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第一章 リュータ、アールガルズに立つ
第十話 リュータと新モンスター
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「よっこいせー、どっこいせー」
そう言いながらクワを振る。何度も振る。それが今日のお仕事だから。
第10級ハンターたる俺は、今日もせっせと汗水たらしますよー。
第10級なんて、最下位のハンターだからね。採取やら家屋の修理やらなんて依頼ばっかりなんだけど、中でもこの畑仕事は地味・オブ・ザ・地味で誰も受けたがらないそうなんですよね。
「どっこらせー、よっこらせー」
なんて思いつつも、一人黙々と畑を耕す。
別にイヤイヤやっている訳じゃないし、そもそも声が出てるから黙々でもなかったなー。
ちなみに俺がこんなことをしている理由は、これは俺の師匠たる、ある方からお勧めされた依頼だからだ。
「基本がなってないから、足腰鍛える為に、畑仕事ねぇ・・・」
おっちらえっちらと畑を耕す。考え事をして、独り言も発するが、気は抜いていない。一所懸命にクワを振り下ろし、振り上げる。それを繰り返す。
自然に足は左が少し前、でもその足を間違って耕さないように真っ直ぐにクワを振り下ろす。
このクワは、クワトリ少佐からお借りしたクワだ。
普通のクワよりも2倍近く重いらしいが、俺にはさほど重さを感じない。
これこそが『棒術』の恩恵らしいけど、だからと言って農作業に流用するのはアリなの?
ちなみにクワトリ少佐のクワと言うのは、冗談や言葉遊びじゃないよ?
なんでもクワトリ少佐、いや、クワトリ師匠は農民出身。名前の由来もクワがまんま今振るっているクワで、トリは父親がムトリさんで、おじいさんがバトリさん。代々続く○○トリみたいな名前らしい。
そして今の俺と同じように農地でクワを振るっている時に、偶々兵団に誘われて、あれよあれよと言う間に出世したそうだ。
「いやー、偏見って恐ろしいね」
名前と見た目、そして少佐と呼ばれている状況から、勝手にあの赤い角付きな人を思い出していたけど全然違ったね。クワトリ師匠、思いっきり庶民だったよ。
そして農民出身の庶民がエリートである少佐になるとか、そりゃ誰もが憧れるわ。
毎晩読んでいるクワトリ義勇譚の内容を思い出して、思わず手を止めた。そして畑を見渡す。
ここは外壁の近くの狭い角の農地。
耕作系の魔道具が入れないので手作業で耕す必要があるから、俺が今こうやって耕している。
だからそれほど広くはない。5m四方、俺の向こうの世界で住んでいた部屋よりは広いけど、畑としては家庭菜園レベルだな。
そしてもう一度、本の内容を思い出す。
10m四方の荒れた畑を1時間で耕しきる男、クワトリ。
俺は5m四方を丸一日かけてなんとか畑の形に出来る。それでもクワトリ師匠のように小石や雑草まで取り除いているわけじゃない。あくまで形だけ。
そりゃ兵団から声も掛かるわけだわ。
超高速で農作業しているんだから、手際とか足腰とか、見るべき点は多いよな。
だが、俺はクワトリ師匠の言葉を信じる。
「師匠曰く、『棒術』を持つ俺にはその才能が眠っていると。くっはー! 男なら一度は聞きたい言葉だよな! 才能が眠ってる、ってさぁ!!」
しかし、師匠の事は・・・、信じているが、意味分からん。
「その才能って何? 農家的な才能なんじゃないですかねー!?」
俺、ハンターになりたいんですけどー、なんて言える訳もなく。
だから今日もせっせとクワを振る。今日の分を終えたら、明日は前の畑に戻って雑草抜きと小石取り。それを繰り返して、最後に野菜の種を植えて、今回の依頼は完了だ。
途中、『生活魔法』で新たな試みを行なってみたら、意外と土と親和性が高かった。
『アルカリ化』に『酸性化』と言う謎の効能により、土をいじくれるようになった。
しかも魔法砂と言う新たな武器まで手にいれた。
「はい、魔法砂は畑に使うと、植物が枯れ果てます」
初日はこれでこっぴどく怒られたっけなぁ・・・はははっ。
それでも一応日程は守っていて、順調に進めば開始から一ヶ月で終わる。
それが終われば、俺は晴れて第9級ハンターに格上げだ。
逆に言えば、その一ヶ月で『棒術』の基礎は覚えきらないといけない。
そしてもうその半分が経過している。
「まじかー」
今のところ、まったくその兆候が見られないんですけどねぇ。
『棒術』ってそんな簡単にマスターできんの? ねぇ?
神様に聞いてみても、答えはなかった。
***
がらんがらんがらん。
「おっと、今日も警報か?」
ババビアルカの街には、日に一度、必ずモンスターが襲来する。
さすが神様が、魔物が人間をパクパクしちゃうと嘆いていただけの事はあり、気の休まる日がないほど連日の襲撃だった。
とは言え、ここは特に多い街らしく、逆に防衛機構も整っているので安全安心で、人々も慣れたものだった。
今鳴り響いている鐘の音も、モンスターが来ていると知らせるものなのに、誰一人として動揺していなかった。
むしろ世間話に花を咲かせていた。
「あらやだ奥さん。またですよ」
「本当にねぇ。いやになるわねぇ」
まるで天気の話か旦那の話でもしているかのようなお気楽なマダムたち。
なお、当然彼女らも美形です。そして、むっちりナイスバディなのに薄着なのです。目の保養です。ありがたや、ありがたや。
しかし、今日はちょっと違ってたみたい。
「渡りマタンゴだーー!! 全員、空に注意しろーーー!!」
ずおーーーー!! ずおーーーーー!!
珍妙な風切り音と共に街の上空を横切るのは
巨大なキノコだった。
「は?」
思わず振り上げたクワも取り落としたよ!?
「ありゃなんだ・・・、って、そうだ!! 『鑑定』だ!」
フライングマタンゴ
-空を飛ぶキノコ系の巨大な魔物。基本的に無害だが、繁殖期には苗床を求めて人里を襲う。飛ぶのがヘタで時折落下してくる。土が弱点。上空注意。
「飛ぶのがヘタって、あれどう見ても飛べるようなフォルムしてないじゃん!!」
まるでスペースシャトルに羽が無くなったような形をしているフライングマタンゴが、まるで渡り鳥のように、こう、三角形? みたいな形で編隊を組んで飛行している。
ものすごーーーっく遠目から見たら渡り鳥に見えなくもないって感じなんだが・・・いや、飛んでるの、キノコですよ!?
「異世界、ハンパないな」
そう思っていたら、そいつらが街の上空を旋回していた。
しかし、なんだ。
なんかこうやってみると、胴体? 茎? の部分に可愛らしい愛嬌のある顔が付いてるし、可愛い、のか?
無害だって書いてあった・・・・・・し!?
「お、落ちてきたーー!?」
旋回していたうちの一匹が、ドヒューンと言う感じで落ちてきた。
いや、違う!!
「全員、落ちてきた!?」
ガランガランガランガランガラン!!
「緊急事態、緊急事態!! 渡りマタンゴの襲撃が予想されます!! 総員、速やかに所定の場所へ移動してください!!」
「え、ええええ!?」
俺が叫ぶ間に、バリスタから矢が発射されてマタンゴにぶち当たる!!
そしてそれにより軌道を逸らされたマタンゴは、壁外に墜落。
ずどーーん!!
「キノコが落下した音じゃないし!?」
なんだこれ、なんだこれ!?
次々と急降下爆撃を仕掛けようとしてくるキノコに、それを上手く迎撃する都市。
これもう、訳分かんねえよ!!
怪獣大決戦かよ!?
「いたか、リュータ!! おい、行くぞ!!」
「え? ガルフ?」
「ハンターの出番だ!! さぁ行くぞ!! キノコ狩りの時間だ!!」
キノコ狩りって~~~~~~~~
そんなほのぼのとしたイベントじゃないでしょ、絶対!!
そう言いながらクワを振る。何度も振る。それが今日のお仕事だから。
第10級ハンターたる俺は、今日もせっせと汗水たらしますよー。
第10級なんて、最下位のハンターだからね。採取やら家屋の修理やらなんて依頼ばっかりなんだけど、中でもこの畑仕事は地味・オブ・ザ・地味で誰も受けたがらないそうなんですよね。
「どっこらせー、よっこらせー」
なんて思いつつも、一人黙々と畑を耕す。
別にイヤイヤやっている訳じゃないし、そもそも声が出てるから黙々でもなかったなー。
ちなみに俺がこんなことをしている理由は、これは俺の師匠たる、ある方からお勧めされた依頼だからだ。
「基本がなってないから、足腰鍛える為に、畑仕事ねぇ・・・」
おっちらえっちらと畑を耕す。考え事をして、独り言も発するが、気は抜いていない。一所懸命にクワを振り下ろし、振り上げる。それを繰り返す。
自然に足は左が少し前、でもその足を間違って耕さないように真っ直ぐにクワを振り下ろす。
このクワは、クワトリ少佐からお借りしたクワだ。
普通のクワよりも2倍近く重いらしいが、俺にはさほど重さを感じない。
これこそが『棒術』の恩恵らしいけど、だからと言って農作業に流用するのはアリなの?
ちなみにクワトリ少佐のクワと言うのは、冗談や言葉遊びじゃないよ?
なんでもクワトリ少佐、いや、クワトリ師匠は農民出身。名前の由来もクワがまんま今振るっているクワで、トリは父親がムトリさんで、おじいさんがバトリさん。代々続く○○トリみたいな名前らしい。
そして今の俺と同じように農地でクワを振るっている時に、偶々兵団に誘われて、あれよあれよと言う間に出世したそうだ。
「いやー、偏見って恐ろしいね」
名前と見た目、そして少佐と呼ばれている状況から、勝手にあの赤い角付きな人を思い出していたけど全然違ったね。クワトリ師匠、思いっきり庶民だったよ。
そして農民出身の庶民がエリートである少佐になるとか、そりゃ誰もが憧れるわ。
毎晩読んでいるクワトリ義勇譚の内容を思い出して、思わず手を止めた。そして畑を見渡す。
ここは外壁の近くの狭い角の農地。
耕作系の魔道具が入れないので手作業で耕す必要があるから、俺が今こうやって耕している。
だからそれほど広くはない。5m四方、俺の向こうの世界で住んでいた部屋よりは広いけど、畑としては家庭菜園レベルだな。
そしてもう一度、本の内容を思い出す。
10m四方の荒れた畑を1時間で耕しきる男、クワトリ。
俺は5m四方を丸一日かけてなんとか畑の形に出来る。それでもクワトリ師匠のように小石や雑草まで取り除いているわけじゃない。あくまで形だけ。
そりゃ兵団から声も掛かるわけだわ。
超高速で農作業しているんだから、手際とか足腰とか、見るべき点は多いよな。
だが、俺はクワトリ師匠の言葉を信じる。
「師匠曰く、『棒術』を持つ俺にはその才能が眠っていると。くっはー! 男なら一度は聞きたい言葉だよな! 才能が眠ってる、ってさぁ!!」
しかし、師匠の事は・・・、信じているが、意味分からん。
「その才能って何? 農家的な才能なんじゃないですかねー!?」
俺、ハンターになりたいんですけどー、なんて言える訳もなく。
だから今日もせっせとクワを振る。今日の分を終えたら、明日は前の畑に戻って雑草抜きと小石取り。それを繰り返して、最後に野菜の種を植えて、今回の依頼は完了だ。
途中、『生活魔法』で新たな試みを行なってみたら、意外と土と親和性が高かった。
『アルカリ化』に『酸性化』と言う謎の効能により、土をいじくれるようになった。
しかも魔法砂と言う新たな武器まで手にいれた。
「はい、魔法砂は畑に使うと、植物が枯れ果てます」
初日はこれでこっぴどく怒られたっけなぁ・・・はははっ。
それでも一応日程は守っていて、順調に進めば開始から一ヶ月で終わる。
それが終われば、俺は晴れて第9級ハンターに格上げだ。
逆に言えば、その一ヶ月で『棒術』の基礎は覚えきらないといけない。
そしてもうその半分が経過している。
「まじかー」
今のところ、まったくその兆候が見られないんですけどねぇ。
『棒術』ってそんな簡単にマスターできんの? ねぇ?
神様に聞いてみても、答えはなかった。
***
がらんがらんがらん。
「おっと、今日も警報か?」
ババビアルカの街には、日に一度、必ずモンスターが襲来する。
さすが神様が、魔物が人間をパクパクしちゃうと嘆いていただけの事はあり、気の休まる日がないほど連日の襲撃だった。
とは言え、ここは特に多い街らしく、逆に防衛機構も整っているので安全安心で、人々も慣れたものだった。
今鳴り響いている鐘の音も、モンスターが来ていると知らせるものなのに、誰一人として動揺していなかった。
むしろ世間話に花を咲かせていた。
「あらやだ奥さん。またですよ」
「本当にねぇ。いやになるわねぇ」
まるで天気の話か旦那の話でもしているかのようなお気楽なマダムたち。
なお、当然彼女らも美形です。そして、むっちりナイスバディなのに薄着なのです。目の保養です。ありがたや、ありがたや。
しかし、今日はちょっと違ってたみたい。
「渡りマタンゴだーー!! 全員、空に注意しろーーー!!」
ずおーーーー!! ずおーーーーー!!
珍妙な風切り音と共に街の上空を横切るのは
巨大なキノコだった。
「は?」
思わず振り上げたクワも取り落としたよ!?
「ありゃなんだ・・・、って、そうだ!! 『鑑定』だ!」
フライングマタンゴ
-空を飛ぶキノコ系の巨大な魔物。基本的に無害だが、繁殖期には苗床を求めて人里を襲う。飛ぶのがヘタで時折落下してくる。土が弱点。上空注意。
「飛ぶのがヘタって、あれどう見ても飛べるようなフォルムしてないじゃん!!」
まるでスペースシャトルに羽が無くなったような形をしているフライングマタンゴが、まるで渡り鳥のように、こう、三角形? みたいな形で編隊を組んで飛行している。
ものすごーーーっく遠目から見たら渡り鳥に見えなくもないって感じなんだが・・・いや、飛んでるの、キノコですよ!?
「異世界、ハンパないな」
そう思っていたら、そいつらが街の上空を旋回していた。
しかし、なんだ。
なんかこうやってみると、胴体? 茎? の部分に可愛らしい愛嬌のある顔が付いてるし、可愛い、のか?
無害だって書いてあった・・・・・・し!?
「お、落ちてきたーー!?」
旋回していたうちの一匹が、ドヒューンと言う感じで落ちてきた。
いや、違う!!
「全員、落ちてきた!?」
ガランガランガランガランガラン!!
「緊急事態、緊急事態!! 渡りマタンゴの襲撃が予想されます!! 総員、速やかに所定の場所へ移動してください!!」
「え、ええええ!?」
俺が叫ぶ間に、バリスタから矢が発射されてマタンゴにぶち当たる!!
そしてそれにより軌道を逸らされたマタンゴは、壁外に墜落。
ずどーーん!!
「キノコが落下した音じゃないし!?」
なんだこれ、なんだこれ!?
次々と急降下爆撃を仕掛けようとしてくるキノコに、それを上手く迎撃する都市。
これもう、訳分かんねえよ!!
怪獣大決戦かよ!?
「いたか、リュータ!! おい、行くぞ!!」
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