桜の下でさよならを

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一矢宛への手紙

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一矢へ

手紙なんてどれくらい振りかな、正直柄にもない事をするのが恥ずかしいんだけど、俺たちの学生生活最後だから想いを綴ることにした。

直接言うのが恥ずかしくて、でも手紙にするのもなんか女々しいような重たいようなそんな複雑な心境の中書く。

幼稚園の時からずっと一緒だったからなんか感慨深というか、寂しというか。
うまくまとめれないな・・・・・。

ただ、俺は一矢に会えたことを感謝してる。
もちろん愛弓の事も。

一矢は俺たちが悩んだとき頼りになるような存在だった。

一矢が居たから俺は安心して自分を貫くことができた。

ありがとう。


色々言いたいことは積もってるけども、俺がただ言いたいことは一つ。

愛弓を大事にしろ、そして自分に正直になれ。

俺と一矢の勝負がどうなったのかわからないがたとえ俺が勝って告白したとしても愛弓はお前を選ぶだろう。

だから勝負を持ちかけたのはお前の背中を押すためだ。

もちろん僅かだけど俺の気持ちが愛弓届くかもしれない望みもかけてたけどな笑

もし、俺に負けたんなら後でちゃんと愛弓に告白しろ!いいな!

愛弓を幸せにできるのは一矢だけだ。

俺はこの街をでて遠くの土地へ行くことが決まってる。

愛弓と一矢もそれぞれ別の道に進むとはいえ、この街をでないんだろ?

だから頼んだぞ。

俺は来週にはもう街を出るんだ。

だから、一週間後学校の桜の木の下でさよならしよう。

寂しいけど俺たちの絆は離れていても壊れない。
ずっと繋がってるはずだ。

じゃあ、一週間後な。


弦希より
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