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第4話
数日が経って、私とお父様は城に呼び出されていた。
お父様が陛下と話し合い、婚約破棄の手続きが終わったらしい。
明日には無関係となるから、陛下が話をしておきたくなったようだ。
玉座のある部屋に到着して、私とお父様の前には国王とラウド王子がいる。
護衛の人達はいるけど、他の王子の姿はなくて――国王が、私達に話す。
「誓約書の通り、明日からラウドとキャシーはお互い関わらない。それでいいな」
「はい。魔法学園では同じクラスなので偶然関わることがあるかもしれませんが、それ以外で関わることはしません」
ラウドが誓約書の内容を言い、私とお父様が賛同する。
これで私は、2度とラウドと関わらなくて済む。
安堵していると、私に向かってラウドが話す。
「キャシーよ、一応言っておこう……元婚約者だからと、俺の立場を利用することはできんぞ」
「それは当然でしょう。私はそんなことをする気は一切ありません」
私がショックを受けるとでも、ラウドは考えていたのだろうか。
そんなことは今まで考えたこともなかったから、私はラウドの発言に呆れるしかない。
私の反応を見て、ラウドは屈辱か顔を赤くして叫ぶ。
「ぐっ……貴様とはもう絶対に関わらん! 2度と俺に話しかけてくるな!!」
「わかっています。ラウド殿下も、私に2度と関わらないでください」
そう言って、私は陛下に渡していた誓約書の1枚を受け取る。
同じ内容の誓約書が2枚あって、私とラウドの分だ。
どちらかがあれば効力を発揮して、お互いが所持することになっていた。
「慰謝料はもう払っている……すまなかった」
国王は私達に謝って、ラウドを蔑んだように眺めている。
事情は知っているようで、甘やかしすぎていると考えているのかもしれない。
「陛下が謝ることではありません。それでは、失礼いたします」
お父様と私は、城から出て行く。
婚約の破棄ができたから――明日からラウドが関わることはなくて、私は嬉しかった。
■◇■◇■◇■◇■
帰りの馬車の中で、お父様が私に尋ねる。
「これでもう、キャシーは実力を隠す必要がなくなったが……どうするつもりだ?」
お父様は私が実力を隠していることを知っていて、ラウドの性格から納得していた。
婚約破棄した後どうするのかが気になったようで、私は今後の行動を話す。
「これから私は、様々な魔法を使っていきます」
「そうか。キャシーが決めたのなら、それでいいだろう」
「魔法学園に入学して半年が経つと、自由に魔法が使えるようになります。いい機会でした」
魔法学園は入学してから半年の間は、決まった魔法しか使えない。
これは基礎が大事だからのようだけど、そのせいで私は初級魔法を失敗し続けていた。
来月になると、新入生の使用する魔法の制限がなくなる。
ラウドと関わらなくていいのだから、私は本来の力を発揮するだけだ。
これからラウドは後悔することとなるけど、私は関わる気がなかった。
お父様が陛下と話し合い、婚約破棄の手続きが終わったらしい。
明日には無関係となるから、陛下が話をしておきたくなったようだ。
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「誓約書の通り、明日からラウドとキャシーはお互い関わらない。それでいいな」
「はい。魔法学園では同じクラスなので偶然関わることがあるかもしれませんが、それ以外で関わることはしません」
ラウドが誓約書の内容を言い、私とお父様が賛同する。
これで私は、2度とラウドと関わらなくて済む。
安堵していると、私に向かってラウドが話す。
「キャシーよ、一応言っておこう……元婚約者だからと、俺の立場を利用することはできんぞ」
「それは当然でしょう。私はそんなことをする気は一切ありません」
私がショックを受けるとでも、ラウドは考えていたのだろうか。
そんなことは今まで考えたこともなかったから、私はラウドの発言に呆れるしかない。
私の反応を見て、ラウドは屈辱か顔を赤くして叫ぶ。
「ぐっ……貴様とはもう絶対に関わらん! 2度と俺に話しかけてくるな!!」
「わかっています。ラウド殿下も、私に2度と関わらないでください」
そう言って、私は陛下に渡していた誓約書の1枚を受け取る。
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どちらかがあれば効力を発揮して、お互いが所持することになっていた。
「慰謝料はもう払っている……すまなかった」
国王は私達に謝って、ラウドを蔑んだように眺めている。
事情は知っているようで、甘やかしすぎていると考えているのかもしれない。
「陛下が謝ることではありません。それでは、失礼いたします」
お父様と私は、城から出て行く。
婚約の破棄ができたから――明日からラウドが関わることはなくて、私は嬉しかった。
■◇■◇■◇■◇■
帰りの馬車の中で、お父様が私に尋ねる。
「これでもう、キャシーは実力を隠す必要がなくなったが……どうするつもりだ?」
お父様は私が実力を隠していることを知っていて、ラウドの性格から納得していた。
婚約破棄した後どうするのかが気になったようで、私は今後の行動を話す。
「これから私は、様々な魔法を使っていきます」
「そうか。キャシーが決めたのなら、それでいいだろう」
「魔法学園に入学して半年が経つと、自由に魔法が使えるようになります。いい機会でした」
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これは基礎が大事だからのようだけど、そのせいで私は初級魔法を失敗し続けていた。
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ラウドと関わらなくていいのだから、私は本来の力を発揮するだけだ。
これからラウドは後悔することとなるけど、私は関わる気がなかった。
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※第一話のキャラがざまぁされそうな感じはありますが、今回はざまぁがメインの作品ではありません。もしかしたら、このキャラも更生していい子になっちゃったりする可能性もあります。(このあたり、現時点ではどうするか展開考えていないです)