次は幸せな結婚が出来るかな？

領騎士達と遠征団

エメリアーナ達が屋敷に入って行くのを見送った遠征団達はセルビド公爵領騎士に宿舎に案内して貰っていた。


宿舎についたら交代で風呂に入り、後から風呂に入る組はホーンラビットの毛皮の剥ぐ作業が出来る所を借り作業をした。



領騎士「うわぁ～！ホーンラビットですか
！王女様が木箱を出された時に何だろうと気になっていたんですが凄い数ですね～！
野営地が今の生息地なんですかね？」



遠征騎士「かもしれないな！王女様には預かって頂いていたんだよ！野営中の夜に襲ってきたから眠気覚ましにもなるしで言うことなしだった！」



領騎士「では焼くため道具も用意します」



遠征騎士「ありがとう！頼む！」



その後、領騎士の宿舎の外で遠征団達と仕事終わりの領騎士達とで宿舎の外で晩ご飯を食べていた。



領団長「仲良く飯食ってるみたいだな！」



領騎士「団長！？お屋敷で晩餐では？」



遠征団達「「「お邪魔してます」」」



領団長「７歳の王女様がいるんだぞ！俺には無理だな！」



遠征達「エメリアーナ王女は癇癪持ちではありませんよ？」

「我が儘でもありませんよ？」

「王女のおかげで移動時の食事は柔らかいパンに王宮調理場が作ったスープでした」

「ホーンラビットも預かってくれましたし、、」



領団長「そっ、そうか、、いや、、７歳の
王女様との会話が、、子供が苦手なだけだ
！！それだけだ」



遠征団達の非難に近い言葉を浴び、たじたじになった領団長だった。



遠征魔法師「明日の王女の魔法をご覧になられたら大丈夫ですよ」



領団長「王女様は攻撃魔法の上級限定だったよな？」



遠征魔法師「はい、そうですが試しに初級攻撃魔法の火魔法を使われた時に魔法師団訓練場の結界を壊されましたから、、」



領団長「初級攻撃魔法でか？本当か？」



遠征魔法師「その場にはいませんでしたが
レオニス第３団長とサイエン副師団長は立ち会いされてましたよ」



領団長「ほぉー！だが、明日も火魔法だと
素材と魔石が大丈夫か？」


遠征魔法師「明日は風魔法を試されますから大丈夫だと思います」



遠征騎士「トレントも王女がアイテムボックスを使って収納されますから運ぶ必要も
考えなくて良いですから」



領団長「アイテムボックスを何故、王女様がって思っていたが、、まぁ、、貴重な存在だな！」



遠征魔法師「そうです！スキルもギフトも加護も凄いですから！ポーションを飲む必要がないなんて、、、羨ましい、、私も欲しかったです」


その場にいた魔法師達は皆、同意見だった
し、、騎士達も、、疲れたら自ら回復魔法を使い、怪我したら治癒魔法を使い、訓練していたエメリアーナの姿を思い浮かべて羨ましくなった。


その後も楽しく交流しながら彼らは夜を過ごした。