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4章
王都、突入
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早朝から支度を始め、最後の準備を終えた全員が緊張感に包まれていた。本陣で待機し避難者を救護する為に、各地から神官達も駆けつけていた。ユーフォーンで出会ったニーロさんもその一人で、志願してやって来たと言う。他にも俺が出会った神官達を何人も見かけた。
「コミュ司教が来て下さるなんて」
「本当はマヤト司教が来たがったのですが、さすがに止めました。アランの事はお任せ下さい。しかしまぁ、しばらく会わぬ間に、この子も立派になったものですな」
「いない間の事、どうかよろしくお願いします」
「ジュンヤ様。俺はどうしても行っちゃダメですか?」
「ダメだよ。ここで待っていてくれるか?それと、たくさんの人が救出されて来る筈だ。その人達を頼むよ?」
「はいっ!」
これでアランの心配もない。俺はティアやダリウス達と合流し、門のギリギリまで馬で行きそこから先は全員が徒歩移動だ。馬の分まで魔石がなかったし、瘴気があると馬が怖がって進まなくなるからだ。
スレイトさんが門に合図を送ると、跳ね橋がゆっくりと降りて来て俺達は進んでいった。門番の顔色が悪い。それでも瘴気から離れている分マシで、門の警備は重要な為他部署に行かずに警備を続けているらしい。交代要員が少ない為、かなり疲弊しているようだった。
「門兵達でこれを食べてください」
自分の力の消耗を防ぐ為に飴と水飴を大量に作って来た。材料の蜜は、カルマド伯が商人を各地に手配し手に入れてくれた。
更にケローガで世話になった領主館の料理人と歩夢君が調理をしてくれて、最後に俺が触れて浄化の力を込めた。マジックバッグがあれば大量に持ち運べるし、水飴は弱った人でも食べられるから多めに持ち込む。
「よし、先に進むぞ」
「穏やかだった筈の民が、一部凶暴化しております。殿下、ダリウス様、皆様に御武運を」
門兵に見送られ先に進む。そこは薄らと霞がかかった様な状態だった。王宮に近いほど、それは濃い様に見えた。
「これは酷い」
ティアが呻いた。俺もショックで声も出ない。みんなが持っている魔石がキラキラと輝き、浄化を始めていた。でも、これでは早くしなければ魔石の力が尽きてしまうかも知れない。
「皆の者、作戦通りに右翼と左翼に分かれ民の救出を始めろ。グラント、神官を頼むぞ。我らは王宮へ向かう。スレイト、先導せよ!」
「「「「はっ!!!」」」」
ティアの号令と共に、作戦通りに救出班が分かれて行く。俺達は早足で王宮へと向かうが、ヨロヨロと足取りのおぼつかない市民が襲いかかって来て、騎士に気絶をさせられて行く。体が弱っているせいか特別力が強い訳でもなく、殴られれば簡単に倒れ気を失っていった。
そして、彼らの目的は、俺。
「こいつらはどうみても洗脳だな。どいつもこいつも神子を渡せって言葉しか言わん」
ダリウスがうんざりした様に、また一人捕縛して気絶させる。
「ナトルという司教は、なんという酷い真似をするのでしょう……確かにジュンヤ様は特別ですが、力で屈服するなど愚か者の所業ですのに」
エマーソンさんは誇り高い貴族だ。捕らえた人達を哀れみの目で見つめている。そこへレニドールがやって来た。
「神子様。ラジート様が、この先は俺では保たないので変われと言っています。この先は、お任せします。すいません」
「良いんだ。ラジート様が君を守りたい気持ちを受け取れば良い」
「はい。では、しつれ、い……」
一瞬体が傾いだが、直ぐにスッと背筋が伸び目つきが変わった。
「ラジート様、行きましょうか」
「うむ……神子、アレの力が増幅している。そして、我が神子と共にいるのと気がついている。」
「えっ?!」
「連れてこいと声がする。そなたの魔石がなければ耐えられぬ。この先、我に対しても油断をするな。もしも我が正気を失ったら……」
そこまで言ってから、ダリウスとティアに視線を送った。
「心の臓を貫け。他の場所ではならぬ。私はアレと繋がっており、肉体が活動を停止しなければ死なぬ。これはアレも同じ事。アレに全ての力が流れる前に殺すのだ。良いな、神子の伴侶達よ」
「ああ、その時は遠慮なくぶった斬ってやる」
「望み通り逝かせてやろう」
二人なら、きっとやり遂げるだろう。でもそれはレニドールの死を意味していて……
「俺がなんとかして見せますからっ!! 助けますから!!」
「ふっ……ああ、頼りにしているぞ、我が神子よ」
いつもの不遜な態度は鳴りを潜め、俺に向かって儚く微笑んだ。俺達には見せない様にしているが、本当は苦しいんだと思う。一刻も早い浄化を目指し、再び王宮へと歩みを進めた。
「ダリウス様、転送が止まってしまい全文が読めません!ですが、閉じ込められている可能性が高いです!」
「くそっ。転送も使えんのか……」
「ダリウス?」
歩きながらも、担当の騎士が後宮にいるというファルボド様達と連絡を取ろうとしていた。手紙用の魔道具しかない為、通信が切れてしまうと細切れ状態でこちらに届いてしまう。その逆もあるだろう。俺達が向かっているという連絡も送っているが、ちゃんと届いているかどうかは分からない。
「父上……」
苦しげなダリウスの背中を叩く。
「ダリウスの父上なんだろう?きっと大丈夫だ! 信じよう」
「ああ、そうだな」
ダリウスはキッと前を向き直すと、フラフラとゾンビの様に現れた青年をいなして先を急いだ。王宮に近いほど彼らも弱り、襲って来ても大して脅威ではなかった。彼らをすぐに助けたいが、ナトルを倒さなくちゃいけない。ただ、倒れた彼らの体には茨の模様が浮かんでいて、このまま置いて行ったら助からないのでは、と胸が切り裂かれそうに苦しい。それでも進まなくちゃいけないんだ……!
「ごめんなさいっ……!」
「ジュンヤ様。お辛いでしょうが進みましょう」
「そうだ。我々のすべき事を優先するのだ」
「うんっ、行くよっ!!」
王宮を守る門に着いた時、門兵の詰所はもぬけの殻だった。瘴気に煙る王宮を進むと、あちこちに茨の塊があった。この大きさはもしや、人間……? 戦いを挑んだ騎士達だろうか。
「彼らの勇気に報いねばならぬな」
ティアがポツリと呟き、剣を抜いた。
「ここからは、ナトルの手中だろう。皆に命じる。いざという時は、生き抜く事を優先せよ。皆は国の宝だ。生きてこそ出来る事があるのだとジュンヤが教えてくれた。死んではならぬぞ!!」
「ティア……。」
熱血物語なら、命を賭けろという場面だろう。でも、生きろと言ってくれた。そうだ。生きているから逆境を打開出来るんだ。
「「「「おおぉぉ~!!!」」」」
全員が呼応し、抜刀したまま玉座の広間を目指して行ったが、ゾンビの様によろめく騎士だけではなく、茨が襲いかかって来た。
「くっ!! こいつは簡単に切れねぇ奴だっ!! 炎を使うしかねぇが、最小限にしろよ!! 水の奴はすぐ後ろに控えて延焼を防げ!!」
「「「はっ!!」」」
ダリウスと火属性の騎士達が先頭に出て、水属性が飛び散る火花を消して行く。だが、控えの間に入ると。玉座の広間へ続くドアを茨がみっしりと覆っていた。
「くそっ!! キリがねぇ!! 魔力切れに気を付けろよ」
玉座が近づくにつれて、俺達の周囲は魔石の光で薄らと光っている。扉を開けたこの先は、もっと濃い瘴気があると感じていた。
「神子、手を貸せ」
「ラジート様? はい」
ラジートは俺と手を繋ぐと、右手を茨の壁に当て、俺達には理解出来ない言語で歌う様に何かを唱えた。すると、茨達がスルリとラジートの手に纏わり付きゆっくりと掌に吸い込まれて行った。それは、バーレーズを飲み込んだ時に似ていた。
「大丈夫なんですか?!」
「これは我の力の一部。僅かだが取り戻せた。これで少しは我も戦えよう」
ナトルに力を吸われ続けて、ラジートは殆ど人間と同じくらいの魔力になってしまい、ここまで辿り着くに苦労していた。
「だが、人間はこの先辛かろう。庇護者以外、神子の加護が僅かな者は待つ方が良い」
一部の騎士は複数持たせた魔石が砕けていた。茨や敵を斬れば斬る程その差は顕著だった。
「ラドクルト、ウォーベルト……」
魔石の消耗の激しさはこの二人が一番だった。
「私も行きます!!」
「俺だって行くっすよ!!」
「お前らを死なせたくねぇ。待て」
ダリウスが止めるのは当然だった。
「しかしっ!!」
「行けるっす!」
粘る二人に、エマーソンさんが魔石を手渡した。
「お前達はジュンヤ様に一番近い。その思いの強さを信じて託そう。誰か余裕のある奴はウォルに分けてやってくれ。」
エマーソンさんの言葉で、また一人魔石をウォーベルトに渡す。
「エマーソンさん、みんな……」
「ふふ。私もお供したかったのですが、この二人の思いには負けてしまいますからね」
パチンと一つウインクをして、微笑んだ。ありがとうございます……
「任せたぞ、二人共!!」
エマーソンさんが二人の肩をバシンと叩いた。
「はい! 任せて下さい!」
「やるっすよ!!」
二人は闘志を剥き出しにし微笑んだ。
そして、玉座の広間の扉が、重々しい響きと共に開かれて行った。
「コミュ司教が来て下さるなんて」
「本当はマヤト司教が来たがったのですが、さすがに止めました。アランの事はお任せ下さい。しかしまぁ、しばらく会わぬ間に、この子も立派になったものですな」
「いない間の事、どうかよろしくお願いします」
「ジュンヤ様。俺はどうしても行っちゃダメですか?」
「ダメだよ。ここで待っていてくれるか?それと、たくさんの人が救出されて来る筈だ。その人達を頼むよ?」
「はいっ!」
これでアランの心配もない。俺はティアやダリウス達と合流し、門のギリギリまで馬で行きそこから先は全員が徒歩移動だ。馬の分まで魔石がなかったし、瘴気があると馬が怖がって進まなくなるからだ。
スレイトさんが門に合図を送ると、跳ね橋がゆっくりと降りて来て俺達は進んでいった。門番の顔色が悪い。それでも瘴気から離れている分マシで、門の警備は重要な為他部署に行かずに警備を続けているらしい。交代要員が少ない為、かなり疲弊しているようだった。
「門兵達でこれを食べてください」
自分の力の消耗を防ぐ為に飴と水飴を大量に作って来た。材料の蜜は、カルマド伯が商人を各地に手配し手に入れてくれた。
更にケローガで世話になった領主館の料理人と歩夢君が調理をしてくれて、最後に俺が触れて浄化の力を込めた。マジックバッグがあれば大量に持ち運べるし、水飴は弱った人でも食べられるから多めに持ち込む。
「よし、先に進むぞ」
「穏やかだった筈の民が、一部凶暴化しております。殿下、ダリウス様、皆様に御武運を」
門兵に見送られ先に進む。そこは薄らと霞がかかった様な状態だった。王宮に近いほど、それは濃い様に見えた。
「これは酷い」
ティアが呻いた。俺もショックで声も出ない。みんなが持っている魔石がキラキラと輝き、浄化を始めていた。でも、これでは早くしなければ魔石の力が尽きてしまうかも知れない。
「皆の者、作戦通りに右翼と左翼に分かれ民の救出を始めろ。グラント、神官を頼むぞ。我らは王宮へ向かう。スレイト、先導せよ!」
「「「「はっ!!!」」」」
ティアの号令と共に、作戦通りに救出班が分かれて行く。俺達は早足で王宮へと向かうが、ヨロヨロと足取りのおぼつかない市民が襲いかかって来て、騎士に気絶をさせられて行く。体が弱っているせいか特別力が強い訳でもなく、殴られれば簡単に倒れ気を失っていった。
そして、彼らの目的は、俺。
「こいつらはどうみても洗脳だな。どいつもこいつも神子を渡せって言葉しか言わん」
ダリウスがうんざりした様に、また一人捕縛して気絶させる。
「ナトルという司教は、なんという酷い真似をするのでしょう……確かにジュンヤ様は特別ですが、力で屈服するなど愚か者の所業ですのに」
エマーソンさんは誇り高い貴族だ。捕らえた人達を哀れみの目で見つめている。そこへレニドールがやって来た。
「神子様。ラジート様が、この先は俺では保たないので変われと言っています。この先は、お任せします。すいません」
「良いんだ。ラジート様が君を守りたい気持ちを受け取れば良い」
「はい。では、しつれ、い……」
一瞬体が傾いだが、直ぐにスッと背筋が伸び目つきが変わった。
「ラジート様、行きましょうか」
「うむ……神子、アレの力が増幅している。そして、我が神子と共にいるのと気がついている。」
「えっ?!」
「連れてこいと声がする。そなたの魔石がなければ耐えられぬ。この先、我に対しても油断をするな。もしも我が正気を失ったら……」
そこまで言ってから、ダリウスとティアに視線を送った。
「心の臓を貫け。他の場所ではならぬ。私はアレと繋がっており、肉体が活動を停止しなければ死なぬ。これはアレも同じ事。アレに全ての力が流れる前に殺すのだ。良いな、神子の伴侶達よ」
「ああ、その時は遠慮なくぶった斬ってやる」
「望み通り逝かせてやろう」
二人なら、きっとやり遂げるだろう。でもそれはレニドールの死を意味していて……
「俺がなんとかして見せますからっ!! 助けますから!!」
「ふっ……ああ、頼りにしているぞ、我が神子よ」
いつもの不遜な態度は鳴りを潜め、俺に向かって儚く微笑んだ。俺達には見せない様にしているが、本当は苦しいんだと思う。一刻も早い浄化を目指し、再び王宮へと歩みを進めた。
「ダリウス様、転送が止まってしまい全文が読めません!ですが、閉じ込められている可能性が高いです!」
「くそっ。転送も使えんのか……」
「ダリウス?」
歩きながらも、担当の騎士が後宮にいるというファルボド様達と連絡を取ろうとしていた。手紙用の魔道具しかない為、通信が切れてしまうと細切れ状態でこちらに届いてしまう。その逆もあるだろう。俺達が向かっているという連絡も送っているが、ちゃんと届いているかどうかは分からない。
「父上……」
苦しげなダリウスの背中を叩く。
「ダリウスの父上なんだろう?きっと大丈夫だ! 信じよう」
「ああ、そうだな」
ダリウスはキッと前を向き直すと、フラフラとゾンビの様に現れた青年をいなして先を急いだ。王宮に近いほど彼らも弱り、襲って来ても大して脅威ではなかった。彼らをすぐに助けたいが、ナトルを倒さなくちゃいけない。ただ、倒れた彼らの体には茨の模様が浮かんでいて、このまま置いて行ったら助からないのでは、と胸が切り裂かれそうに苦しい。それでも進まなくちゃいけないんだ……!
「ごめんなさいっ……!」
「ジュンヤ様。お辛いでしょうが進みましょう」
「そうだ。我々のすべき事を優先するのだ」
「うんっ、行くよっ!!」
王宮を守る門に着いた時、門兵の詰所はもぬけの殻だった。瘴気に煙る王宮を進むと、あちこちに茨の塊があった。この大きさはもしや、人間……? 戦いを挑んだ騎士達だろうか。
「彼らの勇気に報いねばならぬな」
ティアがポツリと呟き、剣を抜いた。
「ここからは、ナトルの手中だろう。皆に命じる。いざという時は、生き抜く事を優先せよ。皆は国の宝だ。生きてこそ出来る事があるのだとジュンヤが教えてくれた。死んではならぬぞ!!」
「ティア……。」
熱血物語なら、命を賭けろという場面だろう。でも、生きろと言ってくれた。そうだ。生きているから逆境を打開出来るんだ。
「「「「おおぉぉ~!!!」」」」
全員が呼応し、抜刀したまま玉座の広間を目指して行ったが、ゾンビの様によろめく騎士だけではなく、茨が襲いかかって来た。
「くっ!! こいつは簡単に切れねぇ奴だっ!! 炎を使うしかねぇが、最小限にしろよ!! 水の奴はすぐ後ろに控えて延焼を防げ!!」
「「「はっ!!」」」
ダリウスと火属性の騎士達が先頭に出て、水属性が飛び散る火花を消して行く。だが、控えの間に入ると。玉座の広間へ続くドアを茨がみっしりと覆っていた。
「くそっ!! キリがねぇ!! 魔力切れに気を付けろよ」
玉座が近づくにつれて、俺達の周囲は魔石の光で薄らと光っている。扉を開けたこの先は、もっと濃い瘴気があると感じていた。
「神子、手を貸せ」
「ラジート様? はい」
ラジートは俺と手を繋ぐと、右手を茨の壁に当て、俺達には理解出来ない言語で歌う様に何かを唱えた。すると、茨達がスルリとラジートの手に纏わり付きゆっくりと掌に吸い込まれて行った。それは、バーレーズを飲み込んだ時に似ていた。
「大丈夫なんですか?!」
「これは我の力の一部。僅かだが取り戻せた。これで少しは我も戦えよう」
ナトルに力を吸われ続けて、ラジートは殆ど人間と同じくらいの魔力になってしまい、ここまで辿り着くに苦労していた。
「だが、人間はこの先辛かろう。庇護者以外、神子の加護が僅かな者は待つ方が良い」
一部の騎士は複数持たせた魔石が砕けていた。茨や敵を斬れば斬る程その差は顕著だった。
「ラドクルト、ウォーベルト……」
魔石の消耗の激しさはこの二人が一番だった。
「私も行きます!!」
「俺だって行くっすよ!!」
「お前らを死なせたくねぇ。待て」
ダリウスが止めるのは当然だった。
「しかしっ!!」
「行けるっす!」
粘る二人に、エマーソンさんが魔石を手渡した。
「お前達はジュンヤ様に一番近い。その思いの強さを信じて託そう。誰か余裕のある奴はウォルに分けてやってくれ。」
エマーソンさんの言葉で、また一人魔石をウォーベルトに渡す。
「エマーソンさん、みんな……」
「ふふ。私もお供したかったのですが、この二人の思いには負けてしまいますからね」
パチンと一つウインクをして、微笑んだ。ありがとうございます……
「任せたぞ、二人共!!」
エマーソンさんが二人の肩をバシンと叩いた。
「はい! 任せて下さい!」
「やるっすよ!!」
二人は闘志を剥き出しにし微笑んだ。
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