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5、皇統を継ぐものの責務。
しおりを挟む青は皇太子から皇帝陛下になり私は皇后として迎えられた。
それから一年が過ぎたが未だに子を授かっていない。
検査で体調面のせいで授かりにくいと言われた。
(彼を受け入れても……、私じゃ役に立てないのでは?
滋養のあるものを食べて体調をよくすることに務めているけど)
不安感に苛まれていた。
青は、子供も大事だがお前がいてくれることが何よりと
皇帝らしからぬことを言い無理に求めようとしない。
華燭の典までの期間が懐かしく思えるほどだ。
私の側では弱音を見せるが、前皇帝など
幼き日から彼を知る人達の側では強がっているはず。
強く見せるより素の姿を見せてくれる方がいい。
「皇帝陛下、失礼いたします!」
私の膝に頭を乗せて短い午睡を貪る皇帝は、
宦官のけたたましい声に眠りを妨げられた。
夜伽を拒んでも彼と共にいることは、変わらない。
多忙な公務をこなす青の支えでいたい。
「入れ」
青は私から離れて立ち上がる。
私は彼の後ろで立ちすくんでいた。
宦官が部屋に入ってきて用件を伝える。
「前皇帝陛下から後宮に妃を迎えるようにと
申されております。これは、
親族の方々や皇城で皇帝陛下に仕えるもの
すべての総意でありまして……」
「……前々から言っているが俺は後宮など
持たん! 沙矢しか愛せないんだ。
迎えた妃にも悲しい思いをさせるだけだろう」
青は強い口調で跳ねのけようとした。
どんな時も一番の味方でいてくれるこの人は、
やさしくて悲しい人だ。
「……そういうわけにはいかないのです。
このまま沙矢さまのお体の具合がすぐれず
授かれないのであれば、
世継ぎがいないことになってしまいます」
「……そろそろ焦ろってことか」
「前皇帝陛下の所へおいで願えますか?
皇后陛下もご一緒に」
うながされ青と共に部屋を出た。
訪れた前皇帝(青の父)の部屋で、
私達は膝をつかずに対峙する。
「青、沙矢ちゃん……来たんだね」
「父上、後継はゆっくりでいいと仰ってましたよね。
沙矢の体調のこともあるし、
急がなくて平気と言っていたはずです」
「……私だけの意見は、通らないんだよ。
沙矢ちゃんに辛い思いをさせるのは分かってるよ。
でも、青は皇帝なんだ。
この先何年も世継ぎに恵まれないのでは、
国がたおれてしまう。
青にも不名誉なうわさが国中で広がり
国家は揺らぐだろうね」
「……沙矢以外は抱けない。
女を知らない俺が、彼女にだけは触れられた。
それは運命の相手だからでしょう?」
「前皇帝陛下……私のせいで申し訳ありません。
皇帝陛下が悪いのではなくすべて私に責があります」
「沙矢ちゃん……君の友達ならどう?
知っている女性なら青の第二妃として迎えても大丈夫かい?」
「陽香姫、こちらへ」
私と青が入ってきたのとは別の扉から、
一人の女性が進み出てくる。
澄んだ美貌の女性。
とても綺麗で優しい自慢の友達だった。
幼いころから何度も会っているし、
友達として仲良く過ごしてきた。
華燭の典にも皇后の友人として特別に招待されて、
祝ってくれたはずだった。
きらびやかな衣装に身を包んだ陽香は、
隙もなく微笑んでいる。
私は口元を押さえていた。
「よ……陽香」
青も驚いていた。
彼女は床にひれ伏している。
「陽香姫、いいんだ。
身分は皇妃になるけれど君も青の妃なのだから。
沙矢ちゃんには仕えるのではなく、
仲良く過ごしてもらえたらうれしい」
泣きたいのに涙が出ない。
陽香は複雑な表情を浮かべている。
(残酷すぎる……。
友達より知らない人の方がマシだった。
彼女は青に憧れていると口にしていたのだ。
医師として私の実家で母を診ていた時も、
話に聞かせる度、私も会ってみたいと口にしていた)
「父上、友人同士の仲を引き裂くおつもりですか……」
青は、苦言を呈している。
「発言してもよろしいですか?」
陽香が、瞼を伏せて押し開いた。
華が開くみたいに綺麗な表情だった。
「私は皇后陛下と旧知の仲です。
このお役目を引き受けたのは、
彼女を助けるためであり……
割り入るつもりはないんです。
仲睦まじいお二人なのは承知しておりますので」
陽香は真実しか口にしていないのだろう。
唇を震わせながら、告げる表情は少し苦みを帯びている。
「私、私は……」
傾いだ身体を青が受け止める。
「陽香さん……君の気持ちは分かったが」
「陽香姫にも沙矢ちゃんにも授かってほしいと願っているよ」
用は済んだとばかりに前皇帝陛下は、場を辞した。
「お母さまのご病気の看病を頑張っていたし、
沙矢が調子悪くなっても仕方がない。
今はゆっくりしてもいいんじゃない?」
「最初からあなたが皇后になればよかったのかもしれない」
沙矢は陽香姫を見つめ血を吐き出すように口にした。
「沙矢!」
はしたなく駆け出した私を青が呼び止めるが、
かまわず部屋を駆け抜けて出ていく。
「……華燭の典に来てくれたのは一年前だったな。
あの時、心の底から祝ってくれていたと思ったが」
「もちろん。親友が皇后になったのが
とてもうれしかったです。沙矢は私の大好きな友達で
宝物だったから」
陽香姫は、憂いを帯びた表情をしていた。
「お世継ぎ問題でお二人が窮地に陥っていると知り、
私から立候補したんです。
無理矢理連れてこられたわけじゃありません」
「なんだって……」
「私が来なければ他の妃をたくさん迎えることになる。
青さまもそれは嫌でしょう。
政略結婚とはいえ愛の深い皇帝陛下だから、
ひとりひとりを大切にされるのは間違いない。
沙矢はその方がつらいと思ったんです。
たとえ憎まれても私しかいないと思いました」
「……ああ。後宮に君以外は
迎えないということか。それでも……」
「青さまは潔癖すぎるんですよ。
理想的な夫なんでしょうが、皇帝陛下なんだから
綺麗ごとは言ってられないでしょう」
沙矢と同い年と知っているが、大人びた現実的な考え方だった。
(論破されてどうする)
「沙矢の為を思って嫌な役目に名乗りを上げたんだろ」
「青さまに情はありますよ。
そうでなきゃこんな役目、ごめんだわ」
青い瞳にうつるのは、華やかな女性だ。
(こんなにも女っぽかったのか)
最愛の妻の親友は赤く彩った唇に笑みを浮かべている。
拳を握り締める。
俺は、逃げることを許されないのか。
たった一年ほどしか過ぎていない時間が、
あまりにもむなしく感じられる。
「沙矢みたいに情熱的に恋をしたわけじゃなかったわ。
医師であるあなたの話を聞いていて
憧れていたのは確か」
背伸びをした女性が肩に手を置いた。
茫然としている内に唇が重なっていた。
たった数秒が長く感じられたが、
跳ねのけることもできなかった。
「青さまの目はとても美しいわ」
目をそらしても視界に入れた後では意味がない。
陽香姫は、決してあざとくしたたかな女ではなかった。
沙矢に対し罪悪感を抱いてはいる。
瞳が揺れまつげが震える様を見てしまった。
「数日以内に私を召してくださいませ。
その前か後に皇后陛下に触れようが私には預かり知らないことです」
やめてくれ。
口に出せない拒絶が、届いていればいいのに。
立ち去る足音を聞き瞳を閉じてうなだれた。
(沙矢の夫としては、彼女を守り傷つけたくない。
皇帝として国のために動かなければいけないというのか)
見ず知らずの女性なら、何としてでも拒絶した。
俺は誰でも彼でも触れられるわけじゃない。
小さなため息が宙に溶ける。
時は、待ってくれない。
「青、私は国の最高権力者に嫁ぐ意味を
分かっていなかったわ」
沙矢は、泣いていなかった。
長椅子に座りこちらを見つめる瞳は、
澄んでいる。何かの決意を秘めているようだ。
「……、大丈夫。龍床(りゅうしょう)に侍(はべ)るのは、
私一人。第二妃の宮へあなたが渡るだけですもの」
「よせ」
「陽香は青のことが大好きだから大丈夫。
私との友情も嘘じゃないし信じてる。
見知らぬ誰かよりよほどいい。
彼女は、最高の女性だもの」
つらつらと事実を語る。
「青、ごめんなさい。お役に立てなくて」
「……謝る必要はない。俺は沙矢という存在を丸ごと愛している」
「ありがとう。
私を愛してくれているなら、
陽香を正真正銘の第二妃にして。
他の女性を迎え入れるよりずっといい」
沙矢と陽香姫の顔はまるで違うのに、驚くほど似通って見えた。
強い雰囲気が。
頬を押し抱く表情は可憐で、胸が痛い。
「……もし無理だったらお前の親友まで傷つけることになる」
何を口にしているんだろう。
既に陽香姫の宮へ渡るのを前提としているではないか。
「私にしか触れられないっていうのは、強迫観念とか
刷り込みに過ぎないわ。
陽香は美しいからあなたを虜にしてしまう。
それがちょっと怖い」
「沙矢」
肩と背中に腕を回す。
抱きすくめたら沙矢は儚く微笑んだ。
「お前を愛している」
「私も! 青を愛しているから、
この現実を選ぶのよ」
「……物分かりがいいな」
「陽香は愛されなくてもいいって意味で伝えたんだと思う。
私はそれに気づいたから受け入れることに決めた。
本当になんて人なの……」
「……、何の感情もなしに
触れたりはできない。
義務的……道具みたいには扱いたくない」
「あなたがそんな人だから好きになったの」
沙矢が、自ら口づけてきた。
俺は、貪るように口づけを返す。
(陽香姫へは返せなかったが)
皇位を継いだ以上以前のような暮らしはできない。
医師としての仕事は、沙矢が務めていた酒楼で
女性たちを診た後終わったのだ。
「愛してあげてね」
口づけを交わす間にも沙矢は願いを口にする。
「……」
何も言えなかった。
添い寝をして朝を迎える。
ほとんど眠れなかった。
「沙矢、もう一度診察を受けてくれ」
眠りから目を覚ました沙矢に伝える。
義兄の診断では体調の回復次第で
授かれるが授かりにくいという見立てだった。
「……そうね。それがいいかも」
沙矢は夢うつつの表情で笑う。
藤城に医師の義兄と看護師の姉を呼んで診察をしてもらった。
「沙矢ちゃんの体調次第かなあ。
大丈夫だよ」
「焦る必要はないわよ」
二人は交互に伝えてくる。
胸をなでおろしたが事態は進んでいた。
「……お義兄さま、お義姉さま、ありがとうございます」
沙矢が頭を下げている。
「……後宮は必要ないという考えはあの方もそうだったし……。
私が産まれて十二年後に青が産まれるまで、周囲は
プレッシャーをかけたと聞くわ。
その心痛でお母様は体調崩したとも。
沙矢ちゃんにはそうなってほしくないんだろうな」
「……そうだったんですね」
沙矢の手を繋ぐ。
指を重ねるのではなく小さな手に重ね合わせた。
「しんどくなったら二人で
うちに遊びに来るといいわよ」
微笑みかける義姉(俺の姉)に沙矢は抱きつく。
二人が仲良くしてくれてうれしかった。
「沙矢ちゃんはすごい。
私なら堪えられないから」
「いいえ……、私も親友以外なら
無理だったと思います。
青とは離れられないから壊れたかも」
「……二人ともありがとうございます。
頼りない俺ですが見守っていてください」
「なんて殊勝な」
「槍が降って来そう」
冗談じみたことを言いご夫妻は帰って行った。
「お二人に会えてよかった。
心強いわ」
「ああ。俺もほっとした」
手を取り合い、執務室に向かう。
沙矢が見守る中、仕事の続きをした。
彼女は宦官や女官の代わりにお茶を淹れたり
何かと世話を焼いた。
謁見の日は二人で、謁見の間にいるが
今日は執務室で書類仕事なので皇帝ひとりで十分だ。
それでもそばを離れないのは不安からだろう。
執務が片づいた部屋。
夕闇の中で沙矢はふっ、と笑った。
「お疲れさま。私はお部屋で待ってますね。
夕餉の席はご一緒しましょう」
「……沙矢」
沙矢は迎えに来た女官と共に執務室を出て行った。
夕餉の席だけは父と一緒だ。
普段は隠居しているが家族として一日の最後は
共にしている。
拍子抜けするほど普段通りの雰囲気だった。
「……覚悟は決まりましたから」
夕餉の席で口にした俺に父が目を瞠る。
謝らないでくれと思いながら視線を受け止めた。
俺の言葉に首肯したが、罪悪感もにじみ出ている。
(悪にはなりきれない男だ)
「沙矢ちゃん……」
「お義父さま、私も納得の上です」
皇后として立派であろうとする沙矢は、見事だった。
傷ついていると俺が思えば、
もっと苦しむから平気なふりをする。
「ありがとう。君は最高の皇后だよ」
俺は沙矢と父を交互に一瞥した。
甜茶を口に含む。
「ちょっと吸ってくる」
一言いい置き夕餉の席から抜け出した。
「私も失礼いたします」
沙矢も追い駆けてきた。
長い廊下の端にたたずみ、煙管を吹かす。
煙が外の空気に流れていく。
「子を望むのに抗う俺を笑えよ」
「……ううん。青がその姿を見せてくれるから、
私は私でいられるの」
医師としてかっこいい大人だと
思われていた俺とは大違いだ。
皇帝として跡目をつぎながら、嘆いている。
「難儀だな……」
煙管を置いて、口づけを交わす。
「……お前を一人にさせない」
孤独で苦しむなら、俺一人でいい。
白く丸い月が暗い空で嘲笑っている。
朝が来て、女官が龍の間を訪れた。
「おはようございます」
身づくろいをしていた沙矢は女官と共に部屋を離れた。
俺はけだるげに身を起こし身づくろいをする。
宦官と共に部屋を出て、朝餉の席に向かう。
普段より味のしない食事を義務として食べる。
さすがに今日は煙管はやめておこう。
「沙矢、今宵は陽香姫の宮へ行くよ。
数日後に彼女との式も挙げる。
共寝をしたら彼女は貴妃だ」
不器用に告げる。
「……ありがとう」
強く微笑む沙矢は、
見事なまでに皇后だった。
夕餉の席では父と沙矢が楽しそうに会話をしていた。
朝餉より気を遣う場だ。
「……顔が青いよ」
父が俺の顔を見て指摘する。
「元々の顔です。西洋の血を引く母の遺伝で色が白いですからね」
「青はとっても綺麗ですもの」
少しずれた沙矢の感想は和む気がした。
「血を補うものを食べなよ」
「そうだな……」
茶をお代わりして夕餉は朝餉より食べた。
「特に悲壮感はない」
二人に告げる。
食事のおかげで顔色はよくなったはずだった。
「青は、真面目だよね。そこが長所だ」
「ええ」
「楽に考えられる奴だったら、
酒楼でも沙矢以外に手を出してたよ」
沙矢以外とは、会っていない。
ぷつり、と脳内で何かが切れる音がした。
意識を切り替えよう。
「……行ってらっしゃい。私は
お義父さまと食後のお菓子を頂くわ」
「行ってくる」
食事を終え、宦官と共に夕餉の席を辞した。
入浴を済ませて一度龍の間に戻った。
迎えに来た宦官と共に陽香姫のいる宮へと渡る。
化粧を施され、完璧な姿で彼女は待っていた。
肌から香油のにおいがする。
「少し話をしようか。陽香?」
「……陛下」
用意されてい飲み物をお互いに口にする。
これから愛を交わすという合図だろうか。
鋭い眼差しが、こちらに向けられているが怯まない。
「真面目ぶることより覚悟を決められたんですのね」
「……、そうだな」
「私が惹かれた男性は、思った通り素敵だった」
「それはありがとう」
「陛下の心がここになくてもかまわないと
お伝えするつもりでした」
やはりと思った。
「愚かなことを言うな」
「……青さま?」
「そんな考えは捨てろ。
俺は全力で目の前の存在を愛す」
「……はい」
「形式通り陽香姫を貴妃として迎え
式を挙げる。
嫌ならそっちがさっさと逃げろ。
俺は無理強いはしない。
最初から選ぶ権利はそちらにある」
お腹を抱えて笑う陽香姫。
「望むところですけどね?」
「そうこなくてはな」
泣き笑いの表情に、どきりとした。
「沙矢が酒楼に働きに行く時
とめもしなかったのはあなたが
来るかもしれない可能性にかけたからです。
沙矢にも伝えなかったですけど。
案の定、あなたが来て身請けしてくれて、
とんとん拍子に皇太子殿下の花嫁になった。
私が考えも寄らないことをやってのけるのが沙矢で、
いざという時に二の足を踏むのが私」
ただの酒楼ではないと知っていたのか。
「俺は気まぐれだったが」
「あの時、一緒に働くこともできなかった私が、
今更しゃしゃり出てきて自分でもおかしくなるわ」
「……おかしくはないだろ」
「私は他の人となんて、
お仕事でも考えられなかったのよ」
感情のこもった言葉だった。
「私ってずるいわね」
「正直に応えてくれていい。
俺と過ごすのを選んで後悔しないか?」
幾度となく沙矢に触れていても。
「真面目くさったことを言わなくていいわ」
くすっと笑う。
強い眼差しは、戻らないことを教えている。
「……青さま、もう少しお酒はいかが?」
「もらおうか」
杯を差しだすと酌をしてくれた。
彼女の眼差しに焼かれて息を飲む。
まつげを伏せた陽香姫が瞳を押し開く。
「今宵も月が綺麗だな」
「っ……」
窓から差し込む白い月の光。
腕を引いて天蓋つきの寝台に誘った。
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