21 / 32
おまけ 2人のその後
ウォーキングしましょう
しおりを挟む
「ウォーキングしてみようかなって思ってます」
彼が仕事から帰ってきて、私は玄関まで迎えに行くと、ドアが開くなりそう言った。
彼は一瞬ぽかんと間の抜けたような顔をしたが、すぐに元の無表情に戻り、続きを促すように沈黙した。
「朝、ちょっとだけ早起きして、近所を散歩するんです。例えば、あの少し先の公園までとか……どうですか」
彼は少しの間、考えるように目を瞑った。
「どうですか、とは」
彼の目がゆっくりと開く。
私が答える様は見逃せないようだ。
「ええ? ご都合どうですか、の意です……明日とか。急すぎますか」
別に明日でなくても、いつでも、都合のいい時で構わないんですけど、思い立ったらできるだけ早くした方がいいかなあと思いまして。
だって、明日から本気出すって言ってたら言ってるうちに一年経ってたりする時ってあるじゃないですか。
言い訳がましくごにょごにょと口の中で物を言う。
私も、流石に彼の意向も聞かずに明日からやるって言うのは悪いと思う。
思ったからこそ今聞いたのだ。前日の夜だけれど。
彼は特別朝が弱いわけではないようだし、(むしろ物音に敏感で、私が早朝にふと目が覚めてもぞもぞするとすぐに眼を開いて、「眠れないのか」とかなんとか聞いてくる)急に言っても一緒にやってくれるんじゃないかなあ、なんて思ったのだけれど。
急すぎただろうか。……迷惑、だろうか。
「ああ」
彼は、ああ、と言ったぎり、また目を閉じて口を噤んだ。
その「あ」という母音二文字は、ため息のようでもあったし、急すぎますか、の問いを肯定するものであったようにも聞こえる。
「一緒に」
彼は、また目を開けると私を見つめた。
「はい、一緒です」
そう答えると、彼はまた、ああ、と言った。
何となく嬉しそうな、安堵の混じった溜息だったように思う。
つまり彼は、私の「どうですか」について、「私が一人で行こうと思っていたらどうですか」とかそんな感じに捉えるものか図りあぐねていくたのかもしれない。
「一緒に歩いてくれますか?」
一緒に行くのだということを強調した、分かりやすい言葉を選ぶ。
彼はすぐに一つ、頷いた。
***
寝る前に、枕を次の日の朝起きたい時間の数だけ叩く、というおまじないが聞いたのだろうか。
私は目覚ましがなる前に目を覚ました。
ちゅんちゅんと小鳥の囀りが聞こえる。
かつてないほどに爽やかな朝だ。
私は、目覚ましのスイッチをオフにすると、彼の肩をぽんぽんと叩いて起こした。
私の顔は、誰の助けもなく早起きできたことで得意の笑み一色だっただろう。
彼は目元を和らげて、褒める様に私の頭を撫でた。
私たちは、簡単に身支度を整えると、すぐに家を出た。
朝の爽やかな空気を身体全身で感じるのは、どれくらいぶりだろう。
秋の、澄んだ、少し冷たい空気が肌に気持ちいい。
思わずぴょこぴょことジャンプをするように軽い足取りで庭を歩く。
彼は、そんな私の様子を見て、ぱっと私の手首を掴んだ。
私の動きは止まる。
彼もそれぎり動かない。
私はよほど危なっかしく彼の目に映っているのだろうか。
「手、繋ぎましょうよ」
それならば、とそう言うと、彼は手首を掴んでいたのを離して、手を繋いでくれた。
少し肌寒いくらいだったので、暖かくなって丁度いいだろう。
以前二人で出掛けたときは、手を繋ぐことに酷く緊張したが、今は、手を繋ぐことの方が自然な感じがして、嬉しい。
「少し前に咲いてた花、もうなくなっちゃんですね」
同棲当初、たくさん咲いていた花は、季節の変化とともに見えなくなっていた。
「何か、ここで育てませんか。花でもいいし……家でつくれる野菜とか、あったらいいですね」
手作りした野菜はさぞ美味しいことだろう。
花を前者に挙げながら、早速野菜の方に天秤が傾いた。
「トマトとか、小学校の頃夏休みに作りませんでしたか」
彼は、時折頷きながら、はしゃいで話す私を眺めていた。
私は、彼を促して、庭から出た。
門は、きいっと少し軋みながら、私たちを外に出した。
……トマトって、可愛いですよねえ。
特に、プチトマトは小さくて、丸くて、赤いのが可愛いです。でも、オレンジ色も少し珍しい感じで好きです。
だってパプリカみたいじゃないですか。
パプリカといえば、ピーマンとの違いって何なんでしょうね。
赤いパプリカもあるけど、赤ピーマンとかってあるじゃないですか。
でも緑ピーマンって聞いたことがないですよね。ピーマンは緑が当たり前って感じしますけど、だとしたらパプリカって言ったらまず普通として何色のパプリカを思い浮かべたらいいと思いますか……
彼と手を繋いで、歩く。
それはダイエットのためのウォーキングというよりは、のんびりとした散歩だったけれど、久しぶりにゆっくり彼と外に出て話が出来るのが嬉しかった。
私のとりとめのない話を、彼は穏やかな表情で聞いていた。
道路のコンクリートの隙間から小さな花が咲いていたり、蓋も空いていないお弁当が道路の真ん中に置いてあったり、私たちはその度に顔を見合わせて笑った。
「お弁当が落ちてますよ。しかも新しいです」
「蓋が開いてないからといって拾ったら駄目だ」
「さ、流石に拾いません……」
「食べても駄目だ」
「食べません!」
彼は私をからかっては怒らせて、愉快気に目を細めた。私も可笑しくなって、笑った。
そのうちに、目当ての公園についた。
早朝の公園には、誰もいない。
ブランコが、風に吹かれて微かに揺れている。
銀色の滑り台は鈍く光っていて、何だか懐かしい。
私たちは、滑り台のすぐ近くのベンチに座った。
ペンキが剥げかけて、水色の下から茶色い板が覗いているそれは、何となく寂しい、秋らしい風情があった。
「滑らないのか」
そう彼に問われて、私は笑った。
「もう滑り台で遊ぶような年齢じゃないですよ」
彼も同意するように目を細めたが、でもいける、と謎の支持を示してくれた。
それは確かに滑ろうと思えば滑れないことはないのだけれども。
私は、褒められているのか馬鹿にされているのか分からず、そうですか、とだけ返した。
「お弁当とか、持ってくればよかったですね」
そう言った私のお腹を、彼はぽんぽんと撫でた。
私はその手を掴んでやめさせる。
「今度、お昼とか、暖かい時に、おにぎりか、サンドイッチ持ってきましょう」
ピクニックです、という提案を、彼は黙って聞いていた。
それから私たちは、ひとしきりピクニックの時にお弁当に入っていたら嬉しいおかずについてと、三百円までの予算で一体お菓子は何を買うべきかという談義を交わした。
ちなみに、私が嬉しいのはから揚げ、ハンバーグ、ウインナーの順にベストスリーだ。
お菓子は何でも美味しい。塩辛いものと甘いもの両方持っていければそれで十分である。
彼は、基本的に聞き役に徹していたが、ウインナーの話になると、「たこか」とそれだけ口を挟んだ。
つまり彼は「たこさんウインナーですか」と尋ねているのだと分かると、可愛らしくて私はこっそりと笑った。
「タコの方がより嬉しいです」と返した私に、彼も頷いていた。
仕事もあるからそろそろ帰りましょうか、と腰を上げる。
帰りも同じように手を繋いで帰った。
お弁当はまだ残っていて、彼はまた「拾ったら駄目だ」と私をからかった。
「拾いませんってば」という返事に、満足げに目を細める。
彼は仕事が忙しいのでなかなか二人で出掛ける時間は少ないに違いないのだけど、こうして頼めば時間を作ってくれる。
これからも、少しずつ、二人で共有できる時間を増やして、楽しいことを見つけていきたいと、そう思った。
彼が仕事から帰ってきて、私は玄関まで迎えに行くと、ドアが開くなりそう言った。
彼は一瞬ぽかんと間の抜けたような顔をしたが、すぐに元の無表情に戻り、続きを促すように沈黙した。
「朝、ちょっとだけ早起きして、近所を散歩するんです。例えば、あの少し先の公園までとか……どうですか」
彼は少しの間、考えるように目を瞑った。
「どうですか、とは」
彼の目がゆっくりと開く。
私が答える様は見逃せないようだ。
「ええ? ご都合どうですか、の意です……明日とか。急すぎますか」
別に明日でなくても、いつでも、都合のいい時で構わないんですけど、思い立ったらできるだけ早くした方がいいかなあと思いまして。
だって、明日から本気出すって言ってたら言ってるうちに一年経ってたりする時ってあるじゃないですか。
言い訳がましくごにょごにょと口の中で物を言う。
私も、流石に彼の意向も聞かずに明日からやるって言うのは悪いと思う。
思ったからこそ今聞いたのだ。前日の夜だけれど。
彼は特別朝が弱いわけではないようだし、(むしろ物音に敏感で、私が早朝にふと目が覚めてもぞもぞするとすぐに眼を開いて、「眠れないのか」とかなんとか聞いてくる)急に言っても一緒にやってくれるんじゃないかなあ、なんて思ったのだけれど。
急すぎただろうか。……迷惑、だろうか。
「ああ」
彼は、ああ、と言ったぎり、また目を閉じて口を噤んだ。
その「あ」という母音二文字は、ため息のようでもあったし、急すぎますか、の問いを肯定するものであったようにも聞こえる。
「一緒に」
彼は、また目を開けると私を見つめた。
「はい、一緒です」
そう答えると、彼はまた、ああ、と言った。
何となく嬉しそうな、安堵の混じった溜息だったように思う。
つまり彼は、私の「どうですか」について、「私が一人で行こうと思っていたらどうですか」とかそんな感じに捉えるものか図りあぐねていくたのかもしれない。
「一緒に歩いてくれますか?」
一緒に行くのだということを強調した、分かりやすい言葉を選ぶ。
彼はすぐに一つ、頷いた。
***
寝る前に、枕を次の日の朝起きたい時間の数だけ叩く、というおまじないが聞いたのだろうか。
私は目覚ましがなる前に目を覚ました。
ちゅんちゅんと小鳥の囀りが聞こえる。
かつてないほどに爽やかな朝だ。
私は、目覚ましのスイッチをオフにすると、彼の肩をぽんぽんと叩いて起こした。
私の顔は、誰の助けもなく早起きできたことで得意の笑み一色だっただろう。
彼は目元を和らげて、褒める様に私の頭を撫でた。
私たちは、簡単に身支度を整えると、すぐに家を出た。
朝の爽やかな空気を身体全身で感じるのは、どれくらいぶりだろう。
秋の、澄んだ、少し冷たい空気が肌に気持ちいい。
思わずぴょこぴょことジャンプをするように軽い足取りで庭を歩く。
彼は、そんな私の様子を見て、ぱっと私の手首を掴んだ。
私の動きは止まる。
彼もそれぎり動かない。
私はよほど危なっかしく彼の目に映っているのだろうか。
「手、繋ぎましょうよ」
それならば、とそう言うと、彼は手首を掴んでいたのを離して、手を繋いでくれた。
少し肌寒いくらいだったので、暖かくなって丁度いいだろう。
以前二人で出掛けたときは、手を繋ぐことに酷く緊張したが、今は、手を繋ぐことの方が自然な感じがして、嬉しい。
「少し前に咲いてた花、もうなくなっちゃんですね」
同棲当初、たくさん咲いていた花は、季節の変化とともに見えなくなっていた。
「何か、ここで育てませんか。花でもいいし……家でつくれる野菜とか、あったらいいですね」
手作りした野菜はさぞ美味しいことだろう。
花を前者に挙げながら、早速野菜の方に天秤が傾いた。
「トマトとか、小学校の頃夏休みに作りませんでしたか」
彼は、時折頷きながら、はしゃいで話す私を眺めていた。
私は、彼を促して、庭から出た。
門は、きいっと少し軋みながら、私たちを外に出した。
……トマトって、可愛いですよねえ。
特に、プチトマトは小さくて、丸くて、赤いのが可愛いです。でも、オレンジ色も少し珍しい感じで好きです。
だってパプリカみたいじゃないですか。
パプリカといえば、ピーマンとの違いって何なんでしょうね。
赤いパプリカもあるけど、赤ピーマンとかってあるじゃないですか。
でも緑ピーマンって聞いたことがないですよね。ピーマンは緑が当たり前って感じしますけど、だとしたらパプリカって言ったらまず普通として何色のパプリカを思い浮かべたらいいと思いますか……
彼と手を繋いで、歩く。
それはダイエットのためのウォーキングというよりは、のんびりとした散歩だったけれど、久しぶりにゆっくり彼と外に出て話が出来るのが嬉しかった。
私のとりとめのない話を、彼は穏やかな表情で聞いていた。
道路のコンクリートの隙間から小さな花が咲いていたり、蓋も空いていないお弁当が道路の真ん中に置いてあったり、私たちはその度に顔を見合わせて笑った。
「お弁当が落ちてますよ。しかも新しいです」
「蓋が開いてないからといって拾ったら駄目だ」
「さ、流石に拾いません……」
「食べても駄目だ」
「食べません!」
彼は私をからかっては怒らせて、愉快気に目を細めた。私も可笑しくなって、笑った。
そのうちに、目当ての公園についた。
早朝の公園には、誰もいない。
ブランコが、風に吹かれて微かに揺れている。
銀色の滑り台は鈍く光っていて、何だか懐かしい。
私たちは、滑り台のすぐ近くのベンチに座った。
ペンキが剥げかけて、水色の下から茶色い板が覗いているそれは、何となく寂しい、秋らしい風情があった。
「滑らないのか」
そう彼に問われて、私は笑った。
「もう滑り台で遊ぶような年齢じゃないですよ」
彼も同意するように目を細めたが、でもいける、と謎の支持を示してくれた。
それは確かに滑ろうと思えば滑れないことはないのだけれども。
私は、褒められているのか馬鹿にされているのか分からず、そうですか、とだけ返した。
「お弁当とか、持ってくればよかったですね」
そう言った私のお腹を、彼はぽんぽんと撫でた。
私はその手を掴んでやめさせる。
「今度、お昼とか、暖かい時に、おにぎりか、サンドイッチ持ってきましょう」
ピクニックです、という提案を、彼は黙って聞いていた。
それから私たちは、ひとしきりピクニックの時にお弁当に入っていたら嬉しいおかずについてと、三百円までの予算で一体お菓子は何を買うべきかという談義を交わした。
ちなみに、私が嬉しいのはから揚げ、ハンバーグ、ウインナーの順にベストスリーだ。
お菓子は何でも美味しい。塩辛いものと甘いもの両方持っていければそれで十分である。
彼は、基本的に聞き役に徹していたが、ウインナーの話になると、「たこか」とそれだけ口を挟んだ。
つまり彼は「たこさんウインナーですか」と尋ねているのだと分かると、可愛らしくて私はこっそりと笑った。
「タコの方がより嬉しいです」と返した私に、彼も頷いていた。
仕事もあるからそろそろ帰りましょうか、と腰を上げる。
帰りも同じように手を繋いで帰った。
お弁当はまだ残っていて、彼はまた「拾ったら駄目だ」と私をからかった。
「拾いませんってば」という返事に、満足げに目を細める。
彼は仕事が忙しいのでなかなか二人で出掛ける時間は少ないに違いないのだけど、こうして頼めば時間を作ってくれる。
これからも、少しずつ、二人で共有できる時間を増やして、楽しいことを見つけていきたいと、そう思った。
24
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ旦那さまに溺愛されてるけど思い出せない
斧名田マニマニ
恋愛
待って待って、どういうこと。
襲い掛かってきた超絶美形が、これから僕たち新婚初夜だよとかいうけれど、全く覚えてない……!
この人本当に旦那さま?
って疑ってたら、なんか病みはじめちゃった……!
主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?
玉響なつめ
恋愛
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。
ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。
これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。
そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ!
そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――?
おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!?
※小説家になろう・カクヨムにも掲載
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。
三月べに
恋愛
古川七羽(こがわななは)は、自分のあか抜けない子どもっぽいところがコンプレックスだった。
新たに人の心を読める能力が開花してしまったが、それなりに上手く生きていたつもり。
ひょんなことから出会った竜ヶ崎数斗(りゅうがざきかずと)は、紳士的で優しいのだが、心の中で一目惚れしたと言っていて、七羽にグイグイとくる!
実は御曹司でもあるハイスペックイケメンの彼に押し負ける形で、彼の親友である田中新一(たなかしんいち)と戸田真樹(とだまき)と楽しく過ごしていく。
新一と真樹は、七羽を天使と称して、妹分として可愛がってくれて、数斗も大切にしてくれる。
しかし、起きる修羅場に、数斗の心の声はなかなか物騒。
ややヤンデレな心の声!?
それでも――――。
七羽だけに向けられるのは、いつも優しい声だった。
『俺、失恋で、死んじゃうな……』
自分とは釣り合わないとわかりきっていても、キッパリと拒めない。二の足を踏む、じれじれな恋愛模様。
傷だらけの天使だなんて呼ばれちゃう心が読める能力を密かに持つ七羽は、ややヤンデレ気味に溺愛してくる数斗の優しい愛に癒される?
【心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。】『なろうにも掲載』
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
お人形令嬢の私はヤンデレ義兄から逃げられない
白黒
恋愛
お人形のように綺麗だと言われるアリスはある日義兄ができる。
義兄のレイモンドは幼い頃よりのトラウマで次第に少し歪んだ愛情をアリスに向けるようになる。
義兄の溺愛に少し悩むアリス…。
二人の行き着く先は…!?
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
ゆるふわな可愛い系男子の旦那様は怒らせてはいけません
下菊みこと
恋愛
年下のゆるふわ可愛い系男子な旦那様と、そんな旦那様に愛されて心を癒した奥様のイチャイチャのお話。
旦那様はちょっとだけ裏表が激しいけど愛情は本物です。
ご都合主義の短いSSで、ちょっとだけざまぁもあるかも?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる