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第37話
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どうやらジトアは、バハムスが協力していると考えたようだ。
ジトアは私が調合していた魔法薬を持って、バハムスに話す。
「俺はルーミエの魔法薬を毒薬に変えたこともわかっている。これは貴様が魔法で変えたのだろう?」
私はジトアの発言に、驚くしかない。
霧でマーサが魔法による攻撃を仕掛けてきて、その隙にバハムスが私の魔法薬を毒薬に変える。
恐らくそれがバハムスの目的で、ジトアは警戒してくれたようだ。
ジトアの発言を聞いて、激昂したバハムスが叫ぶ。
「液体に毒を入れるのは水魔法の高度な魔法だ。俺に使えるわけないだろう! 貴様が入れたのではないのか!!」
「なに……?」
「魔法の実力的に、それ以外考えれない……先生、ジトアが魔法を使ったか調べてください!」
ジトアがそんなことするわけないと思うけど、魔法の腕からバハムスの発言はおかしくない。
先生はまずジトアを魔法で調べるけど、水魔法を使っていないと判明する。
当然だと私は思うしかなくて――その後、バハムスも調査が行われたけど、水魔法は使っていないと判断されていた。
私とジトアは、それでもバハムスが犯人だと確信していた。
ジトアは私が調合していた魔法薬を持って、バハムスに話す。
「俺はルーミエの魔法薬を毒薬に変えたこともわかっている。これは貴様が魔法で変えたのだろう?」
私はジトアの発言に、驚くしかない。
霧でマーサが魔法による攻撃を仕掛けてきて、その隙にバハムスが私の魔法薬を毒薬に変える。
恐らくそれがバハムスの目的で、ジトアは警戒してくれたようだ。
ジトアの発言を聞いて、激昂したバハムスが叫ぶ。
「液体に毒を入れるのは水魔法の高度な魔法だ。俺に使えるわけないだろう! 貴様が入れたのではないのか!!」
「なに……?」
「魔法の実力的に、それ以外考えれない……先生、ジトアが魔法を使ったか調べてください!」
ジトアがそんなことするわけないと思うけど、魔法の腕からバハムスの発言はおかしくない。
先生はまずジトアを魔法で調べるけど、水魔法を使っていないと判明する。
当然だと私は思うしかなくて――その後、バハムスも調査が行われたけど、水魔法は使っていないと判断されていた。
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