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本音で話をしてみようか4
「ここにエバーナは暮らしているの?」
それは古そうな建物だった。
よく言えば趣がある。悪く言えば古ぼけた建物だ。
赤いレンガに緑色のツタが壁を覆い、窓の木枠は茶色い染料で染められている。
侯爵家の令嬢が暮らす建物とはとても思えない。
「はい。エバーナの母親が昔暮らしていた場所です。彼女が行儀見習いとしてこの屋敷に来た当時建てられたと聞いています」
「エバーナの母親」
そう言えば、エバーナの母親は侯爵家に行儀見習いに来て若い頃のゴレロフ侯爵と知り合ったんだったな。
それを考えるとそんなに古い建物でもないのか。ツタが張っているせいで古く見えるのかな。
「そういう話を君は聞いているんだ」
「大人が隠そうとしてもいつの間にか耳に入ってくるものです」
フォルードは憑きものがとれた様な感じで、正直に話してくれる様になってしまった。
他家の事情を、いくら婚約者だとはいえ背後には護衛も従者もいるというのに聞いてしまっていいんだろうか。
いい事にするしかないか。
「そうだろうね。隠そうとすればする程人は噂したくなるものなのかもしれない」
今更だけれど、こういう会話って十歳の子供がするものじゃない気がする。
前世の俺なんて、十歳の時は学校の勉強の他はゲームとかサッカーとかそんな事しか考えて無かったのに。
「フォルード様。失礼致しました、エルネクト殿下。ただいますぐにお嬢様を呼んで参ります」
ドアのドラゴンの頭を模したノッカーをフォルードが叩くとすぐにドアが開き、侍女が現れた。
「いや、いい。エバーナはどちらに。案内を」
「畏まりました。エルネクト殿下、フォルード様どうぞこちらへ」
綺麗な礼をした後、侍女は丁寧に磨かれた廊下を音も無く歩きながら、一階の応接間へと導いた。
建物の外観に比べて、中は思っていたよりは綺麗だった。
古さはあるけれど、それなりではある。でも、それだけだ。
先程居た屋敷に比べると見劣りする造りなのは一見して分るし、何の装飾もない簡素な造りで、使用人用の住まいだと言われたら信じてしまいそうだった。
「エバーナ様、エルネクト殿下とフォルード様がお見えになりました」
「はい」
ドアを開き中へと入ると、フォルードは「私はここで失礼します。エバーナ失礼の無い様にな」と声を掛け出て行った。
まあ、いいか後でまた声を掛ければいい。今はエバーナだ。
「エバーナ着替えたんだね。そのドレスとても似合っているよ」
出迎えたエバーナが着ているのは、フロレシアのドレスだった。
母上がエバーナに下賜したドレスは、絵付でドレスの詳細をリスト化したものが俺の元に届いていて、すべて覚えている。
お茶会などに着られる物。日常生活で着られる物。屋敷で昼間客を持てなせる程度の物。屋敷で客も同席する晩餐の場で着られる物。
デビュー前の令嬢があらゆる場面で困らないだけのドレスを母上は贈っていたのだから、驚くが、今はそれがありがたかった。
「ありがとうございます。こちらも下賜頂いたドレスでございます」
「フロレシアの好みの物で申し訳ないけど。エバーナはやっぱり淡い色が似合うね」
薄い黄色のドレスは白い小さな丸襟に、ふわりと肩のところで広がった袖に細長い袖がついてついた物だ。スカートは、裾に濃い黄色の糸で花模様の刺繍がされていて、腰には同じ刺繍がされた幅広の帯がリボン結びについている。
「ありがとうございます。殿下、どうぞこちらへお掛け下さい」
エバーナの案内で腰掛けたソファーは、やはりこちらもあまり質の良くない物だった。
侯爵家の令嬢の部屋とはとても思えない家具で、この部屋は出来ている。
一応は応接室としての形をしているけれど、これでは今後エバーナが他家の令嬢と交流を持った時に困るだろう。
どうするべきかなと悩んでいると、リリーナ先生と視線が合った。
「うん。あ、リリーナ先生。先程はあんな紹介になってしまい申し訳ありませんでした」
「お気になさらず。エルネクト殿下、なかなかな不作法振りに私も驚きましたけれど。ああ、エバーナは気にしなくていいのよ。あなたは悪くないのだから」
リリーナ先生の歯に衣着せぬ言葉にエバーナは謝罪しようとして、先生に止められた。
「ありがとうございます。リリーナ先生」
「いいのですよ。エバーナ、あなたはこれから色々な事を学ぶのです。この家の良いところも悪いところも学んでそして、自分がどうなりたいのか自分の頭で考えるのですよ」
「はい。先生」
返事をするエバーナを見ながら、侍女が運んできたばかりのお茶に口を付ける。
お茶の質は良かった。入れ方も上手いしテーブルに並べられた菓子もそれなりに見える。
部屋は質素でも、食事は問題ないのかもしれない。
俺が来ているからかもしれないが。
「いいお返事ですね。エバーナは姿勢も良いですし、受け答えも良いですね」
「ありがとうございます」
エバーナは短時間で、リリーナ先生と打ち解けた様に見える。
フロレシアの話だと、リリーナ先生はかなり厳しい方の様だけれどエバーナと相性がいいのかな。
「リリーナ先生、エバーナとどんな話をされていたのですか」
「今までどの様な学習をされていたのか、得意な事、苦手な事などを伺った程度ですわ」
「そうですか。貴族学校の話は」
「それをエバーナにお話するのは殿下のお役目です。私ではございません」
「はい。その通りです。エバーナ、君にいくつか話をしないといけないんだ」
どれから話すべきかな。まずは、リリーナ先生関係かな。
「先程話した通り、リリーナ・メルバ前公爵夫人がこれからエバーナの教師としてエバーナの指導をして下さる事になった。フロレシアもリリーナ先生に教わっているから、毎日とはいかないから、先生がいらっしゃれない日は自習して貰う事になる」
「はい」
「リリーナ先生にお願いする理由は、エバーナに来年私と一緒に貴族学校の入学試験を受けて貰いたいからなんだ」
「私が、貴族学校の試験を受けるのですか。来年はまだ十歳ですが」
「そうだね、私とフォルードは十一歳。彼も試験を受ける事になった」
「お兄様も。では三人で受けるのですね」
エバーナは考える様な顔をしながら、少し俯いた。
「リリーナ先生。私が挫けそうになってもご指導下さいますか」
「あなたが投げ出さずに努力するというなら、いくらでも力になりますよ。合格出来るかどうかはあなた次第です。勿論それは殿下も同じです。すでに勉強しているとしても、油断してしまえば合格など出来ません」
「ありがとうございます。リリーナ先生。エルネクト殿下、私試験を受けます」
「いいの? 本当に大丈夫? 君がどの程度の勉強をしているのか知らずに言っている私が言うのは酷い話だけれど」
受けろと言いながら、大丈夫と聞くのは酷い話だ。
でも、エバーナがすぐに頷いてくれるとは思って無かったんだから慌てても仕方ないと思う。
「エルネクト殿下と一緒に学校に通えるなら、その為なら精一杯努力します。それにこの程度の努力も出来ないのであれば、私は殿下の婚約者ですと胸を張って言えなくなってしまいます」
確かにさっきフォルードと侯爵夫人に『貴族学校の試験も難しいのであれば、とても妃の教育なんてついて来られない』とは言った。
だけどそれは、フォルードに向かって『君の妹は、君より大変な条件でこれから頑張らないといけないのだ』と言っていただけのつもりだった。
前世の記憶がある俺と違い、まだ九歳の子供でしかないエバーナが、そんな決心をしてくれるなんて思ってなかったんだ。
「エバーナ、ありがとう。無理を言っているとは分っているけれど。私は君と一緒に学校に通いたい。だから、一緒に頑張ろう」
多分頑張らないといけないのは、勉強よりも魔法だ。
それは本当に難しい話だ。
「殿下、エバーナの学力についてお話してもよろしいですか」
「はい。お願いします」
「結論から言えば、エバーナはすでに幼学校で教える内容の殆どを学習している様です。本人がどの程度覚えているかはまだ未確認ですが、学習に使用している本を見る限りは殿下の学年よりも上の勉強をされている様です。試験までの短い時間、駆け足で授業を進めなければならないかと考えていましたが、その必要はないでしょう」
「それは嬉しい誤算という物ですね。助かります」
半年ちょっとの短い時間で、詰め込み授業を行なうのではエバーナの精神的もかなりキツい状態になる。
厳しい家庭教師をつけていた侯爵夫人に、これだけは感謝しないといけないかもしれない。
それは古そうな建物だった。
よく言えば趣がある。悪く言えば古ぼけた建物だ。
赤いレンガに緑色のツタが壁を覆い、窓の木枠は茶色い染料で染められている。
侯爵家の令嬢が暮らす建物とはとても思えない。
「はい。エバーナの母親が昔暮らしていた場所です。彼女が行儀見習いとしてこの屋敷に来た当時建てられたと聞いています」
「エバーナの母親」
そう言えば、エバーナの母親は侯爵家に行儀見習いに来て若い頃のゴレロフ侯爵と知り合ったんだったな。
それを考えるとそんなに古い建物でもないのか。ツタが張っているせいで古く見えるのかな。
「そういう話を君は聞いているんだ」
「大人が隠そうとしてもいつの間にか耳に入ってくるものです」
フォルードは憑きものがとれた様な感じで、正直に話してくれる様になってしまった。
他家の事情を、いくら婚約者だとはいえ背後には護衛も従者もいるというのに聞いてしまっていいんだろうか。
いい事にするしかないか。
「そうだろうね。隠そうとすればする程人は噂したくなるものなのかもしれない」
今更だけれど、こういう会話って十歳の子供がするものじゃない気がする。
前世の俺なんて、十歳の時は学校の勉強の他はゲームとかサッカーとかそんな事しか考えて無かったのに。
「フォルード様。失礼致しました、エルネクト殿下。ただいますぐにお嬢様を呼んで参ります」
ドアのドラゴンの頭を模したノッカーをフォルードが叩くとすぐにドアが開き、侍女が現れた。
「いや、いい。エバーナはどちらに。案内を」
「畏まりました。エルネクト殿下、フォルード様どうぞこちらへ」
綺麗な礼をした後、侍女は丁寧に磨かれた廊下を音も無く歩きながら、一階の応接間へと導いた。
建物の外観に比べて、中は思っていたよりは綺麗だった。
古さはあるけれど、それなりではある。でも、それだけだ。
先程居た屋敷に比べると見劣りする造りなのは一見して分るし、何の装飾もない簡素な造りで、使用人用の住まいだと言われたら信じてしまいそうだった。
「エバーナ様、エルネクト殿下とフォルード様がお見えになりました」
「はい」
ドアを開き中へと入ると、フォルードは「私はここで失礼します。エバーナ失礼の無い様にな」と声を掛け出て行った。
まあ、いいか後でまた声を掛ければいい。今はエバーナだ。
「エバーナ着替えたんだね。そのドレスとても似合っているよ」
出迎えたエバーナが着ているのは、フロレシアのドレスだった。
母上がエバーナに下賜したドレスは、絵付でドレスの詳細をリスト化したものが俺の元に届いていて、すべて覚えている。
お茶会などに着られる物。日常生活で着られる物。屋敷で昼間客を持てなせる程度の物。屋敷で客も同席する晩餐の場で着られる物。
デビュー前の令嬢があらゆる場面で困らないだけのドレスを母上は贈っていたのだから、驚くが、今はそれがありがたかった。
「ありがとうございます。こちらも下賜頂いたドレスでございます」
「フロレシアの好みの物で申し訳ないけど。エバーナはやっぱり淡い色が似合うね」
薄い黄色のドレスは白い小さな丸襟に、ふわりと肩のところで広がった袖に細長い袖がついてついた物だ。スカートは、裾に濃い黄色の糸で花模様の刺繍がされていて、腰には同じ刺繍がされた幅広の帯がリボン結びについている。
「ありがとうございます。殿下、どうぞこちらへお掛け下さい」
エバーナの案内で腰掛けたソファーは、やはりこちらもあまり質の良くない物だった。
侯爵家の令嬢の部屋とはとても思えない家具で、この部屋は出来ている。
一応は応接室としての形をしているけれど、これでは今後エバーナが他家の令嬢と交流を持った時に困るだろう。
どうするべきかなと悩んでいると、リリーナ先生と視線が合った。
「うん。あ、リリーナ先生。先程はあんな紹介になってしまい申し訳ありませんでした」
「お気になさらず。エルネクト殿下、なかなかな不作法振りに私も驚きましたけれど。ああ、エバーナは気にしなくていいのよ。あなたは悪くないのだから」
リリーナ先生の歯に衣着せぬ言葉にエバーナは謝罪しようとして、先生に止められた。
「ありがとうございます。リリーナ先生」
「いいのですよ。エバーナ、あなたはこれから色々な事を学ぶのです。この家の良いところも悪いところも学んでそして、自分がどうなりたいのか自分の頭で考えるのですよ」
「はい。先生」
返事をするエバーナを見ながら、侍女が運んできたばかりのお茶に口を付ける。
お茶の質は良かった。入れ方も上手いしテーブルに並べられた菓子もそれなりに見える。
部屋は質素でも、食事は問題ないのかもしれない。
俺が来ているからかもしれないが。
「いいお返事ですね。エバーナは姿勢も良いですし、受け答えも良いですね」
「ありがとうございます」
エバーナは短時間で、リリーナ先生と打ち解けた様に見える。
フロレシアの話だと、リリーナ先生はかなり厳しい方の様だけれどエバーナと相性がいいのかな。
「リリーナ先生、エバーナとどんな話をされていたのですか」
「今までどの様な学習をされていたのか、得意な事、苦手な事などを伺った程度ですわ」
「そうですか。貴族学校の話は」
「それをエバーナにお話するのは殿下のお役目です。私ではございません」
「はい。その通りです。エバーナ、君にいくつか話をしないといけないんだ」
どれから話すべきかな。まずは、リリーナ先生関係かな。
「先程話した通り、リリーナ・メルバ前公爵夫人がこれからエバーナの教師としてエバーナの指導をして下さる事になった。フロレシアもリリーナ先生に教わっているから、毎日とはいかないから、先生がいらっしゃれない日は自習して貰う事になる」
「はい」
「リリーナ先生にお願いする理由は、エバーナに来年私と一緒に貴族学校の入学試験を受けて貰いたいからなんだ」
「私が、貴族学校の試験を受けるのですか。来年はまだ十歳ですが」
「そうだね、私とフォルードは十一歳。彼も試験を受ける事になった」
「お兄様も。では三人で受けるのですね」
エバーナは考える様な顔をしながら、少し俯いた。
「リリーナ先生。私が挫けそうになってもご指導下さいますか」
「あなたが投げ出さずに努力するというなら、いくらでも力になりますよ。合格出来るかどうかはあなた次第です。勿論それは殿下も同じです。すでに勉強しているとしても、油断してしまえば合格など出来ません」
「ありがとうございます。リリーナ先生。エルネクト殿下、私試験を受けます」
「いいの? 本当に大丈夫? 君がどの程度の勉強をしているのか知らずに言っている私が言うのは酷い話だけれど」
受けろと言いながら、大丈夫と聞くのは酷い話だ。
でも、エバーナがすぐに頷いてくれるとは思って無かったんだから慌てても仕方ないと思う。
「エルネクト殿下と一緒に学校に通えるなら、その為なら精一杯努力します。それにこの程度の努力も出来ないのであれば、私は殿下の婚約者ですと胸を張って言えなくなってしまいます」
確かにさっきフォルードと侯爵夫人に『貴族学校の試験も難しいのであれば、とても妃の教育なんてついて来られない』とは言った。
だけどそれは、フォルードに向かって『君の妹は、君より大変な条件でこれから頑張らないといけないのだ』と言っていただけのつもりだった。
前世の記憶がある俺と違い、まだ九歳の子供でしかないエバーナが、そんな決心をしてくれるなんて思ってなかったんだ。
「エバーナ、ありがとう。無理を言っているとは分っているけれど。私は君と一緒に学校に通いたい。だから、一緒に頑張ろう」
多分頑張らないといけないのは、勉強よりも魔法だ。
それは本当に難しい話だ。
「殿下、エバーナの学力についてお話してもよろしいですか」
「はい。お願いします」
「結論から言えば、エバーナはすでに幼学校で教える内容の殆どを学習している様です。本人がどの程度覚えているかはまだ未確認ですが、学習に使用している本を見る限りは殿下の学年よりも上の勉強をされている様です。試験までの短い時間、駆け足で授業を進めなければならないかと考えていましたが、その必要はないでしょう」
「それは嬉しい誤算という物ですね。助かります」
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