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エピソード
新規出店 4
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「タイラン、アレクス、良くやった!!」
「お嬢、こんなにちっこい頃から、もふもふ獣人~って寝言こいてましたもんね。」
そう言って、少ししゃがんで掌を下に向けている。
それ、50センチないから!
アレクスと会った時は、もっと大きかったから!!
「いや~、この辺ドラゴンで飛んでたら、鳥獣人たちが普通に飛んでて、俺っちの乗ってるドラゴンに驚いて、攻撃されそうになったっす。彼らには俺っちが乗ってるの見えなかったみたいで、装具を身に着けた知能の高いドラゴン危険!って騒いでて、大変だったっす。」
「一人で突っ走るからです。商隊の偵察隊としての群れを見たのであれば、あそこまでこの国の方々を驚かせることはありませんでしたよ。とは言え、鳥獣人に会っていなかったら、ここが獣人の国だと気付けず素通りしていたかもしれません。」
「獣人なんて、本の中の生き物だと思っていたっす。」
そうなのだ。
この世界には、獣人が少ない。
ラノベなんかだと、身体能力が高くて、町中では普通に暮らしていて、冒険者ギルドの受付嬢をやっていたり、冒険者をやっていたり、奴隷狩りの被害に遭っている可哀そうな獣人がいたりって感じだけど、この世界での獣人は、フィクションの世界の住人だと思っている人が多いくらいのレベルで、少ない。
「お嬢、こんなにちっこい頃から、もふもふ獣人~って寝言こいてましたもんね。」
そう言って、少ししゃがんで掌を下に向けている。
それ、50センチないから!
アレクスと会った時は、もっと大きかったから!!
「いや~、この辺ドラゴンで飛んでたら、鳥獣人たちが普通に飛んでて、俺っちの乗ってるドラゴンに驚いて、攻撃されそうになったっす。彼らには俺っちが乗ってるの見えなかったみたいで、装具を身に着けた知能の高いドラゴン危険!って騒いでて、大変だったっす。」
「一人で突っ走るからです。商隊の偵察隊としての群れを見たのであれば、あそこまでこの国の方々を驚かせることはありませんでしたよ。とは言え、鳥獣人に会っていなかったら、ここが獣人の国だと気付けず素通りしていたかもしれません。」
「獣人なんて、本の中の生き物だと思っていたっす。」
そうなのだ。
この世界には、獣人が少ない。
ラノベなんかだと、身体能力が高くて、町中では普通に暮らしていて、冒険者ギルドの受付嬢をやっていたり、冒険者をやっていたり、奴隷狩りの被害に遭っている可哀そうな獣人がいたりって感じだけど、この世界での獣人は、フィクションの世界の住人だと思っている人が多いくらいのレベルで、少ない。
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