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勇者編
第56話 予想
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第56話 予想
~閉ざされた空間~
ラグ 「今のギンくんの人格はどっちなの?」
※ラグ(創造神)
佐藤 「今の俺は…」
佐藤 「こっちに来てリアに会ってしばらくして銀龍の今までを少しずつ思い出した…」
佐藤 「だけど、転生前…地球っていう星の日本という所で暮らしていたんだがその記憶が俺の人格を大きく左右させている」
ラグ 「地球?あぁ、アテラスが管理している星だね」
ラグ 「…」
ラグ 「ギン…今の君は誰なんだい」
佐藤 「分からない…銀龍…ラベリアとしての俺も、今まで転生きてきた俺も…そして地球で過ごした佐藤 瞬としての記憶も全て俺だ」
佐藤 「そういえばなぜ地球に居た時は魔王に襲われなかったんだ?」
ラグ 「地球は完全に魔力が無い星だからね」
ラグ 「魔力で探そうにも探せなかったんじゃないかな」
ラグ 「地球って星は星自体が特殊でギンくんが作った封龍石みたいなもので出来ているからね」
佐藤 「そうか…まぁまた行くさ地球には」
佐藤 「やるべき事もあるしな」
佐藤 「それよりラグ、見ててくれ」
ラグ 「え?何を?」
佐藤 「予想でいい、単純な魔力量なら俺はこの世界で何番目なのかを」
佐藤 「ふんっ!」
そう言った瞬間に魔力の風のようなものが佐藤の周りから吹かれる。
ラグ 「相変わらず凄いね、」
ピシピシッ
ラグ 「支配の空間が壊れそうだ…」
佐藤 「ふぅ、どうだ?」
ラグ 「んーとね、魔力量だけだど7番目くらいかな」
佐藤 「そうか」
ラグ 「1番は魔王でしょ?2番から5番目は四天魔でしょ?6番目は人間だね」
佐藤 「人間?勇者か?」
ラグ 「いや、現時点だと勇者はまだ一般人とも大差ないよ、ルアラス王国に居る1人の人間だよ」
佐藤 「そいつは気になるな、この空間から出られたら会ってみるよ」
ラグ 「詳しい事は僕も分からないけどね、相当な魔力量と実力を兼ね備えているよ、はっきりいって人間の限界を超えているよ」
ラグ 「名前は…確か、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
? 「俺の名はハイト」
湊 「え?誰ですか?」
ハイト 「そんな事は戦ってから教えるさ」
ミーシェ 「ちょっと待ちなさい、貴方は何なの?」
ミーシェ (この人何も無い空間から突然現れた…)
シメル 「どなたか存じ上げませんが湊様には指1本触れさせません」
湊 「シメル…!」
ハイト 「安心してよ、確認するだけだよ」
ムエル 「そんな魔力密度の魔気を纏って安心出来る訳無いでしょう?」
湊 「ムエル!」
ハイト 「魔気…それは違うね。僕のはもう1つ上だ」
ムエル 「上…?」
ハイト 「湊くん、ほらこっちに来なよ」
ムエル 「だから近づくなと…」
ムエル 「比理一閃(ひりいっせん)…!!」
パキッ
ムエル 「私の剣が魔力に負けた?」
ハイト 「魔気を更に魔力密度を高め完全に鎧化とすると魔装と呼ばれ生半可な攻撃じゃダメージを喰らわないんだ」
ムエル 「魔装…?」
ハイト 「まぁ簡単に言えばお嬢ちゃんと僕は戦う以前の問題ということだ」
ハイト 「さぁ、殺(や)ろうか!湊くん!」
湊 (やりたくないです…)
次回へ続く…
~閉ざされた空間~
ラグ 「今のギンくんの人格はどっちなの?」
※ラグ(創造神)
佐藤 「今の俺は…」
佐藤 「こっちに来てリアに会ってしばらくして銀龍の今までを少しずつ思い出した…」
佐藤 「だけど、転生前…地球っていう星の日本という所で暮らしていたんだがその記憶が俺の人格を大きく左右させている」
ラグ 「地球?あぁ、アテラスが管理している星だね」
ラグ 「…」
ラグ 「ギン…今の君は誰なんだい」
佐藤 「分からない…銀龍…ラベリアとしての俺も、今まで転生きてきた俺も…そして地球で過ごした佐藤 瞬としての記憶も全て俺だ」
佐藤 「そういえばなぜ地球に居た時は魔王に襲われなかったんだ?」
ラグ 「地球は完全に魔力が無い星だからね」
ラグ 「魔力で探そうにも探せなかったんじゃないかな」
ラグ 「地球って星は星自体が特殊でギンくんが作った封龍石みたいなもので出来ているからね」
佐藤 「そうか…まぁまた行くさ地球には」
佐藤 「やるべき事もあるしな」
佐藤 「それよりラグ、見ててくれ」
ラグ 「え?何を?」
佐藤 「予想でいい、単純な魔力量なら俺はこの世界で何番目なのかを」
佐藤 「ふんっ!」
そう言った瞬間に魔力の風のようなものが佐藤の周りから吹かれる。
ラグ 「相変わらず凄いね、」
ピシピシッ
ラグ 「支配の空間が壊れそうだ…」
佐藤 「ふぅ、どうだ?」
ラグ 「んーとね、魔力量だけだど7番目くらいかな」
佐藤 「そうか」
ラグ 「1番は魔王でしょ?2番から5番目は四天魔でしょ?6番目は人間だね」
佐藤 「人間?勇者か?」
ラグ 「いや、現時点だと勇者はまだ一般人とも大差ないよ、ルアラス王国に居る1人の人間だよ」
佐藤 「そいつは気になるな、この空間から出られたら会ってみるよ」
ラグ 「詳しい事は僕も分からないけどね、相当な魔力量と実力を兼ね備えているよ、はっきりいって人間の限界を超えているよ」
ラグ 「名前は…確か、」
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? 「俺の名はハイト」
湊 「え?誰ですか?」
ハイト 「そんな事は戦ってから教えるさ」
ミーシェ 「ちょっと待ちなさい、貴方は何なの?」
ミーシェ (この人何も無い空間から突然現れた…)
シメル 「どなたか存じ上げませんが湊様には指1本触れさせません」
湊 「シメル…!」
ハイト 「安心してよ、確認するだけだよ」
ムエル 「そんな魔力密度の魔気を纏って安心出来る訳無いでしょう?」
湊 「ムエル!」
ハイト 「魔気…それは違うね。僕のはもう1つ上だ」
ムエル 「上…?」
ハイト 「湊くん、ほらこっちに来なよ」
ムエル 「だから近づくなと…」
ムエル 「比理一閃(ひりいっせん)…!!」
パキッ
ムエル 「私の剣が魔力に負けた?」
ハイト 「魔気を更に魔力密度を高め完全に鎧化とすると魔装と呼ばれ生半可な攻撃じゃダメージを喰らわないんだ」
ムエル 「魔装…?」
ハイト 「まぁ簡単に言えばお嬢ちゃんと僕は戦う以前の問題ということだ」
ハイト 「さぁ、殺(や)ろうか!湊くん!」
湊 (やりたくないです…)
次回へ続く…
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