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新しい本
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夜ご飯だぁぁぁぁあ!僕は今日なんと夜ご飯にソーセージ(一口より小さく切られた)を食べる許可をニアに貰ったんだよ!ほら、入っている。美味しそうでしょ?
「早く食べないと冷めますよ?」
あ、そうだね!では
「いただきます」
いつか、丸々一本を食べれる日が来るのかな?今から楽しみだよ。ついでに言えばケーキも食べれるようになるといいなぁ。ちなみに僕はフルーツのタルト派だよ。
「食べながらでいいのですが、何故絵本を見ているのか聞いていいですか?」
ん?あー、コレね。僕のお気に入りの絵本。母様が小さい時に読んでくれたんだ。
「お気に入りの絵本だよ。寝たきりでいると重たい本すら一人で読めなくて……代わりに母様がよく読んでくれてた絵本を何度も読んでたんだ。流石に大きくなってからはあまり読まなくなったけど読み直してみたんだ」
ニアは納得をしたのか小さく、何度か頷いている。仮面で表情がわからない分こうやって表してくれるから僕はニアのことがちょっとだけわかった気がするんだ。
「そうですか。……私の本読んでみますか?」
ニアの本どんなのがあるの!?ってわぁ!どっかから出てきたと思ったら何冊か宙に浮いて静止しているよ!魔法?魔法だよね!?
「え…あの……えぇー…そんなに…魔法が珍しかったんですか?」
はっ、あまりの興奮にグイグイと顔を近づけてじーーと落ち着きもなく見つめてしまった!ちょっとだけ反省。
「そうだね。僕魔法を使ったこともないしココにはほとんど人が来ないでしょ?ちょっとだけ魔法に憧れてるんだ。これ内緒だけどね、僕王族の生まれなのに魔力が少ないらしいんだ。いいなぁ~」
僕は浮かんでいる本を一冊手に持った。あれ?これ僕が読みやすいやつを選んでくれてるみたい。嬉しいや。えーと、歴史の本?かな。
「それが気になりますか?あと2時間くらいしたらお風呂に入り就寝ですので、程々にお願いします」
僕は本に夢中になり曖昧なまま返事をしてしまった。
面白いね。僕のいる国ヴェルネシアは昔、戦争をしてたらしいよ。今は平和だけどね。1人の吸血鬼と他の人間やらエルフやらの混合種族で戦っていてその1人の吸血鬼のあまりの強さに殆どのものが倒れたんだって。そんな中、鬼族、つまり今の王族の血筋が倒したんだ?ふーん、なんで戦争になったんだろうね。本には書いてないなぁ……。わぁ!!取らないでよぉ~~。
「もう、お風呂に入ってくださいね。明日起きれなくなりますよ?」
うぅ…………。こっからが良い所だったのにぃー。あ、お風呂の時間三十分過ぎてるや……。わざわざ待っててくれたんだね。ごめんなさい…僕迷惑しかかけてないよ…。この日は僕すぐお風呂に入れてもらって気持ちいいから湯船で寝ちゃった。
♢♢♢湯船で寝ていたウィリアムを運んだ後のニア♢♢♢
「··············えぇ…何故そこで寝ちゃうのですか…」
私は昔から水が苦手で飲む分には良いのだが触れる分は触れたくないたちなので。でも湯船で寝られると掃除ができないので仕方ないですが魔法でちゃちゃっと終わらせます。銀髪さんの着替えも魔法で。ベットに運ぶ時はお姫様抱っこでしたが……。正直に言うと大きな子供を面倒見てる気分だった。
「まぁ…ここにずっといれば必然といえば必然なのかもですが」
今の私が魔法を使うと疲れてしまう。この前の影響がまだ抜けてないからだ。ちょっとだけ休憩…………。そう思いそのまま眠ってしまったのに気付くのは朝だった。
「早く食べないと冷めますよ?」
あ、そうだね!では
「いただきます」
いつか、丸々一本を食べれる日が来るのかな?今から楽しみだよ。ついでに言えばケーキも食べれるようになるといいなぁ。ちなみに僕はフルーツのタルト派だよ。
「食べながらでいいのですが、何故絵本を見ているのか聞いていいですか?」
ん?あー、コレね。僕のお気に入りの絵本。母様が小さい時に読んでくれたんだ。
「お気に入りの絵本だよ。寝たきりでいると重たい本すら一人で読めなくて……代わりに母様がよく読んでくれてた絵本を何度も読んでたんだ。流石に大きくなってからはあまり読まなくなったけど読み直してみたんだ」
ニアは納得をしたのか小さく、何度か頷いている。仮面で表情がわからない分こうやって表してくれるから僕はニアのことがちょっとだけわかった気がするんだ。
「そうですか。……私の本読んでみますか?」
ニアの本どんなのがあるの!?ってわぁ!どっかから出てきたと思ったら何冊か宙に浮いて静止しているよ!魔法?魔法だよね!?
「え…あの……えぇー…そんなに…魔法が珍しかったんですか?」
はっ、あまりの興奮にグイグイと顔を近づけてじーーと落ち着きもなく見つめてしまった!ちょっとだけ反省。
「そうだね。僕魔法を使ったこともないしココにはほとんど人が来ないでしょ?ちょっとだけ魔法に憧れてるんだ。これ内緒だけどね、僕王族の生まれなのに魔力が少ないらしいんだ。いいなぁ~」
僕は浮かんでいる本を一冊手に持った。あれ?これ僕が読みやすいやつを選んでくれてるみたい。嬉しいや。えーと、歴史の本?かな。
「それが気になりますか?あと2時間くらいしたらお風呂に入り就寝ですので、程々にお願いします」
僕は本に夢中になり曖昧なまま返事をしてしまった。
面白いね。僕のいる国ヴェルネシアは昔、戦争をしてたらしいよ。今は平和だけどね。1人の吸血鬼と他の人間やらエルフやらの混合種族で戦っていてその1人の吸血鬼のあまりの強さに殆どのものが倒れたんだって。そんな中、鬼族、つまり今の王族の血筋が倒したんだ?ふーん、なんで戦争になったんだろうね。本には書いてないなぁ……。わぁ!!取らないでよぉ~~。
「もう、お風呂に入ってくださいね。明日起きれなくなりますよ?」
うぅ…………。こっからが良い所だったのにぃー。あ、お風呂の時間三十分過ぎてるや……。わざわざ待っててくれたんだね。ごめんなさい…僕迷惑しかかけてないよ…。この日は僕すぐお風呂に入れてもらって気持ちいいから湯船で寝ちゃった。
♢♢♢湯船で寝ていたウィリアムを運んだ後のニア♢♢♢
「··············えぇ…何故そこで寝ちゃうのですか…」
私は昔から水が苦手で飲む分には良いのだが触れる分は触れたくないたちなので。でも湯船で寝られると掃除ができないので仕方ないですが魔法でちゃちゃっと終わらせます。銀髪さんの着替えも魔法で。ベットに運ぶ時はお姫様抱っこでしたが……。正直に言うと大きな子供を面倒見てる気分だった。
「まぁ…ここにずっといれば必然といえば必然なのかもですが」
今の私が魔法を使うと疲れてしまう。この前の影響がまだ抜けてないからだ。ちょっとだけ休憩…………。そう思いそのまま眠ってしまったのに気付くのは朝だった。
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