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第一章 リュータ、アールガルズに立つ
第十一話 リュータとキノコと生活魔法
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「でけぇ・・・」
壁の上から見下ろす形でキノコたちの落下地点を見れば、そこには巨大キノコが群れていた。
ウニウニと体を揺らしてノッシノッシと歩く姿は、もっと小さければ愛嬌があったんだけどなー。
「それで、これからどーすんの?」
一匹? 一体?
とにかく一キノコが2階建ての建物と同サイズのフライングマタンゴにどうやって対処するのか。
と言うか、無理っしょ。
まだゴリラサイズだったオーガさんが可愛く見えるわ。
いや、オーガは可愛くなかったです。性格悪かったし。
「そんなの、焼いて切ってだ!!あれを街の中にいれたら最後、女子供は苗床に、男どもは養分にされて全滅だからな!! 気合を入れるぞ!!」
「うっそ!? そんなに凶悪なヤツなの!?」
「当たり前だ。ヤツらは数年に一度、街や村を全滅させるほどの脅威だぞ!」
ひぇ~。
マダムたちが呑気にしていたからすっかり忘れていたけど、この世界は魔物が人をパクパクしちゃう世界なんでした!!
「連中に土魔法は厳禁だ! なんせ分裂するからな! 小さくなられたら止めきれん!!」
「え? 弱点なのに?」
「奴ら、硬すぎるんだよ!! 弱点でも全然通用しねーの!」
まじかー。
しかし事前に教えてもらっておいてよかったよ。
弱点ってあるからつい使っちゃうところだったわ。
「さぁ、出番のようです。行きましょう」
「ステファンさん、乗り気ですね」
「そうでもないですよ。万が一があれば苗床にされるので、身が凍る思いです」
え?
苗床って、女性しかならないんだよね?
てーことは・・・
ステファンさん、実は女性だった!!
「嫁入り前の身としては気分が重いです」
「そ、そうですか」
やっべー、まじやっべー。
迂闊に男だとか言わなくてよかったー。
てか、三日も一緒に野営していて、全く気付かんかったわ。
「おいらが先導するから、付いてきておくれ」
「は、はーい」
あ、嫁入り前って件を、聞きそびれた。
***
そして始まった戦闘は、地味な物だった。
「おい、こっちに松明寄越せ!!」
「ここを切ってくれ、焦げた部分だ!! ああ、助かった!!」
怒号が響き渡る中、1時間で数メートルしか動かない巨大キノコを焼いては切り落として、焼いては切り落としてを繰り返すハンターさんたち。
なんか、妙に手慣れてますね。
「なんか、思ってたんと、違う」
「そうか? おら、ここ焼いてくれ!」
「はーい」
おキノコ様の根元を焼いて、まっくろくろすけにする。そこをガルフの斧とステファンさんの剣が削いで、また俺とジョンソンさんで焦がす。
すごく、地味な作業です・・・。
「何かもっとこう、魔法でバーンとか思ってました」
「魔法なんてほとんど効かないから、仕方がないっつーの! おら!! 俺だって燃やしてーよ!」
「焼いた場所は固くなるし火も通らないので、仕方がないです」
ガルフは特に自称火の魔法使いだし、今の役どころに納得いってないご様子。
平和に解決するのもいいんだけど、毎回こういうのだと疲れるな。
う、うーん。もっといい方法ないのかなー。
って、あ!
「一匹倒した!?」
「お、そうだな」
「ちょっと行ってくる!」
「え!? おい待てって・・・仕方がねーな」
ちょいとガルフには悪いが、俺はあることに気が付いたので、その検証も兼ねて倒れたマタンゴに近寄った。
どうにも自分よりも格上のモンスター相手には、『鑑定』様が不十分になるんだよね。
だが、オーガを『鑑定』した時になんとなく分かったけど、死体ならその制約が、ない!!
「ちょいと行くぞ、『鑑定』!!」
フライングマタンゴ Lv26
HP 0/126
MP 0/452
物理攻撃力 26
魔法攻撃力 146
物理防御力 357
魔法防御力 458
スキル:分裂、触手、増殖
ドロップ:マタンゴ菌、魔石小、マタンゴの皮、マタンゴのカード、樹液、ガーネット
「ドロップに宝石とカード? いや、問題はそっちじゃない。『分裂』について、頼む、『鑑定』!!」
分裂
-特定のダメージを受けた際、複数に分裂する能力。分裂後の能力は個数割りした以上に低下した数字となる。HPもMPも低下する。なお、マタンゴは攻撃一度につき一回の分裂を行なう。
「よし来た。やっぱ予想通り分裂すると弱くなるのか!!」
つまり、数が二倍になっても一匹辺りの手間は減る!
よーし、ガルフー!
「と言う訳なんだ!!」
「は? いや、いきなり向こうへ行ったと思ったら何なんだ?」
唐突に何も理由を説明していないのに律儀に付き合ってくれるガルフはやっぱ、イイヤツだな!!
「実は、マタンゴは分裂すると弱くなるんだ。いくつもに分裂したら厄介だけど、数が二倍でも二つに割った方が早いみたいなんだ!!」
「ほー、そうなのか」
「アンドラビットを狩るほどの実力者ですから、言う事を聞いた方がいいかもしれませんね」
「なるほどなー。ま、二体に増えた所でおいらたちなら対処可能だし、やってみる?」
ガルフは、うーん、と首を捻ってから、どこかへと歩いて行った。
何か、ちょっと偉そうな感じの兵隊さんと話している。
うんうん、なるほどなるほど、ほうほう、そうかそうかって感じ。
「決まったぞ。とりあえずこの弱った一匹でやってみろってさ」
「よし!! さすが話が分かるね!」
「まー、お前さんがあのクワトリ少佐の弟子だって言わなきゃ通らなかったけどな」
「まじかー。さすが師匠、半端ないな」
まさかの虎の威を借りる狐でした。
「まぁいいじゃないか。それで、どうするんだ?」
「先にこいつに『鑑定』だ!!」
フライングマタンゴ Lv21
HP 15/111
MP 221/234
物理攻撃力 21
魔法攻撃力 108
物理防御力 322
魔法防御力 411
「こっちも滅茶苦茶防御が高いなー・・・、って、あれ? こいつもうHP15しかないぞ」
「俺たちも同時に攻撃してたからな。あの倒したヤツと似たようなタイミングで倒せるよな」
「そっかー。まぁ、ならいっか! ひとまず、砂よ!!」
取り出した棍棒でちょいっと突いてから、その先端に魔法砂を作って押し付ける。
すると、身をよじりながらマタンゴがのけぞり、干からびた。
「は?」
『鑑定』様により、マタンゴ氏、HP0により殉職なされたのが判明。
「お、おい、話が違うぞ!? なんで一撃で倒してるんだ!?」
「お、俺に聞かれても困る!!」
「HP15のマタンゴを一撃とは・・・、大魔法使いなのですか?」
意味分からんよ!! なんで!?
「くっそ、こうなったら実験あるのみだろ!!」
「わ、分かった。ちょっと兵長に相談してくるわ」
そう言って駆けだしたガルフの背中を見送りながら、仮説を立ててみた。
「もしかすると、俺の『生活魔法』って、防御無視ダメージなのか?」
「え? 今の『生活魔法』だったのかい!?」
おっと、ステファンさんも『生活魔法』をご存知のご様子。
って、そうか。そもそも『生活魔法』そのものはありふれた一般的な魔法だったな。
「そうそう。そしてこの魔法砂をかけたんだけど、なんか、塩かけたナメクジみたいに萎れたよね」
「ふむ。僕もその検証に付き合ってもいいかい?」
「ああ、俺はMP少ないし助かるよ」
そうして検証した結果、『生活魔法』は防御無視ダメージだと確認が取れた。
「なんで今まで誰もこの可能性を考えなかったんだ?」
「いやいや、誰も『生活魔法』で攻撃しようとは思わないだろ!!」
「防御無視だけど、飛距離はないしダメージ量そのものは少ない。マタンゴ相手ならこれほど有効な手はないですが、常で使うなら得意な魔法を使うべきでしょう」
そうだよね。
でも残念! 俺は『生活魔法』以外の攻撃魔法を覚えていません!!
「最後の一匹が落ちてきたぞーーーーーーーーーーー!!!!」
「え?」
「危ない、ステファン!!」
まだ一匹いたの? と思った瞬間には吹き飛ばされていた。
「ぐ、ぐおお・・・超痛い・・・何があったんだ?」
「お、お前ら・・・無事か? 最後のマタンゴリーダーが運悪くここに落ちてきたようだ」
ガルフの声が聞こえる。
そして
「ジョンソン!! しっかりして、ジョンソン!!」
「ああ、ステファン、無事だったか・・・」
無事な様子のステファンさんと、手足があらぬ方向に向いて血まみれなジョンソンさんがいて・・・
「え・・・?」
何? どうなってんの?
「ジョンソン!! まさかステファンを庇ったのか!!」
と言う事らしいです・・・って、え?
「死ぬなよ!! 畜生!! この傷、吹っ飛んできたあの岩が直撃したのか!!」
「ま、魔法で治らないの・・・、僕のジョンソンが・・・治らないの・・・」
なんてこった!!
ステファンさんのお相手がジョンソンさんだったのも驚きだけど、ジョンソンさんのケガが治せないなんて!!
見る間にどんどんと生気を失ってくジョンソンさん。
抱きしめて幼児退行を起こしているステファンさん。
ええい、ままよ!!
「残りのMPを全て捧げて、ジョンソンさんに、『応急手当』だ!!」
いつでもピンチの時にはなんとかしてくれた『生活魔法』。
頼む、今はお前が頼りなんだ!!
そう祈り、治るよう強く念じると、俺の意識は落ちたのだった。
壁の上から見下ろす形でキノコたちの落下地点を見れば、そこには巨大キノコが群れていた。
ウニウニと体を揺らしてノッシノッシと歩く姿は、もっと小さければ愛嬌があったんだけどなー。
「それで、これからどーすんの?」
一匹? 一体?
とにかく一キノコが2階建ての建物と同サイズのフライングマタンゴにどうやって対処するのか。
と言うか、無理っしょ。
まだゴリラサイズだったオーガさんが可愛く見えるわ。
いや、オーガは可愛くなかったです。性格悪かったし。
「そんなの、焼いて切ってだ!!あれを街の中にいれたら最後、女子供は苗床に、男どもは養分にされて全滅だからな!! 気合を入れるぞ!!」
「うっそ!? そんなに凶悪なヤツなの!?」
「当たり前だ。ヤツらは数年に一度、街や村を全滅させるほどの脅威だぞ!」
ひぇ~。
マダムたちが呑気にしていたからすっかり忘れていたけど、この世界は魔物が人をパクパクしちゃう世界なんでした!!
「連中に土魔法は厳禁だ! なんせ分裂するからな! 小さくなられたら止めきれん!!」
「え? 弱点なのに?」
「奴ら、硬すぎるんだよ!! 弱点でも全然通用しねーの!」
まじかー。
しかし事前に教えてもらっておいてよかったよ。
弱点ってあるからつい使っちゃうところだったわ。
「さぁ、出番のようです。行きましょう」
「ステファンさん、乗り気ですね」
「そうでもないですよ。万が一があれば苗床にされるので、身が凍る思いです」
え?
苗床って、女性しかならないんだよね?
てーことは・・・
ステファンさん、実は女性だった!!
「嫁入り前の身としては気分が重いです」
「そ、そうですか」
やっべー、まじやっべー。
迂闊に男だとか言わなくてよかったー。
てか、三日も一緒に野営していて、全く気付かんかったわ。
「おいらが先導するから、付いてきておくれ」
「は、はーい」
あ、嫁入り前って件を、聞きそびれた。
***
そして始まった戦闘は、地味な物だった。
「おい、こっちに松明寄越せ!!」
「ここを切ってくれ、焦げた部分だ!! ああ、助かった!!」
怒号が響き渡る中、1時間で数メートルしか動かない巨大キノコを焼いては切り落として、焼いては切り落としてを繰り返すハンターさんたち。
なんか、妙に手慣れてますね。
「なんか、思ってたんと、違う」
「そうか? おら、ここ焼いてくれ!」
「はーい」
おキノコ様の根元を焼いて、まっくろくろすけにする。そこをガルフの斧とステファンさんの剣が削いで、また俺とジョンソンさんで焦がす。
すごく、地味な作業です・・・。
「何かもっとこう、魔法でバーンとか思ってました」
「魔法なんてほとんど効かないから、仕方がないっつーの! おら!! 俺だって燃やしてーよ!」
「焼いた場所は固くなるし火も通らないので、仕方がないです」
ガルフは特に自称火の魔法使いだし、今の役どころに納得いってないご様子。
平和に解決するのもいいんだけど、毎回こういうのだと疲れるな。
う、うーん。もっといい方法ないのかなー。
って、あ!
「一匹倒した!?」
「お、そうだな」
「ちょっと行ってくる!」
「え!? おい待てって・・・仕方がねーな」
ちょいとガルフには悪いが、俺はあることに気が付いたので、その検証も兼ねて倒れたマタンゴに近寄った。
どうにも自分よりも格上のモンスター相手には、『鑑定』様が不十分になるんだよね。
だが、オーガを『鑑定』した時になんとなく分かったけど、死体ならその制約が、ない!!
「ちょいと行くぞ、『鑑定』!!」
フライングマタンゴ Lv26
HP 0/126
MP 0/452
物理攻撃力 26
魔法攻撃力 146
物理防御力 357
魔法防御力 458
スキル:分裂、触手、増殖
ドロップ:マタンゴ菌、魔石小、マタンゴの皮、マタンゴのカード、樹液、ガーネット
「ドロップに宝石とカード? いや、問題はそっちじゃない。『分裂』について、頼む、『鑑定』!!」
分裂
-特定のダメージを受けた際、複数に分裂する能力。分裂後の能力は個数割りした以上に低下した数字となる。HPもMPも低下する。なお、マタンゴは攻撃一度につき一回の分裂を行なう。
「よし来た。やっぱ予想通り分裂すると弱くなるのか!!」
つまり、数が二倍になっても一匹辺りの手間は減る!
よーし、ガルフー!
「と言う訳なんだ!!」
「は? いや、いきなり向こうへ行ったと思ったら何なんだ?」
唐突に何も理由を説明していないのに律儀に付き合ってくれるガルフはやっぱ、イイヤツだな!!
「実は、マタンゴは分裂すると弱くなるんだ。いくつもに分裂したら厄介だけど、数が二倍でも二つに割った方が早いみたいなんだ!!」
「ほー、そうなのか」
「アンドラビットを狩るほどの実力者ですから、言う事を聞いた方がいいかもしれませんね」
「なるほどなー。ま、二体に増えた所でおいらたちなら対処可能だし、やってみる?」
ガルフは、うーん、と首を捻ってから、どこかへと歩いて行った。
何か、ちょっと偉そうな感じの兵隊さんと話している。
うんうん、なるほどなるほど、ほうほう、そうかそうかって感じ。
「決まったぞ。とりあえずこの弱った一匹でやってみろってさ」
「よし!! さすが話が分かるね!」
「まー、お前さんがあのクワトリ少佐の弟子だって言わなきゃ通らなかったけどな」
「まじかー。さすが師匠、半端ないな」
まさかの虎の威を借りる狐でした。
「まぁいいじゃないか。それで、どうするんだ?」
「先にこいつに『鑑定』だ!!」
フライングマタンゴ Lv21
HP 15/111
MP 221/234
物理攻撃力 21
魔法攻撃力 108
物理防御力 322
魔法防御力 411
「こっちも滅茶苦茶防御が高いなー・・・、って、あれ? こいつもうHP15しかないぞ」
「俺たちも同時に攻撃してたからな。あの倒したヤツと似たようなタイミングで倒せるよな」
「そっかー。まぁ、ならいっか! ひとまず、砂よ!!」
取り出した棍棒でちょいっと突いてから、その先端に魔法砂を作って押し付ける。
すると、身をよじりながらマタンゴがのけぞり、干からびた。
「は?」
『鑑定』様により、マタンゴ氏、HP0により殉職なされたのが判明。
「お、おい、話が違うぞ!? なんで一撃で倒してるんだ!?」
「お、俺に聞かれても困る!!」
「HP15のマタンゴを一撃とは・・・、大魔法使いなのですか?」
意味分からんよ!! なんで!?
「くっそ、こうなったら実験あるのみだろ!!」
「わ、分かった。ちょっと兵長に相談してくるわ」
そう言って駆けだしたガルフの背中を見送りながら、仮説を立ててみた。
「もしかすると、俺の『生活魔法』って、防御無視ダメージなのか?」
「え? 今の『生活魔法』だったのかい!?」
おっと、ステファンさんも『生活魔法』をご存知のご様子。
って、そうか。そもそも『生活魔法』そのものはありふれた一般的な魔法だったな。
「そうそう。そしてこの魔法砂をかけたんだけど、なんか、塩かけたナメクジみたいに萎れたよね」
「ふむ。僕もその検証に付き合ってもいいかい?」
「ああ、俺はMP少ないし助かるよ」
そうして検証した結果、『生活魔法』は防御無視ダメージだと確認が取れた。
「なんで今まで誰もこの可能性を考えなかったんだ?」
「いやいや、誰も『生活魔法』で攻撃しようとは思わないだろ!!」
「防御無視だけど、飛距離はないしダメージ量そのものは少ない。マタンゴ相手ならこれほど有効な手はないですが、常で使うなら得意な魔法を使うべきでしょう」
そうだよね。
でも残念! 俺は『生活魔法』以外の攻撃魔法を覚えていません!!
「最後の一匹が落ちてきたぞーーーーーーーーーーー!!!!」
「え?」
「危ない、ステファン!!」
まだ一匹いたの? と思った瞬間には吹き飛ばされていた。
「ぐ、ぐおお・・・超痛い・・・何があったんだ?」
「お、お前ら・・・無事か? 最後のマタンゴリーダーが運悪くここに落ちてきたようだ」
ガルフの声が聞こえる。
そして
「ジョンソン!! しっかりして、ジョンソン!!」
「ああ、ステファン、無事だったか・・・」
無事な様子のステファンさんと、手足があらぬ方向に向いて血まみれなジョンソンさんがいて・・・
「え・・・?」
何? どうなってんの?
「ジョンソン!! まさかステファンを庇ったのか!!」
と言う事らしいです・・・って、え?
「死ぬなよ!! 畜生!! この傷、吹っ飛んできたあの岩が直撃したのか!!」
「ま、魔法で治らないの・・・、僕のジョンソンが・・・治らないの・・・」
なんてこった!!
ステファンさんのお相手がジョンソンさんだったのも驚きだけど、ジョンソンさんのケガが治せないなんて!!
見る間にどんどんと生気を失ってくジョンソンさん。
抱きしめて幼児退行を起こしているステファンさん。
ええい、ままよ!!
「残りのMPを全て捧げて、ジョンソンさんに、『応急手当』だ!!」
いつでもピンチの時にはなんとかしてくれた『生活魔法』。
頼む、今はお前が頼りなんだ!!
そう祈り、治るよう強く念じると、俺の意識は落ちたのだった。
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