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36 お母様と花嫁支度
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「ネオちゃん、おかえりなさーい。さっ、これから忙しくなるわよおー」
いつもゆったり話す母様に忙しくなる、と言われても全然焦った気分にならない。本当かな、と余裕をぶっこいていたら本当に忙しかった。母様ごめんね。
休みの日に結婚の話を詰めていこうということで実家に呼ばれたため帰ったら、先輩のお父様とお兄様がそこにいた。あと法曹家さんが三人いて、事務員さん一人が揃っていた。挨拶を済ませ、なんだこの面子、と思っていると『内容を確認してサインしてくださいね』と証書とペンを渡された。
難しい文字と数字を追うのが辛くてついつい流し読みしてしまったが、中身は持参金の中身についてだったらしい。互いにいくら出すのか、俺の個人的財産、養子を取ったときの分与金、どちらかが先に亡くなったときの寡夫金、そのとき子供がいなかったら。
めっちゃ重要なことじゃねえか。馬鹿か俺は。いや馬鹿だったわ。秒でサインしたぞ。
母様ごめんねよく読んでなかった、と正直に言うと、『でしょうねえ、母様もそうだったから、ネオくんが困らないようにはしてあるわよお』とゆったり語っていた。母様が何か言うと、まあいいか、という気になれるところが好きだ。親父はたまに困っているが。そこが好きで求婚したくせに。
ここでお終いではなかった。また新キャラ登場。行商人さんである。
「さ、花嫁支度を始めますよー。じゃあねえ、まずはー、舞踏会用のお洋服と、晩餐会用のお洋服と、お茶会用のお洋服と、いつもの日の晩餐用のー」
「待って。母様待って。俺そんなに着替えが必要な男だっけ。お茶会まではわかるんだよ。外出用ってことじゃん? でもいつもの日の晩餐用ってマジで何?」
「うちは税金払ってるだけのお家だから母様もいらないでしょって思うのよー。でも相手方のお家は立派じゃない? だから結局要るんじゃないかなって思うのよねえー」
母様が『税金払ってるだけの家』と言うと、姿や口調とのギャップが凄い。なんかすみませんって気分になる。
「そ、そっか、じゃあお願いします…」
「お坊ちゃま、こちらは白雲綿を使ったものになります。手触りと保温性に優れております。そして吸湿性もございますので、長雨などで湿気の籠もる時期でも────」
「そ、それでお願いします…」
「あとー」
「あと!?」
「新婚旅行用のお帽子とー、旅行用のお帽子とー、いつもの日用のー」
「奥様、こちらは建築蜘蛛の糸を使用したリボンが美しい逸品でございます。建築蜘蛛の糸はこの世で一番と評される色艶の良さと発色性に優れておりまして────」
俺の頭はひとつしかないんだから、ひとつでいいとか、母様俺は男なんだからコルセットは要らないとか、ウエディングドレスは着ないから諦めてくれとか、とにかく斜め上の方向へふわーっと飛んでいきがちな母様との交渉に忙しかった。ウエディングドレスは要らないと言ったのに○○用のドレスはーとか言い出してまた振り出しに戻るし。
「お疲れ様ー。あとねえ、贈り物が届いてるわよー。前に何が欲しいか聞いたじゃない?」
「あー、一回先輩に話して、これがいいんじゃないとか言われたからそのまんま伝えたわ」
「もうねえ、式場も決まってるし、パーティーの準備もこれからする感じだから、ずっと前から届いてるのよー。ネオちゃん、お勉強が忙しいみたいだったからこういう報告は後回しにしてたんだけど、お礼のお手紙もちゃんとしてるから、あとは見に行くだけねえ」
「見に行く…? …うん」
『しーちゃん』と母様が執事のおっちゃんを呼んだ。母様はメイドさんの名前を覚えるまでは『そこのメイちゃん』と呼んだりするのだが、おっちゃんだけはずっとしーちゃんのままだ。『だって、可愛くない? 』だそうだ。
──────
馬車に乗って連れて行かれた先は、とある邸宅だった。そこそこ広くて立地がいい。王城が見える。俺らのどちらかの遠い親戚のお家とかかな、と思っていたが母様の一言で心臓が口から出た。
「じゃーん。ここがネオちゃんとブルーノくんのお家でーす」
「初見なんだけど!?!?」
『やだもう、そりゃそうでしょうよー、おマヌケさん』と言って母様に頭をちょんちょんとされた。
結婚ってこんなもんなのかもしれないが、鍛錬やら座学やらをこなしながら俺に手を出し、まだ先のことだと俺が思っているのをいいことに茶飲み話にかこつけて色々と勝手に決定し、裏でどんどん話を進めて詰めて、また俺に手を出す日々を送っていたんだな。
…優秀すぎやしないか。体力も凄いし。ついて行けるのか、俺。不安になってきた。これが所謂マリッジブルーか。
「いいお家だったわねー。さ、帰ったら衣装合わせにしましょうねー」
「まだあるの!? もう帰りたいよおおお!」
「やだあ。今からお家に帰るのよー。服飾師さんとお針子さんたちが先に来て待ってるわよー」
「待って、ブルーノ先輩は? 先輩の意見が要るでしょ!?」
「もう聞いてるわよお。そういう話はしたって言ってたけど、違ったのー?」
…しましたね。そういえば。
『どうせいつか結婚するんだから、ちょっと試してみようよ。ネオくんを着せ替えして遊びたい』という軽いノリで衣装屋さんに連れて行かれたことがあったのだ。えー、やだーと言って希望通りになったことはほぼないから、さっさと諦めて着せ替え人形役を全うしたのだ。着たり脱いだり布地だけを当てられたり、大変だった。
あのときの、何の素材の何色が似合うのか、などのデータを基に服飾師さんとお針子さんは衣装を作るわけだ。
先輩がなぜこんな詐欺…じゃなくて、回りくどい方法を取ったのか、わかる気がする。俺を逃がさないためだ。まだ時間の自由が利くうちに外堀をガチガチに埋めて、やっぱやめた、なんて言わせないためだ。
婚約というのは家同士の契約である。でもそれは昔ほど強固なものじゃないから、婚約破棄をした話なんてどこにでも転がっている。だから万全を期したのだ。
花嫁は何も知らなくても良いというお貴族様のやり方を踏襲した体で、早いうちから人を動かし、金の話を纏め上げた。あの人のやることだ、そうに決まっている。
ブルーグレーの目を細くして、不敵に笑っている先輩の顔が、目に浮かぶようだった。
いつもゆったり話す母様に忙しくなる、と言われても全然焦った気分にならない。本当かな、と余裕をぶっこいていたら本当に忙しかった。母様ごめんね。
休みの日に結婚の話を詰めていこうということで実家に呼ばれたため帰ったら、先輩のお父様とお兄様がそこにいた。あと法曹家さんが三人いて、事務員さん一人が揃っていた。挨拶を済ませ、なんだこの面子、と思っていると『内容を確認してサインしてくださいね』と証書とペンを渡された。
難しい文字と数字を追うのが辛くてついつい流し読みしてしまったが、中身は持参金の中身についてだったらしい。互いにいくら出すのか、俺の個人的財産、養子を取ったときの分与金、どちらかが先に亡くなったときの寡夫金、そのとき子供がいなかったら。
めっちゃ重要なことじゃねえか。馬鹿か俺は。いや馬鹿だったわ。秒でサインしたぞ。
母様ごめんねよく読んでなかった、と正直に言うと、『でしょうねえ、母様もそうだったから、ネオくんが困らないようにはしてあるわよお』とゆったり語っていた。母様が何か言うと、まあいいか、という気になれるところが好きだ。親父はたまに困っているが。そこが好きで求婚したくせに。
ここでお終いではなかった。また新キャラ登場。行商人さんである。
「さ、花嫁支度を始めますよー。じゃあねえ、まずはー、舞踏会用のお洋服と、晩餐会用のお洋服と、お茶会用のお洋服と、いつもの日の晩餐用のー」
「待って。母様待って。俺そんなに着替えが必要な男だっけ。お茶会まではわかるんだよ。外出用ってことじゃん? でもいつもの日の晩餐用ってマジで何?」
「うちは税金払ってるだけのお家だから母様もいらないでしょって思うのよー。でも相手方のお家は立派じゃない? だから結局要るんじゃないかなって思うのよねえー」
母様が『税金払ってるだけの家』と言うと、姿や口調とのギャップが凄い。なんかすみませんって気分になる。
「そ、そっか、じゃあお願いします…」
「お坊ちゃま、こちらは白雲綿を使ったものになります。手触りと保温性に優れております。そして吸湿性もございますので、長雨などで湿気の籠もる時期でも────」
「そ、それでお願いします…」
「あとー」
「あと!?」
「新婚旅行用のお帽子とー、旅行用のお帽子とー、いつもの日用のー」
「奥様、こちらは建築蜘蛛の糸を使用したリボンが美しい逸品でございます。建築蜘蛛の糸はこの世で一番と評される色艶の良さと発色性に優れておりまして────」
俺の頭はひとつしかないんだから、ひとつでいいとか、母様俺は男なんだからコルセットは要らないとか、ウエディングドレスは着ないから諦めてくれとか、とにかく斜め上の方向へふわーっと飛んでいきがちな母様との交渉に忙しかった。ウエディングドレスは要らないと言ったのに○○用のドレスはーとか言い出してまた振り出しに戻るし。
「お疲れ様ー。あとねえ、贈り物が届いてるわよー。前に何が欲しいか聞いたじゃない?」
「あー、一回先輩に話して、これがいいんじゃないとか言われたからそのまんま伝えたわ」
「もうねえ、式場も決まってるし、パーティーの準備もこれからする感じだから、ずっと前から届いてるのよー。ネオちゃん、お勉強が忙しいみたいだったからこういう報告は後回しにしてたんだけど、お礼のお手紙もちゃんとしてるから、あとは見に行くだけねえ」
「見に行く…? …うん」
『しーちゃん』と母様が執事のおっちゃんを呼んだ。母様はメイドさんの名前を覚えるまでは『そこのメイちゃん』と呼んだりするのだが、おっちゃんだけはずっとしーちゃんのままだ。『だって、可愛くない? 』だそうだ。
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馬車に乗って連れて行かれた先は、とある邸宅だった。そこそこ広くて立地がいい。王城が見える。俺らのどちらかの遠い親戚のお家とかかな、と思っていたが母様の一言で心臓が口から出た。
「じゃーん。ここがネオちゃんとブルーノくんのお家でーす」
「初見なんだけど!?!?」
『やだもう、そりゃそうでしょうよー、おマヌケさん』と言って母様に頭をちょんちょんとされた。
結婚ってこんなもんなのかもしれないが、鍛錬やら座学やらをこなしながら俺に手を出し、まだ先のことだと俺が思っているのをいいことに茶飲み話にかこつけて色々と勝手に決定し、裏でどんどん話を進めて詰めて、また俺に手を出す日々を送っていたんだな。
…優秀すぎやしないか。体力も凄いし。ついて行けるのか、俺。不安になってきた。これが所謂マリッジブルーか。
「いいお家だったわねー。さ、帰ったら衣装合わせにしましょうねー」
「まだあるの!? もう帰りたいよおおお!」
「やだあ。今からお家に帰るのよー。服飾師さんとお針子さんたちが先に来て待ってるわよー」
「待って、ブルーノ先輩は? 先輩の意見が要るでしょ!?」
「もう聞いてるわよお。そういう話はしたって言ってたけど、違ったのー?」
…しましたね。そういえば。
『どうせいつか結婚するんだから、ちょっと試してみようよ。ネオくんを着せ替えして遊びたい』という軽いノリで衣装屋さんに連れて行かれたことがあったのだ。えー、やだーと言って希望通りになったことはほぼないから、さっさと諦めて着せ替え人形役を全うしたのだ。着たり脱いだり布地だけを当てられたり、大変だった。
あのときの、何の素材の何色が似合うのか、などのデータを基に服飾師さんとお針子さんは衣装を作るわけだ。
先輩がなぜこんな詐欺…じゃなくて、回りくどい方法を取ったのか、わかる気がする。俺を逃がさないためだ。まだ時間の自由が利くうちに外堀をガチガチに埋めて、やっぱやめた、なんて言わせないためだ。
婚約というのは家同士の契約である。でもそれは昔ほど強固なものじゃないから、婚約破棄をした話なんてどこにでも転がっている。だから万全を期したのだ。
花嫁は何も知らなくても良いというお貴族様のやり方を踏襲した体で、早いうちから人を動かし、金の話を纏め上げた。あの人のやることだ、そうに決まっている。
ブルーグレーの目を細くして、不敵に笑っている先輩の顔が、目に浮かぶようだった。
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