異世界転生したら最上位種族の「銀龍」になりました。

ルアラス王国 レイシー街 編

第21話 順位

第21話 順位


佐藤「ランキング…？」

受付嬢「はい！こちらルアラス王国の冒険者ギルドに所属している戦闘員のそれぞれのランクごとの上位100人のランキングが出ます。ランキングに入ると自動的にカードの上に順位が出ますので頑張って見てください！」

受付嬢「それともう1つ！ランキングはソロとグループの2つがあってちなみに現在ソロランク1位はルークさんです」

リア 「あの人が1位じゃないと逆に怖いです」

受付嬢「順位の更新は1ヶ月に1回なのでリア様とギン様が1日でたくさんの依頼を達成してもすぐにランキングに載る訳では無いのでご了承くださいね！」

佐藤 「なるほど」

受付嬢「それと！ランキングに入ってる人をランカーと呼ばれ上位のランキングに入るほど宿屋の割引や食事の無料券、依頼の優先など様々な恩恵が貰えるのでぜひ頑張ってください！」

リア「ギン様頑張りましょうね！」

佐藤「そうだな」

緑龍 (ギルド1位に勝ってるからもう1位みたいな感じなんじゃ…)

佐藤 (まぁ今の俺たちに実績もないしただの危ないやつだと思われてもいやだからな、頑張って依頼を達成していこう)

リア「そう言えばラーグさんは…？」

受付嬢「そうでした！御二方が実技の試験を受ける前に用事があるしあの2人なら合格するだろうって言ってギルドを出ていきましたよ！」

リア「そうなんですか」

受付嬢「それと、このお金を渡しといてくれって…」

リア「30万リーン！？」

佐藤 「30万リーン…？それって凄いのか、うん何か袋いっぱいだし凄いんだろうけど」

…

リアに色々物価等を教えてもらい、リーンというのが日本の円と同じらしく1リーンが1円くらいと言うのが分かった。つまり30万リーンは30万円ってことになる。

佐藤 (ラーグさん何から何までありがとうございました)

リア「今度お礼しなきゃですね！」

佐藤「そうだな」

受付嬢「あ！それとそちらのペットさんですね！」

緑龍 (ペット…)

受付嬢「手続きはこちらでしときますからこの使役済の印としてのこちら首輪を掛けてもらいます！」

ということで緑龍に赤い可愛い首輪がかけられた。

リア「わぁ可愛い！」

緑龍 (ギン君どうにかしてよぉ)

佐藤 (無理です)

リア「ギン様この子の名前考えていいですか？」

佐藤「あぁ」

佐藤 (確かにいつまでも緑龍と呼ぶのもあれだしな名前くらいあってもいいだろ)

緑龍 (かっこいい名前にしてよね)

リア「みどりいろ…みどり…どり…っど」

リア「リッドとかどうですか？」

佐藤「この世界、ら行入る名前多いな」

緑龍 (気に入ったよ！これからリッドって呼んでね！)

佐藤 (気に入ったんかい)

佐藤「じゃあとりあえずこの後は…どうしようか」

リア「そうですね…宿屋をまず探した方がいいんじゃないですか！」

受付嬢「それでしたらギルドのおすすめ宿屋をご案内することが出来ますよ！割引も出来ますし」

佐藤「じゃあお願いします！」



次回に続く…