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第四話 助けるために
しおりを挟むネーアと食事に出掛けた翌日に冒険者ギルドに向かったのだが、居なかったのだ。
居ないなら、今日は依頼はいいか。
普通に魔物を狩って、素材を売るか。
そんなことを思いながら、冒険者ギルドを出ようとすると気になる話が聞こえてきたのだ。
ネーアがA級試験の試験官補助として同行したという話が。
試験官補助か。
なら、危険は無いはずだな。
そんなことを思いながら、俺はダンジョンに向かった。
ダンジョンの中で魔物を倒して、そろそろ帰ろうかと思っていると前から逃げる音が聞こえてきたのだ。
これは人のか?
そんなことを思っていると前から現れたのだ。
「おい、何があった?」
俺の声を無視し、冒険者達は逃げていく。
何故、逃げているんだ?
そんなことを考えながら、逃げているギルド職員を止めたのだ。
止められたギルド職員は早く逃げたいのか、早口で説明を始めた。
だが、その説明は胸糞悪いものだった。
こいつら。
本当にクソ野郎だな。
そんなことを思っているとギルド職員は逃げしまった。
どうでもいい。
今は早く行かなければ。
この先に。
俺は黒い布を取り、それを布袋の中にしまった。
そして、M4A1のチャージングハンドルを引いたのだ。
カチャという金属音が響いた。
向かうぞ。
モンスターハウスに。
俺はM4A1を構えながら、警戒を厳にして進んだ。
何事もなく、モンスターハウスの前に到達した。
俺は何も迷わずにモンスターハウスの中に入ったのだ。
モンスターハウスの中に入ると壁まで追い詰めているネーアを見つけた。
無事で良かったが、状況は悪い。
数だけが凄い。
だから、俺はこの力を使う。
異世界の武器を。
そう思い、俺はM4A1を魔物とネーアの間に撃ち、牽制を行ったのだ。
そのお陰で、魔物は足を止めたのだ。
だから、俺はネーアの前まで行くことが出来た。
「えっ、ウースさん?なんでここに?それにそれは?」
俺は質問に答えることなく、ネーアの方に向いたのだ。
ネーアの顔は涙が流れていた。
怖かったよな。
1人で置き去りにされ、命の危険に晒されて。
それを確認した俺は魔物達の方を向いたのだ。
そして、俺はグレネードを2個を取り出し、左手で持ったのだ。
そのまま右手で2個のグレネードのピンを抜き、魔物達の真ん中に投擲した。
グレネードが爆発する前にスタングレネードを取り出し、ピンを抜いてからそれも投擲したのだ。
「すまない、ネーア」
そう言い、俺はネーアのことを包むように覆いかぶさったのだ。
「えっ、えっ、ウ、ウースさん」
その言葉が聞こえた後、背中越しから爆発音が2回と強い閃光と爆音が聞こえてきた。
よし、反撃だ。
そう思い、俺は振り向きながら、M4A1を構えたのだ。
そして、引き金を引いたのだ。
フルオートで撃たれる銃弾は魔物達を蹂躙していく。
弾切れになったら、新しいマガジンを取り出し、リロードしてから撃ち続ける。
補充されるまでグロック18Cを撃ち続け、グレネードとスタングレネードも投げ続ける。
それを何分経ったか分からない。
俺は今は両足で立っていて、ネーアも生きている。
まぁ、私が立っている近くには無数のマガジンと空薬莢が落ちている。
安全ピンも。
そして、このモンスターハウスの中は魔物達の死体の匂いと硝煙の匂いが漂っている。
俺は空になったマガジンを落とし、新しいマガジンをリロードした。
全ての装備の確認をした後、俺はネーアの方を向いたのだ。
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