!」
オレは自惚れてた。称号があるから…1人でも魔族に勝てる!と思ってた。相手からすれば…馬鹿げている話だったんだ。オレと一緒に…戦ってくれる仲間…!!
「ア…」
「よしリリス、特訓しようか」
「ええ。強力な攻撃魔法をマスターしないとよね!!ディーデリックをこう、ばーん!と倒せるやつ!!」
「…僕はサポートになりそうだねえ」
ちょっと?声を掛ける前に、アルとリリーが出て行った。
えっと…会ちょ…
「何ボサッとしてんだ?とっとと剣持って外出ろ、言っとくが俺は連携は苦手だ。その辺、打ち合わせしながら模擬戦すっぞ」
あら?オレ…まだ何も言ってないのに…
その場に立ち尽くしていたら、パメラ嬢がくすりと笑う。
「ふふ。それが…貴方が今まで培ってきた人望ですよ。私は応援しかできませんが、頑張ってください!」
…うん。ありがとう…!!
それから会長と剣を交えながら、戦略を練る。
「俺は攻撃特化で耐久は皆無だ!!だからお前がディーデリック殿を引きつけろ!!まさか、とどめは絶対自分で刺す!とか言わねえよなっ!!?」
「言わねえよバーカ!!ディーデリックに勝てりゃ、それでいい!!」
「そいつぁ安心だ!!!」
ぐぅ…っ!本気を出した会長の斧は、重いなんてもんじゃねえ。
まるで大砲を相手にしてる気分だ、それでも…受け切る!!!
「僕が仲間の能力を底上げ、相手の魔法を防ぐ。リリスは攻撃、レイに当てないように!!」
「分かったわ!」
「おっ!」
「ぬおおおおっ!!?」
時々魔法が飛んできて、身体が軽くなったり会長が吹っ飛んだりする。
相手の武器が分からない以上、あらゆる場面を想定して動けるようにする!
そんな時傭兵である会長の知識は、非常に頼りになる。
睡眠はしっかり取り、授業はサボってひたすら剣を振る。途中アイルにアシュリィの様子を聞くんだけど…
「まだ眠っています。何かしらの術を掛けられているようで…お世話は2人がしていますので」
「ディーデリックと精霊様が!?」
「ララとパリスですよ…」
そ…か。そのディーデリックも、授業はサボっているらしい。
とにかくアシュリィは無事だ。絶対に眠りから覚ます!
にしても…
アイルはさ、オレに足りないものわかってたんだよな?そう訊ねたら、彼は小さく笑った。
「はい。陛下は常々アシュリィ様のいない所で、「勇者が仲間を引き連れて、魔王からお姫様を奪いに来るぞー!」と仰ってますから」
「勇者…って勇気がある人の事だよな?」
「いや、それがアシュリィ様は…『魔王を倒す人』という意味合いで使っているようなのです」
なんだそれ。
つまり…オレは魔王陛下に勝てるって思ってくれてるのか?
…頑張ろう。
「おーいアシュレイ!これ、実家から持ってきた。エンシェントドラゴンの剣と盾。父上が…「いずれアシュレイに渡そうと思っていた。これはあの子の財産だ」ってさ」
「ランス…旦那様…!!」
それは以前、魔王陛下からベンガルド家に贈られた物。それがオレの手に…ありがとうございます!!
手に馴染ませる為、早速使うが…
「…?なんだ、この感じ?」
まるで、もうずっと使ってるような感覚。それこそ…生まれた時から握ってるような。
盾の中に魔力の杖を収納すれば、邪魔にならず使える。更にディグリーハヤブサのマントを羽織れば、空中戦にも対応できる!
「皆様!いいもの持ってきました~。
こっちが体力、これは魔力回復の丸薬です。シャリオン家で売ってるのを、お父様が沢山くれました!」
「ミーナ…」
伯爵様も…ありがとう。
戦えないみんなも、こうしてオレを助けてくれる。…泣いている暇はない、強く剣を握る。
それにしても。デメトリアス殿下も…元気ねえんだよな。あの手紙っぽいのが関係してんのかな…
「……ふむ」
「何故あんな小僧を気に掛ける?可愛い女の子ならともかく」
「何故って…友達だからさ、カル」
「…分からんなあ…」
ん?なんか上空から視線感じ…
「よそ見すんな大将っ!!!」
「うわわっ!」
「(今のを、反射のみで避けたのか…?こいつ、まだまだ強くなるな…!)」
ふいー。少し休憩していると、アルがこう言ってきた。
「ディーデリックってさ、防御値は1860って言ってたんだ。
レイは攻撃が995でも、称号で1990。更に剣と盾で+1000だし…ステータスだけで言えば、余裕で勝てるんじゃない?」
「え。あー…でも、それが全てじゃないし…」
「殿下、それは勘違いです」
オレが説明に困ってると、会長が間に入ってくれた。
「ステータスとは…言ってしまえばただの目安です。それに…重要なのはレベルなんです」
「そうなの?」
頷く。オレも公爵家で鍛えられてるうちに知ったんだけど。
例えばオレとアルのステータスが全く同じだとして。力も互角だと思うよな?
「オレは6レベル、アルは5だろ?
2人共攻撃を500だと仮定して。実はこの数値に、レベルが関係してくる。
この500に…レベル分の%が付与されるんだ。
つまり数値には表れてないけどオレの攻撃は530、アルは525。当然レベル差、元の数値が大きければ変わってくる。
ちなみに付与されるのは攻撃、防御、知力、素早さだけ」
ここでオレの攻撃…995。称号の効果は基礎値にしか反映されないから、1990のまま。これに995の6%で60が付き2050。今は+装備で合計3050になる、数字上はな。
「へえ~、知らなかった」
地面に木の棒でガリガリと書きながら説明。ここでアシュリィだとしたら、565だけど…その数字だけ見ると、勝てると思うよな?
「500ってのもただの数字で、本人の技量と潜在能力は別問題だ」
そもそも魔族と人間は、身体の作りからして違うだろうし。
オレがふざけてアルにデコピンしたら、「いてて~」で済むだろうけど。
アシュリィがやったら…アルは数メートルは吹っ飛ぶ。下手すりゃ頭パーンだ。
「ふーん…じゃあステータスって、鵜呑みにしちゃいけないんだ…」
アルは感心したように頷いた。
まあHP、MPは数字が大切だし。蔑ろにしていい訳じゃないから。
「よし、休憩はここまでだ。時間は有限だぞ」
「おう!」
数字で勝っていようと負けようと、オレは仲間と共に勝利を掴む!!
そして約束の日。オレは出来る限りの事はやった…あとは結果を出すのみ!!
普段魔物の討伐とか、戦闘時に着る鎧を纏いグラウンドに出た。
会長もオレより少々簡素な鎧に、愛用の斧を担いでいる。
アルとリリーは例の杖を持ち、動きやすくも丈夫な格好をしている。そして飛行用のマントとショール…これが、今のオレ達の全力だ!!
噂を聞きつけてか、生徒も結構見に来ている…今授業中ですが?なんで先生方まで…?
「アシュレイ様格好いいーっ!
今日はディーデリック様と、私を奪い合って決闘するんですって!?きゃあっ、私の為に争わないで~!!」
なんか幻聴聞こえんな。でも…雑音に集中を乱されるようじゃまだまだだ!
ディーデリックを待っていたら、何かがスイー…と降りてきた。
「待ってたよー。全員揃ったら結界張るからね」
ライナス様…が。なんか、飛行するデカい亀に乗ってる…?
「僕の友達、精霊さ」
「ふぉ?のうライナス、朝ご飯はまだかのう」
「やだねえテリココット。精霊はご飯を食べないだろう?」
「おお、そうだったそうだった。こりゃうっかり」
ええ~…?なんか笑い合ってるけど…大丈夫かな…?
すると、そこにアシュリィのドラゴンが姿を見せる。地面に降りてテリココットさん?を確認すると…
「これはテリ翁。久方ぶりです」
「ほ?グレフィールのお嬢さんかえ。相変わらずべっぴんさんだねえ」
「ふふ…ありがたきお言葉です」
え!?最上級精霊が、頭を下げた…!?まさか、この亀様も…?
「うん。一応最上級でね、精霊の中でも1番のお爺ちゃんなんだ。
そしてこの甲羅は何物の攻撃も通さない。神々すらも、彼を砕く事は出来ないんだ」
うっそー…なんか最近のオレ、ポカンとしてばっかり。
ライナス様はあっはっはっと甲羅を叩く。オレも触ってよいですか…?
「アシュレイ。答えは見つかったようだな」
「…ディーデリック」
そこに…眠るアシュリィを横抱きにしたディーデリックが歩い…て…
……あの。アシュリィが…めっっっ…ちゃ可愛いんですけど?
小柄な彼女によく似合う、ふんわりとしたドレスに煌びやかな装飾品。メイクもして…どこのお姫様?って姫だったわ。花冠とかして、微笑んで欲しいです。
「おい…ディーデリック。アシュリィのドレスは…あんたの趣味か…?」
いい趣味してんじゃねえか…
「え?いや、カルが選んだ服だが」
「なんだ小僧。お前もしや、話が分かる奴か?」
精霊様か…是非語り合いたいところだが、後回しだ。
アシュリィは精霊様が受け取り、距離を置いて待機した。
そのディーデリックは…オレも以前着せてもらった、軍服という服だ。魔国は鎧のように、これが戦闘服!というものが無いらしい。
「ふんふふふ~ん♪いやあ、若いっていいねえ~♪」
「ほっほっほ。お前さんもちょいと前は、ぶいぶい言わせてたのう」
「やだなー、500年以上も前の事を蒸し返さないでよ~」
「「………………」」
睨み合っていると、ライナス様と亀様が鼻歌歌いながら飛び回って、結界を張ってる…。集中しろオレ!!!
終わったよ~、という言葉を合図に…背筋を伸ばしてディーデリックを真っ直ぐに見据えた。
彼も小さく息を吐き…マントの下に両腕を入れて、取り出したのは。
短剣よりも長い、対になっている2本の剣。双剣使いか…!
「私の名はディーデリック=レイン=ウラオノス。先代魔王の祖父を持つ、魔国ディスジェイスの由緒正しき公家の一員。
此度はお前が敬愛する魔王陛下に挑む資格がある者か。姫君であるアシュリィを託すに値するかを見極める為、ここに決闘を挑む」
……!空気が変わった。あそこにいるのは友人のディーデリックじゃねえ。
オレに双剣を向ける、誇り高き…次期魔王陛下だ。ならば!
「オレはアレンシア公爵家四男、アシュレイ。
偉大なる魔王陛下を打ち砕き、アシュリィ=ヴィスカレット=ウラオノスに…求婚する!
師であるトレイシー。友人アルバート・ベイラーとリリーナラリス・アミエルと肩を並べ。
ここに覚悟を示す為、この勝負受けて立つ!!」
言い切ると歓声が上がる。悲鳴も混じっているが、気にもならねえ。
アシュリィ…オレはお前の笑顔を思い浮かべるだけで、どんな困難も乗り越えられるんだ。だから…
これからもずっと、オレの隣で笑っていて欲しいんだ。
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