エリート希望者の地球再生記

概要

設定解説

【シエロ】
島を空に浮かべることを可能にした九百年前の発明品。
最近は、全ての空島の下部の先端にセットされることが主流になっている。
消耗品で、定期的な交換が必須。
切り離すには、限られた人間しか知ることがないパスワードが必要。

【空島シエロ・アイランド】
空に浮かぶ人類が住む島のこと。
今はアイランド０１～９７まである。
それぞれの空島によるが、公共機関もあるし、文明も進んでいる。
全ての空島にコックピットがある。
たとえるなら、巨大な島型の飛行機が年中無休で飛んでいる状態。

【ナサニエル】
未来ある子ども達の養成施設。
入学するには試験があり、難関だと言われている。
医療科、建築科、史学科、環境学科、機械工学科、調理科がある。
卒業生はエリートへの道が約束される。

【コックピット】
空島の操縦や管理を行う場所。
メインパイロットが一席、サブパイロットは八席。
万が一のために武器も完備されている。

【アーデル】
空島の操船免許が取得できるクラスでカリキュラムも複雑。
制服も貸与されるなど、エリート的な待遇を受けている。
メンバーは全部で十二人。

【チーム・ロジャー】
アラン・ロジャーをリーダーとした不良グループ。
初期からのメインメンバーはアラン、シン、デルタ、ソニア。
ナサニエルが着陸した頃から、徐々に勢力を伸ばしている。

【煙弾発射装置】
空島に必ず搭載されている機能の一つ。
空島がルートを外れたり、通信機能が故障したりといったあらゆる緊急事態に備えて、空島同士が衝突しないための位置情報を伝えるための手段。
色は青、赤、緑、黄色、紫の五色。

【未成年通信法】
未成年が家族以外の人物と個人的な連絡をとる通信手段や、自分の情報を発信する類の機器を持つことを一切禁止とする法律。
違反すれば、五年以下の懲役、または三十万円以下の罰金となる。

【ソーラーカー】
完全太陽電池で動く自動車。
空島での移動手段は、ほぼソーラーカーであり、一家に一台。
免許が取得できるのは成人してから。
ソーラーカーの普及に比例して、エンジンや電気で走る自動車は製造されなくなっていった。

【人類存続条約】
空島への移住に伴って、人類以外はそのまま地上に残すという世界全体で交わされた条約。
空島の未来を考えた上で、人命優先の考えの象徴のようなもの。