最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~

gagaga

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第七章 リュータと魔王

第八十三話 魔王の言う、世界の話

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「さて、待たせたな」
「い、いや、もっと感傷に浸っていてもいいんじゃないかな?」

 魔王が思ったよりも魔人を大切に思っていた、ほっこりとしたひと場面だったし余韻に浸るのは悪い事じゃないと思うんだよね。

 別に勇者二人や妖精さんたちの復活を待つためじゃナイヨ?
 集中攻撃食らった所為で右手が動かないからとかでも、ナイヨ?

「安心するがよい。ヤツらは一生あのままだ。じきに加護の無い身体にも慣れるだろうがな。貴様の体は、所詮はただの人間故だな。この魔王の前に出てくるのであれば、せめてもう少し鍛えておくべきだっただろう。かようなぜい弱な身体であれば、あの程度の攻撃で機能しなくなるのは明白だ」
「え?」

 心を読まれた?

「貴様の顔を見れば分かる。腹芸が出来ぬ愚か者め。しかし解せぬな。そこのゴブリン共がどうして貴様に味方をしているのだ? そもそもなぜ違う神の勇者がひとところにいる? そして貴様がなぜ、勇者ではないのか」
「何を言っているのか、さっぱり分からないんだけど?」
「確かにこの世界には不思議があふれているな。貴様を中心に、ではあるが」

 つまりは、俺の周りだからこそ不思議がいっぱいだと言う事か。
 ・・・、それは、一体全体どう言う事なんだよ。

「おい、そこのゴブリン。なぜ貴様はヒューマン種に力を貸すのだ?」
「はぁ? テメー、いきなり何を言い出すんだ?」
「ゴブリンは本来人間とは相容れぬ種族。それがなぜ、この男に味方する? 貴様の大本、いや、親と表現するのが適切か、ソレはどういう考えで貴様を送り込んだのだ? 貴様は無理強いされたのだろう? その男と共にいる事を。ならばその事情、我に話すがよい。何とかしてやらんでもないぞ」

 魔王が魔王プレイ、ふんぞり返って腕を組み、苦しゅうない的なポーズで真紅さんに問いかけているんだけど、チクショウ、サマになってる。なんて似合うんだ、魔王。見た目が普通だから油断していたけど、中身がまっとうに魔王し過ぎです。

「何を一方的にベチャクチャとテメーの理屈を押し付けてくれてんだ! アタイは、アタイ自身でこいつを選んだんだよ!!」
「そうなの!?」

 初耳なんですけど!?
 確か、俺の記憶だと・・・

 ダンジョンコアの魔石
-強力な魔石であり、意思を持つ事もあると言われている謎の石。ダンジョンが認めた者にしか渡さない貴重な魔石。

 だったよね。
 意志を持つ事もあると言われている謎の石だから、俺と真紅さんは出会わなかった可能性もある訳だ。
 しかし何度も助けられたし、真紅さんに好意を抱いているのは確かだ。だけど俺は当時、ソレを期待してこの魔石を受け取った訳じゃないし、ダンジョンコアもそうだったと思うんだけど・・・。

「ハ、ハァ!? リュータ、「そうなの?」って・・・。言うに事欠いて、テメェ! 裏切り者! おたんこなす! 浮気者! バーカ、バーカ!」
「ちょっと、おい! 女の子のくせにバーカバーカとか言うな!」
「あ、あう!? 女の子!? いや、突っ込みどころ、そこなのか? ・・・フ、フン!」

 魔王の発言に真紅さんが大変に興奮して、なぜか俺に八つ当たりをし始めた。と言うか、浮気者ってなんだよ。俺はシルちゃん一筋だって前から言ってんだろ。しかも言い返されて腰が引けるのなら言うんじゃないよ、まったく。俺が悪いことを言った気分になってくるじゃないか。

 でも、最初に出会ったのがあの人形サイズじゃなくて、今の人間大の姿だったら俺も違っただろうな。そう思う程度には、真紅さんの事は好きだ。なんだかんだ言って、かわいいし、見た目ちょっとパンクロックなボンテージ風痴女だけど、面倒見もいいし口調は荒いけど時々優しくて姉御肌と言うか。彼女は内面的なものがシルちゃんに似ているような気がするんだよね。

 でも、ねぇ?
 やっぱり第一印象って大事よね。
 初見が人形サイズだったからか、俺の中では彼女たちはそう言うものだと思ってしまっている。心の中でも「妖精さん」呼びだ。
 だから求愛的な事を言われても返答に困ってしまう。

 それに、シルちゃんは少子化してしまったエルフの民の長だったからかハーレム推奨派なんだけど、いざ自分がこういう立場になると躊躇してしまうと言いますか。
 伊達に据え膳食わない人ではないよ、俺。

「あら、魔王。あなたの浅はかな脳みそでは理解が及ばないのね。そこの赤豚と話をしようとしている時点で程度が知れるけれど」
「藍子、テメェ、誰が赤豚だ!」
「赤豚、いえ、真紅さんは直情的、いえ、野生の勘的な方ですけど、私は違いますわ。きちんと試練を乗り越えて結ばれたのですから。ポッ」
「赤豚!? 野生の勘!? 結ばれた!? テ、テメー、勝手な事ばっか抜かしてんじゃねーよ!」
「おーーっほっほっほ。だって、リュータ、「そうなの?」 ですって! あなたに、「そうなの?」 あなたなんて、所詮眼中になかったって事なのよ」
「グ、グヌヌヌヌ」
「だって、リュータが選んだのは、私。この私、藍子なのよ!」
「え゛!?」

 何それ、初耳なんですけど。

「ブハッ! リュータが、「え゛!?」 だってよ! なんだ、思いっきり嫌がられてんじゃねーか」
「そ、そんなぁ・・・」

 あ、藍子さんががっくりしている。
 何だか悪いことを言った気になるけど、でも俺、シルちゃん一筋ですから!
 それに人形サイズでの出会いは、藍子さんも一緒ですから!

「ウフフ。そうよ、いつだって、いつだって本命は一番最後なのよ。そう、この私、あ、腰が・・・」
「ソラミちゃんは無理しないで!」

 この話に便乗しようとしたソラミちゃん。腰へのダメージがいまだに抜けきっておらず妙な格好のまま何かを主張しようとしてたのを、先制して止めてみた。
 いや、そんな悔しそうな顔でハンカチを口に咥えながら見られても、その、困る。

「解せぬ。解せぬ解せぬ解せぬ!」

 魔王が今のやり取りを見て、憤怒?
 いや、ちょっと違う。本気で解せぬようだ。
 俺はそんな魔王が解せぬけどね。

「おい、貴様ら!」

 そう言って魔王は妖精トリオを指差した。
 魔王、その指先からビームとか出すつもりじゃないだろうな?
 そう思っていたら違っていた。
 なんかこう、普通に魔王が騒ぎ出した。

「貴様らは分かっていてそう言っているのか? そうだな? そうであるよな? そうでなければ、この我を前にこのような茶番を見せるはずがない。そうであろう!?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」

 茶番と言うのは同意だけど、それをその、真剣な様子の妖精さんたちに、言う? 指摘しちゃう?
 ちょっと空気読めてないんじゃないかな、魔王。
 ほら、妖精さんたちの目のハイライトが無くなってるじゃん。

「夜道には気を付けるんだな!」
「フ、フフフフフ」
「コロスコロスコロスコロス」

 ・・・、うわーん。なんか妖精トリオが病んじゃったよ。
 どうしてくれるんだ、魔王。お前を倒した後で彼女らの相手をするの、俺なんだぞ。
 時間をくれるのは良いけど、戦後に禍根を残すような真似は慎んでもらいたい。主に、俺の平和の為に。

「フ、フハハハハハハハ! 貴様を中心とした不思議は、愚か者も吸い寄せるようだ! 愚か、実に愚かである!」
「はぁ? アタイらの何が愚かだってんだよ!」
「フハハハハハハハハ!」
「笑ってねーで答えろ!!」

 フハハ笑いしながら右手で顔を覆って上を向くとか、なんて魔王っぽいんだ!
 そして微妙にマッチしているのが困るな。
 ・・・、右手、しびれたままだしどうしたもんか。

「これが笑わずにいられようか!」

 逆切れですか?

「まさかヒューマン種はおろか、他の者共まで知らぬとは! どこまで、どこまでこの世界を愚弄すれば気が済むのだ!!」

 バシューー!! と何かを全身からたぎらせた魔王は、それを上空へと吹き上がらせた。これはまさに、あれだな。

「 間 欠 泉 」
「違うわ!!」

 うおう、思ったより鋭い魔王の突っ込みにビビる。

「ふざけるな! 貴様は、貴様らは、ぐ、ぐうう・・・」
「え? 何? 今度は泣くの?」
「思えば・・・、貴様らが原因と言う訳ではないのだ。貴様らはいわば、被害者だ。よくよく考えれば、貴様らに当たるのは正当ではない。筋違いと言うものだった」

 今度は何を言い出したのだろうか、コイツは。
 あまりにもコロコロと変わって、力だけじゃなく人格面も色んな意味で怖いな。

「何も知らぬと言う顔をしているな。そう思うと哀れにさえ思えてくる。ふむ、ならば慈悲深い我が最後に教えてやろう」
「な、なにを?」
「遠い遠い昔の、この世界の最初の異変についてだ」

 そう言って情緒不安定な魔王が語って聞かせてくれたのは、予想外の話だった。

 この世界の成り立ちは突然で、神々の予定になかった白紙の世界だったという。
 次元の突然変異と呼ぶべきこの世界は、予想外を好む最上位の神様たちによって手を加えられた。そしてそのまま彼らの遊び場と化したのだそうだ。

「そ、そうなのか・・・。でも、神様って結構そう言う所とか、あるんじゃないの? 気紛れってのが俺のイメージなんだが」
「フ、そうであっても本来であれば管理者である者たちなのだ。一定のルールに基づかなければ世界に手を加えられない。奴ら自身の制約だ」

 魔王がコレを殊更強調して言っていると言う事はつまり、この世界に関してはその一定のルールが、守られていなかった?

「連中はな、禁忌を犯したのだ。よその、自分たちの管轄する世界や次元では行なえないおぞましい実験の数々をな。その一つが、この世界の分割だ」

 この世界のモノリスはその名残で、地域毎に干渉可能な神様が異なるのだとか。

「それがどういう事か、分かるか? どこぞは火の神が強く、どこぞは水の神が強い、などと言う生易しい話ではない。そこには火の神しかいない、そこには水の神しかない。この狭い星の中でな。それで、この世界はどうなったと想像する?」

 火しかない地域。溶岩地帯を超える燃えるだけの場所。ピンポイント太陽かよ。
 水しかないのは海かと思うが、火がないなら極寒なのかもしれない。となると、そこは永久凍土の氷漬けか?

 ・・・言われてみれば、恐ろしい世界だな。まさに死の世界と言えるだろう。

「更に、本来その世界を管理する神と言う存在はその世界で生まれるものだ。貴様らの元の世界でも、そうだっただろう?」

 イザナギ、イザナミとかそうだね。他の神様も世界の生まれと同時か、その神様が世界を作ったか。
 いずれにせよその世界を管理するべき創造神的な存在は、他の神や生物よりも後に生まれることはない。そうでなければ創造神なのに創造していないと言う矛盾が生じてしまうから。

 ・・・、ん?
 なんか、違和感があるな。
 ならこの世界の、本来管理者となるべき最初の神様、本来の創造神様はどこにいるのだろうか。
 この魔王の元となった破壊神は、自分こそが最初の神みたいなことを言っていたけど・・・。

「だが幸いにも、いや、不幸にも生命神が忌々しい上位神に媚びへつらい、この世界は辛うじて生命溢れる世界となった。そして今日までこの世界は滅びずに、細々と命を繋いできた」

 へー、そうなのかぁ。そしてその生命神様が最初の神様、管理者たる神様なのね。
 あー、びっくりした。最初の神様が破壊神だったとか一瞬考えたけど、よく考えなくてもそんなの怖すぎるじゃんね。

「そして我は、その上位神へと戦いを挑み、敗れた」

 え?

「身体を分割され、世界中にばらまかれた。皮肉なことに、我の力が世界にばらまかれた事で、この世界は一時の安寧を得たのだ」

 ええええ!?

 ちょっと待って!
 話、飛んでません!?

「よって我は、この世界を破壊すると決めたのだ」

 なんでだよ!
 だから、なんでそこで話がぶっ飛ぶんだよ!
 意味分かんね! 意味分かんねーよ!

「今のはただの前置きだ。貴様らに関係するのはこの次だ」

 いやいや、神々に挑んだとか、その末に世界を破壊しようと決めたとか、十分俺たちに関係してますから!
 そこを細かく説明してよ!

「神々が行った禁忌のもう一つが、生体実験だ。様々な種族を掛け合わせ、本来自然に発生しえぬ者たちを作り上げたのだ」

 魔王にさっきの話の続きをする気がないようだから、一旦脇に置いておこう。
 そして気になった生体実験。自然に存在しえぬ者たちとは、もしかして、魔物?

「獣人なぞどこの世界にも存在はせぬ。ゴブリン、エルフなどもな。それら全ては、最も古き邪悪なる上位神の手により生み出されたこの世界のイブツだ」

 え、えええええええ!?

 よりにもよって、最もファンタジーっぽいその人種が、神様が行った禁忌の実験の結果!?
 しかも自然発生しないだなんて、うそだろ?

「その非道なる実験の結果だが、心して聞くがよい。これは、衝撃があまりにも大きいぞ」
「あ、ああ・・・」

 この魔王、どこまで本当の事を言っているのか分からんけど、聞くに値する話だと思う。
 思わず生唾を飲み込み、俺の心の準備が出来たと魔王が判断したのか、魔王が口を開く。


「この世界では、異なる種族同士では子供は生まれぬ。混血は、生まれぬのだ。ゆえに奴らは相容れぬ存在として、互いに奪い合い、殺し合った。言ってしまえばここは殺戮の世界。それが、この世界だ」




 え?





 いやいや、魔王、何言ってんの?

「ハーフ、普通にいるけど? ドワーフと獣人のハーフとか、俺の友達だし」
「なん・・・だと・・・!?」

 いやいやいや、なんだと、じゃねーよ!!
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