46 / 81
本編
第三十七話 最難関のゲストと北の塔の果実
しおりを挟む
「――次回の実技研修ですが、特別ゲストをお招きしての『模擬お茶会』となります」
朝のホームルーム。教官が告げたその言葉に、教室の空気が一瞬で凍りついた。
黒板に書かれたゲストの名前。それは、貴族令嬢であれば誰もがその名を聞いただけで震え上がる、社交界の生ける伝説だった。
『クローデル侯爵夫人 ベアトリス・クローデル』
「ベアトリス様……!?」
思わず小さな悲鳴を上げたのはエレナ……ではなく、隣の席のマーガレットだった。彼女は真っ青な顔で扇子を握りしめている。
「ど、どうしましょうエレナさん! あの『氷の侯爵夫人』ですわ! 少しでも不作法があれば、その場で氷漬けにされて社交界から抹殺されるという噂の……!」
「……マーガレット様、それは流石に誇張表現かと」
「いいえ、事実ですわ! わたくしの従姉妹なんて、お茶会でスプーンの置き方を間違えただけで、笑顔で『お帰りあそばせ』と言われて泣いて帰ってきましたもの!」
教室中がパニックに陥る中、エレナだけは冷静に、しかし内心では冷や汗をかきながら黒板を見つめていた。
(まさか、ここでベアトリス様がいらっしゃるとは……)
以前、侯爵邸で対峙した時の記憶が蘇る。彼女はシルヴィスの母であり、エレナに壁を突きつけた張本人だ。
(うっ……悪寒が……)
***
「――というわけで、明日、ベアトリス様がいらっしゃいます」
その夜。北の塔のリビングで、エレナは夕食の『特製・若鶏のクリーム煮』を配膳しながら報告した。スプーンを口に運んでいたシルヴィスが、ぴたりと動きを止める。
「母上は暇なのか……?」
「……それは存じ上げませんが、これはチャンスです。ベアトリス様は私がまだメイドだと思っていらっしゃるでしょうから、侍女として成長した姿をお見せできれば、シルヴィス様のお傍にいる者として、より一層の信頼をいただけるかもしれません」
エレナは拳を握りしめた。
課題は『ゲストをもてなす最高の一皿』。既存の高級菓子では、目の肥えたベアトリスを満足させることはできないだろう。何か、インパクトのある武器が必要だ。
「……シルヴィス様。ご相談があるのですが」
「なんだ」
「庭の『あれ』、収穫してもよろしいでしょうか?」
エレナが指差したのは、窓の外――シフォンが復活させた薬草園を、シルヴィスが土魔術で調整した家庭菜園だ。
そこには今、季節外れの真っ赤な果実が実っていた。
「……ルビー・ベリーの改良種か。まだ実験段階だぞ」
「ですが、味は絶品でした。あの酸味と香りは、市販のものとは比べ物になりません。あれを使って、タルトを焼きたいのです」
シルヴィスは少し考え込み、やがて不敵にニヤリと笑った。
「……面白い。母上が、俺の作った果実を食ってどんな顔をするか、興味がある。……ただし、糖度が通常種の三倍はある。砂糖の量には気をつけろよ」
「はい! ありがとうございます!」
***
そして迎えた、模擬お茶会当日。会場となった王宮のサロンには、張り詰めた緊張感が漂っていた。
上座に座っているのは、濃紺のドレスを完璧に着こなしたベアトリス・クローデル。その鋭い眼光は、まさに氷の侯爵夫人の異名に相応しい。
「……次」
ベアトリスの短い言葉と共に、令嬢たちが震える手でお菓子やお茶を差し出す。だが、その評価は辛辣だった。
「紅茶の温度が低すぎます。出直しなさい」
「ありきたりなマカロンね。どこのお店? ……ああ、あそこの。工夫がないわね」
次々と撃沈していく候補生たち。そして、ついにエレナの番が回ってきた。
「失礼いたします」
エレナは静かにワゴンを押して進み出た。
ベアトリスの視線が、エレナを射抜く。その瞳には、かつて侯爵邸で見せた厳しい色が宿っていた。
「……久しぶりね、エレナ。まさか、侍女になっているとは思わなかったわ」
「お久しぶりでございます、クローデル夫人。本日は、心を込めておもてなしさせていただきます」
エレナがテーブルに置いたのは、宝石のように輝く真紅のタルトだった。飾り気はない。だが、その艶やかな赤色は、見る者の目を奪う魔力を秘めていた。
「北の塔の『ルビー・タルト』でございます」
「……北の塔?」
ベアトリスの眉がピクリと動く。エレナは紅茶を注ぎ、説明を続けた。
「使用しているベリーは、市場のものではありません。魔術師団の団長閣下が……いえ、北の塔の庭で、丹精込めて育てられた果実です」
「あの子が、植物を育てているですって……?」
信じられないという顔で、ベアトリスはフォークを手に取った。サクッ。タルト生地の軽やかな音。そして、一口。
口に入れた瞬間、ベアトリスの目が大きく見開かれた。強烈な、しかし上品な甘酸っぱさ。噛むたびに溢れる果汁は、まるで香水のように芳醇で、それでいて後味は驚くほど爽やかだ。何より――体の中から、ポカポカとした温かい力が湧いてくるのを感じた。それは、間違いなくシルヴィスの魔力の影響を受けた、優しいエネルギーだった。
「……」
長い沈黙。会場中の令嬢たちが、固唾を飲んで見守る。やがて、ベアトリスはふぅ、と小さく息を吐き、口元のナプキンを置いた。
「……本当に生意気ね」
「……」
「あの子が……シルヴィスが、こんなに優しい味のものを作れるようになるなんて……」
その声は震えていた。ベアトリスはエレナを見上げ、困ったように、けれどどこか嬉しそうに微笑んだ。
「……これも貴女のおかげなのかしら。……合格よ。文句のつけようがないわ」
「……ありがとうございます!!」
ベアトリスの宣言に、会場がどよめいた。あの氷の侯爵夫人が、平民が作った菓子を認め、微笑んだのだ。
「ただし」
ベアトリスは、エレナにだけ聞こえる声で囁いた。
「これからはクローデル夫人なんて他人行儀な呼び方は辞めて。特別に、ベアトリスと呼ぶことを許可するわ」
それは、息子に仕える従者に対しての、最大限の敬意の表れだった。
「――はい! ベアトリス様!」
エレナは深々と頭を下げた。北の塔の果実は、甘酸っぱく、そして確かな家族の絆の味がした。
朝のホームルーム。教官が告げたその言葉に、教室の空気が一瞬で凍りついた。
黒板に書かれたゲストの名前。それは、貴族令嬢であれば誰もがその名を聞いただけで震え上がる、社交界の生ける伝説だった。
『クローデル侯爵夫人 ベアトリス・クローデル』
「ベアトリス様……!?」
思わず小さな悲鳴を上げたのはエレナ……ではなく、隣の席のマーガレットだった。彼女は真っ青な顔で扇子を握りしめている。
「ど、どうしましょうエレナさん! あの『氷の侯爵夫人』ですわ! 少しでも不作法があれば、その場で氷漬けにされて社交界から抹殺されるという噂の……!」
「……マーガレット様、それは流石に誇張表現かと」
「いいえ、事実ですわ! わたくしの従姉妹なんて、お茶会でスプーンの置き方を間違えただけで、笑顔で『お帰りあそばせ』と言われて泣いて帰ってきましたもの!」
教室中がパニックに陥る中、エレナだけは冷静に、しかし内心では冷や汗をかきながら黒板を見つめていた。
(まさか、ここでベアトリス様がいらっしゃるとは……)
以前、侯爵邸で対峙した時の記憶が蘇る。彼女はシルヴィスの母であり、エレナに壁を突きつけた張本人だ。
(うっ……悪寒が……)
***
「――というわけで、明日、ベアトリス様がいらっしゃいます」
その夜。北の塔のリビングで、エレナは夕食の『特製・若鶏のクリーム煮』を配膳しながら報告した。スプーンを口に運んでいたシルヴィスが、ぴたりと動きを止める。
「母上は暇なのか……?」
「……それは存じ上げませんが、これはチャンスです。ベアトリス様は私がまだメイドだと思っていらっしゃるでしょうから、侍女として成長した姿をお見せできれば、シルヴィス様のお傍にいる者として、より一層の信頼をいただけるかもしれません」
エレナは拳を握りしめた。
課題は『ゲストをもてなす最高の一皿』。既存の高級菓子では、目の肥えたベアトリスを満足させることはできないだろう。何か、インパクトのある武器が必要だ。
「……シルヴィス様。ご相談があるのですが」
「なんだ」
「庭の『あれ』、収穫してもよろしいでしょうか?」
エレナが指差したのは、窓の外――シフォンが復活させた薬草園を、シルヴィスが土魔術で調整した家庭菜園だ。
そこには今、季節外れの真っ赤な果実が実っていた。
「……ルビー・ベリーの改良種か。まだ実験段階だぞ」
「ですが、味は絶品でした。あの酸味と香りは、市販のものとは比べ物になりません。あれを使って、タルトを焼きたいのです」
シルヴィスは少し考え込み、やがて不敵にニヤリと笑った。
「……面白い。母上が、俺の作った果実を食ってどんな顔をするか、興味がある。……ただし、糖度が通常種の三倍はある。砂糖の量には気をつけろよ」
「はい! ありがとうございます!」
***
そして迎えた、模擬お茶会当日。会場となった王宮のサロンには、張り詰めた緊張感が漂っていた。
上座に座っているのは、濃紺のドレスを完璧に着こなしたベアトリス・クローデル。その鋭い眼光は、まさに氷の侯爵夫人の異名に相応しい。
「……次」
ベアトリスの短い言葉と共に、令嬢たちが震える手でお菓子やお茶を差し出す。だが、その評価は辛辣だった。
「紅茶の温度が低すぎます。出直しなさい」
「ありきたりなマカロンね。どこのお店? ……ああ、あそこの。工夫がないわね」
次々と撃沈していく候補生たち。そして、ついにエレナの番が回ってきた。
「失礼いたします」
エレナは静かにワゴンを押して進み出た。
ベアトリスの視線が、エレナを射抜く。その瞳には、かつて侯爵邸で見せた厳しい色が宿っていた。
「……久しぶりね、エレナ。まさか、侍女になっているとは思わなかったわ」
「お久しぶりでございます、クローデル夫人。本日は、心を込めておもてなしさせていただきます」
エレナがテーブルに置いたのは、宝石のように輝く真紅のタルトだった。飾り気はない。だが、その艶やかな赤色は、見る者の目を奪う魔力を秘めていた。
「北の塔の『ルビー・タルト』でございます」
「……北の塔?」
ベアトリスの眉がピクリと動く。エレナは紅茶を注ぎ、説明を続けた。
「使用しているベリーは、市場のものではありません。魔術師団の団長閣下が……いえ、北の塔の庭で、丹精込めて育てられた果実です」
「あの子が、植物を育てているですって……?」
信じられないという顔で、ベアトリスはフォークを手に取った。サクッ。タルト生地の軽やかな音。そして、一口。
口に入れた瞬間、ベアトリスの目が大きく見開かれた。強烈な、しかし上品な甘酸っぱさ。噛むたびに溢れる果汁は、まるで香水のように芳醇で、それでいて後味は驚くほど爽やかだ。何より――体の中から、ポカポカとした温かい力が湧いてくるのを感じた。それは、間違いなくシルヴィスの魔力の影響を受けた、優しいエネルギーだった。
「……」
長い沈黙。会場中の令嬢たちが、固唾を飲んで見守る。やがて、ベアトリスはふぅ、と小さく息を吐き、口元のナプキンを置いた。
「……本当に生意気ね」
「……」
「あの子が……シルヴィスが、こんなに優しい味のものを作れるようになるなんて……」
その声は震えていた。ベアトリスはエレナを見上げ、困ったように、けれどどこか嬉しそうに微笑んだ。
「……これも貴女のおかげなのかしら。……合格よ。文句のつけようがないわ」
「……ありがとうございます!!」
ベアトリスの宣言に、会場がどよめいた。あの氷の侯爵夫人が、平民が作った菓子を認め、微笑んだのだ。
「ただし」
ベアトリスは、エレナにだけ聞こえる声で囁いた。
「これからはクローデル夫人なんて他人行儀な呼び方は辞めて。特別に、ベアトリスと呼ぶことを許可するわ」
それは、息子に仕える従者に対しての、最大限の敬意の表れだった。
「――はい! ベアトリス様!」
エレナは深々と頭を下げた。北の塔の果実は、甘酸っぱく、そして確かな家族の絆の味がした。
415
あなたにおすすめの小説
王宮地味女官、只者じゃねぇ
宵森みなと
恋愛
地味で目立たず、ただ真面目に働く王宮の女官・エミリア。
しかし彼女の正体は――剣術・魔法・語学すべてに長けた首席卒業の才女にして、実はとんでもない美貌と魔性を秘めた、“自覚なしギャップ系”最強女官だった!?
王女付き女官に任命されたその日から、運命が少しずつ動き出す。
訛りだらけのマーレン語で王女に爆笑を起こし、夜会では仮面を外した瞬間、貴族たちを騒然とさせ――
さらには北方マーレン国から訪れた黒髪の第二王子をも、一瞬で虜にしてしまう。
「おら、案内させてもらいますけんの」
その一言が、国を揺らすとは、誰が想像しただろうか。
王女リリアは言う。「エミリアがいなければ、私は生きていけぬ」
副長カイルは焦る。「このまま、他国に連れて行かれてたまるか」
ジークは葛藤する。「自分だけを見てほしいのに、届かない」
そしてレオンハルト王子は心を決める。「妻に望むなら、彼女以外はいない」
けれど――当の本人は今日も地味眼鏡で事務作業中。
王族たちの心を翻弄するのは、無自覚最強の“訛り女官”。
訛って笑いを取り、仮面で魅了し、剣で守る――
これは、彼女の“本当の顔”が王宮を変えていく、壮麗な恋と成長の物語。
★この物語は、「枯れ専モブ令嬢」の5年前のお話です。クラリスが活躍する前で、少し若いイザークとライナルトがちょっと出ます。
想定外の異世界トリップ。希望先とは違いますが…
宵森みなと
恋愛
異世界へと導かれた美咲は、運命に翻弄されながらも、力強く自分の道を歩き始める。
いつか、異世界にと想像していた世界とはジャンル違いで、美咲にとっては苦手なファンタジー系。
しかも、女性が少なく、結婚相手は5人以上と恋愛初心者にはハードな世界。
だが、偶然のようでいて、どこか必然のような出会いから、ともに過ごす日々のなかで芽生える絆と、ゆっくりと積み重ねられていく感情。
不器用に愛し、愛する人に理解されず、傷ついた時、女神の神殿で見つけた、もう一つの居場所。
差し出された優しさと、新たな想いに触れながら、
彼女は“自分のための人生”を選び初める。
これは、一人の女性が異世界で出逢い、傷つき、そして強くなって“本当の愛”を重ねていく物語です。
枯れ専モブ令嬢のはずが…どうしてこうなった!
宵森みなと
恋愛
気づけば異世界。しかもモブ美少女な伯爵令嬢に転生していたわたくし。
静かに余生——いえ、学園生活を送る予定でしたのに、魔法暴発事件で隠していた全属性持ちがバレてしまい、なぜか王子に目をつけられ、魔法師団から訓練指導、さらには騎士団長にも出会ってしまうという急展開。
……団長様方、どうしてそんなに推せるお顔をしていらっしゃるのですか?
枯れ専なわたくしの理性がもちません——と思いつつ、学園生活を謳歌しつつ魔法の訓練や騎士団での治療の手助けと
忙しい日々。残念ながらお子様には興味がありませんとヒロイン(自称)の取り巻きへの塩対応に、怒らせると意外に強烈パンチの言葉を話すモブ令嬢(自称)
これは、恋と使命のはざまで悩む“ちんまり美少女令嬢”が、騎士団と王都を巻き込みながら心を育てていく、
――枯れ専ヒロインのほんわか異世界成長ラブファンタジーです。
虐げられていた次期公爵の四歳児の契約母になります!~幼子を幸せにしたいのに、未来の旦那様である王太子が私を溺愛してきます~
八重
恋愛
伯爵令嬢フローラは、公爵令息ディーターの婚約者。
しかし、そんな日々の裏で心を痛めていることが一つあった。
それはディーターの異母弟、四歳のルイトが兄に虐げられていること。
幼い彼を救いたいと思った彼女は、「ある計画」の準備を進めることにする。
それは、ルイトを救い出すための唯一の方法──。
そんな時、フローラはディーターから突然婚約破棄される。
婚約破棄宣言を受けた彼女は「今しかない」と計画を実行した。
彼女の計画、それは自らが代理母となること。
だが、この代理母には国との間で結ばれた「ある契約」が存在して……。
こうして始まったフローラの代理母としての生活。
しかし、ルイトの無邪気な笑顔と可愛さが、フローラの苦労を温かい喜びに変えていく。
さらに、見目麗しいながら策士として有名な第一王子ヴィルが、フローラに興味を持ち始めて……。
ほのぼの心温まる、子育て溺愛ストーリーです。
※ヒロインが序盤くじけがちな部分ありますが、それをバネに強くなります
※「小説家になろう」が先行公開です(第二章開始しました)
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
王宮に薬を届けに行ったなら
佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。
カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。
この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。
慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。
弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。
「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」
驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。
「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」
※ベリーズカフェにも掲載中です。そちらではラナの設定が変わっています。(貴族→庶民)それにより、内容も少し変更しておりますのであわせてお楽しみください。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
婚約破棄された令嬢は氷の公爵に拾われ、気づけば溺愛されていました~見下してきたあなた、後悔してももう遅いわ~
exdonuts
恋愛
婚約者である王太子に理不尽な罪をなすりつけられ、婚約破棄された公爵令嬢レティシア。
家族にも見放され、絶望の淵にいた彼女の手を取ったのは「氷の公爵」と呼ばれる冷徹な青年・アランだった。
愛を知らずに生きてきた彼の優しさが、傷ついたレティシアの心を少しずつ溶かしていく。
一方、過去の悪行が暴かれ始めた王太子とその取り巻きたち。
ざまぁが爽快、愛が深く、運命が巡る。
涙と笑顔の“溺愛ざまぁ”ロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる