11 / 11
第11話
しおりを挟む
私が城で暮らすようになってから、1年が経っていた。
元夫と元家族は、私を連れ戻すことを諦めている。
そして私の元父は「娘のマイラにでできたことは、自分も絶対にできる」と思い込んだらしい。
魔石の加工をとにかく行うも、成功せず魔石が壊れていく。
私は魔石を眺めて触れることで加工できる箇所わかることだけど、元家族は何をしてもわからず勘でやったようだ。
私も最初は勘だけど、一度成功したことでどうすれば魔石を加工できるのかわかるようになっている。
元家族は焦りから成功することができず、リアース侯爵家で入手できる魔石をほとんど壊したようだ。
魔石が壊れると魔法道具が作れず、評判を更に落として従業員が辞めていく。
関わっていると知られたら自身の評価が下がると判断したようで、雇おうとしても誰も来なかったようだ。
全て執事長だったセインが報告してくれたようで、今のセインは別の屋敷で働いているらしい。
リアース侯爵家とドラリザ伯爵家は没落するようだけど、私が何かすることはなかった。
仕事を終えて、私の部屋にアルベール王子が来てくれる。
どうやら私に話したいことがあるようで、アルベールが言う。
「マイラの功績は素晴らしく、俺が結婚しても問題ないと父上から許可が出た」
「それなら私が拒む理由はありません……アルベール様は、本当に私と婚約するつもりですか?」
先月アルベールに告白されて、私は平民だから問題が起こると話している。
その返答を予測していたアルベールは行動していたと聞き、私は尋ねてしまう。
「1年間君と一緒にいて、これからも一緒にいて欲しいと思えた――マイラがよければ、私と婚約して欲しい」
「わかりました。私もここにいたいと思っています」
本心を話して、私とアルベールの婚約が決まる。
これからも私に期待してくれるアルベールと一緒だから、幸せな日々になりそうだ。
元夫と元家族は、私を連れ戻すことを諦めている。
そして私の元父は「娘のマイラにでできたことは、自分も絶対にできる」と思い込んだらしい。
魔石の加工をとにかく行うも、成功せず魔石が壊れていく。
私は魔石を眺めて触れることで加工できる箇所わかることだけど、元家族は何をしてもわからず勘でやったようだ。
私も最初は勘だけど、一度成功したことでどうすれば魔石を加工できるのかわかるようになっている。
元家族は焦りから成功することができず、リアース侯爵家で入手できる魔石をほとんど壊したようだ。
魔石が壊れると魔法道具が作れず、評判を更に落として従業員が辞めていく。
関わっていると知られたら自身の評価が下がると判断したようで、雇おうとしても誰も来なかったようだ。
全て執事長だったセインが報告してくれたようで、今のセインは別の屋敷で働いているらしい。
リアース侯爵家とドラリザ伯爵家は没落するようだけど、私が何かすることはなかった。
仕事を終えて、私の部屋にアルベール王子が来てくれる。
どうやら私に話したいことがあるようで、アルベールが言う。
「マイラの功績は素晴らしく、俺が結婚しても問題ないと父上から許可が出た」
「それなら私が拒む理由はありません……アルベール様は、本当に私と婚約するつもりですか?」
先月アルベールに告白されて、私は平民だから問題が起こると話している。
その返答を予測していたアルベールは行動していたと聞き、私は尋ねてしまう。
「1年間君と一緒にいて、これからも一緒にいて欲しいと思えた――マイラがよければ、私と婚約して欲しい」
「わかりました。私もここにいたいと思っています」
本心を話して、私とアルベールの婚約が決まる。
これからも私に期待してくれるアルベールと一緒だから、幸せな日々になりそうだ。
265
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
貴方が要らないと言ったのです
藍田ひびき
恋愛
「アイリス、お前はもう必要ない」
ケヴィン・サージェント伯爵から一方的に離縁を告げられたアイリス。
彼女の実家の資金援助を目当てにした結婚だったため、財政が立て直された今では結婚を続ける意味がなくなったとケヴィンは語る。
屈辱に怒りを覚えながらも、アイリスは離縁に同意した。
しかしアイリスが去った後、伯爵家は次々と困難に見舞われていく――。
※ 他サイトにも投稿しています。
【完結】精神的に弱い幼馴染を優先する婚約者を捨てたら、彼の兄と結婚することになりました
当麻リコ
恋愛
侯爵令嬢アメリアの婚約者であるミュスカーは、幼馴染みであるリリィばかりを優先する。
リリィは繊細だから僕が支えてあげないといけないのだと、誇らしそうに。
結婚を間近に控え、アメリアは不安だった。
指輪選びや衣装決めにはじまり、結婚に関する大事な話し合いの全てにおいて、ミュスカーはリリィの呼び出しに応じて行ってしまう。
そんな彼を見続けて、とうとうアメリアは彼との結婚生活を諦めた。
けれど正式に婚約の解消を求めてミュスカーの父親に相談すると、少し時間をくれと言って保留にされてしまう。
仕方なく保留を承知した一ヵ月後、国外視察で家を空けていたミュスカーの兄、アーロンが帰ってきてアメリアにこう告げた。
「必ず幸せにすると約束する。どうか俺と結婚して欲しい」
ずっと好きで、けれど他に好きな女性がいるからと諦めていたアーロンからの告白に、アメリアは戸惑いながらも頷くことしか出来なかった。
婚約破棄と言われても、どうせ好き合っていないからどうでもいいですね
うさこ
恋愛
男爵令嬢の私には婚約者がいた。
伯爵子息の彼は帝都一の美麗と言われていた。そんな彼と私は平穏な学園生活を送るために、「契約婚約」を結んだ。
お互い好きにならない。三年間の契約。
それなのに、彼は私の前からいなくなった。婚約破棄を言い渡されて……。
でも私たちは好きあっていない。だから、別にどうでもいいはずなのに……。
【完結】婚約破棄はしたいけれど傍にいてほしいなんて言われましても、私は貴方の母親ではありません
すだもみぢ
恋愛
「彼女は私のことを好きなんだって。だから君とは婚約解消しようと思う」
他の女性に言い寄られて舞い上がり、10年続いた婚約を一方的に解消してきた王太子。
今まで婚約者だと思うからこそ、彼のフォローもアドバイスもしていたけれど、まだそれを当たり前のように求めてくる彼に驚けば。
「君とは結婚しないけれど、ずっと私の側にいて助けてくれるんだろう?」
貴方は私を母親だとでも思っているのでしょうか。正直気持ち悪いんですけれど。
王妃様も「あの子のためを思って我慢して」としか言わないし。
あんな男となんてもう結婚したくないから我慢するのも嫌だし、非難されるのもイヤ。なんとかうまいこと立ち回って幸せになるんだから!
嘘の誓いは、あなたの隣で
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢ミッシェルは、公爵カルバンと穏やかに愛を育んでいた。
けれど聖女アリアの来訪をきっかけに、彼の心が揺らぎ始める。
噂、沈黙、そして冷たい背中。
そんな折、父の命で見合いをさせられた皇太子ルシアンは、
一目で彼女に惹かれ、静かに手を差し伸べる。
――愛を信じたのは、誰だったのか。
カルバンが本当の想いに気づいた時には、
もうミッシェルは別の光のもとにいた。
婚約者に嫌われた伯爵令嬢は努力を怠らなかった
有川カナデ
恋愛
オリヴィア・ブレイジャー伯爵令嬢は、未来の公爵夫人を夢見て日々努力を重ねていた。その努力の方向が若干捻れていた頃、最愛の婚約者の口から拒絶の言葉を聞く。
何もかもが無駄だったと嘆く彼女の前に現れた、平民のルーカス。彼の助言のもと、彼女は変わる決意をする。
諸々ご都合主義、気軽に読んでください。数話で完結予定です。
ごきげんよう、元婚約者様
藍田ひびき
恋愛
「最後にお会いしたのは、貴方から婚約破棄を言い渡された日ですね――」
ローゼンハイン侯爵令嬢クリスティーネからアレクシス王太子へと送られてきた手紙は、そんな書き出しから始まっていた。アレクシスはフュルスト男爵令嬢グレーテに入れ込み、クリスティーネとの婚約を一方的に破棄した過去があったのだ。
手紙は語る。クリスティーネの思いと、アレクシスが辿るであろう末路を。
※ 3/29 王太子視点、男爵令嬢視点を追加しました。
※ 3/25 誤字修正しました。
※ なろうにも投稿しています。
貴方の子ではありません
藍田ひびき
恋愛
国で唯一の聖樹の護り手「盟樹者」であるアーサー・レッツェル子爵は、妻のいる身でありながら平民の女性セリーヌへ手を出していた。しかし妻が身籠るとあっさりセリーヌを捨ててしまう。
数年後、次代の盟樹者を見定める儀式が行われることになり、アーサーは意気揚々と息子エリアスを連れて儀式に挑む。しかしエリアスに全く反応しない聖樹にアーサーは焦る。そこへセリーヌが現れて…?
サクッと読める短編です。
※ 他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる