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【02】 地獄行きの切符
*011* 奴隷の初仕事
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返事をしない小袖に痺れを切らしたのか、大河は更に言葉を続けた。
「返事は? 無かった事にしても構わないが?」
小袖は、慌てて首を左右にブンブンと振った。
「いえ…是非、お願い致します!!」
「今、この瞬間から、お前は俺の僕だ。何時、如何なる時でも俺の事だけを考えろ!! 俺の気が済むまでだ!!」
大河から出された条件は、傲慢極まりないものだった。
しかし、小袖にとっては、どんなに悪条件でも、ザ・ノーブル・ランドとワールド・セレクションの良好な関係を取り戻せるチャンスに他ならない。
この小さなチャンスを逃す事は出来ない小袖だった。
「はい、承知致しました。」
「もし、口答えしたならば、その時点でこの話は白紙に戻す。解ったな?」
「はい。精一杯、頑張ります!!」
少しだけ前進した状況に、小さく息を吐く。
「こっちだ、ついて来い!!」
そう言うと、顎をしゃくり、建物の方へと歩き出した。
小袖は、大河の後をついて行くが、脚の長さが違い過ぎて、小走りでついて行く事になる。
膝の部分から、ストッキングが破れ、血が滴っているが、それにも構わずに必死に直ぐ後ろを走った。
邸内に入ると、そのまま一般家庭で言うところの、納戸に連れて行かれた。
「この中を整頓しておけ!!」
大河は簡単に言うが、納戸と言っても大広間程の大きさの部屋に、高級な衣類、高そうな家財、道具等が無造作に置かれている。
茫然と見ていると、期間を提示された。
「お前に丸一日やる。全てを綺麗にしておけ!! これが、出来なかった時点で、今回の話は無かった事にするからそのつもりでやれ!!」
「はい、承知致しました。」
「せいぜい頑張るがいい。」
鼻で笑った大河は、そのまま立ち去って行った。
その足音を聞きながら、小袖は途方に暮れた。
「キビしいなぁ…。」
誰も居ない事が解っている為、珍しく、小袖が泣き言を言う。
納戸を見回すと、ホコリが被っているが、相当に高価な物ばかりが置かれている。
しかも、納戸に置くようなものでは無いくらいに新しい物も多数あった。
まず、明日、急遽、仕事を休む旨を社長に伝えなければならない事を思い浮かべ、スマートフォンを取り出すと、圏外だった。
これだけは、最初にやらなくてはと思い、納戸の外に出ると、階上に居る大河が、ニヤリと笑いながら、声を掛けてきた。
「外部との連絡は、一切許さない。それが守れなければ、今直ぐ、この建物から出て行くが良い。」
小袖は、余りの条件に意識を失いそうになった。
今、この瞬間、小袖の無断欠勤が確定したのだった。
「返事は? 無かった事にしても構わないが?」
小袖は、慌てて首を左右にブンブンと振った。
「いえ…是非、お願い致します!!」
「今、この瞬間から、お前は俺の僕だ。何時、如何なる時でも俺の事だけを考えろ!! 俺の気が済むまでだ!!」
大河から出された条件は、傲慢極まりないものだった。
しかし、小袖にとっては、どんなに悪条件でも、ザ・ノーブル・ランドとワールド・セレクションの良好な関係を取り戻せるチャンスに他ならない。
この小さなチャンスを逃す事は出来ない小袖だった。
「はい、承知致しました。」
「もし、口答えしたならば、その時点でこの話は白紙に戻す。解ったな?」
「はい。精一杯、頑張ります!!」
少しだけ前進した状況に、小さく息を吐く。
「こっちだ、ついて来い!!」
そう言うと、顎をしゃくり、建物の方へと歩き出した。
小袖は、大河の後をついて行くが、脚の長さが違い過ぎて、小走りでついて行く事になる。
膝の部分から、ストッキングが破れ、血が滴っているが、それにも構わずに必死に直ぐ後ろを走った。
邸内に入ると、そのまま一般家庭で言うところの、納戸に連れて行かれた。
「この中を整頓しておけ!!」
大河は簡単に言うが、納戸と言っても大広間程の大きさの部屋に、高級な衣類、高そうな家財、道具等が無造作に置かれている。
茫然と見ていると、期間を提示された。
「お前に丸一日やる。全てを綺麗にしておけ!! これが、出来なかった時点で、今回の話は無かった事にするからそのつもりでやれ!!」
「はい、承知致しました。」
「せいぜい頑張るがいい。」
鼻で笑った大河は、そのまま立ち去って行った。
その足音を聞きながら、小袖は途方に暮れた。
「キビしいなぁ…。」
誰も居ない事が解っている為、珍しく、小袖が泣き言を言う。
納戸を見回すと、ホコリが被っているが、相当に高価な物ばかりが置かれている。
しかも、納戸に置くようなものでは無いくらいに新しい物も多数あった。
まず、明日、急遽、仕事を休む旨を社長に伝えなければならない事を思い浮かべ、スマートフォンを取り出すと、圏外だった。
これだけは、最初にやらなくてはと思い、納戸の外に出ると、階上に居る大河が、ニヤリと笑いながら、声を掛けてきた。
「外部との連絡は、一切許さない。それが守れなければ、今直ぐ、この建物から出て行くが良い。」
小袖は、余りの条件に意識を失いそうになった。
今、この瞬間、小袖の無断欠勤が確定したのだった。
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