路地裏に捨てられた絶望アルファは希望を知る
いつも性癖がお世話になっております。
受けちゃん主人公最推しオタクにも関わらず、シェンぱぱにどきどきめろめろになっており「こんな…受け主人公至上主義オタクの風上にもおけない浮気を…」と思っていたのですが、この作品はもしかしなくとも今はKindleにて配信されておられます『果ての森に転生した〜』のアフターストーリーもといサナン篇ということでしょうか…!!!??
前作の仲良し主人公トリオが大好きでしたので、彼らが大人になっても仲が良く、またある意味恋のライバル(というにはあまりにも親愛が深い)だったサナンの将来を案じているリヤードに大変胸が苦しくなるような愛おしさを憶えます。
不幸のオンパレードな人生にも関わらずひとりでも生き抜く気概や、さすがαと思わせる男前の片鱗を見せているネイジェくんに対して…あの…サナン、あなたそんなにポンコツでしたか…!!?と微笑まし過ぎてにこにこです。
かつてベータのシェンくんに惹かれていたサナンがαのネイジェくんをツガイ認定していそうなご様子に、『サナンの運命は元から、Ωでもβでもなく共に生きることの出来るαだったのだ』と勝手に救われたような気持ちになっています。
前作ではトリオの中でもしっかり者のイメージだったサナン、長命種故に実は内面の成長が他の二人よりもゆっくりなのかな…狼より犬っぽくなっちゃってるサナン、大変良いです。
物語の端端でリヤシェンの相思相愛っぷりが散りばめられているのもすごくすごくハッピーなのですが、今のところ一番好きなシーンはネイジェくんの両親が生きているかも…→でももううちの子だよね、と頷きあうリヤシェンに満たされているネイジェくんと、王城から『サナンとシェンのいる』街に早く帰りたいと思っているネイジェくんのシーンです。
リヤードとネイジェくんの関係はある意味本当の男親と息子みたいな、リスペクトはあるけれどサラッとした仲の良さに対して、ネイジェくんからサナンやシェンくんへの感情はより親しみのある柔らかい感情なのがキュンと来ます。
また、今作ではリヤードがたくさんお話してくれるのも嬉しく感じています。前作はオメガの第二王子だけど男として平民ベータ男子を好きになるという、色んなことがままならない彼でしたが、今作では自由に羽ばたきまくってるのがすごく嬉しいのです。
乱文すみません、引き続き応援しております!
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