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庭園の散歩を終え、自室に戻って来た私は椅子に座り本を読んでいた。
──コンコン。
その時、ノックの音が静かな室内に響いた。
「どうぞ入って」
「失礼致します」
室内に入ってきたのは執事長のシリルだった。
「アイラス殿下からです」
そう言ってシリルは花の生けられたガラスの花瓶を目の前のテーブルに置いた。
その花瓶には先ほど庭園で見かけたネモフィラが生けられていた。
「……ありがとう」
アイラス殿下は私が未だにレオンハルト様を思慕していると思い、この花をくれたのだろう。
「この花は、ティアラ様が忘れられないお方の瞳と同じ色ですか」
シリルの言葉に驚いて顔を見上げた。
「ゼスティリア王立騎士団の分隊長をしていた時に、当時はまだ可愛らしい王子だったジェミリオン国王をお見かけしたことがあります。……光輝く銀髪に、澄んだ空色の瞳をしておりました」
彼は話を止めると、自身が持って来たネモフィラを静かな瞳で眺めていた。
「……ティアラ様はアイラス殿下が常に身につけておられるロケットペンダントをご存知でしょうか」
「ロケットペンダント?いいえ。知らないわ」
「普段は洋服で隠れておりますが、いつも必ず身につけていらっしゃいます。余程大切なものなのでしょう……」
アイラス殿下が大切にしているロケットペンダント──きっと家族に纏わる何かを入れているのだろうと思った。
「これからする話しを、どうか年寄りの戯れ言だと思って聞いて下さい。あれは9年前だったでしょうか……当時の私はアイラス殿下に剣術を指南しておりました。そんなある日、留学先から一時帰国した殿下が私にネモフィラの花を見せてくれたのです」
「……ネモフィラの花?」
「ええ。ある人から貰ったと申しておりました。当時の殿下は今と違って素直でしたから、嬉しい事があると直ぐ私に報告してくれていました」
シリルは穏やかに目を細めながら、大切な思い出を懐かしむように言葉を紡いだ。
「貰ってからだいぶ時間が経っていたのでしょう。そのネモフィラの花は萎れかけており、殿下はとても寂しそうな顔をしていました。それで私は提案したのです。押し花にでもしたらどうかと。それを聞いた殿下は、萎れかけたネモフィラを押し花にしてロケットペンダントに入れたのです。……そのネモフィラの花を殿下に渡したのは、ティアラ様だったのではないですか?」
シリルの思いがけない言葉に驚いて、私は息を飲み込んだ。
「殿下は留学先であるジェミリオン王国でその花を貰ったと言っておりました」
レオンハルト様には伯爵家で育てていたネモフィラの花束を毎年渡していた。
でも、アイラス殿下には──その時、婚約披露パーティーの日に彼が言った言葉を思い出した。
『留学したばかりの頃、この場所で俺に花をくれた人だ』
私が忘れられない大切な人はいるかと彼に問いかけた時、そう答えたのだ。
その場所はアストレア城の庭園にある噴水だった。
「あっ──」
忘れていた過去の記憶が鮮明に蘇ってきた。
あの噴水で私は確かにアイラス殿下にネモフィラを渡していた。
でも、それはレオンハルト様にネモフィラの花束を渡した際に、偶然そのとなりにアイラス殿下が居合わせていたからで、私はほんの何気ない気持ちで彼に渡しただけだった。
ネモフィラを渡した事を、どうして私は忘れてしまっていたのだろう。
アイラス殿下が今もその花を大切に持っているとも知らずに。
「アイラス殿下はこの国の第3王子として生まれてしまったばかりに、年の離れた優秀な兄達だけがいつも優遇され、苦しんでおられるのを私はずっとお側で見てきました。なのでせめて結婚相手だけはアイラス殿下を1番に想い、愛してくれる、そんな女性と私は一緒になって欲しいのです」
シリルの真摯な思いに、私は何も言えなかった。
アイラス殿下の気持ちを考えず、ネモフィラの花を渡してしまったのは自分だった。
「年寄りの話が過ぎてしまいましたね。申し訳ございません」
シリルは深く一礼すると、静かに部屋から出て行った。
『この婚約はあくまで利害の一致によるもの』
その言葉は、私の為を思って言ったのだ。
私に気を遣わせない為に──
早くあなたに会いたかった。
会ってちゃんと謝りたかった。
私はあなたにネモフィラの花を渡していたのに、それを忘れてしまっていてごめんなさいと。
その事を覚えていたら、私はもっと早くあなたの気持ちに気がつく事が出来たのに。
この想いを包み隠さず、素直に伝える事が出来たのに──
来る日も来る日も、アイラス殿下の事ばかり想っていると、ついに夢の中に出てきてくれた。
その夢の中で、彼は何故か私に謝った。
そして『あなたの大切な人は、この命に代えても必ず守る』と言った。
あの言葉はどうゆう意味なのだろう──
目覚めた私はベッドに入ったまま、しばらくその言葉の意味を考えていた。
しかし、いくら考えても答えは出ないので、諦めて身体を起こした。
「え……」
驚きのあまり思わず声が出た。
ベッド近くのサイドテーブルに、寝る前にはなかったはずの花の鉢植えが置かれていたからだ。
それは以前、ここの屋敷の庭園で見つけたアイラス殿下の瞳と同じ色の鮮やかな深紅の愛らしい花だった。
この花がどうしてここに──?
食い入るようにその花を見つめていた私は、ターシャが部屋に入って来た事にも気がつかなかった。
「おはようございます。ティアラ様。綺麗なサンブリテニアですね」
「サンブリテニア?この花はサンブリテニアと言うの?」
「はい。この国では珍しい花なのでご存知ないですよね。昨夜、アイラス殿下がいらして置いていかれました」
「アイラス殿下が来ていたの?!」
彼が来ていたのに、どうして私は呑気に寝ていたのだろう。
彼に伝えたい事がたくさんあったのに……
「サンブリテニアの花言葉を知っていますか?"秘められた情熱"なんですよ」
項垂れていた私を励ますようにターシャが言った。
◇◆◇
アイラス殿下が私の部屋にサンブリテニアの鉢植えを置いて行った日から、屋敷の中は重苦しい空気に包まれ、静まり返っていた。
以前は明るい笑顔で働いていたこの屋敷の人達が、みな暗い表情でうつ向いていた。
一体何があったのかと、ターシャやシリルに問いかけても、弱々しい笑顔で首を振るだけで何も答えてくれなかった。
屋敷の人達がこんなに落ち込んでいるのだ。
きっと主であるアイラス殿下に何かあったに違いない。
ゼスティリア王立騎士団の団長である彼は、危険を伴う任務だってあるはずだ。
私は心配で気が気ではなかった。
そんなある日、私はひとり自室に籠りサンブリテニアの花を眺めていた。
この小さくて愛くるしい花を見ている時だけが、心が安らぐ唯一の時間だった。
「ティアラ様……」
気がつくと、顔面蒼白のシリルが近くに立っていた。
そのただならぬ雰囲気に、私はすぐにアイラス殿下に何かあった事を悟った。
「アイラス殿下が……ジェリオン国王を救う為に、戦死致しました」
──────────────────
次回から視点がアイラスに変わります。
──コンコン。
その時、ノックの音が静かな室内に響いた。
「どうぞ入って」
「失礼致します」
室内に入ってきたのは執事長のシリルだった。
「アイラス殿下からです」
そう言ってシリルは花の生けられたガラスの花瓶を目の前のテーブルに置いた。
その花瓶には先ほど庭園で見かけたネモフィラが生けられていた。
「……ありがとう」
アイラス殿下は私が未だにレオンハルト様を思慕していると思い、この花をくれたのだろう。
「この花は、ティアラ様が忘れられないお方の瞳と同じ色ですか」
シリルの言葉に驚いて顔を見上げた。
「ゼスティリア王立騎士団の分隊長をしていた時に、当時はまだ可愛らしい王子だったジェミリオン国王をお見かけしたことがあります。……光輝く銀髪に、澄んだ空色の瞳をしておりました」
彼は話を止めると、自身が持って来たネモフィラを静かな瞳で眺めていた。
「……ティアラ様はアイラス殿下が常に身につけておられるロケットペンダントをご存知でしょうか」
「ロケットペンダント?いいえ。知らないわ」
「普段は洋服で隠れておりますが、いつも必ず身につけていらっしゃいます。余程大切なものなのでしょう……」
アイラス殿下が大切にしているロケットペンダント──きっと家族に纏わる何かを入れているのだろうと思った。
「これからする話しを、どうか年寄りの戯れ言だと思って聞いて下さい。あれは9年前だったでしょうか……当時の私はアイラス殿下に剣術を指南しておりました。そんなある日、留学先から一時帰国した殿下が私にネモフィラの花を見せてくれたのです」
「……ネモフィラの花?」
「ええ。ある人から貰ったと申しておりました。当時の殿下は今と違って素直でしたから、嬉しい事があると直ぐ私に報告してくれていました」
シリルは穏やかに目を細めながら、大切な思い出を懐かしむように言葉を紡いだ。
「貰ってからだいぶ時間が経っていたのでしょう。そのネモフィラの花は萎れかけており、殿下はとても寂しそうな顔をしていました。それで私は提案したのです。押し花にでもしたらどうかと。それを聞いた殿下は、萎れかけたネモフィラを押し花にしてロケットペンダントに入れたのです。……そのネモフィラの花を殿下に渡したのは、ティアラ様だったのではないですか?」
シリルの思いがけない言葉に驚いて、私は息を飲み込んだ。
「殿下は留学先であるジェミリオン王国でその花を貰ったと言っておりました」
レオンハルト様には伯爵家で育てていたネモフィラの花束を毎年渡していた。
でも、アイラス殿下には──その時、婚約披露パーティーの日に彼が言った言葉を思い出した。
『留学したばかりの頃、この場所で俺に花をくれた人だ』
私が忘れられない大切な人はいるかと彼に問いかけた時、そう答えたのだ。
その場所はアストレア城の庭園にある噴水だった。
「あっ──」
忘れていた過去の記憶が鮮明に蘇ってきた。
あの噴水で私は確かにアイラス殿下にネモフィラを渡していた。
でも、それはレオンハルト様にネモフィラの花束を渡した際に、偶然そのとなりにアイラス殿下が居合わせていたからで、私はほんの何気ない気持ちで彼に渡しただけだった。
ネモフィラを渡した事を、どうして私は忘れてしまっていたのだろう。
アイラス殿下が今もその花を大切に持っているとも知らずに。
「アイラス殿下はこの国の第3王子として生まれてしまったばかりに、年の離れた優秀な兄達だけがいつも優遇され、苦しんでおられるのを私はずっとお側で見てきました。なのでせめて結婚相手だけはアイラス殿下を1番に想い、愛してくれる、そんな女性と私は一緒になって欲しいのです」
シリルの真摯な思いに、私は何も言えなかった。
アイラス殿下の気持ちを考えず、ネモフィラの花を渡してしまったのは自分だった。
「年寄りの話が過ぎてしまいましたね。申し訳ございません」
シリルは深く一礼すると、静かに部屋から出て行った。
『この婚約はあくまで利害の一致によるもの』
その言葉は、私の為を思って言ったのだ。
私に気を遣わせない為に──
早くあなたに会いたかった。
会ってちゃんと謝りたかった。
私はあなたにネモフィラの花を渡していたのに、それを忘れてしまっていてごめんなさいと。
その事を覚えていたら、私はもっと早くあなたの気持ちに気がつく事が出来たのに。
この想いを包み隠さず、素直に伝える事が出来たのに──
来る日も来る日も、アイラス殿下の事ばかり想っていると、ついに夢の中に出てきてくれた。
その夢の中で、彼は何故か私に謝った。
そして『あなたの大切な人は、この命に代えても必ず守る』と言った。
あの言葉はどうゆう意味なのだろう──
目覚めた私はベッドに入ったまま、しばらくその言葉の意味を考えていた。
しかし、いくら考えても答えは出ないので、諦めて身体を起こした。
「え……」
驚きのあまり思わず声が出た。
ベッド近くのサイドテーブルに、寝る前にはなかったはずの花の鉢植えが置かれていたからだ。
それは以前、ここの屋敷の庭園で見つけたアイラス殿下の瞳と同じ色の鮮やかな深紅の愛らしい花だった。
この花がどうしてここに──?
食い入るようにその花を見つめていた私は、ターシャが部屋に入って来た事にも気がつかなかった。
「おはようございます。ティアラ様。綺麗なサンブリテニアですね」
「サンブリテニア?この花はサンブリテニアと言うの?」
「はい。この国では珍しい花なのでご存知ないですよね。昨夜、アイラス殿下がいらして置いていかれました」
「アイラス殿下が来ていたの?!」
彼が来ていたのに、どうして私は呑気に寝ていたのだろう。
彼に伝えたい事がたくさんあったのに……
「サンブリテニアの花言葉を知っていますか?"秘められた情熱"なんですよ」
項垂れていた私を励ますようにターシャが言った。
◇◆◇
アイラス殿下が私の部屋にサンブリテニアの鉢植えを置いて行った日から、屋敷の中は重苦しい空気に包まれ、静まり返っていた。
以前は明るい笑顔で働いていたこの屋敷の人達が、みな暗い表情でうつ向いていた。
一体何があったのかと、ターシャやシリルに問いかけても、弱々しい笑顔で首を振るだけで何も答えてくれなかった。
屋敷の人達がこんなに落ち込んでいるのだ。
きっと主であるアイラス殿下に何かあったに違いない。
ゼスティリア王立騎士団の団長である彼は、危険を伴う任務だってあるはずだ。
私は心配で気が気ではなかった。
そんなある日、私はひとり自室に籠りサンブリテニアの花を眺めていた。
この小さくて愛くるしい花を見ている時だけが、心が安らぐ唯一の時間だった。
「ティアラ様……」
気がつくと、顔面蒼白のシリルが近くに立っていた。
そのただならぬ雰囲気に、私はすぐにアイラス殿下に何かあった事を悟った。
「アイラス殿下が……ジェリオン国王を救う為に、戦死致しました」
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次回から視点がアイラスに変わります。
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