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少年編 第1章
公爵とソファーの上
しおりを挟むソファーで寝転んだまま、僕はレナードに渡されたピアノ線を指先でなぞり、クッションの間に挟み込んだ。
これから何か身に良くないことが起こるのだと思うと怖い。
そう思いながらも先程までレナードと一緒に居れた事が嬉しくてたまらなかった。そして彼が与えてくれた淫らな快感を思い起こすと体がゾクゾクした。
もう一度、して貰えば良かった…。ズボンの中の僕は窮屈で辛い。
コンコンッとドアをノックする音が聞こえる。
「…はい…。」
心許無く答えると、ニヤニヤと笑いながら公爵が入ってきた。
「大丈夫かね?エリアス君?うん?」
そう言うと公爵は後ろ手でドアを閉めた。
近づくたびに床がぎしりと音を立てる。
その様は余り美しいものではなかった。
「熱はどうだい?」
そう言って僕が横たわるソファーの端に腰掛けて、僕のおでこを触った。
皮膚の分厚さを感じる大きな手で、おでこにそっと手を当てて熱を測る。
そのまま僕の肌をまるで花ビラを触るように撫でて、手のひらで頬を包んだ。
気持ち悪い…
彼の触り方にはそこはかと無い厭らしさがあって不快だ。だが逃げてはいけない。秘密の部屋を見つけないと…。
「苦しそうだね…もう少し胸元を開けてあげようか?」
そう言って僕を試した。僕は黙っていた。
公爵は承諾なしに、さらに僕のシャツのボタンを少しずつ開けて様子を見、僕が抵抗しないとわかると、殆ど乳首が丸見えになる程下の方までボタンを外した。
「…ハァッ…ハァッ…。」
でっぷり太った体を上下させ、公爵の息が上がって行く。僕より公爵が薬を飲んだみたいだ。
汗をかきながら僕の乳首を盗み見して、公爵の目がギラギラしていく。
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