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三章 犯人を追って【オーギュスト】
第3話 マフィン【ミシュリーヌ】
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ミシュリーヌはムスッとしながら、紅茶を手にとった。
お互いに何度も口づけを贈り合って良い雰囲気だったのに、オーギュストが突然お腹が空いたと言い出したのだ。ミシュリーヌが呆気に取られているうちに、ジョエルが呼び入れられ、色っぽい雰囲気は何処かに飛んでいってしまった。
「ミシュリーヌも食べないか?」
オーギュストがミシュリーヌの機嫌を伺うように聞いてくる。絶対に分かっていて、わざと雰囲気を壊したのだと思う。それなのに、不安そうに見つめられて、ミシュリーヌは怒れない。
オーギュストは二つ目のマフィンを手にとっているから、お腹が空いているのも本当なのだろう。ミシュリーヌも甘い香りの誘惑に勝てそうにない。
もうすぐ、夕食よね……
「ミシュリーヌの好きなマフィンもあるよ」
オーギュストが目の前に置くので、ミシュリーヌは誘惑に負けてナッツ入りのマフィンを手に取った。伝えた記憶はないのに、オーギュストはミシュリーヌの好みをよく知っている。
ミシュリーヌはオーギュストのことをどれくらい分かっているだろう? 正直に言うと自信がない。ミシュリーヌに向かう想いさえ、疑ってしまったばかりだ。
「どうした?」
オーギュストを見上げると、キョトンとした顔で見つめ返された。ミシュリーヌは何でもないと伝えるように小さく首を振る。
冷静になって考えれば、オーギュストに落ち度は一つもないのに、ミシュリーヌは手紙だけを残して消えたことになる。それなのに、オーギュストは一言も責めたりしない。それどころか、護衛を送ってくれたり、自らの失敗で倒れたミシュリーヌを助けてくれたのだ。
「お腹が空いてないなら、無理しなくて良いよ」
「いいえ、そういうことではないのです」
オーギュストが労るようにミシュリーヌの頬に触れる。考え事をしていたせいで、顔が強張っていたのかもしれない。大丈夫だと言っても心配をかけるだけなので、ミシュリーヌはスッと姿勢を正す。
「殿下、勝手にいなくなって申し訳ありませんでした。きちんと、殿下に確認すべきでした」
「良いよ。置き手紙を読んだときには驚いたが、こうして二人で過ごせているのだから問題ない」
そういえば、手紙には好きな男と逃げると書いた気がする。ミシュリーヌはヴァネッサから受けた仕打ちと同じことをオーギュストにしてしまったのだ。
「置き手紙にひどい嘘まで書いて申し訳ありません。わたくしにも恋人はおりませんわ。信じて頂けますか?」
「ああ、もちろん信じてるよ」
頬に触れるオーギュストの手が優しくて、ミシュリーヌの瞳が勝手に潤む。
「ミシュリーヌは泣き虫だな」
オーギュストがミシュリーヌの髪を慰めるように撫でている。子供扱いは嫌いだが、オーギュストに撫でられると気持ちが落ち着いてくる。
オーギュストに勧められて食べたマフィンは、ナッツがたっぷり入っていて幸せの味がした。
……
「結婚式の件だが、式場の予約は取り消したんだ」
ミシュリーヌは一ヶ月前に行われたパーティで正式な社交デビューを迎えるはずだった。オーギュストの計画では祝賀パーティが行われた三ヶ月前にプロポーズをし、社交デビューが終わった後に結婚式を行う予定だったらしい。
オーギュストはミシュリーヌに断られることはないと思って、先に準備を始めていたようだ。オーギュストは恥じているようだが、ミシュリーヌは気持ちが伝わっていたと分かって嬉しい。
「南町の神殿は難しいだろうが、王宮の大神殿なら今からでも使わせてもらえるだろう。ミシュリーヌはどうしたい?」
「王宮の大神殿……殿下のためなら頑張ります!」
王宮の大神殿で結婚式を行うことができるのは王族のみだ。一番大きな講堂を使うと、招待客は何千人になるのだろうか?
「いや、頑張らなくて良いよ。私も人に注目されるのは苦手だ」
オーギュストは慌てたように否定する。本心なのは普段の言動から分かるので、ミシュリーヌはホッと息を吐いた。
「元々は、本当に祝福してくれる人だけを呼んで、証人になってもらうつもりだったんだ。南町の神殿なら多勢は入れないからね」
南町の神殿には、ミシュリーヌも聖女として行ったことがある。結婚の儀式を行う講堂は綺麗で素敵だったが、頑張っても数十名しか入れない。
「そうでしたのね。北町にある王家所有の邸宅は、どのように使うご予定だったのですか? 控室にしては、南町から遠いですわよね」
「北町にある王家所有の邸宅? そんなところに王家の建物があっただろうか?」
詳細は覚えてないが、ヴァネッサが北町と言っていたのは確かだ。だが、北町にオーギュストが知る王家所有の建物はないらしい。
「式場の場所までは知られていなかったようだな。あるいは……」
オーギュストは難しい顔をしている。ミシュリーヌに断りを入れると、再びジョエルを呼び入れて何かの指示を出していた。
「殿下?」
「ミシュリーヌは、そこには行っていないんだね?」
「はい。確かめるのが怖かったので行きませんでした」
もし、勇気を出して行っていたら、ヴァネッサの嘘を見破ることができたかもしれない。そうすれば、オーギュストをこんなにも長く傷つけることもなかっただろう。
「それで正解だから、落ち込むことはないよ。私はミシュリーヌを呼び寄せる罠だったのではないかと考えている」
「罠……ですか?」
オーギュストが真剣な表情で頷く。
「ヴァネッサという女の背後にヘクター兄上がいるなら、その言動にはきちんとした理由がある。私とミシュリーヌを別れさせて、兄上が再婚するつもりなのかと思っていたのだが、『聖女』の誘拐が目的だったのなら、そちらの方が納得がいく」
つまり、ミシュリーヌが結婚式の会場を見に行っていたなら……ミシュリーヌはゾッとして腕を擦る。魔獣よりも人間の方がよっぽど恐ろしい。
「もう怖い思いはさせないから大丈夫だよ」
ミシュリーヌを慰めるように、オーギュストが抱きしめてくれる。お互いの温もりを感じながら話を先に進めた。
お互いに何度も口づけを贈り合って良い雰囲気だったのに、オーギュストが突然お腹が空いたと言い出したのだ。ミシュリーヌが呆気に取られているうちに、ジョエルが呼び入れられ、色っぽい雰囲気は何処かに飛んでいってしまった。
「ミシュリーヌも食べないか?」
オーギュストがミシュリーヌの機嫌を伺うように聞いてくる。絶対に分かっていて、わざと雰囲気を壊したのだと思う。それなのに、不安そうに見つめられて、ミシュリーヌは怒れない。
オーギュストは二つ目のマフィンを手にとっているから、お腹が空いているのも本当なのだろう。ミシュリーヌも甘い香りの誘惑に勝てそうにない。
もうすぐ、夕食よね……
「ミシュリーヌの好きなマフィンもあるよ」
オーギュストが目の前に置くので、ミシュリーヌは誘惑に負けてナッツ入りのマフィンを手に取った。伝えた記憶はないのに、オーギュストはミシュリーヌの好みをよく知っている。
ミシュリーヌはオーギュストのことをどれくらい分かっているだろう? 正直に言うと自信がない。ミシュリーヌに向かう想いさえ、疑ってしまったばかりだ。
「どうした?」
オーギュストを見上げると、キョトンとした顔で見つめ返された。ミシュリーヌは何でもないと伝えるように小さく首を振る。
冷静になって考えれば、オーギュストに落ち度は一つもないのに、ミシュリーヌは手紙だけを残して消えたことになる。それなのに、オーギュストは一言も責めたりしない。それどころか、護衛を送ってくれたり、自らの失敗で倒れたミシュリーヌを助けてくれたのだ。
「お腹が空いてないなら、無理しなくて良いよ」
「いいえ、そういうことではないのです」
オーギュストが労るようにミシュリーヌの頬に触れる。考え事をしていたせいで、顔が強張っていたのかもしれない。大丈夫だと言っても心配をかけるだけなので、ミシュリーヌはスッと姿勢を正す。
「殿下、勝手にいなくなって申し訳ありませんでした。きちんと、殿下に確認すべきでした」
「良いよ。置き手紙を読んだときには驚いたが、こうして二人で過ごせているのだから問題ない」
そういえば、手紙には好きな男と逃げると書いた気がする。ミシュリーヌはヴァネッサから受けた仕打ちと同じことをオーギュストにしてしまったのだ。
「置き手紙にひどい嘘まで書いて申し訳ありません。わたくしにも恋人はおりませんわ。信じて頂けますか?」
「ああ、もちろん信じてるよ」
頬に触れるオーギュストの手が優しくて、ミシュリーヌの瞳が勝手に潤む。
「ミシュリーヌは泣き虫だな」
オーギュストがミシュリーヌの髪を慰めるように撫でている。子供扱いは嫌いだが、オーギュストに撫でられると気持ちが落ち着いてくる。
オーギュストに勧められて食べたマフィンは、ナッツがたっぷり入っていて幸せの味がした。
……
「結婚式の件だが、式場の予約は取り消したんだ」
ミシュリーヌは一ヶ月前に行われたパーティで正式な社交デビューを迎えるはずだった。オーギュストの計画では祝賀パーティが行われた三ヶ月前にプロポーズをし、社交デビューが終わった後に結婚式を行う予定だったらしい。
オーギュストはミシュリーヌに断られることはないと思って、先に準備を始めていたようだ。オーギュストは恥じているようだが、ミシュリーヌは気持ちが伝わっていたと分かって嬉しい。
「南町の神殿は難しいだろうが、王宮の大神殿なら今からでも使わせてもらえるだろう。ミシュリーヌはどうしたい?」
「王宮の大神殿……殿下のためなら頑張ります!」
王宮の大神殿で結婚式を行うことができるのは王族のみだ。一番大きな講堂を使うと、招待客は何千人になるのだろうか?
「いや、頑張らなくて良いよ。私も人に注目されるのは苦手だ」
オーギュストは慌てたように否定する。本心なのは普段の言動から分かるので、ミシュリーヌはホッと息を吐いた。
「元々は、本当に祝福してくれる人だけを呼んで、証人になってもらうつもりだったんだ。南町の神殿なら多勢は入れないからね」
南町の神殿には、ミシュリーヌも聖女として行ったことがある。結婚の儀式を行う講堂は綺麗で素敵だったが、頑張っても数十名しか入れない。
「そうでしたのね。北町にある王家所有の邸宅は、どのように使うご予定だったのですか? 控室にしては、南町から遠いですわよね」
「北町にある王家所有の邸宅? そんなところに王家の建物があっただろうか?」
詳細は覚えてないが、ヴァネッサが北町と言っていたのは確かだ。だが、北町にオーギュストが知る王家所有の建物はないらしい。
「式場の場所までは知られていなかったようだな。あるいは……」
オーギュストは難しい顔をしている。ミシュリーヌに断りを入れると、再びジョエルを呼び入れて何かの指示を出していた。
「殿下?」
「ミシュリーヌは、そこには行っていないんだね?」
「はい。確かめるのが怖かったので行きませんでした」
もし、勇気を出して行っていたら、ヴァネッサの嘘を見破ることができたかもしれない。そうすれば、オーギュストをこんなにも長く傷つけることもなかっただろう。
「それで正解だから、落ち込むことはないよ。私はミシュリーヌを呼び寄せる罠だったのではないかと考えている」
「罠……ですか?」
オーギュストが真剣な表情で頷く。
「ヴァネッサという女の背後にヘクター兄上がいるなら、その言動にはきちんとした理由がある。私とミシュリーヌを別れさせて、兄上が再婚するつもりなのかと思っていたのだが、『聖女』の誘拐が目的だったのなら、そちらの方が納得がいく」
つまり、ミシュリーヌが結婚式の会場を見に行っていたなら……ミシュリーヌはゾッとして腕を擦る。魔獣よりも人間の方がよっぽど恐ろしい。
「もう怖い思いはさせないから大丈夫だよ」
ミシュリーヌを慰めるように、オーギュストが抱きしめてくれる。お互いの温もりを感じながら話を先に進めた。
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