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初めての魔法
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よしよし、いい子だからこっちおいで~。あ、端っこに逃げた…………。今日は魔法を教えてくれるって言ってたんだけどニアはいなかった。
「ごめんね。ニア様は今日急な予定が入ってね、今忙しいの。たから私が代わりに教えることになったよ。よろしく」
元気よく狐面をつけたまま胸を張る少女。………どうしよ。
「え、不満!?ニア様絶対主義なの!?ねぇ!あ、私ユイって聞いてる?ねぇ、聞いてる!?」
あはは、猫じゃらしって狐にも効くんだね。可愛い手でじゃれてる~。ん?聞いてる、聞いてる。あ、ごてんってこけちゃった!?ごめん!!あ、怪我してなさそう、元気よくまたじゃれてる。可愛い………。
「聞いてる、聞いてる」
「はぁ………。まぁいいや。じゃあ魔力を感じ取ってね。垂れ流すから」
ひゃい!?なんか凄い暖かい感じのが流れてる感覚するよ!?コレ、魔力なの!?
「お兄さん、感覚神経良さそうね。感じたかな?このアタタ感じのが魔力なの。本当はお兄さんにも魔法体験させたかったけど…意外なところの魔力回路がつまりかけてるからまずはそこを治さないとね」
魔力回路………?
「魔力回路はね、魔力が通る目には見えない器官だよ。魔法が使えない人は大抵が魔力回路のつまり、破損、欠陥何かが原因。ささ、魔力回路を治すよー。大人しく座っててね」
えー、歩いてたいな。魔力回路壊れてても特に死ぬ事はないから別に気にしないよ?………わわゎ!子狐さんが僕の膝に乗って丸まったよ!?ふわふわだぁ~!
「今のうちに背中失礼するねー」
なでてもいいんだよね?いいよね!?じゃあ失礼して。あ、頭はダメ?背中はいいんだね。ナデナデ。はぅ……。最高だよ。今日は子狐から来てくれるなんて……しかも撫でさせてくれたんだよ!?やばい……。あ、どいちゃった。なですぎたかな?
「はい、終わり。じゃあ時間はかかったけど魔力を出す練習しよっか?」
子狐が塀の向こうに消えちゃった…………。今度は何かご飯を用意してあげようかな。
「どうしましたか?魔法使えなかったのでしょうか?」
違うんだよ………。あ、ニアお帰り!
「ニアお帰り!ううん、子狐に今度ご飯を用意してあげようかなって考えたんだ。何が良いかな」
傘をさしたニアも似合っててかっこいいなぁ。日傘も兼ねてるのかな?
「そう…ですね。その狐のことを聞く限りはリンゴでもあげれば喜ぶかと……オレンジも食べそうですね」
そっか……分かった!覚えとくね。次いつ来るか分からないけど用意できたらしようと思う。
「さぁ銀髪さん、魔力を出す練習をしましょう」
うん。えーと流れる感じを捉えないとうん、こんな感じかな。あとは放出?かな外へ出す感じ……………どうかな?
「少し、無駄が見えますがよいかと思います。では庭ですから…火は良くないですし、水にしましょう。失敗してもあたりが水浸しになるだけなのでいっぱい練習できますよ」
水………。わかった。でもどうすればいいんだろう
「そう…ですね。まずは小さな水球を作りましょう。初級魔法のウォーターボールができますよ」
おぉ!!攻撃魔法だ!!
「魔法は想像力が大切です。決まった形など本来ないですから好きに遊ぶのもうまくなる手になります」
決まった形はないんだね。遊ぶ?じゃあ遊んでみることにするね。えいっ!あ、一発でできたよ!ニアはフリーズした。何をしたかって?水の玉を優しく作ったのを投げて顔を当てたんだ。仮面取るのかな?
「………防水なので仮面は大丈夫ですよ。よほど魔法の才能があるみたいですね。コントロールがかなり美味かったので魔力の無駄をなくしたり極めたりすれば右に出るものはいなくなるでしょう」
最後の言葉を、言った瞬間僕は頭から水に濡れた。ニアに水をかけられたらしい。よしっ!じゃあこれなら!
「えいっ!」
あ、避けられた。そういえば…ニアは僕みたいに相手方向に手のひらを向けてないね。予備動作って言うのかな?あれがなかった。これでバレたんだ………!なら僕もやってみる……あ、失敗した。しょぼいのしかでない。いや、最初っからしょぼかったけどね。もう一度、あ、さっきよりはできたけどやっぱり避けられた。って背中冷たい!?
「お兄さん、私のこと忘れてるでしょ!えいや!」
どっかの不良みたいな座り方のまま掛け声だけで水の玉をぶっかけてきた。ぎりぎり避けれず顔面に当っちゃったや。
「へっくしゅん」
くしゃみ出てきたや。
「今日はこれくらいにしてお風呂にしましょう。熱出す可能性もありますから。ユイも帰ったらすぐお風呂に入りなさい」
「「はーい」」
「ごめんね。ニア様は今日急な予定が入ってね、今忙しいの。たから私が代わりに教えることになったよ。よろしく」
元気よく狐面をつけたまま胸を張る少女。………どうしよ。
「え、不満!?ニア様絶対主義なの!?ねぇ!あ、私ユイって聞いてる?ねぇ、聞いてる!?」
あはは、猫じゃらしって狐にも効くんだね。可愛い手でじゃれてる~。ん?聞いてる、聞いてる。あ、ごてんってこけちゃった!?ごめん!!あ、怪我してなさそう、元気よくまたじゃれてる。可愛い………。
「聞いてる、聞いてる」
「はぁ………。まぁいいや。じゃあ魔力を感じ取ってね。垂れ流すから」
ひゃい!?なんか凄い暖かい感じのが流れてる感覚するよ!?コレ、魔力なの!?
「お兄さん、感覚神経良さそうね。感じたかな?このアタタ感じのが魔力なの。本当はお兄さんにも魔法体験させたかったけど…意外なところの魔力回路がつまりかけてるからまずはそこを治さないとね」
魔力回路………?
「魔力回路はね、魔力が通る目には見えない器官だよ。魔法が使えない人は大抵が魔力回路のつまり、破損、欠陥何かが原因。ささ、魔力回路を治すよー。大人しく座っててね」
えー、歩いてたいな。魔力回路壊れてても特に死ぬ事はないから別に気にしないよ?………わわゎ!子狐さんが僕の膝に乗って丸まったよ!?ふわふわだぁ~!
「今のうちに背中失礼するねー」
なでてもいいんだよね?いいよね!?じゃあ失礼して。あ、頭はダメ?背中はいいんだね。ナデナデ。はぅ……。最高だよ。今日は子狐から来てくれるなんて……しかも撫でさせてくれたんだよ!?やばい……。あ、どいちゃった。なですぎたかな?
「はい、終わり。じゃあ時間はかかったけど魔力を出す練習しよっか?」
子狐が塀の向こうに消えちゃった…………。今度は何かご飯を用意してあげようかな。
「どうしましたか?魔法使えなかったのでしょうか?」
違うんだよ………。あ、ニアお帰り!
「ニアお帰り!ううん、子狐に今度ご飯を用意してあげようかなって考えたんだ。何が良いかな」
傘をさしたニアも似合っててかっこいいなぁ。日傘も兼ねてるのかな?
「そう…ですね。その狐のことを聞く限りはリンゴでもあげれば喜ぶかと……オレンジも食べそうですね」
そっか……分かった!覚えとくね。次いつ来るか分からないけど用意できたらしようと思う。
「さぁ銀髪さん、魔力を出す練習をしましょう」
うん。えーと流れる感じを捉えないとうん、こんな感じかな。あとは放出?かな外へ出す感じ……………どうかな?
「少し、無駄が見えますがよいかと思います。では庭ですから…火は良くないですし、水にしましょう。失敗してもあたりが水浸しになるだけなのでいっぱい練習できますよ」
水………。わかった。でもどうすればいいんだろう
「そう…ですね。まずは小さな水球を作りましょう。初級魔法のウォーターボールができますよ」
おぉ!!攻撃魔法だ!!
「魔法は想像力が大切です。決まった形など本来ないですから好きに遊ぶのもうまくなる手になります」
決まった形はないんだね。遊ぶ?じゃあ遊んでみることにするね。えいっ!あ、一発でできたよ!ニアはフリーズした。何をしたかって?水の玉を優しく作ったのを投げて顔を当てたんだ。仮面取るのかな?
「………防水なので仮面は大丈夫ですよ。よほど魔法の才能があるみたいですね。コントロールがかなり美味かったので魔力の無駄をなくしたり極めたりすれば右に出るものはいなくなるでしょう」
最後の言葉を、言った瞬間僕は頭から水に濡れた。ニアに水をかけられたらしい。よしっ!じゃあこれなら!
「えいっ!」
あ、避けられた。そういえば…ニアは僕みたいに相手方向に手のひらを向けてないね。予備動作って言うのかな?あれがなかった。これでバレたんだ………!なら僕もやってみる……あ、失敗した。しょぼいのしかでない。いや、最初っからしょぼかったけどね。もう一度、あ、さっきよりはできたけどやっぱり避けられた。って背中冷たい!?
「お兄さん、私のこと忘れてるでしょ!えいや!」
どっかの不良みたいな座り方のまま掛け声だけで水の玉をぶっかけてきた。ぎりぎり避けれず顔面に当っちゃったや。
「へっくしゅん」
くしゃみ出てきたや。
「今日はこれくらいにしてお風呂にしましょう。熱出す可能性もありますから。ユイも帰ったらすぐお風呂に入りなさい」
「「はーい」」
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