42 / 94
第41話 出かける前に4
しおりを挟む
少し遠目の物陰から資材置き場小屋の人影を確認して、私は口を開いた。
「いらっしゃいますよー、あの方々ですよね? ところで交渉についてはどうしましょうか、やはりアルフォンス様の方が……」
そう言いながら傍らに立つアルフォンス様を見ると、何やら様子がおかしいように感じたため私は思わず言葉を途中で止めた。
それはなんというか……固まっているような感じで見てて心配になる。
「アルフォンス様……?」
「あ、ああ……」
あ、よかった。ちゃんと名前に反応してくれた!!
とりあえず意識はあるようで一安心だ。
「如何されましたか?」
「いや、あのな……人が多いと思ってだな……」
「人が……でもあれはせいぜい3、4人ですよ? とても多いとは……」
そこまで言いかけてふと思い当たったことがあった。
彼は以前、普通の人間と長らくまともに接していないような、ふしのある発言をしていたけど、まさか……。
流石に不敬ではないかと思ったものの、一度考えるとそうとしか思えなくて……いや、でも王族がまさか、ね? ……でも一応、聞いてみようか。
「……私の推測で間違っていたら申し訳ないのですが、もしかしてアルフォンス様は人と接すること……特に複数人がいるような状況に苦手意識を持たれていたりなどされます?」
長い間を開けたのちに、アルフォンス様は小さな声でこう言った。
「…………昔は平気だったんだ」
…………。
昔は平気、つまり今はダメなんですね……? なるほど、なるほど……そっかー。
いや……きっと色々あったんだよね?
ならここは私がサポートしてあげないと……!!
「分かりました。交渉は私がおこなって、道中もアルフォンス様がなるべく話さなくて済むように配慮いたしますね」
本人も気まずいだろうと思い、私はなるべく何事もないような笑顔でそう言った。
「悪いがそうしてくれると助かる……」
「はい、大丈夫ですよー。そういうのには慣れてますからサクッと終わらせちゃいますからねー、アルフォンス様は私の出て行った後ろから付いてきて下さいませ」
軽くそう告げて私は資材置き場小屋の方に視線を戻し、ジッと彼らの様子を伺う。
人数はどうやら4人で、その中のある一人がまとめ役をしているようだった。
なので私はその人に声を掛けやすそうなタイミングを見計らって、彼らの元へ歩み寄っていった。
「はじめまして、アナタ方がこの城への物資の運搬を請け負っている方ですね?」
「ああ、そうだがアンタは……もしかして城から出てきたのか?」
私が声を掛けるとまとめ役の男がヒョイと振り返った。年齢は若く、その雰囲気は街場によくいるお兄さんという感じだ。
「はい、私は一時的に城で雇われてる者でしてリオンと申します。実は街まで行きたいのですが、異郷の出身で土地勘がなく困っておりまして……出来れば街へ戻る際に同行させて頂ければ助かるのですがよろしいでしょうか?」
「それは別に構わないが……後ろの人も一緒か?」
彼はそう言いながら私の後方にいるアルフォンス様にスッと視線を向けた。
私も合わせて目をやるといきなり話題に出されたことに驚いたのかアルフォンス様はビクッと肩を揺らしていた。
し、しっかりして下さいアルフォンス様……!!
むしろ話しの流れ的にそうなるのも自然でしょう!? ビクビクされると逆に不自然なんで、そこだけはお願いしますよ……?
「ええ、そうです。紹介が遅れましたが、この方はアル……アルフレッドのアルさんと言いますー」
そして私は彼のことも紹介する。
途中で『あれ、これってこのまま実名を言ったらまずいやつでは?』と思って急遽偽名を考えたけどどうにかなったね……明らかな愛称のアルにさん付けとか、やや不自然な部分もあるけども……!!
「えっ……あ、アルフレッドです」
アルフォンス様も私の紹介に合わせてぎこちなく名乗る。
このぎこちなさって私の紹介がアレなせいで不安になったからとかじゃないよね……? 緊張されているんですよね?
「この通り少し恥ずかしがり屋さんなので、基本的に必要なことは私が喋らせて頂いております」
すかさず私は言葉を付け足して、下手にアルフォンス様へ話し掛けられることの無いように配慮も欠かさない。
はい、有能!! これでさっきのは帳消しですね? えっ、それ以前に王族に恥ずかしがり屋さんは不敬だって? ちょっと分かりませんね、異郷の出身なので文化の違いとかがありますし……。
「ほーん、まぁいいわー。オレはトムだ、リオンとアルさんとやら送ってってやるよ」
「ありがとうございます、トムさん」
「どうせ、ついでだからな」
そう言いながらトムさんは、くるっと背を向けて歩き出す。
するとトムさんが離れるタイミングを見計らったのだろう、アルフォンス様が私に近付いてきて小声で話し掛けてきた。
「おい、リオンとはなんだ」
あ、やっぱりそこ気になっちゃうかー。アルフォンス様はともかく、傍目からみたら私は名前を使い分ける必要もないからね……。
「たまに使う仕事用の名前です。実はリアの方は私的というか親しい人からの呼び方でして……」
本当なら最初にアルフォンス様に名乗るのもリオンの方が良かったのかも知れないんだけど、まぁなんとなく……というか普通にボケていたせいかリアって言っちゃったんだよねー。
たぶんそれで困ることはないと思うから別にいいんだけどね?
「し、親しい………… そ、そうか。あと、そのアルという呼び方だが……」
はいはい、そちらももちろん分かってますよー。
「そちらについては突然申し訳ありませんでした。今だけですのでご安心下さい……!」
やっぱり突然愛称で呼んだのはよくなかったよね。ただ焦って口走ちゃっただけだけど、いきなりそう呼ばれるのが嫌な人は嫌だもんね?
「あ、いや、あ…………そうか」
「おーい、来ないのかー!」
その時、トムさんや他の方々の作業が終わったためか遠くから声を掛けられた。
「はーい、今行きますー!! ……ほら、行きましょう?」
「あっああー」
アルフォンス様を促して歩き出しながら、私はふと思った。
あれ? アルフォンス様ってあまり他人のいるような状況が苦手なら、やっぱり同行させてもらわないで街まで行った方がよかったんじゃ……。
………………。
こ、これは早めに気付かなかった私のせいじゃないよね……?
……うん、仕方のないことだったんだ。
「いらっしゃいますよー、あの方々ですよね? ところで交渉についてはどうしましょうか、やはりアルフォンス様の方が……」
そう言いながら傍らに立つアルフォンス様を見ると、何やら様子がおかしいように感じたため私は思わず言葉を途中で止めた。
それはなんというか……固まっているような感じで見てて心配になる。
「アルフォンス様……?」
「あ、ああ……」
あ、よかった。ちゃんと名前に反応してくれた!!
とりあえず意識はあるようで一安心だ。
「如何されましたか?」
「いや、あのな……人が多いと思ってだな……」
「人が……でもあれはせいぜい3、4人ですよ? とても多いとは……」
そこまで言いかけてふと思い当たったことがあった。
彼は以前、普通の人間と長らくまともに接していないような、ふしのある発言をしていたけど、まさか……。
流石に不敬ではないかと思ったものの、一度考えるとそうとしか思えなくて……いや、でも王族がまさか、ね? ……でも一応、聞いてみようか。
「……私の推測で間違っていたら申し訳ないのですが、もしかしてアルフォンス様は人と接すること……特に複数人がいるような状況に苦手意識を持たれていたりなどされます?」
長い間を開けたのちに、アルフォンス様は小さな声でこう言った。
「…………昔は平気だったんだ」
…………。
昔は平気、つまり今はダメなんですね……? なるほど、なるほど……そっかー。
いや……きっと色々あったんだよね?
ならここは私がサポートしてあげないと……!!
「分かりました。交渉は私がおこなって、道中もアルフォンス様がなるべく話さなくて済むように配慮いたしますね」
本人も気まずいだろうと思い、私はなるべく何事もないような笑顔でそう言った。
「悪いがそうしてくれると助かる……」
「はい、大丈夫ですよー。そういうのには慣れてますからサクッと終わらせちゃいますからねー、アルフォンス様は私の出て行った後ろから付いてきて下さいませ」
軽くそう告げて私は資材置き場小屋の方に視線を戻し、ジッと彼らの様子を伺う。
人数はどうやら4人で、その中のある一人がまとめ役をしているようだった。
なので私はその人に声を掛けやすそうなタイミングを見計らって、彼らの元へ歩み寄っていった。
「はじめまして、アナタ方がこの城への物資の運搬を請け負っている方ですね?」
「ああ、そうだがアンタは……もしかして城から出てきたのか?」
私が声を掛けるとまとめ役の男がヒョイと振り返った。年齢は若く、その雰囲気は街場によくいるお兄さんという感じだ。
「はい、私は一時的に城で雇われてる者でしてリオンと申します。実は街まで行きたいのですが、異郷の出身で土地勘がなく困っておりまして……出来れば街へ戻る際に同行させて頂ければ助かるのですがよろしいでしょうか?」
「それは別に構わないが……後ろの人も一緒か?」
彼はそう言いながら私の後方にいるアルフォンス様にスッと視線を向けた。
私も合わせて目をやるといきなり話題に出されたことに驚いたのかアルフォンス様はビクッと肩を揺らしていた。
し、しっかりして下さいアルフォンス様……!!
むしろ話しの流れ的にそうなるのも自然でしょう!? ビクビクされると逆に不自然なんで、そこだけはお願いしますよ……?
「ええ、そうです。紹介が遅れましたが、この方はアル……アルフレッドのアルさんと言いますー」
そして私は彼のことも紹介する。
途中で『あれ、これってこのまま実名を言ったらまずいやつでは?』と思って急遽偽名を考えたけどどうにかなったね……明らかな愛称のアルにさん付けとか、やや不自然な部分もあるけども……!!
「えっ……あ、アルフレッドです」
アルフォンス様も私の紹介に合わせてぎこちなく名乗る。
このぎこちなさって私の紹介がアレなせいで不安になったからとかじゃないよね……? 緊張されているんですよね?
「この通り少し恥ずかしがり屋さんなので、基本的に必要なことは私が喋らせて頂いております」
すかさず私は言葉を付け足して、下手にアルフォンス様へ話し掛けられることの無いように配慮も欠かさない。
はい、有能!! これでさっきのは帳消しですね? えっ、それ以前に王族に恥ずかしがり屋さんは不敬だって? ちょっと分かりませんね、異郷の出身なので文化の違いとかがありますし……。
「ほーん、まぁいいわー。オレはトムだ、リオンとアルさんとやら送ってってやるよ」
「ありがとうございます、トムさん」
「どうせ、ついでだからな」
そう言いながらトムさんは、くるっと背を向けて歩き出す。
するとトムさんが離れるタイミングを見計らったのだろう、アルフォンス様が私に近付いてきて小声で話し掛けてきた。
「おい、リオンとはなんだ」
あ、やっぱりそこ気になっちゃうかー。アルフォンス様はともかく、傍目からみたら私は名前を使い分ける必要もないからね……。
「たまに使う仕事用の名前です。実はリアの方は私的というか親しい人からの呼び方でして……」
本当なら最初にアルフォンス様に名乗るのもリオンの方が良かったのかも知れないんだけど、まぁなんとなく……というか普通にボケていたせいかリアって言っちゃったんだよねー。
たぶんそれで困ることはないと思うから別にいいんだけどね?
「し、親しい………… そ、そうか。あと、そのアルという呼び方だが……」
はいはい、そちらももちろん分かってますよー。
「そちらについては突然申し訳ありませんでした。今だけですのでご安心下さい……!」
やっぱり突然愛称で呼んだのはよくなかったよね。ただ焦って口走ちゃっただけだけど、いきなりそう呼ばれるのが嫌な人は嫌だもんね?
「あ、いや、あ…………そうか」
「おーい、来ないのかー!」
その時、トムさんや他の方々の作業が終わったためか遠くから声を掛けられた。
「はーい、今行きますー!! ……ほら、行きましょう?」
「あっああー」
アルフォンス様を促して歩き出しながら、私はふと思った。
あれ? アルフォンス様ってあまり他人のいるような状況が苦手なら、やっぱり同行させてもらわないで街まで行った方がよかったんじゃ……。
………………。
こ、これは早めに気付かなかった私のせいじゃないよね……?
……うん、仕方のないことだったんだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる