16 / 23
「先生」
しおりを挟む
「私の知り合いに、その道のプロがいます。
ghost lighterさん、是非会ってみませんか?必ず手助けになってくれます。」
冷静さを取り戻した俺は、今後の事について
怪塚さんへ助けを求めた。
結果、俺は一人の人物を紹介される事となる。
自称「探偵」を名乗る男。「瀬野 武司」。
「僕の本業はね、探偵なんだ。でもね、もう一つの顔があるんだ。
それが・・・いわゆる『霊媒師』って事になってる。
怪塚君は、僕の3番目のお弟子さんね。といっても、あと5~6年も修行すれば
僕なんか目じゃないくらいの立派なプロになれるよ。
彼女は、才能があるんだ。・・・それは君も関わって分かっただろう?
特に人相や手相なんかで人のあれこれを見抜く才能がズバ抜けててね!
すごいんだよ、彼女。いやぁ、僕にはない才能だから、つい目を掛けたくなっちゃってね。
そのうえ、若干霊視もできるっていうんだから、これはもう僕が育てるしかないと思ったさ!」
怪塚さんに案内され訪れたカフェで、男と合流した我々だったが
彼は自己紹介も早々に切り上げると、一人で機関銃のようにしゃべり倒していた。
俺は、男の名前を聞いて驚愕した。
その界隈では有名な人物の名前である。
ホラー番組の特集でも、何度か姿を見たことがある。
そんな驚きの矢先
ついに弾切れを起こした彼も、少しの間沈黙していたが・・・。
「君、登る気はないの?」
唐突な一言だった。
「の、登る?」
「あぁ、ゴメンネ。成仏する気はないの?」
「・・・。」
「まぁ、すぐには答えられないでしょ。当然だよ。
自分が死んだ事だって、つい最近知ったばっかりだったんだもんね。」
「・・・それもあるんですけど・・・
未だに信じられないんですよ。自分が死んでるなんて。
・・実際、クラスメートには見えてるわけだし・・・。」
「君と接点のある人が3人いるって話だったね。詳しく話を聞かせてよ。」
彼に促されるまま、これまでの出来事を具に答えた。
「なるほどぉ・・・。
幼馴染の女の子が・・・。その子も視えちゃうタイプなんだろうなぁ。」
瀬野は顎に手を添え、考え込むように背もたれにもたれ掛かった。
「今度、その子とも話をする必要があるかもしれないねぇ。」
瀬野は怪塚さんと目くばせをしながら会話を続ける。
「その子ね、君が居たから無事だったようなもんだ。
今、すごく危険な綱渡りしてるんだぜ。その子。
君が良い子だったから、彼女を助けようと必死になって動いた訳だろ?
もしこれが、悪い奴でも連れてきた日には、君にも出来る事の限界はある。
君ら二人、まとめて修行しちゃおう。
明日からは、僕の事『先生』って呼んでいいから。」
瀬野は、それを言い終わると伝票を手に取り、会計を済ませ店を後にした。
帰り道、怪塚さんとのやり取りで
後日、鈴守を含む4人での話し合いの席が設けられることとなった。
ghost lighterさん、是非会ってみませんか?必ず手助けになってくれます。」
冷静さを取り戻した俺は、今後の事について
怪塚さんへ助けを求めた。
結果、俺は一人の人物を紹介される事となる。
自称「探偵」を名乗る男。「瀬野 武司」。
「僕の本業はね、探偵なんだ。でもね、もう一つの顔があるんだ。
それが・・・いわゆる『霊媒師』って事になってる。
怪塚君は、僕の3番目のお弟子さんね。といっても、あと5~6年も修行すれば
僕なんか目じゃないくらいの立派なプロになれるよ。
彼女は、才能があるんだ。・・・それは君も関わって分かっただろう?
特に人相や手相なんかで人のあれこれを見抜く才能がズバ抜けててね!
すごいんだよ、彼女。いやぁ、僕にはない才能だから、つい目を掛けたくなっちゃってね。
そのうえ、若干霊視もできるっていうんだから、これはもう僕が育てるしかないと思ったさ!」
怪塚さんに案内され訪れたカフェで、男と合流した我々だったが
彼は自己紹介も早々に切り上げると、一人で機関銃のようにしゃべり倒していた。
俺は、男の名前を聞いて驚愕した。
その界隈では有名な人物の名前である。
ホラー番組の特集でも、何度か姿を見たことがある。
そんな驚きの矢先
ついに弾切れを起こした彼も、少しの間沈黙していたが・・・。
「君、登る気はないの?」
唐突な一言だった。
「の、登る?」
「あぁ、ゴメンネ。成仏する気はないの?」
「・・・。」
「まぁ、すぐには答えられないでしょ。当然だよ。
自分が死んだ事だって、つい最近知ったばっかりだったんだもんね。」
「・・・それもあるんですけど・・・
未だに信じられないんですよ。自分が死んでるなんて。
・・実際、クラスメートには見えてるわけだし・・・。」
「君と接点のある人が3人いるって話だったね。詳しく話を聞かせてよ。」
彼に促されるまま、これまでの出来事を具に答えた。
「なるほどぉ・・・。
幼馴染の女の子が・・・。その子も視えちゃうタイプなんだろうなぁ。」
瀬野は顎に手を添え、考え込むように背もたれにもたれ掛かった。
「今度、その子とも話をする必要があるかもしれないねぇ。」
瀬野は怪塚さんと目くばせをしながら会話を続ける。
「その子ね、君が居たから無事だったようなもんだ。
今、すごく危険な綱渡りしてるんだぜ。その子。
君が良い子だったから、彼女を助けようと必死になって動いた訳だろ?
もしこれが、悪い奴でも連れてきた日には、君にも出来る事の限界はある。
君ら二人、まとめて修行しちゃおう。
明日からは、僕の事『先生』って呼んでいいから。」
瀬野は、それを言い終わると伝票を手に取り、会計を済ませ店を後にした。
帰り道、怪塚さんとのやり取りで
後日、鈴守を含む4人での話し合いの席が設けられることとなった。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【1分読書】意味が分かると怖いおとぎばなし
響ぴあの
ホラー
【1分読書】
意味が分かるとこわいおとぎ話。
意外な事実や知らなかった裏話。
浦島太郎は神になった。桃太郎の闇。本当に怖いかちかち山。かぐや姫は宇宙人。白雪姫の王子の誤算。舌切りすずめは三角関係の話。早く人間になりたい人魚姫。本当は怖い眠り姫、シンデレラ、さるかに合戦、はなさかじいさん、犬の呪いなどなど面白い雑学と創作短編をお楽しみください。
どこから読んでも大丈夫です。1話完結ショートショート。
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2026/2/5:『かれー』の章を追加。2026/2/12の朝頃より公開開始予定。
2026/2/4:『あくむ』の章を追加。2026/2/11の朝頃より公開開始予定。
2026/2/3:『つりいと』の章を追加。2026/2/10の朝頃より公開開始予定。
2026/2/2:『おばあちゃん』の章を追加。2026/2/9の朝頃より公開開始予定。
2026/2/1:『かんしかめら』の章を追加。2026/2/8の朝頃より公開開始予定。
2026/1/31:『うしろ』の章を追加。2026/2/7の朝頃より公開開始予定。
2026/1/30:『かお』の章を追加。2026/2/6の朝頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる