185 / 660
3つのシモベと幽世からの来訪者
しおりを挟む
「猿!(ドン!)」
「カエル!(ババン!)」
「ナメクジ!(でろ~ん…)」
今、オレの目の前には3体のモンスターがいる。
「……」
「「「………」」」
いや、巨大カマドウマの肉を手に入れるのにダンジョン潜ってたら、今日は偶々コイツらのカードが揃って手に入ったのよ。
「う~む…しかし、どいつもこいつも見事なまでにヌルヌルだな…」
カエルやナメクジの表面がヌルヌルなのは言うに及ばずだが、猿についてもなんか毛がタールのような油でベタベタとしている。まぁそのおかげでコイツは酸の攻撃が効き難かったんだが。
そんな3体が並んで揃い踏みすると、実にシュール。どうしてウチの冷蔵庫ダンジョンは、こんなモンスターばっかりなんだか…。
「まぁいいや、丁度スライム狩り要員が欲しかったところだし。では諸君、おしごとだ。スライムを倒してドロップを集めておいで」
そう指示を出すと、ノロノロペタペタといった足音をさせながら3体のモンスターは前室から地下1層へと移動していった。カード化したモンスターとはパスのようなモノが繋がり、簡単な意思疎通なら可能になるので、こうして指示もだせる。
そうしてしばらく様子を窺っていたが、3体とも問題なく言いつけた仕事をこなしている様子。
3体ともカードの色は赤銅。レアリティとしては恐らくコモンといったところだが、スライム相手には余裕で戦える。ウンコ猿はウンコ投げるのを禁止したので引っ掻き攻撃で。格闘蛙は水かきのついた張り手でスライムをパァン!巨大ナメクジは圧し掛かっての圧殺だ。
やはり体格差がモノをいうのだろう。地下5層にいるスケボーゴキをスライムと戦わせた時には、レベル差もあったろうに簡単にやられちゃったもんな。
「さて、次は植物の世話をするか…」
地下1層からダンジョン前室に戻ると、並んだプランターに如雨露で水をやる。
これは吸血人参や邪悪林檎魔物の落としたタネを埋めてみたモノ。まだ何も芽を出していないので土が濡れていくだけだが、今からどんな芽が出るのか楽しみでもある。で、ダンジョンで育てているのは安全の為。
ほら、モンスターの落としたタネを外で育てて何か遭ったら不味いしさ。
そう、二度目の植物ダンジョン遠征から、すでに三日が経った。そしてオレは、ポーションを5本手に入れていた。
植物ダンジョン遠征から戻った翌日、また真田薬品へとドロップ納品に行くと田所さんがくれたのだ。紙袋をカチャカチャ言わせながら渡してくるので、ねぎらいの栄養ドリンクでもくれたのかと思ったら、なんとそれが回復薬だった。
『あの江月さん、よかったらコレどうぞ』
『あ、栄養ドリンクですか、ありがとうございます』
『いえ、うちで開発した回復薬ですよ。コレは色素なんかの検品ではじかれたモノですが、効能が劣るということはありませんから』
『おおっ!!』
そうして頂いた回復薬は、茶色い瓶に入ったまんま栄養ドリンクな感じ。
それでもまだ自衛隊にしか卸しておらず、市場には全く出回っていないシロモノだ。オレ達の働きがかなり貢献できているらしく、そのお礼にと特別に頂けた。とすると、これは清算もかなり期待できそう。ぐふふ…。
な~んてことがあったので、今度会ったら4人に分けようと考えている。瀬来さんに仁菜さんに瑠羽、それにシャークとオレで分ければ、丁度5本がそれぞれにいき渡る。
「しかし、一日一本か…」
回復薬の注意書きには、そう記されていた。田所さんから受けた説明でもそれ以上飲んでも効果がないどころか、却って身体を傷めてしまうとか。
『回復薬はカラダの再生能力を飛躍的に高める薬なので、誤解されやすいですが時間が巻き戻ったようにして傷が塞がる訳ではありません。それどころか過剰に摂取すると細胞分裂が追い付かずに、組織が自壊してしまう恐れがあります』
と、いうことだった。うん、言われてみれば尤もだ。
回復薬に『なんでも魔法的なアレで解決』みたいな補正はないらしい。だから回復薬を使ったからといって『な、傷が消えた!?』とはならずに、普通に治癒痕も残るという。まぁファンタジー漫画みたいに、そう上手くはいかんということか。
それでも綺麗な傷ならすぐに塞がってくれるというので、実にありがたい。
自分で左足を切断した時には、泣きながらファイヤーワンドで傷を焼き止血したのだ。あの時の痛みといったら、何度も意識が遠のきそうになった。それでも『今気を失ったら出血多量で死ぬ!』と、死ぬ気で歯を食いしばった。
あ~あれはホント、痛かったモンなぁ~…。
そんな事を思い返していると、注入口から顔を出したレッドスライムがてしてしと膝をたたいているのに気付く。
「ああ、解ってるよ。おまえには助かってるって」
『今は自分がいるだろう』とでも言いたかったらしいレッドスライム。感謝を告げると満足したのか、またもにゅもにゅと義足の中へと納まっていく。
まぁなんだかんだで今日も元気にやっていられる事に、感謝だな。
……。
『コンコン…』
昼寝をしていると、玄関の扉がノックされているのに気がついた。
平日の午後に仮睡、ニートかお金持ちでなければ出来ない贅沢。で、今のオレがどちらかというと、それはまぁ微妙なところではあるが。
「は~い…」
友人のいないオレを訪ねてくるのは、彼女である瑠羽たちくらいもの。他はたいてい宗教の勧誘やら保険のセールスに、あとは受信料の取り立てといった感じ。
もしそんな連中だったらオレの優雅な仮睡を邪魔した事を後悔させてやろうと扉を開けると、そこにはなぜか鬼っ娘とニホンオオカミ娘が立っていた。
「なぬっ!?」
おまえたちはオレの夢に出てきた存在…、いったいそれがなぜ??
ズゴゴゴゴゴゴゴ…。
…。
「あ、すいません通りまぁす。どうもぉ宅急便です」
と、そこに宅配業者が扉を開けたオレにことわりの声をかけ、そのまま通り過ぎてふたつ隣の部屋のチャイムを押す。その間、微動だにしないふたりに宅配業者は重なって通り過ぎた。
それはまるで、宅配業者には何も視えていないようにして…。
「……」
え、なにこのミステリー。この真昼間からホラー?そう困惑していると、鬼っ娘が口を開いた。
「ぬし様、上がらせてもうろても宜しいか?」
なに、ぬし様とな?どうも『ぬし様』とはオレのことらしい。そしてオレは、夢と現実の区別もつかないヤベェ奴になってしまったのだろうか?
「え~と、どちらさま…?」
「あ、すいません通りまぁす。どうもぉ宅急便です」
その問いかけに荷物を渡し終えた宅配業者さんが爽やかに答え、去って行った。いや、そうじゃなくて。
「ニホンオオカミ!」
と、今度は元気な声でケモミミ少女が口を開いた。ああキミね、たしか夢の中でもそう言ってたね。
「鬼婆…ぢゃ」
で、続けて額の両端に小さな角を生やした鬼っ娘が言い難そうにそう告げる。
うん、なんか肉襦袢みたいなのを纏ってたんだっけ?もう巨大鬼婆の姿じゃなくて、小柄な鬼少女だけどね。それにしてもキミ、おでこ綺麗だね。
まぁともかくこのふたりは他の人間には視えないらしく、このままだとオレが独りでくっちゃべってるアレなヤツになってしまう。なのでここはひとまず、ふたりを部屋に上げることにした。
…。
「さぁどうぞ。お酒はないが、燻製肉をたんとお食べ。ああ、良ければカニもあるよ」
で、どうしたかというと、オレは妖怪娘たちを部屋に招き入れ歓待した。
ウチに来たからには、なにかしら要件があるのだろう。が、まずは歓待だ。ふふふ…なにせオレはファンタジー方面に強いオタだからして、例え妖怪的なモノが相手だとしてもその取扱いには心当たりがあるのだ。
そこで、お食事だ。
日本の神々を生み出したゴットマザー・伊邪那美命ですら死んだら黄泉の国から戻ってくることが出来なくなってしまった。
これは黄泉竈食という黄泉の国の穢れた食べ物を食べてしまったから。そう、これはそこの世界の食事を摂ると、強制的にそこに帰属してしまうという謎システム。
だがこの謎システムは日本の神話だけではなく、ギリシャ神話の『ペルセポネの冥界下り』でも登場する。なのでその効果は折り紙つきだろう。ちなみにペルセポネは冥界の王ハデスに死者の国の食べ物をちょっぴり食べさせられただけで、一年のうちの四ヶ月を冥界で暮らさなければならなくなってしまったそうな。
だからこそ、ここでお食事タイム。
コイツ等がオレの思う通りの妖怪ならば、そういったシステムやルールにはきっと縛られるはず。雪女の『決して正体を誰かに言ってはいけません』とか、鶴の恩返しの『決して覗いてはいけません』とかね。
そうすればオレがどこかへ連れて行かれる心配は無くなり、文字通りホームで戦うことが出来るというもの。でもそんな訳の解らんヤツらを懐に入れて危なくはないのかって?うん、まぁ訳の解らなさ加減でいったら、オレもどっこいどっこいよ。
オレもアマゾネスマッチョになったりニューハーフになったり、ましてや今も片足はスライム。
そしてウンコ投げつけてくる猿や格闘蛙に巨大ナメクジですら使役している。なのでもはやというかすでにそんな感じなので、今さら妖怪娘のひとりやふたり増えたところで、どうということはないのである。
と、そんなことを思いつつ見やれば、ニホンオオカミ娘はハグハグと美味そうになんちゃって燻製肉にかぶりついているし、鬼っ娘もカニ食って頬に手を当て肩を竦めている。ははは、そんなに美味かったか。
さて、このふたり。いったい何しに来たんだか?
「カエル!(ババン!)」
「ナメクジ!(でろ~ん…)」
今、オレの目の前には3体のモンスターがいる。
「……」
「「「………」」」
いや、巨大カマドウマの肉を手に入れるのにダンジョン潜ってたら、今日は偶々コイツらのカードが揃って手に入ったのよ。
「う~む…しかし、どいつもこいつも見事なまでにヌルヌルだな…」
カエルやナメクジの表面がヌルヌルなのは言うに及ばずだが、猿についてもなんか毛がタールのような油でベタベタとしている。まぁそのおかげでコイツは酸の攻撃が効き難かったんだが。
そんな3体が並んで揃い踏みすると、実にシュール。どうしてウチの冷蔵庫ダンジョンは、こんなモンスターばっかりなんだか…。
「まぁいいや、丁度スライム狩り要員が欲しかったところだし。では諸君、おしごとだ。スライムを倒してドロップを集めておいで」
そう指示を出すと、ノロノロペタペタといった足音をさせながら3体のモンスターは前室から地下1層へと移動していった。カード化したモンスターとはパスのようなモノが繋がり、簡単な意思疎通なら可能になるので、こうして指示もだせる。
そうしてしばらく様子を窺っていたが、3体とも問題なく言いつけた仕事をこなしている様子。
3体ともカードの色は赤銅。レアリティとしては恐らくコモンといったところだが、スライム相手には余裕で戦える。ウンコ猿はウンコ投げるのを禁止したので引っ掻き攻撃で。格闘蛙は水かきのついた張り手でスライムをパァン!巨大ナメクジは圧し掛かっての圧殺だ。
やはり体格差がモノをいうのだろう。地下5層にいるスケボーゴキをスライムと戦わせた時には、レベル差もあったろうに簡単にやられちゃったもんな。
「さて、次は植物の世話をするか…」
地下1層からダンジョン前室に戻ると、並んだプランターに如雨露で水をやる。
これは吸血人参や邪悪林檎魔物の落としたタネを埋めてみたモノ。まだ何も芽を出していないので土が濡れていくだけだが、今からどんな芽が出るのか楽しみでもある。で、ダンジョンで育てているのは安全の為。
ほら、モンスターの落としたタネを外で育てて何か遭ったら不味いしさ。
そう、二度目の植物ダンジョン遠征から、すでに三日が経った。そしてオレは、ポーションを5本手に入れていた。
植物ダンジョン遠征から戻った翌日、また真田薬品へとドロップ納品に行くと田所さんがくれたのだ。紙袋をカチャカチャ言わせながら渡してくるので、ねぎらいの栄養ドリンクでもくれたのかと思ったら、なんとそれが回復薬だった。
『あの江月さん、よかったらコレどうぞ』
『あ、栄養ドリンクですか、ありがとうございます』
『いえ、うちで開発した回復薬ですよ。コレは色素なんかの検品ではじかれたモノですが、効能が劣るということはありませんから』
『おおっ!!』
そうして頂いた回復薬は、茶色い瓶に入ったまんま栄養ドリンクな感じ。
それでもまだ自衛隊にしか卸しておらず、市場には全く出回っていないシロモノだ。オレ達の働きがかなり貢献できているらしく、そのお礼にと特別に頂けた。とすると、これは清算もかなり期待できそう。ぐふふ…。
な~んてことがあったので、今度会ったら4人に分けようと考えている。瀬来さんに仁菜さんに瑠羽、それにシャークとオレで分ければ、丁度5本がそれぞれにいき渡る。
「しかし、一日一本か…」
回復薬の注意書きには、そう記されていた。田所さんから受けた説明でもそれ以上飲んでも効果がないどころか、却って身体を傷めてしまうとか。
『回復薬はカラダの再生能力を飛躍的に高める薬なので、誤解されやすいですが時間が巻き戻ったようにして傷が塞がる訳ではありません。それどころか過剰に摂取すると細胞分裂が追い付かずに、組織が自壊してしまう恐れがあります』
と、いうことだった。うん、言われてみれば尤もだ。
回復薬に『なんでも魔法的なアレで解決』みたいな補正はないらしい。だから回復薬を使ったからといって『な、傷が消えた!?』とはならずに、普通に治癒痕も残るという。まぁファンタジー漫画みたいに、そう上手くはいかんということか。
それでも綺麗な傷ならすぐに塞がってくれるというので、実にありがたい。
自分で左足を切断した時には、泣きながらファイヤーワンドで傷を焼き止血したのだ。あの時の痛みといったら、何度も意識が遠のきそうになった。それでも『今気を失ったら出血多量で死ぬ!』と、死ぬ気で歯を食いしばった。
あ~あれはホント、痛かったモンなぁ~…。
そんな事を思い返していると、注入口から顔を出したレッドスライムがてしてしと膝をたたいているのに気付く。
「ああ、解ってるよ。おまえには助かってるって」
『今は自分がいるだろう』とでも言いたかったらしいレッドスライム。感謝を告げると満足したのか、またもにゅもにゅと義足の中へと納まっていく。
まぁなんだかんだで今日も元気にやっていられる事に、感謝だな。
……。
『コンコン…』
昼寝をしていると、玄関の扉がノックされているのに気がついた。
平日の午後に仮睡、ニートかお金持ちでなければ出来ない贅沢。で、今のオレがどちらかというと、それはまぁ微妙なところではあるが。
「は~い…」
友人のいないオレを訪ねてくるのは、彼女である瑠羽たちくらいもの。他はたいてい宗教の勧誘やら保険のセールスに、あとは受信料の取り立てといった感じ。
もしそんな連中だったらオレの優雅な仮睡を邪魔した事を後悔させてやろうと扉を開けると、そこにはなぜか鬼っ娘とニホンオオカミ娘が立っていた。
「なぬっ!?」
おまえたちはオレの夢に出てきた存在…、いったいそれがなぜ??
ズゴゴゴゴゴゴゴ…。
…。
「あ、すいません通りまぁす。どうもぉ宅急便です」
と、そこに宅配業者が扉を開けたオレにことわりの声をかけ、そのまま通り過ぎてふたつ隣の部屋のチャイムを押す。その間、微動だにしないふたりに宅配業者は重なって通り過ぎた。
それはまるで、宅配業者には何も視えていないようにして…。
「……」
え、なにこのミステリー。この真昼間からホラー?そう困惑していると、鬼っ娘が口を開いた。
「ぬし様、上がらせてもうろても宜しいか?」
なに、ぬし様とな?どうも『ぬし様』とはオレのことらしい。そしてオレは、夢と現実の区別もつかないヤベェ奴になってしまったのだろうか?
「え~と、どちらさま…?」
「あ、すいません通りまぁす。どうもぉ宅急便です」
その問いかけに荷物を渡し終えた宅配業者さんが爽やかに答え、去って行った。いや、そうじゃなくて。
「ニホンオオカミ!」
と、今度は元気な声でケモミミ少女が口を開いた。ああキミね、たしか夢の中でもそう言ってたね。
「鬼婆…ぢゃ」
で、続けて額の両端に小さな角を生やした鬼っ娘が言い難そうにそう告げる。
うん、なんか肉襦袢みたいなのを纏ってたんだっけ?もう巨大鬼婆の姿じゃなくて、小柄な鬼少女だけどね。それにしてもキミ、おでこ綺麗だね。
まぁともかくこのふたりは他の人間には視えないらしく、このままだとオレが独りでくっちゃべってるアレなヤツになってしまう。なのでここはひとまず、ふたりを部屋に上げることにした。
…。
「さぁどうぞ。お酒はないが、燻製肉をたんとお食べ。ああ、良ければカニもあるよ」
で、どうしたかというと、オレは妖怪娘たちを部屋に招き入れ歓待した。
ウチに来たからには、なにかしら要件があるのだろう。が、まずは歓待だ。ふふふ…なにせオレはファンタジー方面に強いオタだからして、例え妖怪的なモノが相手だとしてもその取扱いには心当たりがあるのだ。
そこで、お食事だ。
日本の神々を生み出したゴットマザー・伊邪那美命ですら死んだら黄泉の国から戻ってくることが出来なくなってしまった。
これは黄泉竈食という黄泉の国の穢れた食べ物を食べてしまったから。そう、これはそこの世界の食事を摂ると、強制的にそこに帰属してしまうという謎システム。
だがこの謎システムは日本の神話だけではなく、ギリシャ神話の『ペルセポネの冥界下り』でも登場する。なのでその効果は折り紙つきだろう。ちなみにペルセポネは冥界の王ハデスに死者の国の食べ物をちょっぴり食べさせられただけで、一年のうちの四ヶ月を冥界で暮らさなければならなくなってしまったそうな。
だからこそ、ここでお食事タイム。
コイツ等がオレの思う通りの妖怪ならば、そういったシステムやルールにはきっと縛られるはず。雪女の『決して正体を誰かに言ってはいけません』とか、鶴の恩返しの『決して覗いてはいけません』とかね。
そうすればオレがどこかへ連れて行かれる心配は無くなり、文字通りホームで戦うことが出来るというもの。でもそんな訳の解らんヤツらを懐に入れて危なくはないのかって?うん、まぁ訳の解らなさ加減でいったら、オレもどっこいどっこいよ。
オレもアマゾネスマッチョになったりニューハーフになったり、ましてや今も片足はスライム。
そしてウンコ投げつけてくる猿や格闘蛙に巨大ナメクジですら使役している。なのでもはやというかすでにそんな感じなので、今さら妖怪娘のひとりやふたり増えたところで、どうということはないのである。
と、そんなことを思いつつ見やれば、ニホンオオカミ娘はハグハグと美味そうになんちゃって燻製肉にかぶりついているし、鬼っ娘もカニ食って頬に手を当て肩を竦めている。ははは、そんなに美味かったか。
さて、このふたり。いったい何しに来たんだか?
36
あなたにおすすめの小説
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる