俺の居場所

さくや

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「やっ…はぁ……まとっ…んっ…イッ…キた…い」

俺を組み敷く柊の名前を呼び、懇願する。

「くそっ、そんなに煽るな。我慢できなくなるだろうが。」

「だっ…んっ…て…つら…あっ…い…はぅ…」

「はぁー、わかったよ。そうだなつらいよな。
仕方がない。俺も我慢の限界だ。
そのかわり、煽った責任はちゃんととろうな?
ナツメ。」
煽った責任ってなんだ!
別にこっちは煽ったつもりはない。
ただ、実際つらいし、解放されたいから嫌だが頼んだだけだ!別に煽ってはないぞ!

反論したかったができなかった。
柊は俺の腰を掴み、残りを一気に押し込んできた。
その衝撃で焦らされ高まり続けてい俺のものから熱が放たれる。

しかし、柊はそのまま俺を自身が抱き抱えるようにし、抽挿を開始する。
対面座位の体勢で下から突き上げられ、俺の思考は限界をむかえる。

「ひゃぅ…あっ、そっ…こぁ…あぁ…」

「ナツメ、……俺の名を呼べ。」

柊がそのようなことを言ってくる。
せめは激しさを増していく。

「やっ…まっ………とっ」
とんでいる思考なんとこもち、柊の名前を呟く。

「そうだ。ナツメ、おまえを抱いているのは俺だ。きちんと俺を意識しろ。」

俺の中に自身を刻みつけるかのようにまた突き上げてくる。

「ひぁぁ…だっ…め…あぁ…んっ…まっ…た…イクっ」

「あぁ、イッていいぞ。俺もそろそろだ。
一緒にイクぞ。ナツメ。」

ラストスパートをかけるように激しく雄を抜き挿しされ、奥を突かれる。
「はぅぁ…やまっ…と……やっ…まと…イク…はぁ……んぁぁぁぁ……」

「くっ、ナツメ……」

俺は再び自身のものから熱を放ち、中を収縮させてしまったことで柊も俺の最奥で熱を解放する。
限界をとっくに超えていた俺は柊が俺の中に精を注ぎこむ感覚と自身がイッた快楽の余韻に浸りながら意識を手放した。

だから、俺が意識を手放したあと


「ナツメ、おまえは俺のものだ。」

そんなことを柊が呟いていたこと知るよしもなかった。
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