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勇者編
第57話 師匠
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第57話 師匠
ハイト (ふーむ、確かにこれは歴代の勇者の中でもかなりの素質を持ってるな…)
湊 (はぁ、はぁ、この人本当に人間か?)
ハイト 「湊くん!次は剣を見せてくれよ!」
ハイトの手の周りが急に光り剣が出てきた。
ムエル 「あれは?」
ミーシェ「創成魔法…」
シメル 「それって…」
ミーシェ「ええ、創成魔法は勇者にしか使えないオリジナルの魔法よ」
ムエル 「ではあの方も勇者…?」
ミーシェ 「おそらく…」
湊 「何だこの剣…凄く馴染む…」
ハイト 「魔力剣と言ってね、普通の剣や魔剣と違って自分の魔力に合わせてくれる剣さ」
…
湊 「剣か…」
シメル 「湊様?」
湊 (不思議な感じだ…よく手に馴染む…)
湊 (まるで生まれた時から手足だったようにこの剣の動かし方…最適な剣さばきが分かる…)
湊が少し剣を振る。
ヒュン
ハイト 「ほら湊くん…行くよ」
ハイトも剣を出しいきなり湊に襲いかかる。
鈍い音が周りを響かせる。
ムエル 「この音は?」
ミーシェ 「魔力剣は金属では無いからな…魔力同士のぶつかり合いだと鈍い音が響くのだろう」
ミーシェ (だかあのハイトの剣さばきも中々凄いものだか湊はいつの間にあの技量を?)
ハイト 「やはり湊くん!君は歴代の勇者の中でも群を抜いて剣の天才だ!」
湊 (こっちか…?いや左にフェイントを入れ突くか)
ハイト 「ははっ!もう聞いてないか!」
ムエル 「シメル…貴方この戦い目で追えてますか?」
シメル 「いいえ、全く追いつけません」
湊 (もっと速く…!)
ハイト (…マズイ!?)
湊 (…天(てん))
ハイト (今までと比べ物にならないほどの速い突き!?)
ハイト 「転移(テリト)」
湊が繰り出した突きの攻撃がギルドの壁を貫く。
ミーシェ 「まずい!通行人に当たるかも知れない!」
ハイト 「間に合うかな…湊くん一旦試合は終了だ!」
ハイトがすぐさま斬撃を追う。
シュン
湊の飛ぶ斬撃が建物に5センチくらいの穴を量産していく。
ハイト 「まずいな、あの斬撃を人が食らったらとてもじゃないが死んでしまう」
ハイト (建物とか物は僕が直しながら斬撃を追うとして…誰にも当たらないことを祈るしかない)
? 「…」
そしてある1人の通行人にそれが当たろうとした。
シュゥ…
ハイト (ここで斬撃が止まっている?歩道で?)
ハイト (ここで運良く斬撃が止まったのか?)
ハイト 「いやこの魔力の形跡…吸収された?あの衝撃を?」
ハイト (void(ボイド)か…?いやそんな訳ないか)
ハイト (ともかく被害はなかったし戻るか)
次回へ続く。
ハイト (ふーむ、確かにこれは歴代の勇者の中でもかなりの素質を持ってるな…)
湊 (はぁ、はぁ、この人本当に人間か?)
ハイト 「湊くん!次は剣を見せてくれよ!」
ハイトの手の周りが急に光り剣が出てきた。
ムエル 「あれは?」
ミーシェ「創成魔法…」
シメル 「それって…」
ミーシェ「ええ、創成魔法は勇者にしか使えないオリジナルの魔法よ」
ムエル 「ではあの方も勇者…?」
ミーシェ 「おそらく…」
湊 「何だこの剣…凄く馴染む…」
ハイト 「魔力剣と言ってね、普通の剣や魔剣と違って自分の魔力に合わせてくれる剣さ」
…
湊 「剣か…」
シメル 「湊様?」
湊 (不思議な感じだ…よく手に馴染む…)
湊 (まるで生まれた時から手足だったようにこの剣の動かし方…最適な剣さばきが分かる…)
湊が少し剣を振る。
ヒュン
ハイト 「ほら湊くん…行くよ」
ハイトも剣を出しいきなり湊に襲いかかる。
鈍い音が周りを響かせる。
ムエル 「この音は?」
ミーシェ 「魔力剣は金属では無いからな…魔力同士のぶつかり合いだと鈍い音が響くのだろう」
ミーシェ (だかあのハイトの剣さばきも中々凄いものだか湊はいつの間にあの技量を?)
ハイト 「やはり湊くん!君は歴代の勇者の中でも群を抜いて剣の天才だ!」
湊 (こっちか…?いや左にフェイントを入れ突くか)
ハイト 「ははっ!もう聞いてないか!」
ムエル 「シメル…貴方この戦い目で追えてますか?」
シメル 「いいえ、全く追いつけません」
湊 (もっと速く…!)
ハイト (…マズイ!?)
湊 (…天(てん))
ハイト (今までと比べ物にならないほどの速い突き!?)
ハイト 「転移(テリト)」
湊が繰り出した突きの攻撃がギルドの壁を貫く。
ミーシェ 「まずい!通行人に当たるかも知れない!」
ハイト 「間に合うかな…湊くん一旦試合は終了だ!」
ハイトがすぐさま斬撃を追う。
シュン
湊の飛ぶ斬撃が建物に5センチくらいの穴を量産していく。
ハイト 「まずいな、あの斬撃を人が食らったらとてもじゃないが死んでしまう」
ハイト (建物とか物は僕が直しながら斬撃を追うとして…誰にも当たらないことを祈るしかない)
? 「…」
そしてある1人の通行人にそれが当たろうとした。
シュゥ…
ハイト (ここで斬撃が止まっている?歩道で?)
ハイト (ここで運良く斬撃が止まったのか?)
ハイト 「いやこの魔力の形跡…吸収された?あの衝撃を?」
ハイト (void(ボイド)か…?いやそんな訳ないか)
ハイト (ともかく被害はなかったし戻るか)
次回へ続く。
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