50 / 66
第50話 次回、魔王死す!
しおりを挟む
予定通り麓へ移動しキャンプ。翌日、テントサウナにて完全にととのった俺は、すぐさま魔王城へと突撃する。
まず、城門とかそんなのは関係なかった。
城壁に突っ込んで、派手にぶっ壊す。城内のマップとかも関係ない。ただただ、魔王がいるであろう場所へと一心不乱に直進行軍。
遅れて、騎士団の連中が突撃する。城内へとまばらに散っていった。
――抵抗がない?
というか、魔物の気配がない?
罠か? いや、そんなことはどうでもいい。
正面に巨大な扉を発見。
ここが玉座の間か。
扉を殴りつけて吹っ飛ばす。
すると、広い空間があった。
正面には、まるでドラゴンでも座るのかというほど大きな玉座があった。そこには、ひとりの騎士がポツンと座っていた。
「……おまえが魔王か?」
俺は、対峙するその男へと、慎重に尋ねた。
「違う。俺は五大魔将のひとり、不死身のバージャムだ」
漆黒の鎧を纏った騎士。顔はやや青みがかって、口からはわずかに牙が覗いていた。ヴァンパイア族だろうか。強者の魔力は感じる。だが、消沈しているのか、敵意のようなものは感じられなかった。
「貴様が勇者ベイル……なのだろうな。その強さ、そのオーラ。こうして対峙するだけでも伝わってくるぞ」
「おまえに構っている暇はない。魔王ゲルギオラスはどこだ?」
「魔王様は……もう、いらっしゃらない」
「だから、どこかいるのかと聞いている。隠し立てするのなら、容赦はしないぜ?」
右手に魔力を込める。いまの俺なら、パンチを打ち込むだけで、こいつを粉々にすることもできるだろう。しかし、バージャムはまったく臆することなく、静かに告げる。
「言っただろう。魔王ゲルギオラス様は……もう、この世にはいらっしゃらないのだ」
「この世に……いない……?」
言葉を交わしていると、やがてフランシェやメリアたちもやってくる。
「ベイル、魔王は!?」
俺は、振り返って彼女たちに言った。
「――いないんだとよ」
魔王城はもぬけの殻。魔物一匹たりとも残っていなかった。
敵がいない現状、俺たちはどうしていいのかわからず、バージャムの言葉に耳を傾けてしまう。
「――あれは、一週間ほど前のことだったか……」
☆
ボルカノア山は、上級の魔物が多く存在し、本来であれば人が踏み入るような場所ではなかった。
草木も少なく、荒れた大地が続く。だが、頂上付近にたまった湖からは、清らかな水が大河となって麓へと流れていた。
川辺の近くには小屋があった。住んでいるのは、魔王軍五大魔将のひとり、魔人ヴァルディスだった。付近の上級モンスターを素手で捻じ伏せ、住めるような環境をつくった。
ある日、ヴァルディスが玉座に腰掛け、くつろいでいると、重低音の凄まじい叫びが聞こえてきた。
「ヴァァァァァルディィィィィィスッ!」
――この声は魔王か。
くつろぎの時間を邪魔されたくないゆえ、応対するか迷ったのだが、その前に小屋が消し飛んだ。どうやら尾で薙ぎ倒したようだ。
小屋がなくなり、荒野にさらされるヴァルディス。
目の前には、魔王ゲルギオラスがいた。ドラゴンのような顔ゆえに、表情はわかりにくいが、どうやら怒っているようだ。
――しかし、どうせ偽者だろう。
「トーレス、悪ふざけはよせ。魔王様は、かような場所にくる暇人ではない」
「誰が暇人だぁぁぁぁぁあぁぁぁッ!」
すぐ近くまで頭部を下ろし、喚き散らす魔王。すると、魔王の影からトーレスがひょっこりと顔を出した。
「あの……ヴァルディスさん。ぼ、ぼくはここにいます」
「トーレス? では……」
――ここにおられる御方は、本物の魔王様だというのか?
まさかとヴァルディスは思った。魔王城からここは、結構な距離がある。
いったいなんのために?
ヴァルディスを叱るために?
ヴァルディスは、リクライニング式玉座を駆動させる。背もたれを元に戻して立ち上がる。
「……いかがなされましたか、魔王様」
「ヴァルディスよ。いいかげんに、戦線へ戻れ!」
「もうしわけございません。いましばらく、己を振り返る時間をください」
「そうも言ってはおられん。プリメーラに続いて、ウルフィまでもが裏切った」
「裏切った……?」
「うむ――」
ヴァルディスは、これまでのことを聞かされる。五大魔将のうちのふたりが寝返った上に、世界中の拠点が人間共の襲撃に遭ってボロボロらしい。トーレスも、ベイルに打ちのめされ、這々の体で逃げ帰ってきたそうだ。
「もはや一刻の猶予も許されぬ。ヴァルディスよ。これまでのことは不問にしてやる。いますぐ、魔物を率いて、勇者ベイルを討ち取るのだ」
たしかに、これは魔王軍の未曾有の危機。だが――。
「自分は戦いませぬ。このヴァルディスをアテにしないほうがよろしいかと――」
「ならぬ!」
一喝するゲルギオラス。そのあまりの迫力に、トーレスが震え上がってしまっている。
「わしの命令を無視し、こんなところで油を売っていてなんになる! もとはと言えば、貴様がベイルに負けたのが始まりだ! 貴様だ! 貴様のせいで、ワシも魔王軍も威厳を失ったのだ! 言うことを聞け、ヴァルディス!」
「いまの自分が戦ったところで、ベイルには敵いません」
「わしに逆らうか!」
「逆らっているわけではございません。自分は――」
「もうよい!」
魔王が叫んだ。そして、次の瞬間、巨大な腕を振り上げる。
「わしに逆らった者がどうなるか! 貴様を殺して、世界に知らしめてくれるわ!」
さすがに業を煮やしたのか、魔王の巨腕が落下する。
ズドンッ! と、まるで爆発魔法を放ったかのような轟音が響き渡る。ヴァルディスが押しつぶされる。
「ば……ばるでぃす……さん?」
トーレスが、不安そうな声を漏らした。
――だが。
ヴァルディスは、魔王の一撃を左手一本で受け止めていた。
「ぐぅッ、ヴァルディスよ! 貴様ッ! 抵抗する気かッ!」
「仕掛けてきたのはそちらでしょう」
「ぐッ! な、なんというチカラッ!」
ヴァルディスがチカラを入れて押し返す。魔王の腕が一気に弾き飛ばされる。
「これが、サウナのチカラです」
「サウナの……チカラだと」
ヴァルディスは、ベイルに敗北して以来、ずっと己と向き合って、考え続けていた。
実戦や訓練を延々と続け、ひたすら己を鍛えてきたのに、あの日、一回のサウナでそれらを超越するほどの力を感じてしまった。
――サウナこそが世界最強のスキル。
そう考えてから、ヴァルディスはサウナに夢中になった。ありとあらゆる文献を読みあさった。中には、ベイルが書いた本も参考にさせてもらった。
時間もプライドも地位も、すべてをかなぐり捨てて、サウナを極めようとした。水質の良い土地に、こうして小屋を建て、自分なりのベストなととのいを研究したのだ。
結果、あの時とは比べものにならない、さらなるととのいをマスターする。
――だが、まだベイルの域には達していない。
次、奴と戦う時は、お互いのどちらかが死ぬまで戦る。ならばと半端な状態で挑むことなどできないのだ。
「引いてください、魔王様……。いまの俺は、少なくともあなたよりは――」
「おのれ、小癪な、ヴァルディスッ! このわしの力を忘れたかッ!」
ゲルギオラスの罵声を無視し、ヴァルディスは続く言葉を紡ぐ。
「――強い」
魔王ゲルギオラスが火炎を吐いた。軽く腕を薙いで、かき消した。
「ならば、これならどうだッ!」
口をあんぐり開けた。
喉の奥から、紫色の球が吐き出される。
――重力球か。
超小型のブラックホール。触れたものをすべて飲み込む魔力の塊。
「ヴァルディスさん! 避けてください!」
トーレスが声を投げかけるが、ヴァルディスは落ち着いて告げる。
「安心しろ。これぐらいの魔法は、どうにでもなる」
ヴァルディスは、精神を研ぎ澄ませる。ああ、ゲルギオラスも、良いタイミングで戦いを仕掛けてきたくれたものだ。リクライニング式玉座で、ちょうどととのったところだった。いまのヴァルディスなら、この程度の魔法は――。
「うおおおおおおおおおおッ!」
掌を反重力の魔法でコーティングして、重力球を受け止める。
そして、全身の筋肉を駆動させ――。
――一気に跳ね返す。
「なにィッ!」
紫色の球体が、勢いよく魔王の胸を貫いた。風穴の向こうには、麓の景色が見えた。
「あ……が……がぶぁ……」
大口を開けて、絶望の表情を見せるゲルギオラス。口からは緑色の涎がドロドロに流れていた。
「御世話になりました。魔王ゲルギオラス様。しかし、俺と勇者ベイルの戦いを邪魔するのなら――あなたも敵だ」
ヴァルディスが指を跳ね上げる。次の瞬間、ゲルギオラスの足下から凄まじい火炎が噴出し、天へと伸びていく。極炎に包まれ、世界最強だったはずの魔王は灰塵と化した。
「あ……あ……」
「怯えるな。トーレス。俺は、あくまで露払いをしたにすぎん」
反逆。
そう捉えられるのもいいだろう。
ヴァルディスは世界への興味が尽きた。
――俺を夢中にさせるのは、サウナ――そして、勇者ベイルのみ。
それを邪魔するのであれば、例え魔王であろうとも消す。ただ、それだけだ。
まず、城門とかそんなのは関係なかった。
城壁に突っ込んで、派手にぶっ壊す。城内のマップとかも関係ない。ただただ、魔王がいるであろう場所へと一心不乱に直進行軍。
遅れて、騎士団の連中が突撃する。城内へとまばらに散っていった。
――抵抗がない?
というか、魔物の気配がない?
罠か? いや、そんなことはどうでもいい。
正面に巨大な扉を発見。
ここが玉座の間か。
扉を殴りつけて吹っ飛ばす。
すると、広い空間があった。
正面には、まるでドラゴンでも座るのかというほど大きな玉座があった。そこには、ひとりの騎士がポツンと座っていた。
「……おまえが魔王か?」
俺は、対峙するその男へと、慎重に尋ねた。
「違う。俺は五大魔将のひとり、不死身のバージャムだ」
漆黒の鎧を纏った騎士。顔はやや青みがかって、口からはわずかに牙が覗いていた。ヴァンパイア族だろうか。強者の魔力は感じる。だが、消沈しているのか、敵意のようなものは感じられなかった。
「貴様が勇者ベイル……なのだろうな。その強さ、そのオーラ。こうして対峙するだけでも伝わってくるぞ」
「おまえに構っている暇はない。魔王ゲルギオラスはどこだ?」
「魔王様は……もう、いらっしゃらない」
「だから、どこかいるのかと聞いている。隠し立てするのなら、容赦はしないぜ?」
右手に魔力を込める。いまの俺なら、パンチを打ち込むだけで、こいつを粉々にすることもできるだろう。しかし、バージャムはまったく臆することなく、静かに告げる。
「言っただろう。魔王ゲルギオラス様は……もう、この世にはいらっしゃらないのだ」
「この世に……いない……?」
言葉を交わしていると、やがてフランシェやメリアたちもやってくる。
「ベイル、魔王は!?」
俺は、振り返って彼女たちに言った。
「――いないんだとよ」
魔王城はもぬけの殻。魔物一匹たりとも残っていなかった。
敵がいない現状、俺たちはどうしていいのかわからず、バージャムの言葉に耳を傾けてしまう。
「――あれは、一週間ほど前のことだったか……」
☆
ボルカノア山は、上級の魔物が多く存在し、本来であれば人が踏み入るような場所ではなかった。
草木も少なく、荒れた大地が続く。だが、頂上付近にたまった湖からは、清らかな水が大河となって麓へと流れていた。
川辺の近くには小屋があった。住んでいるのは、魔王軍五大魔将のひとり、魔人ヴァルディスだった。付近の上級モンスターを素手で捻じ伏せ、住めるような環境をつくった。
ある日、ヴァルディスが玉座に腰掛け、くつろいでいると、重低音の凄まじい叫びが聞こえてきた。
「ヴァァァァァルディィィィィィスッ!」
――この声は魔王か。
くつろぎの時間を邪魔されたくないゆえ、応対するか迷ったのだが、その前に小屋が消し飛んだ。どうやら尾で薙ぎ倒したようだ。
小屋がなくなり、荒野にさらされるヴァルディス。
目の前には、魔王ゲルギオラスがいた。ドラゴンのような顔ゆえに、表情はわかりにくいが、どうやら怒っているようだ。
――しかし、どうせ偽者だろう。
「トーレス、悪ふざけはよせ。魔王様は、かような場所にくる暇人ではない」
「誰が暇人だぁぁぁぁぁあぁぁぁッ!」
すぐ近くまで頭部を下ろし、喚き散らす魔王。すると、魔王の影からトーレスがひょっこりと顔を出した。
「あの……ヴァルディスさん。ぼ、ぼくはここにいます」
「トーレス? では……」
――ここにおられる御方は、本物の魔王様だというのか?
まさかとヴァルディスは思った。魔王城からここは、結構な距離がある。
いったいなんのために?
ヴァルディスを叱るために?
ヴァルディスは、リクライニング式玉座を駆動させる。背もたれを元に戻して立ち上がる。
「……いかがなされましたか、魔王様」
「ヴァルディスよ。いいかげんに、戦線へ戻れ!」
「もうしわけございません。いましばらく、己を振り返る時間をください」
「そうも言ってはおられん。プリメーラに続いて、ウルフィまでもが裏切った」
「裏切った……?」
「うむ――」
ヴァルディスは、これまでのことを聞かされる。五大魔将のうちのふたりが寝返った上に、世界中の拠点が人間共の襲撃に遭ってボロボロらしい。トーレスも、ベイルに打ちのめされ、這々の体で逃げ帰ってきたそうだ。
「もはや一刻の猶予も許されぬ。ヴァルディスよ。これまでのことは不問にしてやる。いますぐ、魔物を率いて、勇者ベイルを討ち取るのだ」
たしかに、これは魔王軍の未曾有の危機。だが――。
「自分は戦いませぬ。このヴァルディスをアテにしないほうがよろしいかと――」
「ならぬ!」
一喝するゲルギオラス。そのあまりの迫力に、トーレスが震え上がってしまっている。
「わしの命令を無視し、こんなところで油を売っていてなんになる! もとはと言えば、貴様がベイルに負けたのが始まりだ! 貴様だ! 貴様のせいで、ワシも魔王軍も威厳を失ったのだ! 言うことを聞け、ヴァルディス!」
「いまの自分が戦ったところで、ベイルには敵いません」
「わしに逆らうか!」
「逆らっているわけではございません。自分は――」
「もうよい!」
魔王が叫んだ。そして、次の瞬間、巨大な腕を振り上げる。
「わしに逆らった者がどうなるか! 貴様を殺して、世界に知らしめてくれるわ!」
さすがに業を煮やしたのか、魔王の巨腕が落下する。
ズドンッ! と、まるで爆発魔法を放ったかのような轟音が響き渡る。ヴァルディスが押しつぶされる。
「ば……ばるでぃす……さん?」
トーレスが、不安そうな声を漏らした。
――だが。
ヴァルディスは、魔王の一撃を左手一本で受け止めていた。
「ぐぅッ、ヴァルディスよ! 貴様ッ! 抵抗する気かッ!」
「仕掛けてきたのはそちらでしょう」
「ぐッ! な、なんというチカラッ!」
ヴァルディスがチカラを入れて押し返す。魔王の腕が一気に弾き飛ばされる。
「これが、サウナのチカラです」
「サウナの……チカラだと」
ヴァルディスは、ベイルに敗北して以来、ずっと己と向き合って、考え続けていた。
実戦や訓練を延々と続け、ひたすら己を鍛えてきたのに、あの日、一回のサウナでそれらを超越するほどの力を感じてしまった。
――サウナこそが世界最強のスキル。
そう考えてから、ヴァルディスはサウナに夢中になった。ありとあらゆる文献を読みあさった。中には、ベイルが書いた本も参考にさせてもらった。
時間もプライドも地位も、すべてをかなぐり捨てて、サウナを極めようとした。水質の良い土地に、こうして小屋を建て、自分なりのベストなととのいを研究したのだ。
結果、あの時とは比べものにならない、さらなるととのいをマスターする。
――だが、まだベイルの域には達していない。
次、奴と戦う時は、お互いのどちらかが死ぬまで戦る。ならばと半端な状態で挑むことなどできないのだ。
「引いてください、魔王様……。いまの俺は、少なくともあなたよりは――」
「おのれ、小癪な、ヴァルディスッ! このわしの力を忘れたかッ!」
ゲルギオラスの罵声を無視し、ヴァルディスは続く言葉を紡ぐ。
「――強い」
魔王ゲルギオラスが火炎を吐いた。軽く腕を薙いで、かき消した。
「ならば、これならどうだッ!」
口をあんぐり開けた。
喉の奥から、紫色の球が吐き出される。
――重力球か。
超小型のブラックホール。触れたものをすべて飲み込む魔力の塊。
「ヴァルディスさん! 避けてください!」
トーレスが声を投げかけるが、ヴァルディスは落ち着いて告げる。
「安心しろ。これぐらいの魔法は、どうにでもなる」
ヴァルディスは、精神を研ぎ澄ませる。ああ、ゲルギオラスも、良いタイミングで戦いを仕掛けてきたくれたものだ。リクライニング式玉座で、ちょうどととのったところだった。いまのヴァルディスなら、この程度の魔法は――。
「うおおおおおおおおおおッ!」
掌を反重力の魔法でコーティングして、重力球を受け止める。
そして、全身の筋肉を駆動させ――。
――一気に跳ね返す。
「なにィッ!」
紫色の球体が、勢いよく魔王の胸を貫いた。風穴の向こうには、麓の景色が見えた。
「あ……が……がぶぁ……」
大口を開けて、絶望の表情を見せるゲルギオラス。口からは緑色の涎がドロドロに流れていた。
「御世話になりました。魔王ゲルギオラス様。しかし、俺と勇者ベイルの戦いを邪魔するのなら――あなたも敵だ」
ヴァルディスが指を跳ね上げる。次の瞬間、ゲルギオラスの足下から凄まじい火炎が噴出し、天へと伸びていく。極炎に包まれ、世界最強だったはずの魔王は灰塵と化した。
「あ……あ……」
「怯えるな。トーレス。俺は、あくまで露払いをしたにすぎん」
反逆。
そう捉えられるのもいいだろう。
ヴァルディスは世界への興味が尽きた。
――俺を夢中にさせるのは、サウナ――そして、勇者ベイルのみ。
それを邪魔するのであれば、例え魔王であろうとも消す。ただ、それだけだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる