次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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嬉しい知らせ?

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遠征から帰って来て1ヶ月が過ぎたある日
、エメリアーナは国王執務室に呼ばれて訪ねた。



王女「失礼致します」



国王「あぁ、、エメリアーナ来たか、、座りなさい」



王女「はい」



国王執務室には父親である国王とバクスタ宰相の2人が待っていた。



ソファに座り、しばらく待っていると騎士団総団長ダンレスに第3騎士団団長レオニスが執務室に入ってきた。



宰相「では揃いましたので陛下!お願い致します」



国王「そうだな」



執務机から移動し、ソファに座った国王から、、



国王「エメリアーナ!次のトレント討伐遠征の話をしよう」



王女「また、遠征に行って宜しいのですか
?」



国王「あぁ、許可することにした、、宰相
、詳細を」



宰相「はい、ではエメリアーナ王女、今回はすぐに王宮には戻れませんが覚悟はおありでしょうか?」



王女「えぇ、野営でも文句は言いません」



宰相「いえ、野営はありませんが今回はトレント討伐だけではなく、魔物を討伐して
戴く可能性が多いにあります、、トレントとホーンラビットは実際にご覧になられた
でしょうが、、」



宰相の話の続きは、、、


今回は西の方へ行き、トレントが増殖し、魔の森にした森を斬り開き、開拓地にする為に行き、それが終われば別の所へ討伐遠征に向かう。



開拓予定地までは騎士団総団長ダンレスが同行し、済み次第、そこでダンレスが率いる軍とは別れ、前回の遠征軍に土魔法が使える魔法師を3人ほど増やして出発する。



(魔物ねぇ~、、、まぁ、、魔法で遠距離攻撃すれば良いんだし、、どうにかなるよね?魔法ガンガンぶっ放せるなら文句なんて言わない!ちなみに同世代でお兄様達みたいな良い男子がいれば良いなぁ~)



宰相「エメリアーナ王女、最後に訊きますが行かれますか?」



王女「はい!行きますわ」



国王「エメリアーナ、、本当に行くのか?
ファミーノやエリオルトにしばらくは会えないのだぞ?」



王女「はい!お母様やお兄様達のことは心配ですが、、魔法を、、いえ、、国の為に行きますわ!」


(ヤバいヤバい、、考えごとをしてたから魔法をぶっ放しまくるとか言いそうになったわー、、ダメダメ!自室に戻るまで気を抜いては!)



国王「なぜに王宮にいるファミーノやエリオルト達を心配するのだ?」



王女「えっ?なぜって!お父様、私は加護のおかげで毒も呪いも効きませんし、、、ギフトで治癒の回復魔法も使えるのですからいざって時にはあのポーションを飲まずに済みますでしょう?」



国王「そうだな、、」



宰相「そうですね、、王族の中でエメリアーナ王女が1番強く、、いえ、、無敵、、
失礼、、安全でした」



(ちょっい!宰相!否定出来ないし、しないけど、、ポーション要らずの加護はマジで嬉しかったから良いけどね!あのヤバいポーション類を改良しようとは誰もしないのが不思議だけど!私はもう必要ないからどうでも良いや!)



王女「ダンレス様?レオニス叔父様も笑いを堪えておられるのはわかっておりますのよ?」



オスカー「しっ、、失礼しま、した」



レオニス「すっ、すまない、、」



エメリアーナの座るソファの後ろに立っていたダンレスとレオニスだったが笑いを我慢したのだが我慢している時の呼吸の音でバレてしまった。










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