甘く残酷な支配に溺れて~上司と部下の秘密な関係~

雛瀬智美

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第16話「ピュアで果てがない想いの続きをしよう」(※※)

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 慧一さんと午後からデートをすることが決まり、
 うきうきと支度をしていた時だった。
 スマホが着信を知らせた。
『朔お兄ちゃん』と表示されている。
「もしもし?」
「……チッ。もしもしとかかわいいんだよ!
 くそ……あいつに惚れられてもしゃあないな」
「そういうのは好きな人にしか言っちゃ駄目よ」
「もちろん言うけど。妹にも言わせろ」
 兄はもう本調子になったようだった。
「お兄ちゃん、用事があってかけてきたんじゃないの?
 私は出かける準備をしてるところで……」
「いるんなら出てきてくれ。
 外にいるから」
「え……、わかった」
 窓から外を見ると愛車のボンネットに
 背をもたれさせてスマホを持つ兄が見えた。
 部屋着から急いで着替えてアパートの部屋の扉を開ける。
 慧一さんとのデートの直前で着替えるつもりが
 早くなっただけだ。
 兄がこちらに手をあげているので近づいていく。
 彼はうつむいていた顔を上げた。
「……優香、この前はすまなかった。
 いやありがとう」
 少し照れた風だった。
「ううん。困ったときはお互い様でしょう。
 慧一さんも気にしてないから大丈夫よ」
「気にしてないわけがない。
 スイートルームを取ってたのに
 たった数時間の滞在で帰ったって聞いたし……」
「……慧一さん、そんなことまで話したんだ」
 途端に、恥ずかしくなり頬の熱が上がる。
「さすが俺がバジリスクと評した男だ。
 ぶれんわ。ちょっと見直した」
 相当ねちねち粘っこく言われたのかもしれない。
「そこ見直すところ!?」
「このまま恨みを買ったまんまじゃ怖いし……
 いやこわかねえけど。
 とりあえず謝罪の気持ちを込めてこれやるよ」
 兄はぶっきらぼうに温泉宿のペア宿泊券を渡してきた。
「スイートルームにはかなわんかもしれんが、
 この前、飲み会のビンゴゲームで当てたやつ。
 箱根で愉快な思い出でも作ってくるんだな。知らんけど」
「い、いいの……!? お兄ちゃんが行けばいいんじゃない」
「慧一さんには世話になったから礼だ。
 この前のお前らの予定をぶっつぶしたのは俺だからな」
「……あんまり気にしなくていいよ。私も
 お兄ちゃんが甘えてくれてうれしかったし」
 兄は顔を赤らめたようだ。咳払いして続けた。
「ごほっ。慧一さんとやらは、
 おかしいけど優香を大事にしてくれてるの分かったから
 譲歩してやる。俺には到底無理だわ……」
「何が無理なの?」
「お互い両思いで付き合ってんのに何か月も耐えんの無理」
「……うわ。聞きたくない話を聞いた」
「俺もお前らの話なんて聞きたくないわ。
 とにかくそれやるから、この前の借りはなしってことで。
 ゲロ甘バカップル道突っ走れよ」
 ひらひらと後ろ手に手を振り兄は車に乗り込む。
 運転席からこちらに向けて手を向けた後、車が走り出した。
(変な応援をされてしまった)

 午前十一時、迎えに来た慧一さんの車に乗った。
「……へえ。それが朔くんからのお礼の品か」
 来る前に電話で伝えておいたが、慧一さんは実物を目の前に
 感心しているようだった。
 ゆっくりと車が走り出す中、少し会話をする。
「お兄ちゃん、慧一さんとのこと認めてくれたみたいなの。
 やっぱり誠意が通じたのかな」
「……優香のお兄さんだから分かってくれると思ってた」
 停止線の前で車が停まった時、彼が助手席に腕を回してきた。
 頬に吐息が触れる。
「……脅した?」
「大切な義兄になる人にそんなことしないよ」
 ねちっこく恨み言を伝えたのは間違いがないが、
 そのことで悪い印象を与えているわけではなさそうだった。
「これだけ恋愛事情が筒抜けなのも嫌すぎる」
「いいじゃん。
 朔くんは俺達のピュアラブで感動してたんでしょ」
「ピュアってほどでもない気がする……」
 都合のいい話しかしてないだろうし
 そこまで詳細な話はしていない。
 慧一さんが運転席に戻る。
 車の中で会話をしながらも彼は運転に集中していた。
「とりあえず朔くんはブラコンだけど
 ちゃんときょうだい以外に好きな人はいるみたいでほっとしたよ」
「当たり前でしょ」
「うん。片思いを応援しといた。
 俺達のように上手くいくようにね」
「あの短い時間でそこまで兄と打ち解けたとは……」
「男同士は、恋バナで仲良くなれるんだ」
 横顔を垣間見たが彼の感情は読み取れなかった。
(女性同士でも深い恋バナは勇気がいる。
 既婚者と独身、両思いで付き合っている人と、
 片想いの人。それなのに……)
 兄は弱っている時に優しくしてくれた慧一さんに
 落ちてしまったのかもしれない。
(……恋愛じゃなくて策略に落ちた!)

 カフェにたどり着いた私たちは、案内された席に座った。
 人でにぎわっている店内にはロックの名曲がかかっている。
 正面に座った慧一さんは、にこやかな笑顔をこちらに向けてきた。
「温泉旅行、いつ行こうか!
 来月の優香の誕生日に有給とってもいいね」
「ええとですね」
「お盆休みは残念なことになったから早く埋め合わせをしたいよね」
 ハイテンションの慧一さんはタブレットを渡してくれた。
 先に注文していいよと目配せしてくれる。
「……辛いものが食べたいから、このグリーンカレーっていうやつにしようかな」
「唐辛子マークが四個並んでるけどいいの?
 口から火を吹いても知らないよ 」
 慧一さんは心配とも脅しとも取れることを言った。
「大丈夫。こう見えてもL〇〇の大辛が食べられる女ですから。
 韓国のなんとかカルボって辛いインスタント麺も大好きで」
 私はタブレットでグリーンカレーを選んでカートに入れた。
「……俺はカルボナーラにするね。念の為にバナナジュースでも頼んどく?」
「頼ませてください」
「よし、グリーンカレー、カルボナーラ、バナナジュース×2だね」
 慧一さんが注文ボタンを押してしばらく過ぎた頃、
 グリーンカレーから運ばれてきた。
 見た目は緑色でまろやかな感じさえする。
「優香、食べられなかったら残していいからね。
 俺が食べてあげる」 
「まだ一口も食べてないのに言わないで」
「はいはい」
 慧一さんのカルボナーラが運ばれてきたので、 
 食べ始めた。
 私は心構えも気合いも十分だったが、
 すぐにむせてしまった。水を慌てて流し込む。
「かわいいから見てたい気持ちと心配でたまらない気持ちがせめぎ合ってるよ」
 慧一さんは、カルボナーラを食べる合間に心配そうに見つめてきた。
「……うん。グリーンカレーって思った以上にスパイシーだった。
 慧一さんみたい」
「どういう意味なの」
 恵一さんはグラスの水を吹き出しかけた。
「甘いと思ったら刺激的で……
 でもそこまででもなくて私にはぴったりの人」
「今後もサービスしちゃう」
 お砂糖三割増しのまなざしのおかげで
 グリーンカレーを何とか完食した。
 慧一さんは店員さんにバナナジュースを持ってきてくれるよう頼んでくれた。
 彼は綺麗にカルボナーラを完食している。
 むせて涙目になりつつも食べ終えたグリーンカレーで学習した。
(なんでこんなにむきになったんだっけ?
 慧一さんに大人の女だと証明したくて?)
 テーブルには待ちに待ったバナナジュースが届けられる。
「うん。これは氷と一緒に砕いてミキサーに入れたんだね。
 ひんやりしてて美味しい。
 とりあえず撮っておこうかな」
 慧一さんはバナナジュースを大層お気に召したようだ。
 素早く写真に収めスマホをしまった。
 私はグリーンカレーの後に甘味を感じられて心底ほっとした。
「辛い物の後には甘いもので喉をいたわる。
 また一つ学習したわ」
「優香こそ割とスパイシーなのに、
 こういう時に素直でかわいいんだから。
 もう何でも許しちゃうよ……」
 ナプキンで拭いた手で頬をつつかれた。
「何で無理して頼んだの?」
「……高校生の頃、大学生の兄と
 ご飯食べに行った時に辛い物を食べている兄の姿が
 大人に見えたのを思い出したのかな。 
 やっぱり私ってブラコンだわ」
「いいんじゃない。家族でも仲が険悪で年に一度もあわないとか
 そういうのも珍しくないんだから。
 お兄さんが風邪で体調不良で妹に助けを求めて、
 迷いなく看病に向かう選択をする君の姿に、
 心を打たれたんだよね」
「慧一さん……」
「うん。バナナジュースも美味しかったし
 優香のチャレンジ精神も素晴らしかった。
 今日のデートも100点満点だ」
「はいっ」
 そうしてランチを終えて車に戻った。
「あ、電話しとこ!
 こういうのって早さが肝心だよね」
 慧一さんは車に乗った途端、電話をかけ始めた。
「やあ!」
 ハンズフリーじゃないのに電話越しの声は、
 きっちり聞こえてきた。
(うわ……連絡先の交換までしてる!)
「温泉旅館、楽しんできてください」
「ペアの宿泊券くれるなんて太っ腹な会社って思ったけど、
 本当は君が手配してくれたんじゃないの?」
 そういう視点はなかった。
「いや、本当にビンゴゲームで当てた景品だ」
「それじゃありがたく使わせていただきます!
 朔くんは本当にいいお兄ちゃんだなあ」
「……優香のためであって慧一さんのためじゃない」
「下の名前で呼んでくれてありがとう。
 さんじゃなくてくんでもいいんだよ?」
「呼ぶわけねぇ……」
 唐突に電話が切れる。
(お兄ちゃん、本当に仲良くなったなあ)
「電話も終わったし車を出そうか」
 走り出した車はそのまま慧一さんのマンションに向かった。
 鍵を開けると部屋には私が先に入った。
 オートロックなので慧一さんが入ると鍵が閉まる。
 静寂に満ちた空間にふたりきり。
 どうしても意識してしまう。
 背中から腰を抱きしめ肩に頬を埋める慧一さんの息遣いとか、
 彼から香る香水の匂い全部が伝わってくる。
 私は肩に回された腕に腕を寄せてうなずく。
「来月まで待てないのは私かもしれません」
「深いキス以上の接触を望んでるの?」
 玄関先で靴を脱ぐと抱き上げられて運ばれる。
 リビングのソファーの上に下ろされて、
 隣り合って座る。
 慧一さんの膝に半ば乗り上げている格好だ。
「慧一さんは自制心がある人だから、
 お兄ちゃんも認めざるを得なかったけど。
 逆に考えると遊んでるだけな気もしてきた。
 だって、私がどれだけせつなく胸を焦がしてても
 あなたは余裕なんでしょう。
 こっちばかり好きなんだわ……」
「俺は慣れてない優香を傷つけたくなかったし 
 ゆっくりと階段を上るのがいいかなって思ってた」
 真摯な眼差しには嘘偽りなど含まれていないと感じた。
「なけなしの理性をフル動員して耐え忍んでるだけなんだよ。
 君は恐れもあっても期待の方が強くて、
 めいっぱい誘惑してくるから毎日きつい」
「毎日って大げさ」
「大げさだよ。会社でも優香を意識したら
 身体が反応するんだ。所詮、惚れたもん負け」
 慧一さんの大きな手が導いた場所は、熱く滾っていた。
(震えてさえいるような)
「……っ!」
 押さえつけられていて手を引っ込められない。
 彼の情熱を見せつけられて全身が火照ってしまう。
 小さく瞬きをする。息を飲んだ。
「こんなにも求めてるんだよ。
 優香と接触していたらすぐこうなっちゃうの今まで知らなかった?」 
 伊達眼鏡をしていない素顔の慧一さんは、
 端正な面差しで蠱惑的に惑わせてくる。
「……求めてください。
 準備してあるの知ってるんだから」
 躊躇いもなく口にした後で赤面する。
 メイクをしていても頬に触れられたら気づかれてしまう。
「会社でプレイボーイとか、女遊びが激しいなんて
 噂が流れたことあるけど事実無根なんだよね。
 そこは信じてもらえるかな?」
「もちろんです。慧一さんは、
 最初こそぐいぐい迫ってきたし、 
 軽い人だと思っていましたがそうじゃないですもんね」
「……この年齢だしそれなりに恋愛はしてきたけれど。
 本気で愛したのは優香が初めてで、
 簡単に手に入れたらだめだと感じた。
 一線を越えたら際限なく求めちゃうのは、
 目に見えていたからね」
「兄は両思いで付き合っているのに何か月も耐えるの無理って
 言っていたけれど……」
「今までの恋愛と同じには考えられないほど
 優香に夢中なんだよね……。
 手を出すつもりなら付き合い始めに夜を共にしてるさ」
 ぐいと腕を引かれ胸の中に閉じ込められる。
 たくましい身体が、心臓を落ち着かなくさせる。
「遊んでるんじゃなくても楽しんでる?」
「うん。十代のお子様ではないし
 それくらいの余裕はあるさ」
「っ……あ」
 首筋にキスが落ちる。
 小さく歯を立てられて声を上げていた。
 襟のボタンを外され、そこを吸い上げられる。
 明るい日差しの下で、赤く染まるのが見えた。
「慧一さんにも印つけたい」
「いいよ。どうぞ」
 慧一さんは第二ボタンまで外していて
 鎖骨は見えていた。
「……っ……つ、つかない」
 強く唇を押し当ててもなかなか痕がつかなくて焦る。
 慧一さんは、あっけないほど簡単に痕を残してくれたのに。
「もう一回、お手本がいるかな?」
「あっ……そんなところは駄目っ」
 ブラウスのボタンがさらに外され
 下着があらわになってしまう。
 胸の谷間に頭を埋めた慧一さんは強くキスをした。
 先ほどより強い力を感じてくらくらしてくる。
 震える指先で彼のシャツを掴んだ。
 慧一さんの頭が離れた時には、赤い印がくっきりと残っていた。
「上手い」
「同じようにできる?」
 試す物言い負けたくないという気持ちになる。
 仕草を思い浮かべて、一生懸命キスをした。
 舌でなぞり吸い上げる。
 かすかに色づいた肌を見てうれしくなる。
 慧一さんが頭を撫でてくれた。
「俺は優香のもので優香は、俺のもの」
「っ……ふあっ」
 深く唇が重ねる。
 慧一さんは自分が残したキスマークを確かめるみたいに
 指でなぞる。久しぶりにふくらみを愛撫される。
 長い指が肌に食い込む。
 揉みしだかれて形を変える胸。
 心臓は大きく鳴り響き気持ちが、
 以前より強くなっているのはきっとわかってくれているはず。
(慧一さん……)
 舌を絡めるキスは水音を響かせて、
 気持ちを急き立てる。
 自然と組み敷かれたら視界の向こうを
 慧一さんが染め上げていた。
 頬から顎に触れる。
 髭の剃り跡もいとおしい。
「……慧一さん、まだ駄目?」
「優香は本気で俺を求めてくれている?」
「はい」
(この期に及んで気持ちを問いかける慧一さんは、
 もしかしたら臆病なの?)
 お互いに残した独占の証がうれしい。
 疼きが体中に広がるくらいに限界。
「お膳立てされて二人の初めてを迎えるの嫌だよね」
 くすっと笑う慧一さんが見下ろしてくる。
 手を繋ぎ指を絡める。
「どっちでもいいの。
 私はいつでもあなたに心をかき乱されてるって
 覚えておいてね」
「……かき乱されるどころかこっちは狂わされてるよ」
 抱き上げられる。
 連れていかれたバスルームで、
 またたく間に服を脱がされる。
 お互いに身体を洗い二人でバスタブに浸かった。
 後ろから抱きしめられ、顎が傾けられる。
「愛してる」
 慧一さんが耳元でささやく。
 深くかわすキスにこのまま溺れたいと願った。
















 










 











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