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4章
絆の夜 2 *R18
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「ジュンヤ様、とうとうこの日を迎えて、私は感無量です」
優しい優しいエルビス。
「俺もうれしい……エルビス、だいすきだよ」
ちゅっちゅっと、何度も優しいキスを繰り返す。
「全く、あの男はもっと優しくすれば良いのに。そう、こんな風に……」
「あんっ!」
チェーンの隙間から覗く乳首をきゅっと摘み、優しく擦りながらキスを続けるエルビス。もうどこもかしこも敏感で、たったそれだけの刺激で俺はピクピク震える。
「ふふ。可愛いです。ああ、今夜からは夫婦です。私の愛しい方」
「あぁん……もっと、いっぱい触って……?」
「私に触られるのが好きですか?」
「すきだ。エルビスの手、だいすき」
「嬉しいです。こんなエッチな物を身につけて待っていてくれて、本当に嬉しい」
首筋に舌を這わせ、ゆっくりと下に降りていき右に乳首をパクリと口に含まれる。さっきまでダリウスに責められていたアナルはうずうずと疼くけど、エルビスの優しい愛撫も楽しみたいなんて俺は欲張りだ。
「勝負って何をしたんだ?」
「内緒です」
パチンと悪戯っぽくウインクするエルビス。ああ、こんなに砕けた顔見せるようになってたんだ……どうしよう、凄く嬉しい。
「旦那様……早くエッチな事、いっぱいして?」
「っ? だっ?! 旦那様っ?! ジュンヤ様っ!」
「結婚したら、夫は旦那様って呼ぶだろう? 違う?」
「ちがっ、違いませんがっ! 身分がっ!」
また身分? そんなのどうでも良いし。
「そんなの関係ないから、今、俺を抱くんだろう?」
「ーーっ! そう、ですね。ああ……ジュンヤ様。あなたはどこまで私を夢中にさせるんでしょう」
「俺も毎日エルビスが好きなるよ? 三日も会えなくて寂しかったんだ。」
そう。一番近くにいたエルビスが三日もいないこの時間は、もっともっと長く感じていた。想像以上にエルビスの存在が大きく、喪失感が大きかった。
ゆっくりと大きく温かい手が体を優しく、しかし確実に快感を与えながら撫でていくと、心地よさに大きくため息が溢れた。
「私も寂しかったです。三日もお側にいられないなんて、長かった……」
「うん、俺もだ。ぎゅっとして?」
「では、そうして愛し合いましょう」
エルビスは俺をひょいっと起こし、抱き上げて足の間に俺を入れて対面に座らせた。
「ん。これすき……」
ぴったり体をくっつけあって、すごく安心する。
「キスする……んむっ……んん……」
「はぁ……可愛いですね、ジュンヤ様」
「エルビスも可愛いよ?」
むしろ、エルビスの方が健気で可愛いと思う。優しくしてくれるのは嬉しいけど、もうナカに来て欲しいなぁ。
「エルビス、そのまま動かないでな?」
「えっ?」
「よいしょっ。」
エルビスの肩に左手で捕まり腰を浮かす。さっきからゴツゴツ当たってるのに、本当に我慢ばっかりするんだから。先走りで滑るぺ○スに手を添えて、俺のナカにゆっくりと導く。
「ジュ、ジュンヤ様……してくださるんですか?」
「うん……はしたない?」
「いいえっ! 大歓迎です!」
「ふふっ。かーわいい」
唇に軽くキスをして、もう一度手を添えてゆっくりと腰を落としていく。
「んんっ、ふぅ、はぁぁ……!」
あぁ、エルビスの太いのが、来る……もっと奥まで、もう少し……!!
「くっ……うぅ、ジュンヤ様の中……すごく、熱くて、気持ち良い、です……」
エルビスの色っぽい吐息が愛おしい。もっと、気持ち良くしてあげたい。
「はぁ、もう、少しぃ……!」
息を吐きながらようやく全てを受け入れた。
「ジュンヤ様ぁ……」
「んっ……エルビス、俺、きもちい?」
「いいです、すごくイイ……」
本当に可愛い。見上げると愛しそうに見つめるエメラルドの瞳がうるうるとしている。
「はぅ、あ、あん、んんっ!」
ゆっくりと二人で息を合わせて体を揺らすと、太い幹にナカが擦られジンジンと熱く燃え上がる。
「んっ、ああっ、エルビスッ! いい……ぎゅっとして、揺らして……」
「ええ、こうですか?」
しっかりと抱きしめてくれた背中にしがみつき、腰を擦り付けて快感を貪る。
「はぁぁん……!」
きもちいい……抱きしめられて全身優しく撫でられて、エルビスの香りに全身包まれて体が蕩けそう……。
「くっ、俺ん時と違う! めちゃめちゃ甘えてるじゃねーかっ!」
「可愛いな……なにが違うのだ? 被虐趣味があるのかと思っていたのに」
「私の時はもっと暴れん坊なのに……」
「ふぁ?」
あ、そうだった。見られてるんだっけ……。いつも通りに甘えちゃってた。
「ーー少し黙ってて貰えませんか? ジュンヤ様の気が散ります」
「エルビス、俺、甘えてて恥ずかしい……?」
「何の問題もありません。私はジュンヤ様を甘やかして、大事に大事にする為に存在するのです。もっと甘やかしていいですか? お願いします。私がそうしたいのです」
そっか。全部任せて甘えちゃっても良いんだった。エルビスはどんな俺も受け止めてくれるから……
エルビスにしか見せない顔を見られちゃうけど、エルビスにとってそれは自分だけの俺って見せつけたいのかな?
「エルビス、エルビス! 大好きっ! もっと、いっぱいぐりぐりして?」
エルビスも他の人に見せない顔を俺に見せてくれるから、俺もエルビスにしか見せない顔を晒して、他の誰にも変わることは出来ないと示すんだ。
今夜は、きっとそういう夜なんだってやっと分かった。それぞれとの全く違うセックスは、愛し方の違いでもある。
「はぁっ! もう、突いても良いですか?」
「良いっ! 早くぅ~!」
「っ! ふっ、ふっ!」
「あっ、あっ、あっ!! んっ、ん、はぁっ!」
エルビスに腹に自分のぺ○スを擦り付け、汗ばんだ胸にキスをする。エルビスの体臭が薫ってめちゃくちゃ興奮する。
美味しい……
息が乱れるが、それでもエルビスの浅黒い肌に吸い付き舌を這わせ味わうのをやめられない。ふと強い衝動にかられ、胸元に強く吸い付き軽く歯を立てる。
「っ!? ジュンヤ様?」
「はぁ、はぁ、見て。俺のって、印……」
くっきりと浮かんだ鬱血痕に満足して微笑む。
「俺にもつけて?」
「お望みとあらば喜んで」
「んっ」
首筋に口付けて、痛いほど吸い上げられる。ああ、俺はエルビスの物だ……
「これでお揃いです。私の可愛い花嫁さん」
嬉しい。すべてが甘くて幸せだ。優しくて、穏やかで、でもそれだけではない強い心を持った男は俺の夫になった。
「旦那様、めちゃくちゃにして?」
「こ、ここでそれは反則ですっ!」
「うあっ?!」
コロンと倒されて正常位でズンズンと激しく突き入れられると、もう堪らなかった。
「あっ、イイ! あっ!」
「優しく、しようとっ! したっ、のに!!」
「し、なくて、いい、か、あうっ!あんっ!」
ゆさゆさと揺さぶられるままに体を全て預けて、我を忘れて貪られる喜びに心が震える。
その熱い熱情は俺だけに向けて欲しい。
はにかむ可愛い笑顔も俺だけのもの。
エルビスは、俺が自分の意思で初めて男の精を飲んだ、特別な男……
ケローガで初めてその腕の中で目を覚ました時から……いや、きっとそのずっと前から、決して手放せない男になっていた。
「あっ! そこっ! イッちゃう! イッちゃ……!」
「うっ、くぅ! ジュンヤ様、もう少し、我慢ですよ。一緒に、イきましょう?」
「んっ、あっ、そこは我慢できなっ! あっ!」
我慢して、という癖にコツコツと前立腺を責め立ててくるエルビス。気持ち良すぎてぎゅうぎゅう締め付けてしまい、その太さを改めて思い知る。
「ここも、可愛がってあげますね?」
ぬるぬるの俺のぺ○スを上下に擦り、ナカと同時に責められればあっという間に限界が来てしまう。
「イッちゃ、も、イッちゃうっ、むりむりっ! ーーっ! ぅあ~~っ!!」
がくがくと絶え間ない絶頂にエルビスの腕にしがみつく。
「私もっ! ジュンヤ様っ!!」
どくどくとナカに熱い滴が注がれて、エルビスの優しい力が全身に染み渡っていく。
ああ……しあわせ……きもちぃ、ちから……
「えるびしゅぅ……きもちぃよぉ……。」
「ああ……ジュンヤ様……愛しています。この命尽きるまで、あなたと共にいます」
「うん……あいしてるぅ……」
繋がったまま、ぎゅっと抱きしめ合って息を整える。
「ジュンヤ様、お体は辛くないですか?」
「だいじょうぶ……あっ……まだ、はなれちゃヤだ……」
「私も離れたくないですよ……」
ちゅっと軽くキスしてから苦笑する。
「離れたくありませんが、殿下の視線が痛いので……今はお譲りしなくては」
「ティア?」
左を見れば、ティアが拗ねた顔で座っている。こんな顔初めて見た。
「おこってる?」
「違う! ーー見ているだけなのが、辛かっただけだ。ジュンヤはいやらしく乱れて可愛いし、早く触れたかった」
「つぎがティア?」
「そうだ」
我慢してるのが辛かったんだ。いっぱい愛してやらなきゃ。
「では、名残惜しいですが……」
「んんっ、はぁん……」
ああ、抜けちゃった。寂しい。
「ティア、俺、ナカがさみしい……」
「っ!! よし、すぐに寂しくなくなるからな?」
素早く入れ替わった俺の王子様は、やっと美しいほほ笑みを見せてくれた。
ーーーー
はい!次は殿下です。4連続Rはジュンヤの体力だけでなく作者の体力も奪います! でも楽しいです。
優しい優しいエルビス。
「俺もうれしい……エルビス、だいすきだよ」
ちゅっちゅっと、何度も優しいキスを繰り返す。
「全く、あの男はもっと優しくすれば良いのに。そう、こんな風に……」
「あんっ!」
チェーンの隙間から覗く乳首をきゅっと摘み、優しく擦りながらキスを続けるエルビス。もうどこもかしこも敏感で、たったそれだけの刺激で俺はピクピク震える。
「ふふ。可愛いです。ああ、今夜からは夫婦です。私の愛しい方」
「あぁん……もっと、いっぱい触って……?」
「私に触られるのが好きですか?」
「すきだ。エルビスの手、だいすき」
「嬉しいです。こんなエッチな物を身につけて待っていてくれて、本当に嬉しい」
首筋に舌を這わせ、ゆっくりと下に降りていき右に乳首をパクリと口に含まれる。さっきまでダリウスに責められていたアナルはうずうずと疼くけど、エルビスの優しい愛撫も楽しみたいなんて俺は欲張りだ。
「勝負って何をしたんだ?」
「内緒です」
パチンと悪戯っぽくウインクするエルビス。ああ、こんなに砕けた顔見せるようになってたんだ……どうしよう、凄く嬉しい。
「旦那様……早くエッチな事、いっぱいして?」
「っ? だっ?! 旦那様っ?! ジュンヤ様っ!」
「結婚したら、夫は旦那様って呼ぶだろう? 違う?」
「ちがっ、違いませんがっ! 身分がっ!」
また身分? そんなのどうでも良いし。
「そんなの関係ないから、今、俺を抱くんだろう?」
「ーーっ! そう、ですね。ああ……ジュンヤ様。あなたはどこまで私を夢中にさせるんでしょう」
「俺も毎日エルビスが好きなるよ? 三日も会えなくて寂しかったんだ。」
そう。一番近くにいたエルビスが三日もいないこの時間は、もっともっと長く感じていた。想像以上にエルビスの存在が大きく、喪失感が大きかった。
ゆっくりと大きく温かい手が体を優しく、しかし確実に快感を与えながら撫でていくと、心地よさに大きくため息が溢れた。
「私も寂しかったです。三日もお側にいられないなんて、長かった……」
「うん、俺もだ。ぎゅっとして?」
「では、そうして愛し合いましょう」
エルビスは俺をひょいっと起こし、抱き上げて足の間に俺を入れて対面に座らせた。
「ん。これすき……」
ぴったり体をくっつけあって、すごく安心する。
「キスする……んむっ……んん……」
「はぁ……可愛いですね、ジュンヤ様」
「エルビスも可愛いよ?」
むしろ、エルビスの方が健気で可愛いと思う。優しくしてくれるのは嬉しいけど、もうナカに来て欲しいなぁ。
「エルビス、そのまま動かないでな?」
「えっ?」
「よいしょっ。」
エルビスの肩に左手で捕まり腰を浮かす。さっきからゴツゴツ当たってるのに、本当に我慢ばっかりするんだから。先走りで滑るぺ○スに手を添えて、俺のナカにゆっくりと導く。
「ジュ、ジュンヤ様……してくださるんですか?」
「うん……はしたない?」
「いいえっ! 大歓迎です!」
「ふふっ。かーわいい」
唇に軽くキスをして、もう一度手を添えてゆっくりと腰を落としていく。
「んんっ、ふぅ、はぁぁ……!」
あぁ、エルビスの太いのが、来る……もっと奥まで、もう少し……!!
「くっ……うぅ、ジュンヤ様の中……すごく、熱くて、気持ち良い、です……」
エルビスの色っぽい吐息が愛おしい。もっと、気持ち良くしてあげたい。
「はぁ、もう、少しぃ……!」
息を吐きながらようやく全てを受け入れた。
「ジュンヤ様ぁ……」
「んっ……エルビス、俺、きもちい?」
「いいです、すごくイイ……」
本当に可愛い。見上げると愛しそうに見つめるエメラルドの瞳がうるうるとしている。
「はぅ、あ、あん、んんっ!」
ゆっくりと二人で息を合わせて体を揺らすと、太い幹にナカが擦られジンジンと熱く燃え上がる。
「んっ、ああっ、エルビスッ! いい……ぎゅっとして、揺らして……」
「ええ、こうですか?」
しっかりと抱きしめてくれた背中にしがみつき、腰を擦り付けて快感を貪る。
「はぁぁん……!」
きもちいい……抱きしめられて全身優しく撫でられて、エルビスの香りに全身包まれて体が蕩けそう……。
「くっ、俺ん時と違う! めちゃめちゃ甘えてるじゃねーかっ!」
「可愛いな……なにが違うのだ? 被虐趣味があるのかと思っていたのに」
「私の時はもっと暴れん坊なのに……」
「ふぁ?」
あ、そうだった。見られてるんだっけ……。いつも通りに甘えちゃってた。
「ーー少し黙ってて貰えませんか? ジュンヤ様の気が散ります」
「エルビス、俺、甘えてて恥ずかしい……?」
「何の問題もありません。私はジュンヤ様を甘やかして、大事に大事にする為に存在するのです。もっと甘やかしていいですか? お願いします。私がそうしたいのです」
そっか。全部任せて甘えちゃっても良いんだった。エルビスはどんな俺も受け止めてくれるから……
エルビスにしか見せない顔を見られちゃうけど、エルビスにとってそれは自分だけの俺って見せつけたいのかな?
「エルビス、エルビス! 大好きっ! もっと、いっぱいぐりぐりして?」
エルビスも他の人に見せない顔を俺に見せてくれるから、俺もエルビスにしか見せない顔を晒して、他の誰にも変わることは出来ないと示すんだ。
今夜は、きっとそういう夜なんだってやっと分かった。それぞれとの全く違うセックスは、愛し方の違いでもある。
「はぁっ! もう、突いても良いですか?」
「良いっ! 早くぅ~!」
「っ! ふっ、ふっ!」
「あっ、あっ、あっ!! んっ、ん、はぁっ!」
エルビスに腹に自分のぺ○スを擦り付け、汗ばんだ胸にキスをする。エルビスの体臭が薫ってめちゃくちゃ興奮する。
美味しい……
息が乱れるが、それでもエルビスの浅黒い肌に吸い付き舌を這わせ味わうのをやめられない。ふと強い衝動にかられ、胸元に強く吸い付き軽く歯を立てる。
「っ!? ジュンヤ様?」
「はぁ、はぁ、見て。俺のって、印……」
くっきりと浮かんだ鬱血痕に満足して微笑む。
「俺にもつけて?」
「お望みとあらば喜んで」
「んっ」
首筋に口付けて、痛いほど吸い上げられる。ああ、俺はエルビスの物だ……
「これでお揃いです。私の可愛い花嫁さん」
嬉しい。すべてが甘くて幸せだ。優しくて、穏やかで、でもそれだけではない強い心を持った男は俺の夫になった。
「旦那様、めちゃくちゃにして?」
「こ、ここでそれは反則ですっ!」
「うあっ?!」
コロンと倒されて正常位でズンズンと激しく突き入れられると、もう堪らなかった。
「あっ、イイ! あっ!」
「優しく、しようとっ! したっ、のに!!」
「し、なくて、いい、か、あうっ!あんっ!」
ゆさゆさと揺さぶられるままに体を全て預けて、我を忘れて貪られる喜びに心が震える。
その熱い熱情は俺だけに向けて欲しい。
はにかむ可愛い笑顔も俺だけのもの。
エルビスは、俺が自分の意思で初めて男の精を飲んだ、特別な男……
ケローガで初めてその腕の中で目を覚ました時から……いや、きっとそのずっと前から、決して手放せない男になっていた。
「あっ! そこっ! イッちゃう! イッちゃ……!」
「うっ、くぅ! ジュンヤ様、もう少し、我慢ですよ。一緒に、イきましょう?」
「んっ、あっ、そこは我慢できなっ! あっ!」
我慢して、という癖にコツコツと前立腺を責め立ててくるエルビス。気持ち良すぎてぎゅうぎゅう締め付けてしまい、その太さを改めて思い知る。
「ここも、可愛がってあげますね?」
ぬるぬるの俺のぺ○スを上下に擦り、ナカと同時に責められればあっという間に限界が来てしまう。
「イッちゃ、も、イッちゃうっ、むりむりっ! ーーっ! ぅあ~~っ!!」
がくがくと絶え間ない絶頂にエルビスの腕にしがみつく。
「私もっ! ジュンヤ様っ!!」
どくどくとナカに熱い滴が注がれて、エルビスの優しい力が全身に染み渡っていく。
ああ……しあわせ……きもちぃ、ちから……
「えるびしゅぅ……きもちぃよぉ……。」
「ああ……ジュンヤ様……愛しています。この命尽きるまで、あなたと共にいます」
「うん……あいしてるぅ……」
繋がったまま、ぎゅっと抱きしめ合って息を整える。
「ジュンヤ様、お体は辛くないですか?」
「だいじょうぶ……あっ……まだ、はなれちゃヤだ……」
「私も離れたくないですよ……」
ちゅっと軽くキスしてから苦笑する。
「離れたくありませんが、殿下の視線が痛いので……今はお譲りしなくては」
「ティア?」
左を見れば、ティアが拗ねた顔で座っている。こんな顔初めて見た。
「おこってる?」
「違う! ーー見ているだけなのが、辛かっただけだ。ジュンヤはいやらしく乱れて可愛いし、早く触れたかった」
「つぎがティア?」
「そうだ」
我慢してるのが辛かったんだ。いっぱい愛してやらなきゃ。
「では、名残惜しいですが……」
「んんっ、はぁん……」
ああ、抜けちゃった。寂しい。
「ティア、俺、ナカがさみしい……」
「っ!! よし、すぐに寂しくなくなるからな?」
素早く入れ替わった俺の王子様は、やっと美しいほほ笑みを見せてくれた。
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はい!次は殿下です。4連続Rはジュンヤの体力だけでなく作者の体力も奪います! でも楽しいです。
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