白紙の未来と再会のヒロイン ~君と綴る、運命のページ~

のびすけ。

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第四章 甘いメロンと、消えない傷跡

蓮の興味と、莉緒の秘密

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消毒液と高級な花の香りが混じり合った匂いがした。

「……ん」

重たい瞼を持ち上げる。 
白い天井。
柔らかすぎるベッド。 
そして、視界の端で金色のツインテールが揺れていた。

「あ、起きた! 起きたわよ!」

耳元で響く鈴を転がすような声。 
俺、青葉一樹は、ぼんやりと首を動かして声の主を見た。 
そこにいたのは、マスクもサングラスもしていない完全なる「星乃綺羅々」だった。

「……きら、ら……?」
「呼び捨てすんじゃないわよ、この下僕!」

彼女は俺の額をペチンと叩く。
痛い。
でも、その手つきは優しかった。 
俺は状況を整理する。 
東京ドーム。
落下の衝撃。
腕の激痛。 
そうだ、俺はあそこで気絶して……。

「ここ、どこだ?」 
「都内の特別指定病院、VIP個室よ。私のコネでねじ込んであげたわ」

綺羅々は腕組みをしてふんぞり返る。 
その顔にはライブ直後のような疲労感はなく、いつもの勝気なアイドルスマイルが戻っていた。 
でも、よく見ると目の端が少し赤く腫れている。

「……私のライブ、最後まで見なかったでしょ」
「ああ、悪かったな。気絶しちまって」
「バカね。あんたがあのワイヤー支えてくれなかったら、私、今頃ペチャンコだったわよ」

彼女は視線を逸らし、サイドテーブルの上の籠から立派なマスクメロンを取り出した。

「ほら、口開けなさい」
「は?」
「お見舞いよ。あんた右腕使えないんでしょ? 私が食べさせてあげるって言ってんの」
「いや、いいって……」
「いいから開けなさい! アイドルにあーんされるなんて一生分の運使い果たしてるんだからね!」

有無を言わせぬ迫力。 
俺は観念して口を開けた。 
甘い果汁が広がる。 
綺羅々は満足そうに頷くと、小声で本当に小さな声で呟いた。

「……ありがと」
「え?」
「一回しか言わないからね! ……助けてくれて、ありがと。私の『完璧』を守ってくれて」

彼女の頬がメロンの果肉より赤く染まっていた。 
俺は思わず苦笑する。 
ステージ裏での毒舌少女も、ステージ上の女神も、そして今の不器用な姿も。 
どれも、彼女の本当の顔なんだろう。

「お安い御用だよ。……最高のライブだったぜ」
「ふん、当たり前でしょ。……あ、そうだ。これ」

綺羅々は俺の枕元に一枚のカードを置いた。 
金色に輝く会員証のようなカード。

「『星乃綺羅々ファンクラブ・名誉会員証(ブラックカード)』よ。これがあれば、私のライブはいつでも最前列、楽屋フリーパス付き。あと、裏面に私の直通連絡先も書いてあるから」
「……いいのかよ、そんなの」
「特別よ。あんたは私の命の恩人で……その、最初の『ファン第0号』にしてあげる」

彼女は悪戯っぽくウインクをした。 
これはこれで、詩織とは別ベクトルの「重い恩返し」になりそうだ。 
やれやれ、と俺が溜息をつきかけた時。

バンッ!

病室のドアが乱暴に開かれた。

「カズーーーッ!! 生きてるかーーーッ!?」
「青葉一樹、バイタルサイン正常を確認」

莉緒とクロノだ。 
莉緒は俺のベッドにダイブしそうな勢いで駆け寄り、クロノは淡々と後から入ってくる。

「おわっ! 莉緒、苦し……」
「バカ! 心配させんじゃないわよ! 腕、大丈夫なの!? 折れてない!?」
「打撲と肉離れだってさ。全治二週間」
「よかったぁ……。もう、本当に無茶ばっかりして……」

莉緒の目には涙が溜まっていた。 
俺の顔を覗き込むその距離がいつもより近い。 
綺羅々が「むっ」とした顔で一歩前に出る。

「ちょっとあんたたち、静かにしなさいよ。ここは病室よ?」
「あら、いたの? 毒舌アイドル」
「誰が毒舌よ! 命の恩人の看病をしてたの!」
「看病? 恩を売って囲い込もうとしてるだけでしょ。カズは私が守るからあんたはさっさと帰りなさいよ」
「なんですってぇ!?」

火花が散る。 
俺は天井を仰いだ。 
右腕の痛みよりこれからの胃の痛みの方が心配だ。

***

それから三日後。 
俺は退院し、包帯ぐるぐる巻きの姿で学校に復帰した。 
クラスメイトたちは「階段から落ちた」という俺の嘘を信じてくれたが、詩織だけは「青葉くん……代われるものなら私が……!」と涙ぐんで拝んでいた。

そしてその日のホームルーム。 
またしても「転校生」という爆弾が投下された。

「えー、隣のクラスだが、また転入生が来たらしいぞ。紹介する」

担任の言葉に教室がざわつく。 
この時期に転校生? 
しかもまた? 
嫌な予感が背筋を走る。 
隣のクラス(2年C組)のドアが開き廊下越しにその姿が見えた。

ショートカットの黒髪。 
ボーイッシュだが線の細い美少女。 
制服の着こなしは完璧だがその瞳には好戦的な光が宿っている。

如月蓮(きさらぎ れん)。 
ライブ会場で莉緒と死闘を繰り広げた、あの「管理者」だ。

「如月蓮だ。よろしく頼むよ」

彼女の声が壁を隔てていてもハッキリと聞こえた。 
そして、彼女は教室に入る直前廊下側の窓際に座る俺の方を向き――ニヤリと笑って手で銃の形を作って撃ち抜く真似をした。

(……マジかよ)

俺は頭を抱える。 
詩織、クロノ、綺羅々(外部)、そして蓮。 
役者は揃ってしまった。 
俺の平穏な高校生活は完全に「物語の舞台」へと書き換えられてしまったようだ。

***

放課後。 
俺は呼び出されていた。 
場所は屋上。
呼び出し主は、もちろん如月蓮だ。 

莉緒とクロノには「ちょっと職員室行ってくる」と嘘をついてきた。 
あいつらを巻き込みたくなかった。特に、莉緒は。

屋上のフェンスに寄りかかり、蓮は缶コーヒーを飲んでいた。 
夕風が彼女の短い髪を揺らす。

「来たね、イレギュラー」 
「……何の用だ。また俺を消しに来たのか?」

俺が警戒して身構えると彼女はケラケラと笑った。 
敵意はない。 
むしろ、珍しい動物を見るような好奇心に満ちた目だ。

「まさか。ボクはね、キミに興味が湧いたんだよ。あのアイドルのライブ、ボクの計算では100%失敗するはずだった。それをキミは自分の腕一本でひっくり返した」

彼女は俺の包帯が巻かれた右腕を見た。

「『理(ことわり)』をねじ曲げる熱量。それがどこから来るのか、近くで観察させてもらうことにしたんだ」
「観察? クロノみたいなこと言うなよ」
「あのアンドロイドと一緒にしないでくれよ。ボクはもっと人間的だ。……たとえば、キミの周りの『歪み』についてもね」

蓮の声色が急に低くなった。 
空気が冷たくなる。

「歪み……?」
「気づいてないのかい? それとも気づかないフリをしているのかな」

蓮はフェンスから背を離し俺に一歩近づいた。 
その瞳が、俺の奥底にある不安を見透かすように細められる。

「あの幼馴染――橘莉緒のことだよ」

ドクン、と心臓が跳ねた。 
莉緒の名前が出るとは思わなかった。

「莉緒がどうしたって言うんだ」
「ライブ会場での戦い。ボクは彼女とやり合った。ボクの一族はね、体術もそれなりに嗜んでいるんだ。手加減したつもりはない」

蓮は自分の腕をさすった。

「ボクの蹴りが彼女の左腕に入った。骨にヒビが入る感触があったよ。それに、鉄骨で擦りむいた傷もあったはずだ」
「……それが?」
「さっき、廊下で彼女とすれ違ったんだ。半袖の制服を着ていたからよく見えたよ」

蓮はニッと笑った。

「傷一つなかった。痣も、切り傷も、全部消えていたんだ」

「…………」

言葉が出なかった。 
否定しようとしたが喉が張り付いたように動かない。 
思い当たる節があったからだ。

退院した日、莉緒に抱きつかれた時。 
彼女の腕に触れた。 

包帯も湿布もしていなかった。 

「大丈夫か?」と聞いた時、彼女は「へへん、頑丈だからね!」と笑って誤魔化した。 
その時は、本当に軽傷だったんだと思っていた。

でも、相手は如月蓮だ。 
鉄骨をも破壊するような蹴りを放つ彼女と戦って無傷で済むはずがない。 

三日で完治? 
いや、蓮は「消えていた」と言った。 
治ったのではなく、最初からなかったかのように。

「人間ならあり得ない回復速度だ。……あるいは彼女の時間は『巻き戻った』のかな?」
「適当なこと言うな!」

俺は声を荒げた。

「莉緒はただ運動神経がいいだけだ! 変な言いがかりつけるなら承知しないぞ」
「怖い怖い。……ま、今はそういうことにしておこうか」

蓮は両手を上げて降参のポーズをとった。 
だが、その目は全く笑っていなかった。

「でもね、青葉一樹。忠告しておくよ。運命を書き換える代償は必ずどこかで支払わなきゃいけない。キミが白紙を埋めれば埋めるほど……彼女の『存在』が薄まっていくかもしれないよ?」

「……っ!」

意味深な言葉を残し蓮は俺の横を通り過ぎていった。 
屋上のドアが閉まる音が重く響く。

俺は一人夕焼けの中に残された。 
空はあの日と同じ血のような茜色だった。

『彼女の存在が薄まっていく』

蓮の言葉が呪いのように頭の中で反響する。 
俺は自分の右腕を握りしめた。 
まだ痛む。 
この痛みは生身の人間の証だ。 
じゃあ、傷が消えた莉緒は?

(確認……しなきゃいけないのか?)

***

翌日の放課後。 
俺と莉緒、そしてクロノは、いつものように俺の部屋に集まっていた。 
クロノは相変わらずドーナツ(今日はフレンチクルーラー)を食べている。 
莉緒は俺のベッドで漫画を読んでいた。

「あー、この主人公マジで鈍感! さっさとくっつけばいいのに!」 
「お前が読んでるそれ、ラブコメじゃなくてバトル漫画だろ」 
「うるさいわね。戦いの中に愛があるのがいいんじゃない!」

いつもの光景。 
いつもの莉緒。 

明るくてガサツで、でも誰よりも優しい俺の幼馴染。 
蓮の言葉なんてやっぱり嘘だったんじゃないかと思えてくる。

「……なあ、莉緒」
「ん?」
「お前、怪我……本当に大丈夫なのか? 蓮と戦った時の」

意を決して聞いてみた。 
莉緒は漫画から顔を上げ、キョトンとした後ニカッと笑った。

「全然へーき! ほら!」

彼女はパーカーの袖をまくり上げ左腕を俺に見せた。 
白くて、健康的な肌。 
痣一つない。 
本当に、綺麗すぎるほど綺麗だった。

「……すごいな。跡も残ってないのか」
「だから言ったでしょ、頑丈だって。牛乳飲んでるからねー!」

莉緒は笑い飛ばし、また漫画に視線を戻した。 
その笑顔に陰りはない。 
嘘をついているようには見えない。

でも。 
俺は見てしまった。 
袖をまくる一瞬、彼女の表情がほんの少しだけ強張ったのを。 
そして、クロノがドーナツを食べる手を止めてじっと莉緒の腕を凝視していたのを。

(……なんでだ?)

俺の中で小さな疑念の種が芽吹き始めていた。 
七年前、彼女は突然いなくなった。 

そして七年後、突然帰ってきた。 

「親の仕事の都合」と言っていたが詳しい話は聞いていない。 
『運命の書』には彼女の未来だけが書かれていない。

もし彼女が「普通の人間」じゃなかったら? 
もしこの再会そのものが、何かの間違いだとしたら?

「……カズ?」

不意に莉緒が俺を呼んだ。 
ハッとして顔を上げると、彼女は漫画を置いて真剣な眼差しで俺を見ていた。

「もしさ……私がまたいなくなったらカズはどうする?」
「は……? なんだよ急に」
「ただの『もしも』の話だよ。また七年前みたいに私が消えちゃったら」

彼女の声が微かに震えている。 
夕日が差し込む部屋の中で、彼女の輪郭が逆光で少しだけ透けて見えた気がした。

俺は拳を握りしめた。 
そんなこと、考えたくもない。 
でも、答えは決まっている。

「……探すよ」
「え?」
「世界のどこにいようが、絶対に見つけ出す。今度は七年も待たない。すぐに追いかける」
「……ふふっ」

莉緒は目を細めて笑った。 
それはどこか寂しげで、でも最高に嬉しそうな笑顔だった。 
彼女はベッドから身を乗り出し、俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。

「そっか。……じゃあ、安心だね」

彼女は何に対して安心したのかは言わなかった。 
ただ、その手の温もりだけは確かにそこにあった。

その夜。 
莉緒とクロノが帰った後、俺は『運命の書』を開いた。 
今日のページには何事もない日常が記されているはずだった。 
しかし。

『警告:特異点「橘莉緒」の存在強度が低下しています』
『観測者の疑念が、世界の修正力を加速させました』
『次章:彼女のいない世界、あるいは――』

文字が滲んで読めなくなった。 
インクが涙のように流れていく。

俺は本を閉じた。 
怖かった。 
この先に書かれているかもしれない「真実」を知るのが。 
蓮の言葉。 
莉緒の傷。 
そして、意味深な問いかけ。

全てのピースが一つの残酷な絵を描こうとしている。 
俺はまだ知らない。 

この再会の物語がハッピーエンドに向かっているのか、それとも悲しい別れへのカウントダウンなのかを。

ただ一つわかるのは。 
俺の白紙の未来を埋めてくれた彼女を今度は俺が守らなきゃいけないということだけだ。

窓の外を見上げる。 
夜空には、あの日と同じ月が浮かんでいた。 

俺たちの物語はいよいよ核心へと向かって加速していく。
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