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入学式

見掛け倒し

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「うぅ…ゆ、許してくれぇ…!」


見た目以上に喧嘩が強いやつじゃなかったらしい。

髪の毛を掴んできてた手を振り払って押し倒し、拳を向けるとボロボロと泣き始めてしまった。


「…なんで、あんなことしてたんだ?」


さっきのやつもこんな弱さなら自力で回避出来たんじゃないか?

俺はそう思いながらも彼の上からどいて、目の前に座る。


「だってよぉ、こうでもしねぇと顔が怖えから相手にされねぇんだよぉ!」


顔が怖い…?確かに強面かもしれないが、かっこいい顔してるぞ?


「…そうか?俺はあんたの顔好きだぞ。」

「は!?」


驚いた男は俺の肩を掴み顔を近づけてくる。


「じゃ、じゃあキ、キスとかも出来んのかよ!!」

「…出来るぞ?」


俺の返答に目を見開いた後、嬉しそうに笑うとガバッと抱きついてきた。

よしよしと頭をなでるとグリグリと頭を肩に押し付けてくる。


「…えっと、そんなに嬉しいか?」


別にキスぐらい誰とでも出来るんじゃないか?

女神が好き勝手に創った世界だろ?


「そりゃ、嬉しいに決まってるだろ!…今までは顔見られただけで逃げられてたんだ。…さっきのやつだってヤるって約束だったのにいざ顔をあわせた瞬間、急に逃げようとしやがって…。」


顔をあわせずに約束してたのか?

どうやって?

にしても顔を見たぐらいで逃げるのか…?

この顔だったら好きになってくれる人ぐらいいそうなんだが。


「ていうか、あんたならこんなことしなくてもっ…っふ、んん…んっ…」


話してる途中でいきなり唇を奪われ、彼の舌が唇を割いて中に侵入し、俺の口内を犯していく。

俺は彼の舌を受け入れるように舌を伸ばし重ね合わせる。


「んっ、は、…ふ、んんっ…」


チュクチュクと水音を出しながら彼の舌と俺の舌が絡み合っている。

しばらくキスをしていると彼は俺のシャツの中に手を差し入れ、体をまさぐり始めた。


「っ…」


体のラインを確かめるようにお腹から脇腹、そして胸へと手が登ってくる。

手によってシャツが捲り上げられ、肌が外気に晒された。

まだ冷たい風が肌に触れて、乳首の先端が少し立ち始める。


「ぁっ…」


立ち始めた乳首を指で摘まれる。


「ん、ひぁ…う…!」


ゆっくりと捏ねられ、乳首の先端がより固くなっていく。

コリコリと片手で乳首の先端を捏ねながらも、胸に顔を近づけ、手で触っている方の乳首とは別の乳首を口に含まれる。


「んちゅ…れろれろ…」

「あ、ひ、ぁん…あっ…あぁんっ…!」


ぺろぺろ、ちゅーちゅーと乳首が舐められたり吸われたりして、見てわかるぐらいにぷっくりと赤く腫れていく。


「片方だけ腫れちまったなぁ…。」


そりゃ、あんたが左側だけ吸うからだろ。


「右側もっ…やれば、いい……んあっ…!」


俺がそう提案するとニヤッと笑った彼は笑顔のまま俺の右の乳首に吸い付いた。


「んぁあっ…あぁんっ…ぁんっ…」


次第に右側もぷっくりと腫れてきて、俺の両乳首は真っ赤に色づき、彼の唾液でテラテラと光っていた。

元々感度が良い俺は乳首が腫れてしまったことで更に感度が上がったようで、指先が掠めるだけで声が漏れるようになってしまった。


「あぅんんっ…」


乳首を弄られただけで、そこは触られてもいないのに俺の股間の中心は勃ち上がりズボンを押し上げている。


「すげえ…っ」


感動しながらも俺の乳首を一生懸命吸ったり舐めたりしている彼は強面な顔をしているが、俺には可愛らしく見えた。


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