91 / 123
第82話 見つからない
しおりを挟む
それは宿での夕食の後だった。
今日も召喚獣達と卵作戦を練ろうとしていたがどうにも毎日素材を探しているアサバさんの元気が無い。
「アサバしゃん、どうしたでしゅか?」
「ん?目当ての素材が最近全く見なくてな困っているのじゃ、ワシは一人じゃ魔物は狩れないからな」
「アサバしゃんはひとりじゃないでしゅ‼︎」
「そうです、私達がいます話してはくれないですか?」
と、言うわけでわたしの部屋。わたしの借りている部屋は召喚獣達もいるので一番ひろいのだ。
「探しているのは、このヴィンデ一帯に生息するエルドザメ。その牙がいい素材何だが全く見つかっていなくてな、元々Aランク魔獣だかたまには市に出ていたのに全くゼロなんじゃ」
「エルドザメ、かなり凶暴だと聞いた事がありますなんでも冒険者でも命を落とす事があるとか」
「私も学園で聞いた事があるSランクに近いAランク魔獣だと」
置いてけぼりの私。どんなサメ?Sランクに近いってアス並みじゃん
はっ、こんな時の生き物大辞典‼︎
アイテムボックスを開き本を出す。
「嬢ちゃん、それはなんだ?」
「生き物大辞典でしゅ。魔力の祝福を受けた時かみしゃまからのプレゼントの一つでしゅ」
「エアリア、お兄ちゃんは聞いてないぞ」
「エアもプレゼントすべてはあくしてないのでだまってました」
「まったく、帰ったら父様に報告するんだぞ」
「あい」
本を置き手を乗せて魔力を与える。レイアが盗難防止にかけた魔法だ。これで開く。
「エルドザメ」
そう言うと本が勝手に開く。
エルドザメ ランクA++
かなり凶暴の海の暴れん坊。食べれば食べるだけ強くなる。肉は美味。全てキバが揃った状態の捕獲は難航。雷魔法が好物。聖魔法に極端に弱い。体長6m。
「おおきいでしゅ」
「ランクがSにちかくなってんな」
「雷魔法がかこうぶつ?魔法たべるでしゅか?」
「恐らく浴びる事でパワーアップするのだろう」
「海の魔物は基本雷魔法に弱いですからね」
ん?文字が浮かび上がる。
現在ヴィンデ、南の洞窟に群れで生息。
「?、?」
誰にも見えていないらしい。レイアの言葉は見えないのか
「エア?」
「んとげんじゃい、ヴィンデみなみのどうくつにむれでいるって」
「では、私の雷魔法でおびき寄せましょう」
「じゃぁ、エアとソルリア、ツァィトでとどめね‼︎」
兄様達は微妙な顔をする
「エアリア、無理はしなくていい、ソルリアとツァィトだけ貸してくれ、お前はゆっくり休むんだ」
「そうです、全然観光していないでしょう、明日はお休みですよ」
「子供はもっとワガママでいいんじゃよ」
ガガーン。頑張りすぎを見破られた。
確かにアホの討伐、卵、魔神王、商会と無理したが。
「と、言うわけでエアリアは明日ヴィンデをゆっくり観光する様に‼︎決して付いてきてはダメだよ」
「あい。」
サメ狩りたかった…
今日も召喚獣達と卵作戦を練ろうとしていたがどうにも毎日素材を探しているアサバさんの元気が無い。
「アサバしゃん、どうしたでしゅか?」
「ん?目当ての素材が最近全く見なくてな困っているのじゃ、ワシは一人じゃ魔物は狩れないからな」
「アサバしゃんはひとりじゃないでしゅ‼︎」
「そうです、私達がいます話してはくれないですか?」
と、言うわけでわたしの部屋。わたしの借りている部屋は召喚獣達もいるので一番ひろいのだ。
「探しているのは、このヴィンデ一帯に生息するエルドザメ。その牙がいい素材何だが全く見つかっていなくてな、元々Aランク魔獣だかたまには市に出ていたのに全くゼロなんじゃ」
「エルドザメ、かなり凶暴だと聞いた事がありますなんでも冒険者でも命を落とす事があるとか」
「私も学園で聞いた事があるSランクに近いAランク魔獣だと」
置いてけぼりの私。どんなサメ?Sランクに近いってアス並みじゃん
はっ、こんな時の生き物大辞典‼︎
アイテムボックスを開き本を出す。
「嬢ちゃん、それはなんだ?」
「生き物大辞典でしゅ。魔力の祝福を受けた時かみしゃまからのプレゼントの一つでしゅ」
「エアリア、お兄ちゃんは聞いてないぞ」
「エアもプレゼントすべてはあくしてないのでだまってました」
「まったく、帰ったら父様に報告するんだぞ」
「あい」
本を置き手を乗せて魔力を与える。レイアが盗難防止にかけた魔法だ。これで開く。
「エルドザメ」
そう言うと本が勝手に開く。
エルドザメ ランクA++
かなり凶暴の海の暴れん坊。食べれば食べるだけ強くなる。肉は美味。全てキバが揃った状態の捕獲は難航。雷魔法が好物。聖魔法に極端に弱い。体長6m。
「おおきいでしゅ」
「ランクがSにちかくなってんな」
「雷魔法がかこうぶつ?魔法たべるでしゅか?」
「恐らく浴びる事でパワーアップするのだろう」
「海の魔物は基本雷魔法に弱いですからね」
ん?文字が浮かび上がる。
現在ヴィンデ、南の洞窟に群れで生息。
「?、?」
誰にも見えていないらしい。レイアの言葉は見えないのか
「エア?」
「んとげんじゃい、ヴィンデみなみのどうくつにむれでいるって」
「では、私の雷魔法でおびき寄せましょう」
「じゃぁ、エアとソルリア、ツァィトでとどめね‼︎」
兄様達は微妙な顔をする
「エアリア、無理はしなくていい、ソルリアとツァィトだけ貸してくれ、お前はゆっくり休むんだ」
「そうです、全然観光していないでしょう、明日はお休みですよ」
「子供はもっとワガママでいいんじゃよ」
ガガーン。頑張りすぎを見破られた。
確かにアホの討伐、卵、魔神王、商会と無理したが。
「と、言うわけでエアリアは明日ヴィンデをゆっくり観光する様に‼︎決して付いてきてはダメだよ」
「あい。」
サメ狩りたかった…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4,057
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる