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エピローグ
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「なぎささん、おめでとうございます」
「愛莉ちゃん!」
「うわあ、うわあ、素敵すぎます」
「皆さんの邪魔になってないかしら?」
「全然大丈夫です。ずっと見ていたいくらいですよ」
「この後、色打掛にも着替えるの」
「ひゃ~楽しみですっ」
ウキウキと私以上にテンションが上がる愛莉ちゃんを見ているとこちらまで嬉しくなる。花嫁さんには、自分だけじゃなくまわりの人まで幸せにできる魔法がかけられるみたいだ。
「富田屋にはやっぱり和装が合うな」
「いやいや、ウェディングドレスもよかったよ」
「レストランとかもどう?意外と映えると思うんだけど」
手の空いたスタッフさんたちもお祝いにかけつけてくれ、口々に感想を言い合う。普通に結婚式をするよりもたくさんお祝いしてもらえ、ありがたい限りだ。
今回のフォトウェディングは今後の富田屋に加わる予定である『フォトウェディングプラン』のお試しでもあるのだ。提案した私たちだけでなく、ここで働くスタッフさんたち皆で作り上げていこうという気持ちが伝わってきて、いい旅館だなと改めて思わせてくれた。
「新郎様、新婦様、見つめあってください」
カメラマンの指示通りに視線を絡ませる。甘くて柔らかな潤くんの瞳はすぐさま私を虜にして自然と笑みがこぼれた。
どちらからともなく近づきそのまま唇が触れ合う。カシャカシャと連写するカメラの音も、キャーという黄色い歓声も、すべてが祝福の鐘のように優しく耳に響いた。
「愛莉ちゃん!」
「うわあ、うわあ、素敵すぎます」
「皆さんの邪魔になってないかしら?」
「全然大丈夫です。ずっと見ていたいくらいですよ」
「この後、色打掛にも着替えるの」
「ひゃ~楽しみですっ」
ウキウキと私以上にテンションが上がる愛莉ちゃんを見ているとこちらまで嬉しくなる。花嫁さんには、自分だけじゃなくまわりの人まで幸せにできる魔法がかけられるみたいだ。
「富田屋にはやっぱり和装が合うな」
「いやいや、ウェディングドレスもよかったよ」
「レストランとかもどう?意外と映えると思うんだけど」
手の空いたスタッフさんたちもお祝いにかけつけてくれ、口々に感想を言い合う。普通に結婚式をするよりもたくさんお祝いしてもらえ、ありがたい限りだ。
今回のフォトウェディングは今後の富田屋に加わる予定である『フォトウェディングプラン』のお試しでもあるのだ。提案した私たちだけでなく、ここで働くスタッフさんたち皆で作り上げていこうという気持ちが伝わってきて、いい旅館だなと改めて思わせてくれた。
「新郎様、新婦様、見つめあってください」
カメラマンの指示通りに視線を絡ませる。甘くて柔らかな潤くんの瞳はすぐさま私を虜にして自然と笑みがこぼれた。
どちらからともなく近づきそのまま唇が触れ合う。カシャカシャと連写するカメラの音も、キャーという黄色い歓声も、すべてが祝福の鐘のように優しく耳に響いた。
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