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直談判
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あれから精霊担当地区である部分の掃除を始めたのだが、以前辛過ぎて切り替わった地区だった。
しかし精霊の為を思えば頑張るしか無いと思い、掃除する度に重くなる身体に鞭を打っている。
ミネラルウォーター(神水らしいね)を飲みながらでも頭痛が酷くなる。
「はぁ~ヤバい、休憩しよう」
テレビの部屋に戻りソファーで少し休めば体調が挽回してくるのだが……。
「おい………仕事は良いのかよ」
マクセルがお笑い番組を見ながらケタケタ笑い、ハッ○ーターンを貪っている。
「自分のサインが要る分は終わらせて来たぞ。それより、これ、あと1袋しか無いんだけど」
こいつ……。初めはマフィアかと思うぐらい怖かったが、話す度にイメージ狂う。
本人はハッピー○ーンに狂ってるがな。
「なぁ……頼むよぉ……注文してくれよぉ……」
「分かったからゾンビみたいに縋り付くな!」
ペイッと張り付いて来たマクセルをひっぺがす。
「おいおい、ローマンと扱いに差が無いか??」
「ローマンは良い子だからな」
ソファーにお座りしている完猫型のローマンは本当に愛らしい。
俺、メロメロである。
「それなら俺も猫型になれば」
「猫には○ッピーターンは必要無いな」
涙目になるマクセルに、仕方なくハッピ○タ○ンを注文する。
次いでにローマンへの貢ぎ物に○ュールと自分のお昼ご飯にとチキン南蛮弁当大盛を注文する。
なんだかんだ言いながらもこの二人と話すと体調が戻るのが早い。神力漏れてんのかな?
特に今は辛い作業が続いてるから来てくれてるのかもしれない。
「ローマンは仕事大丈夫なのか?あの秘書猫さん?この前こめかみに青筋立ててたけど」
「うん、バッタバタ片付けて来たから暫くはこっちに居れるよ。その分ミネラルウォーターも増やせるからちゃんと飲みながら掃除してね」
俺はお礼を言いながらローマンの首周りを撫でてやる。
「内助の功だよ」
うん?うん、まぁ良いか。もふもふもふ。
ミネラルウォーターを飲みながらお昼ご飯を食べ終えると、小さいオッサンが全員に緑茶を入れてくれた。
最近は良く姿を現して色々やってくれる。
ローマンも猫頭の人型に戻り、湯呑みを持ち上げて緑茶を飲んでいる。
この姿だと一気に可愛いからカッコイイになるよな。
大型の猫って迫力あるし。
今度完猫型で大きくなって貰えないだろうか?
そんな感じでホッとした時間を過ごしていると、玄関のチャイムが鳴る。
小さいオッサンが素早くドアを開けると、困り顔の精霊が立っていた。
色が赤いから火の精霊王かな?
「神さ~~ん。ちょい会わせたい子ぉ居るんやけどぉ」
了解して入る様に促して貰う。
フワフワと漂いながら入ってきた火の精霊王の後ろから、これまたフワフワと入ってきた白い………女性?
何の精霊王だ?
現在テレビの部屋はソファーがテレビに向かって三つコの字に置いてある。テレビの向かいに座っていたマクセルを左のソファーに追いやり、火の精霊王と白い女性を中央のソファー、俺は猫型のローマンを膝に乗せて右手のソファーに座った。
ガラステーブルには小さいオッサン達が火の精霊王達に芋羊羹ととっておきの玉露を用意した。
芋羊羹は小さめだが優しい甘さのどっしりした逸品である。玉露もカテキンの増加を極力抑さえた円やかな味わいで、小さいオッサンのお気に入りである。
残念なことに繊細でない俺の舌では逸品と言うのが分からないのだが。
白い女性は初めは芋羊羹に首を傾げていたが、一口食べると目を輝かせた。
玉露も飲んで更にキラキラとさせている。
俺と違って良い物が分かるようだ。
べ、別に悔しくないんだからね!
「それで、この女性は?」
自己紹介も始まらないので、意を決して聞いてみる。
その白い女性は兎に角作り物ではないかと思う位顔が整ってて、人形の様にも見える。
失礼ながらマジマジと見ながらそう質問すると
「あ~~彼女は神さんに直談判しに来た幽霊ですわ」
お茶を吹き出した俺は悪くない、はず。
ササッと小さいオッサンが汚れた俺の周りを綺麗に掃除した。GJである。
「ちょ、汚っ」
煩い、俺は幽霊は苦手なんだ!
「あ、あの、紹介にあずかりました幽霊です」
「は、はい」
何故照れる?いくら美人で頬を染められても幽霊は遠慮したいんだが……
と、思ったが、良く見れば精霊王も幽霊みたいなもんだよな。透けてるし。
「それで直談判とは穏やかでは無いね」
「彼女、ずっとウチらの担当地区に漂ってたんやけど、この度氷の精霊王に気に入られて氷の精霊に昇格することになったんよ。ほんでその話をしたら、神さんに頼みたいことがあるゆ~てね?それが叶えられたら精霊になるて言うんよね」
「幽霊から精霊になったりするんだ?」
「ホンマやったら生まれて直ぐ亡くなった子供とか、純粋な魂を持った子ぉ等に話を持って行くんやけどなぁ、彼女は成人しても魂が純粋やったから」
魂が純粋って、俺と似た様な話だな。俺は未だに自覚は無いが。
「それで頼みたい事って?」
「ヴェズリー王国の氷結の精霊術師を助けて欲しいのです」
ヴェズリー王国って、今俺が掃除してる精霊の担当地区だっけ?
『強制支配』スキルで精霊が酷使されてるって精霊王からは聞いてるけど。
俺は精霊王に視線を向ける。
おい、目を逸らすんじゃない。
「精霊王からは現存して酷使されている精霊を助けてくれと言われてるんだが?確かその氷結の精霊術師だっけ?『強制支配』スキルを持ってる人族だよね?」
俺がそう言うと彼女は意外な事を言い出した。
「確かに彼は『強制支配』で精霊を使役し、『分配』スキルで周りの精霊術師に『強制支配』を『分配』しています。他の精霊術師は分かりませんが、彼が契約した精霊は酷使されてる状態ではありませんでした。精霊自ら喜んで彼に力を貸していたのです」
彼女には断言出来る確証があるのか?
「お願いします。本当に酷使されているか神様の目で確認して欲しいのです」
う~~ん、どうしたものか。
どちらかと言えば箱庭掃除を優先したいんだが。
「その精霊が喜んで力を貸しているって何故分かるんです?」
「声が」
「声?」
「私には精霊の声が聞こえるのです。彼の精霊はとても楽しそうに彼と話ていました。彼の魔力は心地良い。仕事が楽しい。成長出来る。精霊達はそう話をしていたんです」
彼女の言葉に精霊王が続ける。
「稀におんねん。親和性の非常に高い精霊術師が。その精霊術師と契約して力を使うと、低級精霊は中級精霊に、中級精霊は上級精霊に上がり易くなんねん」
はぁ、だとすれば
「無理矢理精霊と切り離すのは難しい、と言うか、精霊側が納得しないってことか?しかし攻撃等の荒事は精霊は嫌うんだろ?その氷結の精霊術師は攻撃魔法は使わないのか?」
「攻撃魔法だけは嫌がってるかもしれへん。ただ彼女の言葉でチョイと調べたんやけど、精霊を使って草花を育てたり、小さいけど世界樹まで育てとったんや」
「世界樹?」
世界樹って、ファンタジーかよ!
あ、ここは異世界だったわ。
「ユグドラシルってやつか」
「神さん、知ってたん?そやねん。元々この世界には昔からある精霊樹とも言われとる世界樹があるんやけど、普通は挿木しても中々育たんのよ。でもその精霊術師が育てたんが世界樹にめっちや近い木ぃやねん。これは非常に重大なことやねん」
その元からある世界樹って、前の管理者が創ったやつだよな?
「つまり、精霊王としては世界樹を育てられる彼を失いたくないと」
「精霊の成長には欠かせん木ぃやから………」
そう言うと火の精霊王は俯いてしまう。
まぁ、新しく来た管理人には言いづらいんだろうな。
前管理人の世界システムだし。
「確認するにしてももっと王国の瘴気を減らさないと無理だぞ?この前光竜に乗せて貰って王国にちょっと行ったけど、凄く疲れたし長くは居られない」
そうなんだよね。あの時テレビに勇者を助けるでYesを選んだら、『直接確認しに行きますか?』って表示が現れて行ったんだけど、瘴気があんなにキツいもんだとは。
あ、酸素ボンベ!
いや、やはり掃除しよう。
「精霊会議では神さんに任せるってことになってる」
おい、丸投げかよ。
何か前管理人の尻拭いばかりさせられてるな。
「エトは何か尻拭いばかりしてるな」
マクセルがそう言うと、俺を連れて来たローマンが明らかに悲しそうな顔をして俺を見る。
マクセルよ、お前はお笑い番組見ておけ。ローマンを悲しますな。
ローマンの綺麗な瞳を見詰めながらゆっくりと撫でてやる。
決して現実逃避では無い。
「少し時間をくれ。その間、彼女は何処に居るんだ?あ、それと名前は?まだ聞いてないけど幽霊さんって呼ぶのも何だし」
「私はアナスタシアと申します。何卒宜しくお願い申し上げます」
そう言ってアナスタシアは俺に深々と頭を下げた。
しかし精霊の為を思えば頑張るしか無いと思い、掃除する度に重くなる身体に鞭を打っている。
ミネラルウォーター(神水らしいね)を飲みながらでも頭痛が酷くなる。
「はぁ~ヤバい、休憩しよう」
テレビの部屋に戻りソファーで少し休めば体調が挽回してくるのだが……。
「おい………仕事は良いのかよ」
マクセルがお笑い番組を見ながらケタケタ笑い、ハッ○ーターンを貪っている。
「自分のサインが要る分は終わらせて来たぞ。それより、これ、あと1袋しか無いんだけど」
こいつ……。初めはマフィアかと思うぐらい怖かったが、話す度にイメージ狂う。
本人はハッピー○ーンに狂ってるがな。
「なぁ……頼むよぉ……注文してくれよぉ……」
「分かったからゾンビみたいに縋り付くな!」
ペイッと張り付いて来たマクセルをひっぺがす。
「おいおい、ローマンと扱いに差が無いか??」
「ローマンは良い子だからな」
ソファーにお座りしている完猫型のローマンは本当に愛らしい。
俺、メロメロである。
「それなら俺も猫型になれば」
「猫には○ッピーターンは必要無いな」
涙目になるマクセルに、仕方なくハッピ○タ○ンを注文する。
次いでにローマンへの貢ぎ物に○ュールと自分のお昼ご飯にとチキン南蛮弁当大盛を注文する。
なんだかんだ言いながらもこの二人と話すと体調が戻るのが早い。神力漏れてんのかな?
特に今は辛い作業が続いてるから来てくれてるのかもしれない。
「ローマンは仕事大丈夫なのか?あの秘書猫さん?この前こめかみに青筋立ててたけど」
「うん、バッタバタ片付けて来たから暫くはこっちに居れるよ。その分ミネラルウォーターも増やせるからちゃんと飲みながら掃除してね」
俺はお礼を言いながらローマンの首周りを撫でてやる。
「内助の功だよ」
うん?うん、まぁ良いか。もふもふもふ。
ミネラルウォーターを飲みながらお昼ご飯を食べ終えると、小さいオッサンが全員に緑茶を入れてくれた。
最近は良く姿を現して色々やってくれる。
ローマンも猫頭の人型に戻り、湯呑みを持ち上げて緑茶を飲んでいる。
この姿だと一気に可愛いからカッコイイになるよな。
大型の猫って迫力あるし。
今度完猫型で大きくなって貰えないだろうか?
そんな感じでホッとした時間を過ごしていると、玄関のチャイムが鳴る。
小さいオッサンが素早くドアを開けると、困り顔の精霊が立っていた。
色が赤いから火の精霊王かな?
「神さ~~ん。ちょい会わせたい子ぉ居るんやけどぉ」
了解して入る様に促して貰う。
フワフワと漂いながら入ってきた火の精霊王の後ろから、これまたフワフワと入ってきた白い………女性?
何の精霊王だ?
現在テレビの部屋はソファーがテレビに向かって三つコの字に置いてある。テレビの向かいに座っていたマクセルを左のソファーに追いやり、火の精霊王と白い女性を中央のソファー、俺は猫型のローマンを膝に乗せて右手のソファーに座った。
ガラステーブルには小さいオッサン達が火の精霊王達に芋羊羹ととっておきの玉露を用意した。
芋羊羹は小さめだが優しい甘さのどっしりした逸品である。玉露もカテキンの増加を極力抑さえた円やかな味わいで、小さいオッサンのお気に入りである。
残念なことに繊細でない俺の舌では逸品と言うのが分からないのだが。
白い女性は初めは芋羊羹に首を傾げていたが、一口食べると目を輝かせた。
玉露も飲んで更にキラキラとさせている。
俺と違って良い物が分かるようだ。
べ、別に悔しくないんだからね!
「それで、この女性は?」
自己紹介も始まらないので、意を決して聞いてみる。
その白い女性は兎に角作り物ではないかと思う位顔が整ってて、人形の様にも見える。
失礼ながらマジマジと見ながらそう質問すると
「あ~~彼女は神さんに直談判しに来た幽霊ですわ」
お茶を吹き出した俺は悪くない、はず。
ササッと小さいオッサンが汚れた俺の周りを綺麗に掃除した。GJである。
「ちょ、汚っ」
煩い、俺は幽霊は苦手なんだ!
「あ、あの、紹介にあずかりました幽霊です」
「は、はい」
何故照れる?いくら美人で頬を染められても幽霊は遠慮したいんだが……
と、思ったが、良く見れば精霊王も幽霊みたいなもんだよな。透けてるし。
「それで直談判とは穏やかでは無いね」
「彼女、ずっとウチらの担当地区に漂ってたんやけど、この度氷の精霊王に気に入られて氷の精霊に昇格することになったんよ。ほんでその話をしたら、神さんに頼みたいことがあるゆ~てね?それが叶えられたら精霊になるて言うんよね」
「幽霊から精霊になったりするんだ?」
「ホンマやったら生まれて直ぐ亡くなった子供とか、純粋な魂を持った子ぉ等に話を持って行くんやけどなぁ、彼女は成人しても魂が純粋やったから」
魂が純粋って、俺と似た様な話だな。俺は未だに自覚は無いが。
「それで頼みたい事って?」
「ヴェズリー王国の氷結の精霊術師を助けて欲しいのです」
ヴェズリー王国って、今俺が掃除してる精霊の担当地区だっけ?
『強制支配』スキルで精霊が酷使されてるって精霊王からは聞いてるけど。
俺は精霊王に視線を向ける。
おい、目を逸らすんじゃない。
「精霊王からは現存して酷使されている精霊を助けてくれと言われてるんだが?確かその氷結の精霊術師だっけ?『強制支配』スキルを持ってる人族だよね?」
俺がそう言うと彼女は意外な事を言い出した。
「確かに彼は『強制支配』で精霊を使役し、『分配』スキルで周りの精霊術師に『強制支配』を『分配』しています。他の精霊術師は分かりませんが、彼が契約した精霊は酷使されてる状態ではありませんでした。精霊自ら喜んで彼に力を貸していたのです」
彼女には断言出来る確証があるのか?
「お願いします。本当に酷使されているか神様の目で確認して欲しいのです」
う~~ん、どうしたものか。
どちらかと言えば箱庭掃除を優先したいんだが。
「その精霊が喜んで力を貸しているって何故分かるんです?」
「声が」
「声?」
「私には精霊の声が聞こえるのです。彼の精霊はとても楽しそうに彼と話ていました。彼の魔力は心地良い。仕事が楽しい。成長出来る。精霊達はそう話をしていたんです」
彼女の言葉に精霊王が続ける。
「稀におんねん。親和性の非常に高い精霊術師が。その精霊術師と契約して力を使うと、低級精霊は中級精霊に、中級精霊は上級精霊に上がり易くなんねん」
はぁ、だとすれば
「無理矢理精霊と切り離すのは難しい、と言うか、精霊側が納得しないってことか?しかし攻撃等の荒事は精霊は嫌うんだろ?その氷結の精霊術師は攻撃魔法は使わないのか?」
「攻撃魔法だけは嫌がってるかもしれへん。ただ彼女の言葉でチョイと調べたんやけど、精霊を使って草花を育てたり、小さいけど世界樹まで育てとったんや」
「世界樹?」
世界樹って、ファンタジーかよ!
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「神さん、知ってたん?そやねん。元々この世界には昔からある精霊樹とも言われとる世界樹があるんやけど、普通は挿木しても中々育たんのよ。でもその精霊術師が育てたんが世界樹にめっちや近い木ぃやねん。これは非常に重大なことやねん」
その元からある世界樹って、前の管理者が創ったやつだよな?
「つまり、精霊王としては世界樹を育てられる彼を失いたくないと」
「精霊の成長には欠かせん木ぃやから………」
そう言うと火の精霊王は俯いてしまう。
まぁ、新しく来た管理人には言いづらいんだろうな。
前管理人の世界システムだし。
「確認するにしてももっと王国の瘴気を減らさないと無理だぞ?この前光竜に乗せて貰って王国にちょっと行ったけど、凄く疲れたし長くは居られない」
そうなんだよね。あの時テレビに勇者を助けるでYesを選んだら、『直接確認しに行きますか?』って表示が現れて行ったんだけど、瘴気があんなにキツいもんだとは。
あ、酸素ボンベ!
いや、やはり掃除しよう。
「精霊会議では神さんに任せるってことになってる」
おい、丸投げかよ。
何か前管理人の尻拭いばかりさせられてるな。
「エトは何か尻拭いばかりしてるな」
マクセルがそう言うと、俺を連れて来たローマンが明らかに悲しそうな顔をして俺を見る。
マクセルよ、お前はお笑い番組見ておけ。ローマンを悲しますな。
ローマンの綺麗な瞳を見詰めながらゆっくりと撫でてやる。
決して現実逃避では無い。
「少し時間をくれ。その間、彼女は何処に居るんだ?あ、それと名前は?まだ聞いてないけど幽霊さんって呼ぶのも何だし」
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