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異世界は続くよどこまでも
10※R18
しおりを挟む向きを変えて、何度も挿れられて果てた。
中を擦られるたびに、ショロショロとお漏らしもした。
脚を自分で抱え、もっととねだった。
自分のペニスを握り、突かれる快感に合わせて擦ったりもした。
タロー様の上に乗り串刺し状態で、中をぐちぐちと掻き回された。
足で体重を支えるなと言わんばかりに、体を抱えられて挿れられた。
「あ、あ、あ、
こわれちゃう、よ」
「壊れてしまえ
私の可愛いアキ」
何度も中に出されて、溢れそう。
抜き差しされると中に出された精液が泡立って溢れてきた。
ベッドの背もたれに体を沈め、自分のペニスを擦る。
勃ちあがると、自分でアナルを慰める。
発情期が来たように、止まらなかった。
「もっと、アキのいやらしい姿を見せてくれ
私を求めて、浅ましく体を開くアキを」
覚えたての快感が、体中を這い回る。
猫の体は柔らかく、自分のペニスとアナルを舐める事も出来た。
「ほう、自分のペニスを舐められるのか。
では、そのまま口に含んでおれ」
亀頭を舐めていると、タロー様のペニスが挿入された。
圧倒的な快感で、自分の口に吐き出した。
「アキ、気持ちいいな。」
「うん、たろさま」
気を失ってしまったらしい。
腕にしっかり抱きしめられた朝を迎えた。
体中、ギシギシした感じがする。
「ん、アキ、起きたか」
「おはようございます」
「おはよう」
恥ずかしい。
頭がバカになってた時は良かったけど、これ、ダメ!
痴態どころじゃない。
どうしよう
「昨夜は可愛かったなー
夢じゃないって、いいなぁ」
「もうっ!」
「伴侶として刻まれた証がこの半身にある紋様だ。
アキと対になっている。
それに、アキの姿がまた一段と美しくなったな。
そのツノは前からか?」
「え?
あ、形が違う」
隠してあったツノが出ていて、更に形が変わっていた。
ねじりの入った縦巻貝みたいなツノ。
そして、長い。
「ツノは見えないように隠してたんですけど」
「本来はツノがあるのか
私と同じだな」
「本当だ、ツノ、俺もだ」
「最初から、アキは私のモノだったのかもな」
面白い運命だ。
そうそう、お互いに対の紋様が刻まれたら、殆ど人の姿になれたんだ。
肉球だった手足が、人のそれと変わらなくなって、尻尾はそのままだけど。
「さて、執事たちがうるさく言う前に、湯に入ろう」
この寝室の隣に浴室があって、昨日の残滓を落としに連れて行かれた。
ツノは多少小さく出来た。
完全に隠すことは出来なかったけど。
今日の式の時は翼もモッフモフの尻尾も全部本来の姿に戻すから、隅から隅までしっかり綺麗にしなきゃ。
肉球で洗うのは相変わらずダメだから、タロー様が洗ってくれた。
翼も、尻尾も。
本来のこの姿の方が落ち着く。
多分、わざわざ人の姿になることはないかもしれない。
お互いの体に見える紋様が、嬉しくて幸せだった。
応援ありがとうございます!
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